2010年12月25日土曜日

童話 : みんしゅのゆくえ

 あるところにM社という、菅常務の懸命な努力で築きあげられた会社がありました。何回も何回も再編や合併を繰り返しましたが、いつもJ社の2番手となっていました。
 そのM社が、ある日、人気投票でユーザーの圧倒的支持を得て業界のトップになりました。
 J社の業界運営に不信感を抱いたユーザーが、M社に大きな期待を持ち、一度主導権を取らせてみようと思っての選択でした。

 これを機に、役員の中から社長に選ばれたのが、長年お母様から多額の小遣いをもらって、奥様と一緒にトップになる夢を追い続けてきた鳩山お坊ちゃまでした。
 小沢常務を会長に、菅常務を専務に引き上げ、外部役員の亀井取締役等を加え周辺を固めました。
 実務においても藤井財務担当役員や蓮舫総務担当役員など能力ある人材を配置し、期待の持てる布陣を敷きました。
 社員の評判もユーザーの評判も、当初は良かったのですが、政治も経済にも疎いお坊ちゃまは、J社が提携をし、今まで散々支えてもらっていた米国大企業の沖縄工場を、企業の同意も得ず思いつきだけで移転させると発表してしまいました。
 騒音や安全に悩まされ移転を望んでいた現地ユーザーは大喜びをしました。
 さらに、ユーザーに向けて補助金をバラ撒くなど、人気を向上させるため餌をバラ撒きました。
 しかし、移転予定先の各所で反対に遭い、何処にも移転先が見つからず、米国との関係が危うくなり始めた頃から、自分の思いつき発言が間違っていた事に気が付きました。
 また財源のないバラマキで、会社の台所は借金まみれになり、収入の減少が更なる悪化を生みました。
 しかし、大風呂敷を広げた手前、引くに引けなくなってしまい、その後も根拠のない強気発言を続けました。

 一方、小沢会長は全ての陳情や相談を自分の所に集め、真の実力者は私であると誇示してしまったため、社長との間に溝が出来てしまいました。
 財務の改革をやろうとしていた藤井財務役員の突然の辞任と、小沢会長の使途不明金問題をきっかけに、社長の周りには批判の声が大きく渦巻き、人気がどんどん低下していきました。
「もう自分の周りには信頼出来る人が誰もいなくなった。助けてお母様!」
 裸の王様となった嘘つき社長は、「私は愚かな社長です」と言って、小沢会長を道連れにして辞任してしまいました。
その際にユーザーや社員に約束をしました。

『引退します。もう二度と会社には戻りません!』

 時期をみて会社を辞める宣言をしたのです。

 その後社長になったのは、小沢会長と会社を二分して戦った菅専務でした。反会長派で周辺を固め意欲を見せ、ユーザーや従業員の信頼を少しだけ取り戻し、多くの皆さんは再び何かをやってくれる期待感を持ちました。
 小沢会長は一平社員(一兵卒)に戻って会社に貢献すると言って職を退きました。

 しかし、この新社長も政治経済にはど素人で、仙石秘書が実権を持ち、陰の社長とまでささやかれる事態となりました。オマケに役員各自が独自に活動し、執行部がバラバラになってしまいました。
菅社長は執行部を何とかしようと、経営そっちのけで権力争いに始終し、意地で社長の椅子にしがみついています。
 社員が仕事をしているので何とか経営は成り立っていますが、このままでは会社は潰れてしまうでしょう。

 菅社長はまもなく起訴される平社員の小沢さんに、使途不明金の説明を公開の場でしなさいと強要する事で、みんなの人気を取り戻そうとするのと同時に、他社との合併を模索し始めました。
 平社員の小沢さんはあくまでも無罪を主張し説明することを拒否しました。そして、新会社設立に向けて布石を敷き始めました。
 そんな時、鳩山お坊ちゃまは「会社を辞めるの嫌や。また役員になって頑張りたい」と我が儘を言い出しました。

 会社内は従業員やユーザー無視のまま泥仕合を演じています。借金も多く、本店だけでなく支店の採算も困窮を極めています。
 ユーザーは自分達の生活に多くの不安を抱え、この会社で大丈夫かなと心配し始めました。ユーザーは、一度やらせて見せようとの甘い考えがこの事態を招き、自分達が選んだ選択が間違いであったことに、やっと気が付いたのです。
 しかしもう手遅れで、日本はM社によってガタガタにされてしまったのです。

日本はこの二人の社長と元会長にぶっ壊されるのではないでしょうか?
元気な日本は果たして復活出来るのでしょうか・・・?

2010年12月18日土曜日

日本を潰した民主党

権力とは恐ろしいものですね。
何も見えなくなり、常識が通用しなくなる。
権力があれば、どんな不正をしても大丈夫なんです。
小沢氏が講演をすれば多くの支持者が講演を聴きにやってくる。
首相、幹事長が頭を下げに行かなければならないほどの最高実力者だからなんでしょう。

国民は民主党という理想だけで中身の伴わない政党に騙され、政権交代をさせてしまった。
国民の選択としては、戦後最大の大失敗かもしれない。
何も政策が決まらない中、経済は悪化、国民生活の将来像が見えないまま、日本は暗黒に向かって突き進んでいるといって良いでしょう。

選挙の時は民主党に任せればきっと今までと違った未来が開けると大騒ぎをした。あのバカ騒ぎは一体何だったんだろうか。
沖縄問題を見ても分かる通り、選挙で勝つためだけの「思いつき政策」を繰り返してきた結果が今の現象なんです。
どんな言い訳をしても、民主党の言う理想の世界があるわけもなく、多くの物事が自民党時代に戻っていることが、民主党の無能力さを表しています。

『鳩山が日本をぶっ潰した!』

鳩山は退任時に、自ら「政治家をやめる」と言ったのに、その気がないようである。
次に続く菅総理も含めて、何が起きても権力にしがみつく彼らは、歴史に残る最悪の総理大臣として名前を残すことになるでしょう。
民主党が分裂し、新しいリーダーが生まれてこない限り、日本は暗黒の世界に埋もれてしまうことになってしまいます。

2010年12月14日火曜日

人類滅亡の懸念

先日開催されたGOP16はそれなりの成果をあげたものの法的義務がなく、米国や中国・インドの本格的な参加が見込めない結果に終わりました。
近年特に利己主義的な考え方が人類を支配し、世界中の大人から子どもに至るまでの考え方が過去のものから変化してきました。
この自分中心の考え方が地球の滅亡を早めることとなります。
世界中の一年間の平均気温のベスト10が、2000年以降の記録が締めることからも、温室効果ガスなどによる地球温暖化が進行し続けてていることがよく分かります。
このままでいくと、今後も温暖化の悪循環が繰り返され、異常気象が恒常化し、それによる食糧不足が発生するでしょう。また環境の悪化が生活環境を根本から変えてしまいます。
それらが、来年早々に70億人に達しようとする人類に大きな影響を及ぼそうとしています。

温暖化の進行は、人的なものだけではありません。発生は人類の産業革命かもしれません。しかしそれに加え、今後は自然界がそれを加速をさせることになります。
特にシベリアのツンドラの凍土解氷によるメタンガスの発生や各地の森林火災による温室効果ガスの発生などは、もう人類に止めることが出来ない現象でしょう。
環境と経済成長の考え方をもっと真剣に考えないと、日一日と人類が住めない環境が近づき、自らの手で滅亡を迎えることになるかもしれません。
このような大変な時期に、リーダーシップを取るべき世界中の政治家は、自分達の保身ばかりを考えているのが現状なんです。

日本に於いても同じ事が言えます。
国民不在のまま、数の力を信じ勢力闘争ばかりを考える民主党が、政策そっちのけで将来のビジョンがないまま政治ゲームに興じる姿を見る度に、日本が沈没するのではないかと不安を抱える国民も多くいることと思います。
最近の世論調査を見ても政治不信であることがはっきりと反映されています。
欲望の塊である彼らには現実が見えていないのです。
そんな政治家が地球環境を考える事なんて出来るわけがありません。
『人を慈しむ優しい心はもう過去のことなんでしょうか?』

自分達だけが生き残ることを考えず、地球規模で協力し合わなければ人類の未来がないことはみんな気付いているはずなんです。
しかし、それが出来ないのは名誉と欲ばかりのリーダーが主導権を取っているからなんです。各国には人種問題や宗教問題などそれぞれの事情があり、それらを画一に扱うことは不可能でしょう。

名誉や欲を捨て、人をいたわり思い遣る心をしっかりと持ったカリスマ的リーダーが出現しない限り、人類の未来はないものと思われます。

2010年11月26日金曜日

終身刑の制定を

裁判員裁判で未成年の死刑判決が初めて下されました。
判決後のインタビューで裁判員の苦しい胸の内が報道され、裁判員は今後も死刑判決を下す度にこのような苦しみを味わうことになるでしょう。

このような苦しみを裁判員に与えるのは、極刑に対する判断が死刑か無期懲役かの選択以外に道がないからなんです。
無期懲役早ければ僅か15年~20年程度で社会に復帰し、再犯を起こす可能性があるからです。
命の重さと、死刑と無期懲役の較差が大きすぎることが裁判員を苦しめる訳なんです。

『一生刑務所から出られない長期刑を制定するべきです』

私の持論を以前にも書きましたが、裁判員に有罪無罪の判断だけでなく刑罰まで含めた裁判をさせる以上、早急に終身刑や合算による長期刑を制定する必要があります。
これを加えることで、裁判員に選択肢を増やすことや犯罪の抑止力としての防犯効果があるからです。終身刑や寿命以上の長期刑が犯罪者に与える影響は大きいと思われます。
また、冤罪の追求にも、死刑施行をずるずると遅らせるより効果的ではないでしょうか。
筆者は未成年の年齢を15歳まで下げても良いと思っているくらいです。
未成年なら何をしても良いという考えを無くすことと、凶悪犯の更生は非常に難しいからなんです。

多くの弁護士は人権を訴え犯罪者を守ろうとしています。被害者の苦しさを全く考えずにね。
しかし、もし自分の愛する家族が同じ被害を受けても、その加害者を同じように守ることが出来るのでしょうか?いや、普通の心を持つなら、徹底的に加害者を責めると思います。

刑務所で生き続けることは罪を犯した責任を感じ自分を悔い改めるためにも必要な時間だし、一生をかけて償うことが被害者の心を救うことになるからです。
死刑は一時的な償いで、被害者や加害者の家族はその後も苦しむことになります。
その苦しみから解放するためにも、長期の刑罰を早急に制定するべきではないでしょうか。
筆者は、体力ある凶悪犯には強制労働を加えても良いと思っています。辛さを与える事は被害者の溜飲を下げさせるし、受刑者は犯罪の重さを感じるからです。
反対に模範囚にはボランティア活動をさせ刑期の短縮に結びつけ、早期の更生を図るのも方法ではないかと思っています。

いつかは我々も裁判員に選ばれることになるんでしょうね。

2010年11月24日水曜日

北朝鮮VS日本?

韓国の延坪島が北朝鮮から砲撃を受け、韓国軍が応戦をしました。
このニュースを聞いて恐怖を感じた日本人はどのくらいいるのだろうか
銃撃戦があった場所が東京からたった1200㎞余りの距離なんです。
日本国内に当てはめると、仙台から鹿児島までの距離なんですよ。
海に囲まれた日本では国民に緊張感がなく領土問題に関して無頓着なんです。
国境を陸上で接している多くの国々は、常に緊張感を持ちながら国境警備に力を注いでいます。
だから、韓国軍もすぐに応戦出来たんです。
もし、日本がこのような砲撃を受けた時にすぐに国防として応戦出来るでしょうか?
まず無理でしょう!
常に憲法9条が頭にあり、他国を攻めることを良しとしない平和主義アメリカ頼りの政策愛国心のない国民だらけの日本では、防衛であったとしても実践で砲撃することは出来ないでしょう
国民が何人死亡しても、報復に出ることはないものと思われます。

『国民はもっと愛国心を持ち、常に緊張感を持ちましょう』

こんなに近いところで戦闘があったことに危機感を感じなくてはいけません。
ここに及んでも政府、いや政治家は政治ゲームの中に身を沈め、政局ばかりを見つめています。
政府も駄目ですが、野党も情けない話しです。
政治家も国民も一丸となって、北朝鮮に対しては断固たる態度を示すべきで、国民世論を高めあらゆる手段を使って行動すべきなんです。
北朝鮮は朝鮮戦争以後も常に臨戦状態にあり、近年まで何回も衝突しています。拉致被害者問題もその一環にあり、彼らにとってはあらゆる駆け引きに使うための人質なんです。
万が一、日本が北朝鮮に立ち向かうことで北朝鮮に攻撃を受けてもいいじゃないですか。
それに対するマニュアルをキッチリ決めて戦うべきだと思います。
南北国境の48度線から福岡市まで僅か600㎞しかないんですよ。
そんな近いところに日本を敵視する独裁国家があるという危機感を、我々国民はしっかりと持たなくてはなりません。

2010年11月20日土曜日

ロシア、中国に完全敗北。国際社会に四面楚歌の日本

皆さんは世界一の産油国が何処なのかご存じですか?
サウジアラビアと答える方々が殆どではないかと思います。
残念!
実はロシアなんです意外でしょう。
1日の生産量は、976万バレル、サウジアラビアは918万バレルです。(2008年のデータ)
ちなみに第3位はアメリカ(490万バレル)、イラン(390万バレル)、そして第5位は中国(380万バレル)なんです。
ロシアは天然ガスも、生産量埋蔵量共に世界一なんです。レアメタルにおいても中国ロシアは共に豊富な産出国なんです。
技術だけで資源のない日本は、技術も向上してきた持てる国である中国とロシアに攻め込まれています。
お金の力が失せた日本は勝ち目のない戦いを今後も続けることになります。
だからこそ力のある政治家が日本を牽引しないといけないのです

『世界の紛争の多くは資源を巡る争いなのです』

アフリカ南部ではダイヤモンド、今後ではレアメタル(タンタル)、中東では水資源、ナイジェリアやチェチェンでは石油(パイプライン)などのように、資源の利権を巡って戦いが広がっているのです。
中国がウイグル自治区やチベット自治区に拘るのも、豊富な資源を手放したくないからなのである。(中国はこれら自治区ととインドの国境問題も抱えています。)
驚異的な経済成長を続ける中国にとって領土問題は資源確保に不可欠な事項で、尖閣諸島(対日本)、西沙諸島(対ベトナム)、南沙諸島(対フィリピン・マレーシア)などの領有権は絶対負けられない戦いなのです。

日本人も黙っているのではなく、国民運動として領土問題を真剣に考えるべきです。
政府も堂々と国民をリードし国際社会に訴える必要があります
今のままでは、国益に固執する中国やロシアと無頓着な政府民主党との戦争は、もう既に負けたも同然の状況なんです。
同じ問題を抱えるベトナムやフィリピンは日本の出方に注目していますよ。

アメリカ頼みの日本政府は、あらゆる問題において四面楚歌になっています。
菅総理よ。民主党政権の能力はもう限界であることを早く自覚してください。

2010年11月19日金曜日

意地でやってるだけの政権

言ってはいけないことの判断が出来ない大人たち・・・・・・。
言葉を知らない若者を作っているのはこんな大人たちである。
柳田法相、仙石官房長官を始め、多くの閣僚が失言名言問題を起こしていますが、これが日本を引っ張っていくリーダーたちなんです。
政治と金問題で数人の政治家が追求され、事業仕分けが民主の中に族議員を作り、答弁に右往左往の失態を繰り返すなど、民主党が今まで自民党を攻め続けてきた問題で自分たちの首を締め付けることとなりました
まだ自民党は政治力があり、国民は守れなくても、国を守ることに関しては合格点を上げることが出来ました。しかし、国民の期待を一心に受け政権交代を成し遂げた民主党は、それすらも出来ない最悪の政権政党に成り下がってしまいました。
これでは国民に総スカンを喰らっても仕方がないことでしょう。

『意地だけで政権を維持するのは、もう止めなさい!』

もう時間がありません。
何らかの政策を打ち出し景気を回復させ、外交を正常化させることが出来なければ、日本は国際社会から攻め続けらtれる事になり、国民生活に於いても最悪の事態を生むことになります。
一体誰が日本を救ってくれるのでしょうか?
真のリーダーを選ぶ時期が来ているのではないでしょうか。
誰が見ても分かる能力不足の民主党は、早く敗北を認め国民に問うべきだと思います。
政治ゲームで自分達の身を守ることは暫く休戦し、国益を守ることの出来る正しいリーダーを選び出し、まず国を立て直そうではありませんか。
良い国にしてから政治ゲームを始めることは誰も反対しませんよ。

2010年11月18日木曜日

事業仕分け終了

3回目の事業仕分けが終了しました。
法的拘束力がない事業仕分けは思ったほどの効果もなく、民主党の単なるパフォーマンスだと言うことも分かり、やる度に国民の関心も薄れてきました。
これ以上仕分けを続ける事は、逆にこの事業仕分けそのものが税金の無駄使いではないかと思えてきます。
こんな茶番をやるよりも、早く経済の回復と国民生活の安定に力を注いで頂きたい。

事業の内容に応じて予算の縮減を求めるのですが、法的な拘束力がないことと、天下り?の理事の力が反映され、減った予算が違った使われ方をしているようです。実行しなくても国民の批判を買うだけで何の罰則もないのですから、名目を変えてしまえば分からなくなります。
その根拠は、理事役員の給料はどんなに予算が減っても変わらないことです。確かに指摘に合わせて本給は減らすでしょうが、違った手当や経費として得ることになるので、実質は僅かの減少ということになるだけなんです。
前回行われた事業仕分けが新年度予算に反映されたのかと見てみれば、逆に手を変え品を変え、別の名目での要求をしたり、数字のあやがあったり、結局は官僚OB達のやりたい放題といっていいでしょう。

『一番仕分けが必要なのは役員の給料や経費です!』

事業仕分けによる見直しは、今のように全体を見るのではなく、事業部分と管理部門を分けてやるべきです。仕事のしない理事役員は、減給だけでなく人員削減をするべきで、この管理部分に無駄が多い事をもっと国民に示すべきである。
事業に税金を使うことは国民は反対しませんが、天下りを含めた高給の役員への税金投入は好ましくありません。
生産性のない物に税金を投入しても何のメリットもありません。

これからの仕分けで一番メスを入れなくてはいけないのは、世間知らずで生産性を生まない役人や政治家の人員と報酬の削減である。
一般人の年収の1.5倍から2倍近い報酬をもらって当然と思っている世間知らずの頭に、早くメスを入れて頂きたい!

2010年11月6日土曜日

領土問題悪化の原因

北からは、ロシア。南から中国。
日本は領土問題で強烈な圧力を受け、そして敗れようとしています。両国に完全になめられていると言えます。
この原因は、日米同盟の弱体化が一番に上げられるでしょう。
日米関係が悪くなったのは、沖縄の基地問題が発端で、すべて民主党の責任であろう。
と言うことは、甘い言葉に惑わされて政権交代をさせた、無知な国民の責任でもあるわけです。

政権交代をさせた国民も最近は勉強する人が増え、ようやく民主党政権の無能さに気が付き、日本を何とかしなければいけないと意見を述べる人も増えてきました。(政権交代した唯一の実績)
周囲を海に囲まれた日本人は、隣国から攻め込まれるという危機感がありません。
ましてや、ここ数十年世界第2位の経済大国として力を発揮してきたことも、侵略されなかった理由でしょう。世界を見ても紛争が起きている多くの国々は、陸続きであり開発途上国であります。
経済の弱体化に連れ日本の国力は衰退し、いまやお金以外何も持てない日本国は、総合力で20位以下の国に成り下がってしまいました。
米国もリーマンショック以後、国内問題が手一杯で、日本の問題なんかに真剣に耳を貸す状況ではなくなってきました。同盟国に対しても、『協力はするが自国のことは自分達の力で・・・』というスタンスになり、真剣に対処しなくなってきました。
今の民主党政権下では、米国との表面的な付き合いは出来ても、危機管理としての日米安保を遵守してもらうことは非常に難しいと思われます。
アメリカの最大の関心は中国であって日本ではないことも大きな理由です。

『もうアメリカは何の頼りにもならないよ』

ここに来て、北方領土問題や尖閣諸島が起きた事は、井の中の蛙の日本人に、国際社会は領土問題に敏感に動いているんだよということを教えてくれる好材料となりました。
今後、歴史や地理を中心にしっかり勉強して頂きたい。
そして特に若者には、考え方を論ずるだけではなく、国民の意思を行動を持って世界に示して欲しい。
馬鹿な政治家にリーダーシップを取らせるより、頭脳集団である官僚に任せることが日本を守る方法ではないでしょうか。

選挙ばかりを考える政治家には国内を、政策に精通し理論がしっかりしている官僚に外交を任せる体制が、一番日本人の国民性に合っていると筆者は思います。

2010年11月5日金曜日

尖閣ビデオ流出の犯人は? 政府の指示?

朝から尖閣諸島での衝突ビデオ流失で大騒ぎをしています。
でも、これで良かったんじゃないですか
民主党はビデオ公開のタイミングを失いました。これまでにも逮捕から解放まで数々の問題を残し、中国の言いなりになり、何の抵抗も出来ないままここまで来ました
ビデオについても、中国の機嫌を損ねないように気を遣い、一部国会議員のみの公開になってしまい、それに業を煮やした心ある関係者が投稿したのでしょう。
犯人に拍手を送ります。

今後の中国の対応と国民の対応に苦慮していた民主党にとって最高のプレゼントではなかったでしょうか。
流失したことにすれば、中国に対しては政府の方針ではないと言い訳出来ます。
中国も日本に対し、苦情は言えても、大っぴらには文句を言うことが出来ないでしょう。
当然、国際社会からも中国に対する批判は大きくなると思われます。
後は情報管理及び危機管理の問題解決犯人捜しに時間をかければ良いわけです。

『犯人捜しはのんびりと時間をかけて・・・!』

今まで中国での若者のデモが大きくメディアに取り上げられてきましたが、今後は今回のビデオを見た日本国民が今度は黙っていないでしょう。
中国政府も今回は安易にデモを煽動する事は出来ません。やった場合日本も黙っていないと思えるからです。
もし、この状況下で国民が何も行動を起こさず、再び中国のやりたい放題にさせる事になるのなら、日本の将来はありません

偶然とは言え、国民が望むビデオ公開を労せずして出来た訳なんですから、今後の政府の対応を、国際世論も参考にしながら、ぜひ戦略的にやって頂きたいものです。
いや、ひょっとすると政府関係者が意図的に公開したのかもしれませんよ・・・。
いずれにせよ、今回は絶対に負けてはけません。
民主党の力が試されるチャンスがきました。

2010年10月29日金曜日

死刑と無期懲役の大きな較差

耳かき店店員の江尻美保さんと祖母鈴木芳江さんが殺害された事件で、検察側が死刑を求刑しました。昨年5月に始まった裁判員制度で初めての事になります。
一般人が初めて死刑判決を出すことになる訳ですが、皆さんは日本の死刑制度をどのように考えますか?

死刑廃止を考える人達の主張は、人権を主張したり冤罪があった場合どうするのかなどの理屈を述べています。事実100人余りの死刑囚がいますが、冤罪を恐れてか、刑を執行されずに服役している死刑囚も数多くいます。過去にもいくつかの冤罪があり、逆転無実を勝ち取っています。

一方、被害者の家族遺族の意見も分かれ、「最高刑である死刑を望む」「刑務所で命を長らえじっくり反省し苦しめ」「自分の手で殺したい」など様々な声が出ています。
しかし、無期懲役の場合、20年もすれば出てくるうえに、模範囚なら15年程度での仮釈放もあるのです。その間反省したかどうかはそれぞれでしょうが、少なくとも不自由とはいえ三食昼寝付きでの刑務所暮らしをしてきたのです。
こんな事で被害者の溜飲は下がるのでしょうか?

日本の法律では死刑と無期懲役の較差が大きいのです。
とんな凶悪犯罪を犯しても、初犯であれば加害者は守られるのです。少年ならさらに少年法で養護されます。
筆者は犯罪を犯したものが苦しむ法律を作るべきだと思います。

『終身刑と強制労働を作りましょう』

死刑と無期懲役の間に終身刑や刑の合算(例:25年と15年を加え40年の刑)を作り、犯罪に応じた量刑を科すべきではないでしょうか。
そうすれば、冤罪を考える場合は終身刑、凶悪犯罪で社会復帰も望めないようなものには死刑、犯罪に対しての刑の上限がある場合には合算による長期刑のように、自由に量刑が決められます。
さらに反省を促せるために、健康者には強制労働を科すべきではないでしょうか。受刑者にのんびり収監されるるより、苦しみを与えることが遺族にとって一番望ましいことなんです。

こんな事を言うとすぐに人権問題を叫び出す法律家が出てきます。
しかし、凶悪犯罪を犯した人に人権はないと思います。じっくり反省する事と被害者への供養、遺族への悔悟の念を持っての謝罪を一生続ける他には罪を償うことは出来ないのではないでしょうか。
同時に軽い犯罪者にはボランティア活動を強制し、心の教育を施すべきです。
皆さん如何でしょうか?

いま悲しく思うのは、若者の行動力の無さです。
中国では、理由はどうあれ、あれほどの若者を中心としたデモが起きているのに、日本の若者はそれに反応せず行動しません。
そんなことで良いのですか?
いろんな問題に無関心を決め込まず、このような問題からでもみんなで大きな声を上げ、どんどん論議をして下さい。
若者の活気溢れるパワーを期待します。

2010年10月23日土曜日

羽田空港に思う

いよいよ羽田のハブ空港化がスタートしました。メディアはこの話題を大きく報じています。
みんな便利になったと大騒ぎしていますが、成田から羽田へのシフトは政治家の未熟さを露呈したものではないでしょうか。
あれだけ大騒ぎをし、巨額の投資を断行してまで作った成田空港は、一体何のために作ったのでしょうか。
私達の多額の税金は、当時の政治家達に無駄に使われてしまったのです。

成田空港が距離が遠く24時間空港として利用できない理由で羽田を活用するのなら、最初から羽田空港に資金を投入出来なかったのでしょうか?羽田の拡大を計画していれば、世界に押しも押されもしないアジア最大のハブ空港になっていたのではないでしょうか。
同じ事が関西新空港にも言えます。計画通り伊丹を廃止し、関西のハブ空港を築いていれば、日本に2つの巨大なアジアの基地が出来ていたと思われます。アジアの経済も大きく変化していたことでしょう。
バブル期にこの2空港を活用し経済を活性させていれば、今の日本経済の低迷も少しはましになっていたのではないでしょうか。
将来へのビジョンを持てず、私利私欲に走った政治家の無能さが浮き彫りのなった空港行政です。
過ぎたことは仕方がないとして、羽田空港の活用の仕方によっては、日本の将来に希望が持てると思います。
無能な政治家や役人達に、失われたアジアの中心としての日本再建を期待したいものです。
関西新空港も道はあると思います。

橋本知事は違った方針で関西空港の活用を目指しています。頑張って欲しいものです。
筆者は、伊丹の活用を考え、関西空港一本化を提案したいと思います。
日本は地震大国なので、いつ大型の地震が起きるか分かりません。東京もその脅威に晒されています。
そこで、第二の首都を大阪の伊丹空港に持ってくるのです。
ターミナルにはスーパーコンピューターの基地を設置し、国のデーターのバックアップ基地と国際会議場に利用し、会議場はいつでも政府としての機能に使えるように改装するのです。
滑走路とモノレールなどのアクセスが整っている伊丹空港は、日本国の危機管理にはもってこいの場所ではないでしょうか。

関西空港を関西のハブ空港にするためには、国内線の発着を一つにする必要があります。
それによって国際便が増え利用客が増えれば、空港利用料の引き下げも可能だし、交通アクセスの問題も全て解決すると思います。
では、神戸空港はどうすれば良いのでしょうか。それは簡単な話で、これからどんどん増えていく格安航空会社(LCC)専用の国際空港にし、関西空港とのアクセスを強化すれば良いでしょう。

『アジアの中心を日本に持ってこないと日本の将来はありません』

いま、空港だけでなくあらゆる場面で政治家の無能さと、役人の無責任さが浮き彫りになっています。
政治家は目先のつまらないことばかり討論するのではなく、20年先の日本を考えてください。
例えば、ダム問題でも事業仕分けで中止になりましたが、温暖化によるためか、ここ最近の異常な集中豪雨を考えれば、今後さらに酷くなることを考えなければなりません。
中止したダムの中には必ず必要になるものもあると思います。治水と治安は住民生活に欠かせないものです
意味のない箱物を作るのではなく、環境も含めて将来に向けての事業に投資すべきです。
治水としてのダム建設。この辺りから経済の上昇機運を盛り上げれば如何でしょうか。

2010年10月9日土曜日

領土問題を考えよう

中国とのパイプがないことが今回の問題を招いたと、評論家達は挙って民主党の外交の弱さや政治主導の欠点を叫んでいます。民主党は、対中国だけでなく世界に対して外交が弱いんです。
強かな中国はAZEM8の際にヨーロッパ諸国を訪問し、餌をバラ撒きながら中国を支持してもらう努力をしています。
クリーンな民主党はこんなやり方を良しとせず相変わらずの正攻法で対処しています。日本の味方を作ろうとは考えていません。こんな無策に民主党の外交力不足があるんです。

外交というのは、人脈を利用しての裏工作、裏金、汚職など何でもありなんです
結果的に国益に結びつけば勝利になるんです。
常識は勝ったものの考えが正論なんです。どんな汚い手を使っても勝ちさえすれば過去のものとして消え去るのです。
考え方の違う国際社会では当たり前の話しで、それを官僚を始めとする外務相の役人がやってきました。毎年の蓄積で、小さなパイプをどんどんと太くしていったのです。
それを”政治主導”という言葉でいとも簡単にぶち切ってしまいました
この失態が今回の問題を大きくしました。
外交のことを何も知らない政治家集団が招いた事態で、初心者民主党は今から勉強しながらみんなで外交を考えていくのでしょう

『外交下手民主党に日本は潰される!』

今後も”政治主導”を軸としたクリーン政治を主張するなら、日本は国際社会から相手にされなくなってしまいます。やはり、役人の意見をしっかり聞き、ある程度の権限を持たせ、最期に政治家が決断するシステムを作り上げなくてはなりません。
各国に派遣している大使も、派遣国に強い人材を選任し赴任させるべきでしょう。
国内に関しては”政治主導”も良いのですが、こと外務省に関しては特別な形を作るべきでしょう。
裏工作などの汚い手は国民に知らせる必要もないと思うし、国益に結びつくことならどんどんやるべきだと思います。
国民の生活を守るためには思い切った外交を望みます。

もう一つ心配されるのは、尖閣問題で中国の市民はデモを中心とした活動で世論をアピールしました。
それに対して日本では、まるで他人事のように何の活動もせず成り行きを見守っていました。
日本人は学校で教えてもらっていないからなのか、海に囲まれていて国境に関する危機感がないからなのか、「この問題があって良かったのは、尖閣諸島が何処にあるか分かった事ね」というような考えを持つ人が多くいます。尖閣諸島の場所すら知らないこの国民レベルの低さに危機感を持たなくてはなりません。
もし領土問題が国際裁判になった場合、この国民意識、世論の問題が取り上げられるのは間違いないと思われます。
せめて中国大使館の前でデモをし、尖閣諸島が固有の領土であるアピールを市民団体がやるべきだったと思います。(内緒で国がそれを先導すべきだったと思う)

竹島が韓国に取られてしまうことを忘れないで、今後の領土問題(北方領土・竹島・対馬・尖閣諸島など)を国民も一緒に考え、国と共に活動出来る環境を作って下さい。

2010年10月7日木曜日

円高・ドル安

円高不況の懸念から数々の対策を日銀が進めてきましたが、ここにきて更なる円高進行が心配され始めました。米国の経済指標が予測よりも低水準になることから、次回のFRB会合ではかなり大規模な緩和策が実施される見込みです。
その結果は当然の事ながら、円高というより世界的なドル安に向かうと予測されます。今後一年くらいはよほどの事態が起こらない限り、ドル安傾向は是正出来ないと思われます。

日本にとってはかなり大変な事態です。いろんな予測が出来ますが、みなさんに直結する事態は、製造業の生産部門の海外流出が加速し、デフレが進行し、消費が低下する事になります。
デフレスパイラルの速度が早くなるということです。
本格的なデフレ不況に突入することを覚悟して下さい。

米国の中間選挙もオバマ大統領にとって不利な状況になりそうだし、世界的に自国の通貨を守ろうという傾向から中国の元切り上げも難しくなっています。
米国は世界通貨に対してのドル安に歯止めをかけたいために、各国の通貨介入に厳しい批判をしています。さらにG7などの経済会議が控えているため、日本も為替介入をすることが出来ません。
要するに、複雑に絡み合う経済情勢の中で解決策を見いだすことは困難であるということを知っておいて下さい。

『今後10年はデフレ不況に国民は苦しむことになります』

筆者はこのように考えます。
いま経済のバランスが崩れているのは、世界第二位経済国の中国が依然として開発途上国を主張し保護されていることに問題があるということです。
通貨が保護されているため、外貨準備高や金保有高など、国際的な資産が世界一になりました。
おそらく今後も増え続け、圧倒的な人口を背景にまだまだ成長を続けるでしょう。
要するに中国の一人勝ちになる訳です。

この現況を打開して、景気を回復するには、元の切り上げ以外に方法はないと考えます。
いままで世界が中国を守り経済成長をさせてきたのだから、以前の日本のように、通貨切り上げを認め近い将来には自由化をし、世界に恩返しをしなくてはならないでしょう。
中国は国内景気の悪化を心配しています。しかhし、このまま世界が失速すれば中国にとってもマイナスになります。バランスの取れた経済が中国の発展に繋がるからです。
確かに一時的には国内経済が失速しますが、バランスが取れることで長期の経済成長が見込めるので損はないでしょう。

中国が大きな目を開いて世界を眺め、中国がどうあるべきかを考えて貰えることを望みます。

2010年10月5日火曜日

力を失う小沢一郎

外交では、中国とロシアに領土問題で南北から攻め込まれ、経済対策では何の切り口も見つからず、そして遂に小沢が起訴されることになり、国会運営に於いてかなりの追求を受ける事になると予想されます。
国会は代表戦で空白期間が生じ、今度は小沢問題で再び空白を生む事になります

小沢の検察審議会の採決は既に代表戦の投票日に決定していたらしく、組閣の徹底的な小沢外しの理由がここにあることが判明しました。
小沢が組閣後何の動きを見せなかったり、中国問題でも積極的な行動に出なかったのも、この情報が既に入っていたことが推測されます。
今後の焦点は、小沢が離党するかどうかに絞られる事になるでしょう。党内からは「本人の意見を聞いてから・・・」とのんびり構えてますが、国民のことを考えるなら素早く党の方針を決めないといけないでしょう。早急に国会を正常化させることが民主党の急務なのです。
原口一博が「もし無罪なら誰が責任を取るのか」と、深刻な面持ちで発言をしていましたが、誰も責任を取る必要はありません。検察審議会の結果は国民が判決を下したといっても過言ではない事態だと思うからです。
本人が決断しない場合、果たして民主党が勧告か除名でも出来る力があるならまだ見込みがありますが、何も出来ずにのらりくらりやっていると日本は大変な事になってしまうでしょう。

『日本の閉塞感を打ち破るためにも、小沢は議員辞職をすべきである』

小沢が国民の事を思う政治家なら政界から引退すべきでしょう。もう既に力を失っているのだから、地元に帰って好きな釣りや囲碁でも楽しんでは如何ですか?
しかし、本人は裁判の判決が出るまでは辞職はしないと思われるので、それまでは国民不在の国会運営が再び続けられる事になると予測します。それを避けるためにも、民主党は早期に決断しなくてはなりません。
そうでないと、政局だけの国会運営が日本を立ち直れないほど潰してしまうかもしれません。
これは昨年の総選挙で、単なるムードだけで民主党に政権を任せた馬鹿な国民の責任だと思います。
所詮民主党は野党で、責任政党を任せられる政党ではなく、反対意見を言うだけの力しか持ち合わせていなかったのです。
まあ、景気が悪くなっても、国民の自業自得と言えばそれまでなんですが・・・。
はやく解散総選挙で正しい牽引者を総理に迎えないといけません。

2010年10月1日金曜日

たばこを止める方法

遂に煙草が値上げされました。110円から140円の大幅値上げです。
愛煙家の皆さんの中には、大量に在庫を持たれた方もいらっしゃると思いますが、これを機に煙草を止めようと決意された方も多いと思います。
医療機関に治療を求めたり、知人通しの集団心理で協力し合い禁煙に挑む方々。方法は様々ですが、なかなか止められないのが煙草なんです
筆者は平成7年の年末に禁煙を決意し、意外と簡単に?止めることが出来ました。
あれから14年たちました。
禁煙して一番感じるのは、家中が綺麗になったことです。煙草のヤニがなくなることで嫌な匂いも消えました。いろんな家族サービスの中で最高のものだと思いませんか?
皆さんも努力して煙草を止め家族の心からの笑顔を感じて下さい。

では、本当に止めようと決意した方々に、私が実行した禁煙の極意をお教え致します。
決意をするときに、仲間と賭をしたり自分に何かの罰を与えたりしませんか?
こんなものは自分が我慢してその責任を負いさえすればまた煙草が吸えます。人間の意志なんて弱いもので、筆者も昔は何回も罰金を払いました。
つまり、自分に負担をかける事では煙草は止められないのです。
では、煙草を吸った場合何が起きれば煙草に手が出なくなるのでしょうか?
それは不可抗力なんです
自分のせいで何か周りに不幸が起きてしまう。それも重大な取り返しが付かないことであればあるほど効果は絶大です。
あなたにも周りの人で恋人や家族のように愛情が深く、自分の命よりも大切な人がいると思います。誰にも話さず自分一人の秘密にして、大切な人の人生を禁煙に賭けてみるのです。
あなたの大切な人が不幸になるのを、あなたは我慢出来ますか?

筆者の場合を説明しましょう。
煙草を止め、もし出来なかったときに何が起こるかを想定しました。
その頃は小学生だった娘を材料にしました。
もし1本でも煙草を吸ったら、娘に不幸がのし掛かると思い込んだんです。
目の中に入れても痛くない娘の身に何かが起きるのは自分お命をもがれるよりも苦しいものです。まして自分のせいでそんなことが起きれば、いくら悔やんでも悔やみきれないでしょう。
交通事故で半身不随・強姦を受ける・非行で鑑別所へなどなど、最悪の事態を想像し、最悪は死亡まで考えました。自分が禁煙出来なければ何かが起きるかもしれない。そう思い込んだんです。
長い人生の中でいろんな事が起きます。その出来事が禁煙失敗にこじつけることはいくらでも出来ます。自分の不幸は我慢出来ても、娘の不幸は我慢出来ません。
この思い込みのお陰で筆者は禁煙に成功したんです。

『成功の鍵は本人の意識です』

始めてから何回も失敗した夢を見ました。目が覚める度に、あぁ夢で良かったと思ったものです。
最初の1ヶ月は地獄でしたが、これさえ乗り切れば何とかなります。
2ヶ月もすれば衣服や髪の毛に染みついた匂いが気になり出します。
そうなればしめたもので、パチンコ店など喫煙出来るところに15分も居れば、家に帰ってシャワーを浴び、頭を洗い、服を着替えたくなります。
勝負は6ヶ月だと思って下さい。その頃はおそらく禁煙に成功しています。
ただし、その後も思い込みは死ぬまで続けることを忘れないで下さい。その結果絶対煙草を吸わなくなります。

もしこれでも禁煙出来ない方は、医療機関に行くことをお勧めします。

2010年9月27日月曜日

中国の思惑にはまった民主党政権

民主党は新たな火種を作ってしまいました。船長逮捕以後、皆さんもご承知の中国のあらゆる圧力に負け、中国の政治的圧力に屈した結果に終わりました。
いかに外交力のない政府であろうか。
事故直後から一連の中国の発信を見ていると、外交によって解決して欲しいという意志がはっきり読み取れました。しかし民主党は、何を言われても 『国内法に基づき粛々と判断・・・』 というコメントばかり繰り返していた。
自民党政権下であったときは、政治家の個性やパイプ、官僚のの力などあらゆる方法を駆使して対応をし重大事には至らなかったが、今回は何の手立てもないまま中国の圧力に負け、政府と検察が責任の擦り付け合いをしている。民主党の中では中国に近く力を発揮出来そうな小沢氏や田中真紀子氏も、代表戦敗戦後に民主党に力を貸すと言いながら、今回の場面でも何の動きも見せません。民主党の厚みの無さが露見したわけです。
野党からかなりの追求を受け、国民の信頼もなくし、民主党は苦境に立たされることになりました。

筆者はこの政府の弱さを予見しての中国の行動と思っています。
中国はチャンスを待っていたのです。
皆さんこの事態は、尖閣諸島の領有を手に入れたい中国側の作戦に日本がみすみす嵌められてしまったと思いませんか?
衝突は中国政府の指示で起こされた事件であって、日本は逮捕せざるを得ない状況を中国側に作られ、筋書き通りに事が進められたと予測します。その後の圧力も計画通りで、腰折れ政府が中途半端に船長を解放してますます優位に立ちました。
今は謝罪と賠償を求め、拒否するならばおそらく新たな要求を突きつけてくるはずです。
野党も批判する事で民主党を窮地に追い込むばかりでなく、日本の危機なんですから、国会全体と各省庁が結束してあらゆる手段を持って中国に対応すべきです。能力のない民主党を焦らせて、またとんでもない対応をさせることになれば、今度は野党にも責任があると言えるでしょう。
日本の威厳を保つ努力を期待します。

『民主党の能力は限界か!』

一つ一つには対応出来ても、マルチな問題に対応出来ない。
つまり、数人の政治家(総理、前原、岡田など)が国内外全ての事態に対応しているからではないでしょうか。残りの数百人の国会議員は、単なる数の原理の飾り物であると言うことでしょう。
元来、裏工作や裏金など、オープンで明確な政治を目指す民主党が、汚職の根源と嫌うものは、外交に於いては必要悪であるのです。危機が起こった事態にどれだけのパイを持っているかが政権の強さなんです。そのためには法に反するギリギリのパイを作っておく必要があるのです。
クリーン政治で外交が出来るほど世界は甘くないですよ。
その点では自民党の強さが今になって感じられます。
中国は今頃は、何も出来ない日本に舌を出して大笑いしていることでしょう。

尖閣諸島は1895年1月14日以来一貫して日本が領していました。1968年に海底油田があることが分かり、中国や台湾が領有権を主張しだしました。今後の経済成長には必要な資源を持っている尖閣諸島を欲しがるのは当然のことでしょう。
危機管理上このような事態は予測出来たはずだし、今回の対応は事件発生後すぐに政治判断が必要であったことは賢明な皆さんには分かっていたはずですが、のんきな日本の政治家には分からなかったのでしょう。同じようにのんきな国民も批判しかできないのです。
無能な政治家に任せるばかりでなく、国民も危機感を持って行動しないと日本は崩壊しますよ。

例えば、尖閣付近の海上へのツアーを作って行くとか、政府がお金を出してでも島の所有者や地元の漁民をを上陸させ漁業基地えを作るなど、国民による強硬手段も必要だと思います。
その場合は、たとえ中国に拘束されて生活を保障してやるくらいの覚悟は、政府にも必要でしょう。
中国政府の策略とは言え、中国国民の行動力を見習うべきではないでしょうか
メディアもテレビでバラエティー番組ばかり放送している場合ではないと思いますが・・・。

2010年9月18日土曜日

「脱!小沢」組閣の力量は?

菅内閣が組閣されましいた。
この内閣で一番期待出来そうなのは、前原誠司外務相です。民主党の中では一番米国から一目置かれるほどの実力者で、原理主義で堅物と言われる前岡田氏とは全く違った外交をやってくれるのではないでしょうか。
そして、菅総理の経済政策を批判し続けてきた海江田万里経済財政相がどのような手腕を発揮されるのかが注目となります。
起用の目玉としては、民間からの片山義博総務相と若手からの馬淵澄夫国交相です。実力も伴ったお二人なのでどんな活躍をして貰えるのか楽しみです。

小沢氏を支持した鳩山グループから2名の入閣に留まるだけの、脱小沢路線が前面に押し出された組閣で、菅総理の意地を通しきることになりました。
いつも民主党には小沢の陰が見え隠れするのですが、もういい加減にその考えを変える必要があると思います。国民の多くが小沢に対して不支持(民主党支持者の60%近くが不支持)を表明しているのですから、脱小沢を鮮明にした菅内閣の選択は正しい選択でした。

『小沢氏の時代は終わった!』

検察審議会で起訴にでもなれば、政治生命は絶たれることになるでしょう。
ただ、裏の力には強力なものがあるので、離党を含めた新勢力を今後も模索し続けると思います。
そこで、取り残された形になってしまった政治の出来ない《小沢ガールズ》は今後どうするのでしょうか。元々、人気取りだけで政治家になった面々ですから、6年間の任期が終われば芸能界にでも転身するのでしょうね(笑)

さて、為替の介入に踏み切った結果、ドル円のレートは2円以上もの円安に向かいましたが、これは一時凌ぎに過ぎません。
83円近辺では介入が入るという防波堤が出来ただけの効果でしかないでしょう。その結果、投機筋の作為的な操作がより激しくなり、デフレ克服・経済回復にはほど遠いでしょう。

世論の要求もあり2兆円を使った介入に踏み切った訳ですが、やってしまったことは一応の効果があると言えます。
しかhし、今後もこれを繰り返すと最終的にはとんでもない円高を招くことになるので、単独介入はこれっきりにしてもらいたいものです。
それよりも、政府主導で先進産業の内外を問わない民間資金も含めた巨額なファンドを作るなど、円高に振れると日本が世界に対して脅威を与えるような仕組みを作り上げ、自然に円安に向かう方向に政策を進める必要があります。
優良企業の多くは、製造部門の65%以上が海外にシフトしています。この円高では今後も増え続ける事になるでしょう。
もう日本は、輸出国日本ではなく、輸入国日本になりつつあるのです。円高は日本に有利であると考えた政策を世界にぶつけないと、産業のドーナツ化現象による雇用不足が心配されます。
経済通の海江田大臣の力が試される一年になります。
同時に、経済対策も含めた前原外務相の手腕が注目される一年にもなります。

2010年9月14日火曜日

いざ、政局

茶番劇とも言える『筋書きのあるドラマ』が予想通りのシナリオで終結しました。
民主党にとって最もマイナスの少ない結果になり、これで支持率も落ち着くことでしょう。
絶大な国民の支持をバックに、菅総理の民主党への牽引力は強くなったと思われますが、小沢の扱い如何によっては不協和音が鳴り出すことも否めません。
まずは組閣で菅カラーを何処まで出し切れるかが注目だと思います。

経済をどのように立て直すかが待ったなしの課題なのですが、選挙が終わり円高に急騰しています。このまま円高に向かえば多くの企業が体力をなくし、余力のある企業でさえ生産拠点を海外に向ける他に道がなくなります。
代表戦であれほど雇用に力を入れた公約をどのように守るのかが気になるところです。
いずれにせよようやく空転していた国会が動きます。待ったなしの重要事案が山のようにあります。

『菅さん、はやく日本を救って下さい!』

さて、小沢氏がどのような動きをするかも注目です。
まさか民主党を離党するとは思えませんが・・・
挙党態勢にどこまで協力するのかもしっくりと見ていきたいと思っています。
表に出れば政治と金を追求され、陰に隠れても闇将軍と言われる豪腕の扱いも、管政権に取っ手は知恵を絞らなくてはならない重要課題です。
今回の候補者は口を揃えて「命を賭けて・・・」の発言はあったが、[私財を擲ってでも・・・]の話しはありませんでした。しっかりと自分を守っている訳です。
いくら命を賭けても、失敗したら退陣して終わりの構図は変わらず、政治家は温々と生活していける訳で、菅総理には国民不在の政治に陥らないようにお願いしたい。

2010年9月9日木曜日

自民党若返り

自民党は幹事長に石原伸晃、総務会長に小池百合子、石破茂政調会長(53)を再任する執行部人事を決めました。国対委員長にも逢沢一郎が就任し、党三役全員が50代に若返り、今後に期待が持てそうな陣容になりました。

振り返れば、小泉首相の後を安倍晋三が引き継いだのですが、本来ここでは麻生太郎につなぎその後に安部氏にバトンタッチしていれば、今回の民主党政権に移ることはなかったと筆者は思っています。
当時安部氏は自民党の次期のエースだった訳ですから、国民に浸透した小泉カラーを二年くらい麻生氏でワンクッション置き、その後に安部カラーにすればここまで支持率が低迷するjことはなかったと思います。民主党に全く力が無かったのですから。
もし自民党政権のままなら、今の総理大臣はおそらく石原氏か小池氏担っていたのではないでしょうか。
解散がなく3年後に衆参同日選挙になるなら、自民党は石原伸晃幹事長が総裁になり牽引していくことになるでしょう。

いずれにせよ人気実力を備えたエースである三氏が揃ったことで、民主党にはかなり大きな脅威になると思われます。

『民主党には論客はいても、政治家はいない』

本物の政治家が殆どいない野党的感覚の民主党にとって、与党的感覚の自民党に政治力で勝てない事になり、国会運営に大きな支障をもたらすと思われます。
代表選後、早急に腰の据わった組閣を行わないと、再び国会が空転し日本国が混乱するでしょう。世界からも見放された姿を国民が許すでしょうか?
鳩山・小沢・菅の三人だけしか代表になれない民主党が、良い方で歴史に残るか悪い方で歴史に残るかの正念場を迎えることになります。

2010年9月6日月曜日

世界に示した、情けない日本人

国民のためにと言いながら、国民不在の民主党代表戦が粛々と進んでいます。
小沢氏の応援にテレビに出てくるのはいつも同じ政治家で、金魚の糞のようにくっついて歩いています。かけ声係の谷亮子やビジュアル系の田中美絵子などの無能な一年生議員に、尊敬する師匠の娘である田中真紀子を加えてアピールしています。
菅氏は現職を生かし、蓮舫を中心とした内閣応援部隊に、公務の傍らでの活動をアピールしています。
しかしその間、国はどんどん悪い方に進み、代表戦が終わってからもかなり厳しい状況で、大胆な政策とスピードを必要とすることにでしょう。
筆者はのんびり代表戦を行う民主党には危機感が感じられず、どちらが総理になってもおそらくこの難局を打開出来ないと思っています。
超党派での国会運営が必要になるでしょう。口先だけで国民に選ばれた素人政治家全員に政策のプロである頭脳集団の官僚や有識者を加え、みんなで知恵を絞り合う機関を作り権限を持たせる事でもやらない限り、民主党国会議員が何人集まっても無理ではないでしょうか。

今回の代表戦を見ていても抽象的な漠然とした考えを述べるのと、人物評を語るだけで、具体的な政策の話しは殆ど出てきません。総理大臣になって何をするのか、将来がどうなるのかを、もっと具体的国民に向けて(サポーターや党員だけでなく)語って欲しいものです。
失敗すれば資産をなげうってでも国民を守る決意が欲しいものです。
でも、嘘をつくのが当たり前の政治家ですから、そんなことをいっても同じ事か・・・。
次の選挙には出ない発言の鳩山が再び表舞台に出てくるような民主党ですから。

『代表戦は人気取りだけに終始し、シナリオ通り幕を閉じます』

政権交代時に「一度民主党にやらせてみれば・・・」と大きな判断ミスをして今回の状況を生んでいるのに、また再び「小沢にやらせてみせれば」と言う甘い考えの懲りない人々が増えてきているんです。政策や人物なんかどうでも良いわけで、国民の政治に対する無関心度がよく分かります。
日本人というのは態勢に流される事が多く、自分の考えを持つ人がとても少ないんです。ムードを造り人気者を前に押し出しメディアに注目させればそれだけで有利になるんですからね。

政治を空白にしただけの民主党代表選は、世界中に対して、日本の無力さを晒し、今まで培ってきた信用を無くし、国民の無知を示すだけの結果に終わってしまいそうです。
あぁ情けない・・・・。

2010年9月2日木曜日

国民のために・・・?

選挙戦が始まり、両者とも口を揃えて「国民のために・・・」的な言葉が数多く飛び出しています。
政権交代が起き丸一年が経過しました。民主党はこれまでに国民のために何をしてきたのでしょうか?
事業仕分け以外に国民の支持を得た政策はありましたか?
ただ単に金をバラ撒いただけの結果しか産んでいないのではありませんか?
世論がどんなに反対してもマニフェストの実行に拘りすぎたのか、鳩山政権は無駄な政策を行ってきました。国民不在の政治を続けてきました。
その殆どを陰から操ってきたのは当時の小沢幹事長なんです。
そんな人物が「国民のために」なんて、一体どの口から発しているのでしょうか?
この図太さが小沢氏の持ち味なんです。
そんな小沢氏が再び国政担当することを容認する、そんな政治家がこんなにも沢山いる民主党に不安を感じます。みんな私利私欲に走って、金が集まる小沢氏を応援しているのではないんですか?

小沢氏に金魚の糞のようにくっついている一年生議員を見ていて情けなく思います。
多くの支持者が反対をしても小沢氏を応援しようする姿は、まるで幼稚園児が先生を慕うような連想をしてしまいます。
前回の選挙は支持者ではなく小沢氏の力で当選したと、国民に向かって意思表示しているのです。
あなた方は政治をするために政治家になったのではないのですか?
これでは小沢氏の道具に過ぎません。
まだ自分の力では何も出来ないこの人達は、今後一体「国民のために」何をしてくれるのでしょうか?

『どんなに論戦をしても表面上だけ。無記名投票なんだから』

選挙が始まり菅総理が元気になり舌戦も激しく、その討論は国民の興味を引いています。
そして、今のところ議員の支持は小沢氏がやや有利と評されています。
しかし、前回のブログに書いたように、菅総理が地方議員や党員の投票で逆転勝利をすることが国民の支持を得、小沢氏の面子を保てる最高のシナリオなんです。
ドラスティックな結果を産むためには、選挙までは小沢氏が絶対有利を保つ必要があるのです。

2010年8月31日火曜日

民主党代表選のシナリオ

朝夕はさすがに涼しくなってきましたが、大阪では連日35℃を越す暑さが続いています。9月上旬までこの状態が続く可能性があるそうです。近年にない異常気象が日本を襲っています。
経済も日銀が乗り出したにも関わらず、一旦期待感で円安傾向であった為替も再び円高に向かい、株価も低迷しています。
こんな大変な日本を尻目に政治ゲームを楽しんでいる民主党は、菅総理と小沢前幹事長の全面対決と報じられました。

筆者は、この代表戦は全面対決ではなく話し合いによる『出来レース』であると思っています。
鳩山。輿石両氏が考えた筋書きに併せ、菅・鳩山会談の段階で色づけられ、菅・小沢会談で全てのシナリオが出来上がったのです。
これが『出来レース』である理由は代表戦の結果を考えれば容易に答えが出てきます

①代表戦を無投票にすれば、自民党時代と同じように密室談合で決められたと言われ、国民だけでなく民主党内部からも批判が出るでしょう。
②小沢が勝てば「金と政治」に不安を持ったままの政権運営となる。一線から引いたはずの小沢・鳩山ラインが復活することになり、国民の支持は得られないだろう。
③菅総理が勝った場合は、国内外に向けて全てが丸く収まる訳だがが、牽引力が弱く党内を纏めることが出来ない。

『そこで書かれたのが今回の筋書きである』

小沢氏も挙げた手を簡単に降ろす訳にはいかず、小沢支持の政治家を納得させる事も必要となるので今回のシナリオになったと思う。
全面対決をアピールすることで、密室談合論が消え、小沢支持の面子も守られる。
菅陣営も戦いが激しいほど、勝ったときに国民の支持が得られる。
小沢氏の面子を立てたことで党内の牽引力が強まる。などなど、他にも挙党態勢の強化や国民の支持を得るためのいろんな手法が描かれていると思う。
今後は全てを穏便に進めるために書かれた台本を選挙まで筋書き通りに進めていくだけなのであろう。もう既に各陣営の人事が水面下で進められていると推察できる。

台本が書かれている証拠に、両氏とも挙党態勢を前面に押し出し、小沢氏は決して菅総理を批判しないし、菅総理も代表戦を戦うことより総理の仕事が重要と、かなりゆとりのある発言をしています。話し合いをする前とはかなり違った状況になっています。
選挙の結果は菅総理が勝利すると予想するします。
模試私の予想が当たるなら、それは政治ゲームが政治ドラマに変わった瞬間である。
筋書きがセンセーショナルなものであればあるほど感動は大きくなるものです。国民は騙されないようにしなければなりません
これにより支持率が上がれば、国民不在の民主党政治が今後も続く事になるでしょう。

政治家の皆さん。こんな争いより早く日本を良い方向に導いて下さい
小沢が勝つことがあるのなら『大連立』の他にはないと思うのですが如何でしょうか?

2010年8月28日土曜日

24時間テレビ

今日恒例の24時間テレビが放送されます。毎年楽しみにしている方も多いと思います。
この番組は1978年に、「愛は地球を救う」をキャッチフレーズに福祉を中心にチャリティーキャンペーン活動を行う番組として誕生しました。
当然、盛り上げるために有名タレントを司会者やゲストに迎えたり、話題性のある健常者や難病を持った障害者の方々スポットをあてたりしたドキュメンタリーやドラマを制作し、視聴者の心を掴んできました。
その意義は筆者にもよく分かります。
しかし、この番組には多くの方の批判もあります。
それは、出演者に多額のギャラが支払われていることです
今までにギャラを募金したタレント(萩本欽一など)の話は聞いたことがありますが、これはほんの一部でしょう。
タレントとは関係なく、タレント事務所が日本テレビと交渉するのでそうなるのでしょう。
筆者はこの状況に憤りを感じます。
チャリティー番組なら出演者は全員ノーギャラであるべきではないでしょうか。
もっと大きく言えば、日本テレビを始め番組制作に関わる方々もボランティア参加をし、その費用を募金するべきではないでしょうか。CMを出している企業も相応のチャリティーをするべきでしょう。
そうでないと実際に各地でボランティア参加している一般の方々が可愛そうです。
ボランティアの考え方が発達していない日本では、無償で行動することに慣れていないからこのような状況が生み出されるのでしょう。
時々、こんな事を言ってもいいのと思えるような発言をするタレントがいます。仕事と思っているからの発言で、主旨について全く理解できていないのでしょうね。
各地の災害などでボランティア参加者の中に必ず『日給はいくらですか?』と問い合わせる人がいるようです。このような考えと同じ事が芸能界に起きているのです。

眠いのを我慢して番組を続けるのも仕事。
ドキュメンタリーに涙するのも仕事。
ドラマに感動する姿も仕事。
マラソンで力を振り切り無理矢理走りきるのも仕事。
視聴率を上げるため、感動的な制作や装飾をするのも仕事。
そんな涙も、言葉も、感動も、全てお金のためとすればどうでしょうか。
作られたり演じられた感動は興ざめします。
あなたは筋書きのない本物の感動に接したい思いませんか?
視聴者からの募金はタレントから見ればほんの僅かな金額かもしれません。
しかし、心のない演技に騙され、一生懸命小遣いを貯めた貯金を純粋な気持ちで寄付する子ども達の心を踏みにじらないで下さい。

こんな大きな番組なのに、10億程度しか集まらないなんて不思議に思いませんか?
制作側は誰も痛んでいなく、一般視聴者の力だけだからこんなにも少ないのでしょうね。
チャリティー番組を名乗ることが烏滸がましくはありませんか?
日本テレビ側も批判され恥ずかしいのか、《本当の主役はテレビの前のあなたです》という言葉はいつの間にか消えてしまいましたね。

『日本テレビはタレントのギャラも含めた制作費を公表しなさい!』

そうすることで視聴者の信頼が生まれ、口先だけのタレントが誰なのかがはっきり分かります。
本物のチャリティー番組を制作することでメディア本来の使命を達成することが出来ます。
昨今、児童虐待やイジメなどの問題が更に陰湿になってきて、行政や教育だけでは解決する事は難しくなってきました。
これを根本から解決するには、希薄になった人間関係を元に戻す必要があります。昔みんなが道徳で習った「礼節」や「人情」を思い出す必要があります
ボランティアの精神は正にそれらの心を呼び戻すことが出来るのです。そのためにもこの番組を本物にしなくてはなりません。
多くのタレントや制作者がこのことに気が付き、視聴者にその心を伝える事を期待します。

ボランティア活動を長年にわたって活動してきたタレントはこの番組には出てきません。
毎年出てくるタレントは、収入や売名行為を目的としているか、ここに出ることが社会貢献と勘違いしている馬鹿者でしょう。
それなら仕事を依頼され出演するのではなく、ノーギャラで心を見せるのが筋ではないですか?

2010年8月24日火曜日

失速!日本経済

先週、菅総理と日銀総裁が話し合うということから、何らかの緊急経済対策が出るのでは、と期待もあったのですが、結局は僅か15分の電話による意見交換に終わってしまいました。
経済対策も財政難が理由で1兆5千億程度の規模しか考えられず(赤字国債は発行しない)、9月6・7日の日銀金融政策決定会合で追加緩和が出せるかどうかが焦点で、それまではなんの対策も出ないことになりました。
それを受けて、円高は進み日経平均は年初来安値を記録し、ドル円の84円台に、日経平均の八千円台に突っ込みました。

菅総理は小沢氏に対抗するため、若手議員に3年間選挙をしないと確約をしたり、自分の政策を本のバラマキで考えを主張し自分の方に取り込もうと、代表戦ばかりを睨んだ活動しかしていません。
国民不在を態度で示すことになりました。
この状況下でも民主党は動こうとはせず、野党も何も出来ないままに時間が経過していくばかりの状況となっています。
政治家の皆さん、あなた方は自分が何をすればいいのか分かっているのでしょうか?

『いま、日本経済を立て直すことが政治家最大の使命である』

この難局を乗り切る術を民主党は持っていないと言っていいでしょう。乗り切る力が無いんです。
これを打ち破るには一手しかないと筆者は考えます。
それは自民・民主両党が一時休戦し<大連立>を打ち立てることです
選挙をしないまま国民に理解を得るには、これ以外には方法はないでしょう。
それによって、大胆な経済対策を打ち出し、世界への信用を復活させ、あらゆる政策を決定し、日本を活気あるものにすることがで出来ると思います。
そのためには代表戦に小沢氏が出馬する必要があるでしょう。以前<大連立>を唱え、党内から大批判を受けた程の力の持ち主である小沢氏以外に、この仕事が出来る人はいないと思います。
それを実現してくれるなら、検察審議会の問題も水に流して良いのではないでしょうか

もし、それをせず私利私欲のために小沢氏が立候補するなら、国民は猛然と怒りを民主党に向けなくてはなりません。総選挙もやらなくては納得出来ないでしょう。
そういう事態になれば、おそらく誰が総理大臣になっても日本は地盤沈下することになります。
今回の対策を間違えれば、復興には相当年月がかかり、数十年先に「失われた20年」が話題になり、民主党だけでなく政治家全体の失態が問われることになるでしょう。
その頃の日本は果たしてどんな社会になっているのでしょうか?

2010年8月20日金曜日

鳩山お坊ちゃまのお遊び

酷暑に襲われ、経済が困窮し、将来に不安を感じながら国民が苦しんでいるときに、お坊ちゃま鳩山は涼しい軽井沢で、数多くの国の権力を握る方々と政治ゲームに興じているんです。
更にこの会合に参加した小沢が次の代表戦に立候補する?
日本の権力を牛耳り、国民を無視し、あらゆる国際的信用を無くし、まもなく起訴されるかもしれない人が総理大臣になるなんて、耳を疑いました。
ここに集まった人達は、自分達のことしか見えていないのです

経済対策もようやく僅か1兆円余りの規模で始動し始めるようです。
お金がないから緊急時でも大規模な対策が立てられないのです。オマケに代表戦のため国会が動かず、内閣も馬鹿ばかりなのか動きが鈍く決定力がありません。
こんな時こそ赤字国債を出してでも、今の10倍以上の大規模な対策を打ち出すべきではないのでしょうか。
こんなことで責任政党と言えるでしょうか。
このままでは日本は確実に沈没します。

『民主党は確実に日本を崩壊へと導いています』

民主党の代表選に合わせて、国民の信を問うため国会を解散させ、場合によっては大連立を組み、根本から立て直さないと地獄を見るとになると筆者は考えます。

鳩山坊ちゃまは次の選挙に出ないと宣言したはずなのに、いつの間にか権力闘争のキャスティングボードを握る存在になっています。
嘘つきは政治家の専売特許ですが、大金持ちで、総理を辞め責任がなくなり、日本がどうなろうと生活に困ることがないから、のんびりと涼しいところで遊んでいられるんでしょう
世間知らずのお坊ちゃまのお遊びに呆れてしまいました。

2010年8月17日火曜日

日本経済の悪化は予想以上。民主党の失策

お盆も終わり、今日から正常に戻った方も多いと思います。
異常な暑さの中世界的に異変が起きています。ロシアでは大規模な山火事、グリーンランドの氷山の分離漂流、中国揚子江流域の豪雨、逆に南米では異常低温が見られます。
日本でも関東で38℃にもなる異常高温、世界を見てもロシアやモンゴルで30℃を越す高温が報告されています。
いろんな要因がありますが、地球温暖化に加え都市化による大気の変化がこの現象を起こす最大の原因と考えられます。今後も毎年この異常気象が通常気象になると思われます。
大阪は連日35℃を突破。40年前の気温を調べてみると、35℃を超える日は3日ほどで、33℃までの暑さでした。40年で3℃近く上昇したことになります。

日本国民がのんびりお盆を過ごし政治が空白中の日本に大きなニュースが入ってきました。予想はされていましたが、1968年以来世界2位を誇ってきたGDPが中国に逆転されました
メディアでは人口の多い国が有利とかの言い訳も書かれていますが、資源を持たない日本が負けたことに大きな意味があります。オマケに円高が進行し、ドルが85円割れ、ユーロが110円割れの為替が更なる経済への足枷になってきました。
これらの現象は、日本企業の生産拠点が海外へ向かうことに拍車をかけるでしょう
資源のない日本は今まで加工・製造で生きてきたのですが、その拠点がどんどん海外に向けられることで、仕事が減少することの雇用不安が浮上してきました。
<賃金の減少、消費の減退>とデフレスパイラルが加速される事が明らかで、、深刻なデフレ不況が見えてきました。

『日本の経済は今後急速に悪化します!』

そんな中、政府民主党は次期代表選手の選考ゲームに興じ、連日勉強会等の会合に明け暮れています。自民党時代の派閥争いそのものです。
日本国民をそっちのけでですよ!
日本の危機が目の前に迫ってきているのに、なんの政策もなく、ただ大変な事態とコメントするだけで、経済対策検討の声はあっても中小企業への緊急融資などの一時凌ぎばかりで、円高対策や雇用対策などの根本的な問題解決に向けての非常事態時の緊急対策の声は上がっていません。民主党にとっては代表選挙が終わらないと何も出来ないと言うことなんでしょう。
こんなことで、本当に日本は大丈夫なんでしょうか?
米国は今後ますます中国に傾倒し、日米の距離が遠くなりそうです。
中国や米国抜きでの経済は考えられないのですが・・・。

こうなったのも、数々の民主党政策の失敗であることを、民主党の皆さんに自覚して頂きたい。
いま、派閥争いをしている場合ではありません。こんなことをしていると国民は民主党から確実に離れていきますよ。
日本を壊さないためにも、手遅れにならないうちに経済対策に手を付ける必要があります。

頭の悪い人の集団である政治主導よりも頭の良い人の集団である官僚主導を、暫くは続ける方が得策だとは想いますが・・・。

2010年8月10日火曜日

政権にこだわり、ぶら下がる民主党

広島平和記念式典に、国連事務総長や駐日米国大使が初めて参加。米国・フランス・英国の代表を始め74カ国が参列し行われました。9日にも長崎で式典が行われ、32カ国の参列がありました。
毎年、日本は唯一の被爆国を合い言葉に、核廃絶に向けたリーダーシップをと言われ続けながら、積極的に核に対して世界を牽引することが今までになく、そのまま一年が経っていきます。
結局は世界中の政治家の政局に利用されるだけの式典なんです。
この扱いは沖縄の基地問題でも同じ事で、支持が増えることを目標に出来もしない理想論を並べ、平和を訴えているだけなんです。
政治利用されることなく、今日を機会に核廃絶と世界平和に向けた真の活動を日本から発してもらいたいものです。
核兵器は根絶されることはないでしょうが、平和利用への道筋が期待されます。

先週、臨時国会は閉会しました。歳費の自主返納と社保病院存続法が与野党合意で可決成立しただけで。重要法案は秋の国会に全て先送りとなりました。僅か8日間の国会が終わり、あとは9月中旬の民主党代表選にまっしぐらの情勢となりました。
なぜ国会を閉じるのか、筆者には全く理解出来ません。
世界がデフレに向かって進行し、長期的な不況に突入するかも知れないこの時期に、日本経済にテコ入れ出来ない政治が正しいのでしょうか。
国内にも重要な問題が山積みとなっています。そんな事態を無視hして、政局のために1ヶ月以上も政治を放棄するんです。

『再び国会が空白になるんですよ!』

政治家は自分達の生活が大事で、国民のことなんか何も考えていないことが鮮明で、与野党共に責任ある事態なんです。そのために増税するなんて国民を馬鹿にしているとしか思えません。

民主党の内部もゴタゴタしていて、再び総理大臣が替わるかも知れない上、小沢氏を中心とした再編が行われようとしています。
ここでよく考えて頂きたいは、国民のどれだけの人達がお金の問題で退陣した小沢氏を支持しているのでしょうか?仮に代理人が代表になっても、陰の総理として圧力がかかることは明らかで、ここまで国民を馬鹿にしないで欲しいと思いませんか?
同じ理由で退陣し、政権運営の失敗の責任上次回は立候補しないとまで言った鳩山前総理もいつの間にか再び復帰し、海江田万里氏を代表に立て、小沢氏と共に政治の中心になろうとしています。
政権運営すらまともに出来ない民主党が、党内に於いては自民党と同じような派閥争いで党内を二分し、政局を中心とした政治ゲームに興じています
誰が総理になっても、小沢、鳩山、菅以外には民主党をコントロール出来る政治家は居ないのです。
政権を取っても失敗の繰り返しの民主党にはリーダーシップが取れ本物の政治が出来る人は殆どいないんです。大臣になれる人物ですらほんの数人しかいません。

民主党は代表戦の後に長期政権でちゃんと政治をやると言ってますが、このまま民主党政権が国民の信を問わずに、次の総選挙までの3年間政権を担当すれば、日本は沈没し、その後はどんな政治家が主導権を取っても復興出来なくなるか知れません。
国民はさらに苦しむことになります。
民主党は日本の将来を本当に考えているのでしょうか?
代表戦後こそ、民主党はこの代表の連立政権で日本を牽引すると総選挙を行い、真の国民の声を聞きくべきではないでしょうか?
日本の将来を正しく導ける長期政権を樹立させる以外には日本を救う道はないでしょう。
もし総選挙が出来ないのなら、大連立を組み、次の総選挙までは国の立て直しに精力を注ぎ込む姿勢が必要でしょう。

やはり政権というのは魅力のある立場で離れたくないんでしょうね。
そんな麻薬に侵された民主党は完全に麻痺しています。
国民が絶大な支持で大勝させたことがこの結果を産んだことを忘れないで下さい

2010年8月4日水曜日

高齢者不明は役所の怠慢

児童虐待が話題になったと思ったら、その次は高齢者が全国で大量に行方不明になりました。報道機関によって人数はまちまちですが、今現在で百歳以上で40~55名も行方が分かりません。調べが始まるにつれてどんどん増えていってます。この年齢を下げ調査をすれば、何十倍もの行方不明者が出てくるかも可能性があります。
この問題で一番悲しいのは、何年もの間親に会っていないのに、捜索願いひとつ出さずに何もせず生活している家族や親戚達です。なんと冷たい心の持ち主なのでしょうか。
常識を破るこの事態に開いた口がふさがりません。地域だけでなく家族までもがここまで希薄な人間関係になっているとは思いもよりませんでした。
その中には遺族年金や老齢年金を受け取っている人もいるとのことです。お金を得るために捜索願や死亡届を出さずにいたのではと、家族を疑いたくもなります。
今回の問題は全て地方自治体の責任であると言って過言ではありません。担当の方々の言い訳に登場する言葉は児童虐待と同じように個人情報保護法なんです。個人のプライバシーがあるので踏み込めないという説明が数多く飛び出しています。責任逃れとしか言いようがありません。
一家族のプライバシーを守る前に、役所は住民が支払った税金が正しく使われているかを調べる義務があるのです。条例を定めてでも生存確認をして、年金や祝い金など、本人に正しく支払われているかどうか調べるのが、公僕としてのお役人の努めではないのでしょうか?

自分達の仕事をしない言い訳を、個人情報保護法の所為にはしないで頂きたい。
世界のメディアもこの問題を取り上げ、世界一の平均寿命を誇る日本の信用にも関わるようなコメントも出されています。本当に世界一なのが?なんてね。

『日本の正しい平均寿命は・・・一体・・・?』

児童虐待の防止も高齢者の生存確認も、原因は同じです。希薄になった人間関係を昔のように戻すことが最重要課題ではないかと筆者は考えます。地元からの正しい情報を役所に伝え、それを毅然たる態度で確認するような連係プレーをすれば、このような問題は一切起きません。
情報収集に於いては、交番警官(昔よく言った駐在さん)の役割が個人情報保護の関係からか変化したことも多きと思います。筆者の子どもの頃は年に何回か駐在さんの家庭訪問があり、地域の家庭のことは警察が把握していました。今では家庭に入ってくることは殆どありません。

自治体によっては以前から判っている所もあるようで、それが問題にならず訂正もされていないうえに、平然とインタビューを受けているんです。自分達にはなんの責任もないような態度で話している姿は、何を考えて仕事をしているんだと腹立たしくなります。
これらの人に年金やお祝いなども支払われているというならば、これは正に怠慢ではなく、犯罪ではないのでしょうか。受け取った家族も、支払った役所も同罪と考えるべきでしょう。
典型的なお役所仕事です。

役人は自分がやるべき仕事を良く理解し、<何のために、誰のために仕事をしているのか>、原点をよく考えて行動して下さい。
そんな質問をすると、おそらく多くの方々が、「生活のために」と答えるのでしょうね。
まことに情けない話しです。

2010年7月31日土曜日

児童虐待を考える

児童虐待相談対応件数が2007年度に4万件を突破、2010年度は4万5千件を越すのではないかと思われます。こんなに相談があり、事件も多い中、2008年度に制定された臨検(強制立ち入り調査)は、2009年度には1件しかなく、出頭要求もたった21件しかありませんでした。それに対し児童虐待死が107件128人もあったと報道されました
こんな場合、いつも児童相談所や学校の対応が問われ、その難しさが浮き彫りになります。担当員や教師の能力問題がメディアで論議されますが、筆者はそんな意見は的外れではないかと思います。何でも批判するメディア最大の欠点なんです。
担当者や教師はみんな一生懸命やっているんです。しかしこの問題には保護者のプライバシーという大きな壁があるんです。どんなに偉い人が担当しても解決出来ない複雑な要素が沢山あります。偉そうに批判文を書いているメディアの方、もしあなたの文章通りで解決出来るのなら、一度あなたが現場の担当して解決してみては如何でしょうか。

児童虐待の報告があり調査をし疑わしい家庭に踏み入ろうとしても、個人の権利を主張されれば何も出来ないのが現状です。虐待をしている親が、本当のことを言う訳はありません。子どもはいつも親を慕っているから親を守ろうとします。酷い虐待を受けてる子どもも親の味方なんです。
学校でも生徒からの信号を教師が受けたとしても、面談すら簡単にはできない現状なんです。
これらの環境は保護者達が長い年月をかけて作り上げてきたものなんです
児童虐待による死亡事故が起きれば、必ずその予告のような出来事が近所で噂されているのですが、近所の人達もそんな家庭に踏み込むことは出来ません。
こんな状況でどうやって子ども達を救うことが出来るのでしょうか。
個人情報保護は時には加害者を守る武器になるんですよ。

この問題を解決するには、まず親の教育が最も大切でしょう。子どもの育て方を知らない親の教育です。こんな親たちは何でも保育所や学校が子どもに教えてくれると思っているんです。躾けは家庭で、教育は学校という認識がないのです。おじいさんやおばあさんとの同居が少なく、同居していても子どもを任せない親の増加もこの問題のか解決を遠ざけています。
お年寄りの躾けは子ども達、特に幼児には最高の指導者なんですよ。幼児とお年寄りの行動スピードやパターンが酷似しているからなんです。根気よくのんびりと子どもを育てることは、豊かな感性と穏和な心を産み出します。よく見かけるせかせかした親には出来ない事なんです。そんな子ども達が親になったときには少なくとも虐待はしないでしょう。痛みの分かる人間だからです。

『お節介おばさんは復活しないのかな?』

古き良き日本には、近所に一人や二人は [お節介で口うるさいおばさん] がいました。筆者もしょっちゅう怒られたものです。近所の人達が家庭の中に入り込んでくることも多く、こんな地域社会では虐待やイジメなんて考えられませんでした。
今はどうでしょうか。近所付き合いは少なくなり、会話は挨拶ぐらいしかしない地域が大半ではないですか?酷いところでは、表札もないから隣に住んでいる人の名前すら知らない人もいます。
また個人主義が常識となった日本では所得向上も手伝い、誰の世話にならなくても生きていける考えからか、面倒な地域活動に参加しない家庭が増加しました。その結果近所付き合いがなくなり、地域に関わるおばさんは、うるさいだけの本物のお節介になってしまったのです。
これ程希薄になった地域社会では公的機関に頼るしか道がなくなり、現状に至っているのです。
おそらく今後も増加することはあっても減ることはないでしょう。

平和で優しさに満ちあふれた家庭では、児童虐待は決しておきません。虐待をするような親は、幼少時に何らかの傷を負い、身体は成長しても心が成長しないまま親になった人が多いと思われます。
解決の道が見つからないなら、二十年後に親になる子ども達のために市域社会が立ち上がる必要があります。近所付き合いを密にするために、新しい考えを持った全員参加の自治会を作るべきです。子どもを中心とした地域ボランティアを活動をやるのも良いでしょう。目的は子どもの優しく健全な心を築くことです。そうすることでその子達が親になるとき、イジメや虐待が少なくなった世の中が生まれるはずです。

そしてその心が育ったときに、必ず  [お節介おばさん] が存在するはずです。

2010年7月27日火曜日

日本三大・・・ <ブレイクタイム>

日曜日に天神祭のメインである船渡御がありました。天神祭は、祇園祭(京都)、神田祭(東京)と合わせて、日本の三大祭りと言われています。日本人は三大~~というのが好きらしく、いろんなものをその言葉で表現しています。
少しウンチクをご紹介しますね。  参考【世界の三大】

三名山---富士山・立山・白山
三大河川---信濃川・利根川・石狩川 【アマゾン・ナイル・ミシシッピー】
三大瀑布---那智の滝・華厳の滝・袋田の滝 【イグアス・ヴィクトリア・ナイアガラ】
三大名泉---有馬温泉・草津温泉・下呂温泉
三大美人湯---龍神温泉(和歌山)・川中温泉(群馬)・湯の川温泉(島根)
日本三景---松島・天橋立・宮島
三名城---熊本城・名古屋城・大阪城(姫路城の場合もある)
三名園---兼六園・偕楽園・後楽園
三大鳥居---大神神社(三輪神社)・厳島神社・気比神宮
三大霊場---恐山・比叡山・高野山
三大鍾乳洞---秋芳洞・龍河洞・竜泉洞
三大夜景---函館山(函館)・六甲山(神戸)・稲佐山(長崎) 【ナポリ・香港・函館】
三大花火大会---大曲・土浦・長岡

三大珍味---からすみ・このわた・うに 【キャビア・トリュフ・フォアグラ】
三大ラーメン---札幌ラ-メン・喜多方ラーメン・博多ラーメン
三大うどん---稲庭うどん・水沢うどん・讃岐うどん
三大そば---戸隠そば・出雲そば・わんこそば
三大中華---横浜・神戸・長崎

『みんなで旅行に行って景気を盛り上げましょう』

他にもいろんな三大があります。
面白いのは、

三大美女の街---京都・秋田・石川(加賀美人) (博多という人も入る)
三大ブスの街---仙台・水戸・名古屋 (東京の場合もあり)
三大暴力団---山口組・稲川会・住吉会
三大探偵---明智小五郎・金田一耕助・神津恭介 【シャーロックホームズ・エルキュールポアロ・エラリークイーン】

見方によってはいろんな意見があるでしょうが、自分の三大を集めるのも面白いでしょう。

国民の三大義務が、教育(子どもに受けさせる)・勤労・納税の義務であり、三大権利が、生存権・教育権・参政権です。
義務と権利を守るために国政をしっかりと見て行かなくてはなりません。
それをとりまとめるべき政治家や公務員のだらしなさを三大で評価すれば、
公僕である公務員は、さしずめサボり・裏金・高収入で、
政治家は、虚偽・脱税・汚職といったところですかね。
早くこれらの問題をすっきりさせてもらいたいものです。

2010年7月24日土曜日

拉致被害者の世間知らず

仕事が忙しかったため、一週間のお休みを戴きました。
この間にまたまた民主党の意味不明のパフォーマンスがありました。
金賢姫の来日です。
国民の多くが呆れるVIP待遇は民主党の思惑とは全く逆の効果を生み出しています。
政権を取ってから拉致問題に関してなんの進展もないので今回の来日を企画したのであろう。しかし、テロを起こした犯罪者に対し特別待遇をし帰りに土産まで渡すような始末。そんなことがあって良いのだろうか?
国民はもっと大きな声で叫ばなければなりません。
少なくとも、日本にやってきた北朝鮮をよく知っている犯罪者から、情報を収集することが一番大事なことだと思うのに、そんなことは殆ど行わず、鳩山前総理の別荘で懇親会をするような国賓扱いには驚きました。
政府はアピールしただけでも、拉致を風化させないと成果を述べてますが、国民はもう既に飽きているんです。だって、拉致問題ではいつも同じ人が中心となっていて、同じ事ばかりを繰り返しているからなんです。被害者の方々も、なんかマンネリ的な活動の上にどっかりと浸っているように思えます。

被害者の代表始め有名な方々も今回のことは反省することが多々あると思いますよ。
田口八重子さんの長男が仲良く料理を作ったり食事を一緒に懇親会まで開くなんて、拉致被害者の代表の方々、テロ犯罪を犯した女性にこんな接し方をして恥ずかしくないんですか?
あなた方以外の拉致被害者に門戸を開く努力をなぜ行わないんですか?
そんな方々が参加出来ないのなら、せめて被害者全員の写真を見せ、金賢姫に対して顔を見たことがある人を捜す努力があっても良いのではないでしょうか。被害者という特別待遇の環境に胡座をかいていませんか?
自分の家族の情報さえ分かれば良いというような自分勝手な行動は良くありません
全国には多くの拉致被害者を救う会があり、みんな自分達の家族のことを聞きたがっているんですよ。

『あなた方は初心を見失っていると思います』

純粋な気持ちで始まった「救う会」が、世論、マスコミにチヤホヤされ、生活に安定感が出てくるほどに、その心を忘れつつあります
政治家もこの問題を無視して選挙に勝てないからか、どの政党も絶対に無視しません。
そんな特別待遇が国民の心との間にを作りました。
今や拉致問題を取り上げると視聴率が落ちるとまで言われます。
もっと謙虚な気持ちで初心に戻らないと、ますます拉致問題解決が遠のきます。

メディアにも数多くの問題があるのですが、ここでは一言だけ言いたいことがあります。
依然としてキャスターが北朝鮮が非人道行為を行った・・・の発言がありますが、もういい加減にそれはやめた方が良い。なぜなら、北朝鮮では拉致当時は戦時中と同じ状況で、スパイ行為や拉致は当たり前のことだったからです。もし、それを言うなら日本が中国で行った非人道行為をどう説明するんですか?
北朝鮮は今も独裁軍事国家として世界に向かって宣戦布告をしている状態なんですよ
そんな国に我々の常識が通じる訳がありません。
キャスターは北朝鮮を悪者にすれば受けがよいのではと考えての発言でしょうが、天に向かって唾を吐くようなもので、今後は良く言葉を選んで喋って頂きたいものです。

いずれにせよ、痴呆症になっていると言われる金正日に暗雲が立ち始めました。近いうちに何らかの変化が生まれるはずです。その時に拉致被害者を救えるかどうかが政府に求められるところではないでしょうか。

2010年7月17日土曜日

臨時国会の早期開催を・・・!

昨日から、ゴルフの聖地であるセントアンドリュースで全英オープンが開催され、日本からも多くの選手が出場しています。
3R と呼ばれる若手のプロゴルファーを皆さんはご存じですか?
それは、ローリー・マキュロイ(英・21)、リッキー・ファウラー(米・21)、そしてリョウ・イシカワ(日・18)のことを指しています。名前の頭文字 ”R” を取ってそう呼ばれているのです。
人気実力を兼ね備えたこの3人は、将来の世界ゴルフ界を背負って立つ若手と期待されています。まだまだ荒っぽいところはありますが、数年先にはビッグスリー(アーノルド・パーマ-、ジャック・ニクラウス、ゲーリープレイヤー)の再来になると筆者は信じています。長い目で見てあげて下さい。
今回の全英オープンには、同じようなヘアースタイルで出場していますので、ファッションも楽しみにご覧下さい。

国会で3Rような期待出来る若手がどんどん出てきて、日本の将来を明るくしてくれるかと見渡して見てもも、自分の考えをしっかり持った議員が見当たらず、なかなかそれに見合うような人物は出てきそうにもありません。相変わらずの方々がメディアに出てきて、選挙総括や新しい連立の模索など、自分達の身の保身ばかり考えた政局を論議しています。夢ばかり見ている基地問題の福島議員なんかあ、政治家の出る番組には必ず出演し、恥をさらしています。
日本各地では大雨による災害が発生し、経済だけでなく国民生活にも政治家が力を発揮するべき時なのに、臨時国会すらいつ開催されるのか分かりません。国会が開かれちゃんとした審議が出来、国の未来に力を発揮出来る体制がいったいいつになるのか、全く分からない状況になっています。
      
肝心の政治家たちは再び政治ゲームに突入し、国民不在の政局を話し合っています。彼らは国会が召集されるまでの期間は、自分達の利益のためだけに、次の選挙を睨んだに芸能活動やパフォーマンスに興じていくことになるのでしょう。
やらなければならない仕事が山積みなんですが、彼らにはそれが分かっているのでしょうか?
こんな事では世界からの信頼も低下するし、我々の将来はどうなるのか心配です。

『至急臨時国会を開き日本のために仕事をしなさい!』

民主党は、代表選挙を前倒しして今すぐに行い、新しい体制を確立した上で至急国会を開くべきです。(本来は代表選挙を待たずに国会を開催し、お盆返上で国の危機に対応するべきなんですが、そうすれば国会が空転することが目に見えているから)
議員の皆さんは1分1秒を争うような緊急事態が日本に起きていることが分かっているのでしょうか?
自分達が国民によって選ばれた初心を思い出して下さい。特定の政治家や政党のお陰で当選したと思っていませんか?早くそれに気が付いて、日本国の将来のために仕事をして下さい。
国会の正常の運営が遅れれば遅れるほど、取り返しの付かない時間の損失が発生し、世界から取り残されていきます。
日本の将来はあなた方が握っているのですよ!

2010年7月12日月曜日

選挙を終えて

選挙が終わり大方の予想通り民主党が大敗しました。
筆者の予想は残念ながら、自民民主の予想が大きく外れました。7地区の1人区当落の読み違いが外した要因でした。選挙区においてここまで自民党が圧勝するとは思いませんでした。
丁度前回の参議院選挙と反対のことが起きたのです。そこか次々と総理大臣が替わり、総選挙になり政権交代へと流れていきました。ひょっとすると、今後同じ事が起こり解散総選挙から自民党復権が生じるのでしょうか。じっくりと眺めたいと思います。

では、民主党大敗の原因は何処にあるのでしょうか。
メディアではいろんな事を言っていますが、そんな理由になるようなことを揺動したのはメディアであることを忘れないで頂きたい。
筆者は最大の敗因は、民社・国民新党との連立が全てではないかと思っております。
基地問題だけの社民党との連立は、沖縄基地問題が複雑な問題を残したまま、結局は自民党案に戻らざるを得なくなってしまったんです。社民党は国民へのなんの謝罪もなく政権離脱。(その結果は今回2人だけの当選でした)
次に国民新党は、郵政改革ばかりを主張し、それに関する法案ばかりを主張し、内閣を揺さぶっていた。結局時間切れで法案不成立となりました。(その結果は今回当選0人)おそらく連立は外れる事になると予測します。そうじゃないと民主党は国民に対する裏切り行為(国民が亀井を支持しなかったんだから)になりますよね。

政権交代後の前半は、これらの連立が抱える2方案が中心になり、大半の時間を割くことになります。その結果どちらも答えが出せませんでした。沖縄に至っては立候補者すら出せない状況に追い込まれました。
鳩山・小沢の大失態です。両者は金の問題も引き起こし、なんの効果的な政策を出せないまま、大きく支持率を落としたまま陣しました。
民主党を没落させた原因の一つに、官房長官の能力不足がありました。平野さんは失言失態の繰り返しで、単に鳩山の監視に終始したように思えました。

菅総理に代わって庶民の代表をアピールしたが、支持率は向上したものの民社党をまとめることが出来ずに、その後のあらゆる発言が根拠のないものとなってしまいました。つまり、民社党には政権を運営する力がないことを露見させたわけです。その後支持率もどんどん低下していきます。
サミットでは存在感がなく、国民力を示すことが出来ませんでした。

民主党は政権交代をすることだけが目標でその後のことを考えていなかったんです。
まるで大学受験を目指す生徒が志望校に合格し、入学後に何を勉強して良いのか分からない様なものです。
そんな政党を国民が支持する訳はありません。
タレント議員が当選しなかったのも、国民が能力重視を審判したのでしょう。

『当然のことながら、民主党は墓穴を掘ったのです』

政権を維持するためには、再び連携や再編の話が出ることになります。方案による部分的な連立が中心になるでしょう。
衆議院を通過した法案は、方案ごとにより良い改正をしながら法案を見直す事になり、良い法案は通るが、悪いものは否決される事になります。参議院としての機能としては良いことだと思います。
ただ、従来の何でも反対の野党になればねじれ国会になり、また何もかもが遅れることになります。
それならば解散総選挙でもう一度国民の信を問うべきだと思います。
いずれにせよ、バラマキをやめて、GDPを上げる経済対策や公僕の人員削減・報酬減額を踏まえた上での財政再建など、日本の景気を左右する方案を早く成立させ、将来の日本を牽引する国会運営をお願いしたいものです。

2010年7月11日日曜日

参議院議員選挙 当日

争点が見えない参議院選挙もきょうが投票日になりました。
みなさんは何処に投票するんでしょうか。
既に期日前投票に出かけた方もいらっしゃるでしょうが、白紙投票でも良いので必ず投票に出かけて国民としての責任を果たして下さい。筆者は昨日投票に行きました。

さて注目はいろいろあります。
まずみんなが政治に関わる指標の、投票率はどのくらい出るのか。
与党が過半数をとることが出来るのか。
タレント候補者はいったい何人当選するのか。
みんなの党を始め新党はどのくらい人気があるのか。
そして、小沢グループの力は・・・?

参議院は衆議院のお目付役的な役割があるのに、選挙は衆議院選挙とあまり変わりません。
各党のマニフェストに上がっている定数削減は実行されるでしょう。次回の選挙からは小選挙区はやめ、全国区だけの比例代表に切り替え、議員の傾向も少し違ったものにするべきだと思います。
そして、仕事の内容も変えるべきだと思います。事業仕分けなんかは参議院でやればよい。
衆議院は日本を安定させ、国民生活を考える仕事を中心にスピードを上げる必要があると思いませんか?
ひょっとしたら、比例代表よりも昔やっていた直接選べる全国区一本の選挙にする方が良いのではないでしょうか。タレント議員でも良いじゃないですか。衆議院と目的が違うのですから。

『国民の審判は如何に!』

では、選挙を予測してみましょう。
民主党   51人(±3)
自民党   43人(±2)
公明党   10人
共産党    4人
国民新党   1人
改革      2人
社民党    1人
立ち上がれ 1人
みんな    6人(±1)
主なところの人数はアバウトでこんな所かと思います。

さてどうなるでしょう。

2010年7月6日火曜日

終盤、参議院選挙

参議委選挙も次の日曜日が投票日です。各党の代表が全国を行脚し支持を訴えています。テレビでもこの状況を報じています。先日は党首討論会も開かれました。
ここで皆さん考えて下さい。多くの政党が「国民のために・・・」と叫んでいますが本当にそうなのでしょうか?選挙の時だけの詭弁ではないのでしょうか。今まで何回も騙されてきました
この叫んでいる人達も全員が国民の税金や支援によって生活している人達なんです。今大声で叫んでいるのは、商売で言えば○○○○党という商品をPRし、<生活資金を我々に下さい、そのお返しに生活を守ります>とアピールしているのです。誰を選んでもその人が力を発揮する訳ではなく、数の原理による政党が税金の使い道を決めるのです。
目先に騙されずに自分の思いを投票して下さい。

今回の選挙は論点がはっきりせず、おそらく小政党は何も出来ないと思います。
事実連立を組んでいた社民党は、根拠のない夢(基地移転)をぶつけ、結局福島大臣の自己満足だけで何も出来ないまま与党から離れました。だのに今回も<社民党に任せれば消費税も止められるし基地も移転します>と嘘の連呼を叫んでいます。与党時代に力を発揮出来なかったのに、どうやってマニフェストを実現するのでしょう。
現在与党である国民新党も、郵政一本で民主党の批判に明け暮れています。では、どうして連立を離脱しないのか不思議で仕方ありません。
共産党は相変わらずの体制批判で、国民に好かれる話しの連呼です。
公明党、みんなの党、新党改革、立ち上がれ日本などは、中道というか当たり障りのない意見で国民の支持を得ようとしています。
つまりこれらの小党は連携を組まない限り何も出来ないし、論点が見えないから国民が喜ぶような事ばかりを言う他には方法がないのです。

『野党の皆さん。根拠のない政策を喋るのは辛いでしょうね(笑)』

自民党と民主党が言ってることは余り大きな差がありません。
例えば、国会議員の定数削減は時期こそ違え1割余りの削減。公務員人件費削減についても2割削減。その他、消費税、地方分権、経済対策などもそんなに大きな差があるとは思えません。鳩山で失敗した基地問題も最近では余り大きな差はありません。
それでは選挙後に何が起こるのでしょうか。
筆者は部分的な大連立が自民党民主党間に生まれると予想します。
しかしこれが起きた時には、一歩間違えれば国民にとっては不利で、両党が悪代官になることも考えられます。

菅総理も、選挙までに国民の気持ちを測りながら演説をしているようで、喋る度に発言が変わりすぎます。
G20では日本の役割が<財政再建よりも経済対策>と世界が望んでいるのでそれに添った日本国を築いて下さい。今日報道されていた、関東と関西に2大ハブ空港を整備する話しはその先駆けとして良い考えではないでしょうか。

2010年7月5日月曜日

懲りない大相撲協会

多くの国民がサッカーに興じた1週間が終わりました。
日本の活躍に一喜一憂されたことだと思います。準々決勝を見ていて、日本と世界のレベルがまだまだ大きいと感じた方々も多いと思います。4年後までにレベルアップすることを期待します。

同じ先週、多くの力士を処分することで名古屋場所の開催が決定しました。
筆者は依然として開催は反対です。
今まで数か宇野問題を呈してきた事と同じように、理事の面々は世間の批判を一時的なものとしか感じていず、名古屋場所さえクリアすればほとぼりが冷めると思っているようである。
その証拠に今日のニュースでは外部の理事長を否定する意見の理事が多かったと報道されています。
今の理事長傘下では、これだけの事件を有耶無耶にし問題を解決する事は不可能だし、馬鹿揃いの理事の面々で世間が納得する案を出せるとは思えません。
委員会の強引な押しがあったから、関わった力士全員の謝罪が出来た訳で、理事会だけでは名前の公表すらももっと時間がかかったと思われます。調査委員会なしでは、こんな短期間での名古屋場所開催が決める事は出来なかったでしょう。
だって、自分達が開かなくてはならない記者会見で恫喝をするような理事長ですよ。今日の会見でも謝罪のお辞儀が0.5秒の会釈程度のお詫びです。反省の欠片一つも感じられませんでした
きっと自分では 「委員会に言われて謝ってやってる」 という考えなんでしょう。そうすればどうなるかが分からないんですね。

『やっぱり相撲取りはアホばっかりや!それも普通のアホやないで』

貴乃花の行動もおかしいし、自分の意見を堂々と述べる理事も殆どいません。
おそらく協会はいままで、一部の理事の意見に右へ倣えでやってきたのでしょう。問題が起きても有耶無耶にすることばかり考えて運営してきたのでしょう。
問題が起きれば根本的な問題を解決する訳でもなく責任者の首のすげ替え。なんだか国会と似ていませんか?

今回の問題を契機に、大相撲協会の体質改善を徹底的に行わなくてはなりません。それには半数が相撲出身者で、半数は外部有識者にする必要があります。
相撲に関する全ての責任と決定権を持つ機関です。
理事が言ってる 「外部では現場が動かない」 については、大相撲興業委員会のようなものでも作って今までの協会の実務部分をやればいいんです。筆者に言わせれば、現場はそれ程難しい仕事ではないでしょう。今でも一人で出来る仕事を複数人数を掛けてやっているお役所仕事なんですから、能力がなくても数が揃えば充分にこなせるでしょう。

今までやってこれたのもファンのお陰です。そのファンもさすがに今回は嫌気をさしています
今までのように人気に胡座をかいている訳にはいきませんよ。
人気を取り戻し伝統の国技を守るためには、もっと心からの反省を示し努力を惜しまないことが大切でしょう。未だに反省が見えない、謹慎中の理事長さん。謹慎期間中に足りない頭でしっかりと考えてみて下さい。

大相撲は全国レベルのショーなんですから、数々のイベントを手がけてきた浅利 慶太ような能力ある人にプロデュースをお願いするのも面白いかもしれません。

2010年6月29日火曜日

矛盾だらけの金の使い方

日本は財政再建が今後一番のテーマであることは、G8、G20サミットで確認されています。そのためにも景気回復も必要条件になります。このことは多くの国民にも理解されていると思います。しかし、今やっていることをを見れば、政治家は本当に危機感を持っているのか、不信感を抱きます。国民の多くが賛成しない政策の施行は決定後でも中止するべきだと思う。

高速道路の無料化が始まりました。余り使わない道路ばかりなんですが、取り敢えずのスタートです。しかし、この無料化は良いことなんでしょうか?
高速道路は逃げ道がないので、車が集中した場合入り口出口で渋滞が起きていて、高速道路の意味を成さないのと、渋滞による温室効果ガスの排出が気になります。こんな事で流通コストを安くする効果を出すことが出来るのでしょうか?
無料化で利益を受けるのは車を使用している国民で、使わない人には税金の無駄遣いにしか思えない。あくまでも受益者負担が正しいのではないでしょうか。
年中無料にすることによって、鉄道会社やタクシーなど、従来から足になっていた企業の経営を弱体化させます。国民へのバラマキは景気を向上させることには繋がらないんです。
更に、今後の道路管理の経費や今も造り続けている道路(小沢道路)を含めた多額の借金返済は何処から弾き出すつもりなんでしょうか。疑問を感じます。
筆者は、一般有料道路は完全無料化を図り、高速道路については値引きをして有料が良いと思っています。完全ETC化を計り、人員削減の上必要な費用を料金として招集すべきです。ETCに関しては、受益者負担の原則から、便宜を図ったり公平化を目指す必要はありません。
それによって安定した道路行政をして頂きたい。

子ども手当も同じ事が言えるでしょう。将来の展望がなければ、最大の目的である出産率の向上に結びつきません。国民に直接払うのではなく、保育費や給食費、出産費用などの補助のため、該当機関に直接支払うべきでしょう。

選挙のためのばらまき手法では日本の国は良くなりません。
今回の施行は、前小沢民主党の政策は、約束事だからという意地だけで始まった感を否めません。この2つの政策は国民の半数以上が反対もしくはどちらでも良いと判断しています。
民主党というより小沢氏だけがこれから先も続けることに意欲を燃やしているんです。これは参議院選挙のための戯れ言なのかも知れませんが・・・。
小沢氏の目には国民の本心が映らないんでしょう

『政治屋は選挙が職場で、国の将来なんてどうでもいいんだよ!』

選挙が終わり、9月の代表選挙で菅体制が確立すれば、小沢氏はおそらく離党し、新党に向かうと筆者は予測します。自分お思いのままの選挙が出来る環境を求めていくのではないでしょうか。それなら{選挙党}という名称は如何でしょうか。ぴったりだと思いますが・・・。

一方で600億円もかけた参議院の議員会館が完成しました。国民にいろんな負担をお願いしながら、自分達の環境の改善に巨額の費用を投じることは矛盾していませんか?
各党とも定数削減を言っているのにどうするのでしょうか。多くの議員は「国民のために大事な仕事をしているのだから」と建て前を言うことでしょう。まあ計画が数年前から始まっているので仕方のないことかも知れませんが、こんな豪華な部屋で仕事をするんだから、言うだけの力を発揮して欲しいものです。この先衆議院も負けずにとならないようにして頂きたい。

でも、私達もこんな豪華な部屋に住みたいなあ・・・・・・。夢だよね。

2010年6月28日月曜日

スポーツ界の明と暗

先週はワールドカットの話題一色で、参議院選挙戦や大相撲の問題が吹っ飛んでしまった。
大会前は、あらゆるメディアが一勝も出来ないという予想で埋められていいたのに、カメルーンに勝った事やオランダを1点に押さえたことで自信を強めることになりました。相手チームの状態も悪かったとは言え、勝利というものは全てを変えます。いま「岡ちゃんゴメンね」を言い続けるいい加減なファンの見方も、20%ぐらいしかなかった予選突破の予想が一気に75%近くまで跳ね上がったんです。別に岡田監督が選手が変わった訳ではないと思います。勝利による精神面がパワーアップされただけなんです
最終戦の試合当初は、デンマークにボールを支配され、すぐに点が取られそうな展開でした。しかし、バスケットボールのスリーポイントシュートを彷彿させるような、芸術的なフリーキックでの2得点が日本チームに大きな余裕を与えました。技術的には差のないチームが勝利出来たのは精神面のウエートが大きかったのでしょう。PKで1点取られても全く動じない試合運びが出来たのも、このゆとりが全てだったと思う。
岡田監督や選手が今までメディアの攻撃を受け、その竦んでいた心が一気に花開いた訳である。
とにかく [おめでとう] の言葉で勝利を祝いたい。
この自身がベスト8やベスト4まで繋がればいいのですが、世界は甘くないと思われます。

その陰に隠れた大相撲野球賭博の話しですが、昨日名古屋場所開催の条件勧告が調査委員会から発表されました。筆者はどんな条件があろうとも、開催してはなりません。この短い期間の調査では、ここに揚げられた力士以外にも疑惑力士がいる可能性があるかも知れないからなんです。もし出場力士の中にそんな輩がいれば、それこそ年内の興業が出来なくなるかも分かりません。
いま最も重要なことは十分な反省をすることであり、自粛はいま出来る最高の意思表示です。最近起きた一連の不祥事全てを正常化するため、親方を含めた相撲協会全体の教育の為、11日名古屋場所の開催期間に勉強会を開くべきでしょう。何でも許されるうぬぼれと馬鹿の代表格である相撲取りを、世間に範を示せる責任ある社会人に成長させる義務があるのではないでしょうか。
国技を名乗り恩恵を受けているスポーツ期間とすればこれくらいは当然のことで、国民に心からの謝罪をするためには開催してはならないと思います。
そして、勧告された最高の処分を実施し、悪いことには徹底的に対処する姿勢を見せなければなりません。事業仕分けじゃないですが、能力のない相撲取り出身の協会理事の半数は外部有識者に変え、馴れ合いの運営を排除することも重要なことでしょう。

『多くの相撲取りには今回の事態が理解されていないかもね』

この明と暗の話題に隠れてしまった感のG8サミットがカナダで開かれました。経済問題を中心に話し合われましたが、菅総理大臣の存在感のない状況が目立っただけで、これと言った結論が出ないまま閉幕しました。この続きは建て前のG8から、現実論のG20サミットに委ねられることになりますが、ここでも欧米の亀裂が深まり余り協調はなく、不況はかなり深刻なものになりそうです。経済の立て直しが最優先となるため、北朝鮮問題なんかは消えてしまいそうです。
この世界的な経済問題が日本を危機に陥れます。

今回の参議委選挙では代表や幹事長がテレビ討論会を各局でさかんに開いてます。丁々発止の討論会とは言い難い内容です。
面白かったのは、幹事長討論会で、行政改革や公務員制度改革でみんなの党との意見が合うところが見受けられました。すると夕方の記者のぶら下がりで枝野幹事長は連携をしたいと言い出しました。民主党の面々の考えが如何に奥が浅いかがよくわかります。こんな話しは選挙が終わってからするのが常識だと思うのですが、過半数を取れそうにない民主党にとっては思いつきで行動するくらい必死なんでしょうね。逆に国民新党との亀裂が鮮明になったことが露見したのではないかと思われます。いずれにしてもその場凌ぎのマニフェストが今回も作られたことに間違いはないでしょう。

2010年6月23日水曜日

消費税論争

9党党首討論会が開かれました。
相変もわらず実現不可能なことを言ったり、理想論を述べたり、国民の人気取りのため目立とうという発言が目に付きます。後は殆どがけなし合いで、国民の信頼感を得ることが出来た政党はあったのでしょうか?
マスコミ報道では消費税論争が中心となっていました。

22年度の予算案を見ると、税収総額が37兆円余り、それに対して20.6兆円の国債費、5兆円余りの公務員給与が支払われています。実に合わせて70%近くにもなります。、地方に於いては大都市を中心として、公債費と公務員の給与合計が、税収を超えている所が殆どではないでしょうか。
これは何を意味するかは賢明な皆さんにはよく分かることと思います。
消費税を論じる前に、生産性のない公務員や議員などの給与や人数を見直すことがまずやるべき事で、これを超党派のメンバーで検討するべき事である。消費税などの歳入の検討は先日書いたように、政治家同士が談合をし、止めどなく国民に負担を掛ける悪代官集団になりかねないので、まず歳出の部分についての検討をするべきである。
地方国家の公務員や議員の給与を合計すると40兆円近くになります。これらの賃金を10%カットするだけで、消費税2%削減にも値すると思われます。生産性のない歳出を見直すことは重要で、プライマリーバランスを考えるためには、この見直しは避けて通れないところだと思います。
超党派の協議、歳出削減や議員定数の改定、賃金カットを訴える政党もいますが、出来るんですかねぇ

『選挙前と選挙の後は、言葉が変わるからなあ!』

国も地方も、今まで何度となくチャレンジしてきたテーマですが、成功するのは財政破綻を迎えそうな地方自治体だけで、なかなか自分の首を絞めるような行為は議決出来ません。
歳出削減と国債の発行を押さえることが出来て初めて、消費税や法人税の論議に入るのが正しい道筋であると筆者は思います。
国がまず動くことで地方に影響を与えます。国も地方も膨らんだ予算を縮小させ、景気とのバランスを考えながら財政再建に向けて軟着陸の場所を見つけて頂きたい。
そのためにも政治家だけでなくあらゆる分野の本物のプロフェッショナルを加えた、スーパープロジェクトチームを作り上げなければならないでしょう。
何回も書きますが、国会議員は政治屋ばかりで、その力を持った政治家はほんの一握りしかいません。
目の前に迫っている日本の危機は最高の頭脳集団で考えないと救えないでしょう。

2010年6月21日月曜日

一番昼の長い日

今日は夏至です。一年で一番昼時間が長い日なんですが、決して日の出が早く、日の入りが遅いわけではありません。
ここでウンチクを一つ。
一年で、夏至の約一週間前が日の出が早く(昼になるのが早い)、約一週間後が日の入りが一番早い遅い(夜になるのが遅い)んです。
同じように、冬至は夜時間が一番長いんですが、冬至の約半月前が日の入りが早く(夜になるのが早い)、約半月後が日の出が遅い(昼になるのが遅い)んです。
これは公転軸と自転軸が23.4度ずれていることが原因で起きるんです。夏至と冬至で昼の時間の長さが実に5時間程度も違うんですよ
昼が長くなると言うことはアウトドアで楽しめる時間が長くなるtぽいうことです。皆さん梅雨に入って鬱陶しい日が続きますが、天気の良い日はしっかりとお外で遊んでください。

今日は嬉しい話しがありました。米国の女子ツアーで宮里藍が4勝目を挙げました。米国内で初めての勝利です。日本人で唯一ナンバーワンとして輝いているプロ選手です。
1987年に岡本綾子が賞金女王になって以来、久し振りに女王に輝く可能性が強くなりました。
今週木曜日から全米女子オープンが開かれますが、それに向けての大きな弾みになることは間違いありません。女王になりメジャータイトルを取れば、ようやく岡本綾子の作った歴史をぬりかえることができます。

『藍ちゃん、頑張れ!』

日本からも多くの女子プロが参加します。フロックで上位に行くことはあっても、なかなか勝つのは難しいでしょう。いつもいますが、石川遼の如くメディアがこんな選手達を持ち上げるので強くならないということを一言付け加えておきます。
ゴルフだけでなく、あらゆる選手達は出来ないことを口一杯ものを言ったり可能性や夢ばかり語るのではなく、イチローや宮里藍のように実績を残してからしっかりした発言するべきで、それまでは謙虚にして腕を磨くのが正しい姿勢でしょう。

サッカーもいよいよ佳境に入り、デンマーク戦に引き分け以上で決勝トーナメントに進めます。応援団はデンマークに勝つ話しばかりで盛り上がっています。少し行きすぎの感も否めません。これも、勝ってから大口を叩くべきでしょう。もし勝ったら優勝の文字が新聞紙上を飾ることは間違いありません。
いい話のない世の中、夢があっていいですけどね。

2010年6月19日土曜日

党派を超えた議論の場を?

菅総理は消費税10%の自民案に同調し、消費税の増税に向けての考えを表明した。それに対して谷垣自民党総裁は「後出しジャンケンだ」と批判しています。なんと懐の狭い自民党なんでしょう。
筆者はどんな状況であれ、増税の話しを選挙前に論争することは凄い進歩であると思います。今までの選挙では、出来るだけ増税に触れずに、減税を主張する方が有利に働くことが殆どでした。
今回野党に向かって税金を考える提案を発信したことは、所信表明演説の中にあった論議をする場を作ろうという考えだと思います。出来れば超党派のプロジェクトチームを作ると言うことを考えて頂ければ最高です。選挙後の展開が楽しみになってきました。

ただ懸念するのは、論議の場を作った場合、考える中心議題は経済対策であることなんです。財政再建を目指した政策を決定した後に増税論議に入らなければ、日本は崩壊します。
もし、増税だけの税金対策チームならば、談合によって公務員や政治家を守る方向に向かう可能性があるからなんです。平たく言えば、増税が暗黙の了解のうちに国民に大きな負担を掛ける方向に進められる、悪徳大官集団になりかねません。
「お代官さま、お許しを(涙)」

このプロジェクトチームが第一に論議するのは、国会議員や公務員の人員削減なんです。財政再建を目指すには、税金で働く人達の人数を減らすことや経費の削減をすることなくして成し得る事は出来ません。
次に考えなければならないことは、世の中の流れに逆行しますが、社会保障をこれ以上膨らませないことなんです。いや、出来れば縮小方向に向かわせることが大切だと思います。経済が安定し余裕がある社会を作り上げた上での社会保障ではないでしょうか。
日本の将来を考えると国民にも多少の犠牲、我慢をお願いしなければなりません。 国民に危機感を持たせる必要があります。
そのためにも、まず国が自らの無駄を無くすことを国民に示す必要があるのです。
一番言いにくい増税論議はこの後に始める事が正しい道です。社会保障に当てる消費税増税論は、単なる綺麗事であることが皆さんには理解出来ると思います。
いずれにせよ、超党派で同じテーブルに着き論議をする切っ掛けを作ろうとする菅総理の考えは素晴らしいのではないでしょうか。

『弱者救済を叫ぶ人は、選挙への詭弁なんです!』

ここまで話したことには多くの政治家は反論するっでしょが、そんな人はいつも綺麗事を並べる単なる政治屋です。
 日本の将来なんかどうでも良い。
 選挙に勝ちさえすれば私は安泰だ。
そんな政治屋がまだまだ過半数を超しているんですよ。
ここに上げた提案が実現され、日本の将来を救うには、本物のビジョンを持った政治家を国民が選ぶことが大切なんです。
多くの人が叫ぶ弱者救済やバラマキは、経済が安定し財政再建が実現しない限り不可能なんです。こんな詭弁を叫ぶ政治家は、選挙を生き甲斐にしている政治屋だけです。

今度の参議院選挙では、候補者が何を言っているのか良く聞いて下さい。
本物の政治家は一体何人いるんでしょうね?

2010年6月18日金曜日

有名人に謙虚な心を

大相撲界で29名もの野球賭博が発覚しました。花札・麻雀・ゴルフ賭博などを加えると、5年以内に65名もの違法賭博に関与した相撲取りがいるのです。
暴力団との関わりが切っ掛けで、琴光喜の恐喝が表面化し、大嶽親方も事情聴取を受けた。
今日のニュースでは時津風親方・豪栄道・豊響も関与していたことが分かった。今後も次々と表面化すると思われるが、全体の一割にも近い力士が関わっていたわけです。
過去にも何回も事件や問題を起こし、その度に文科省のお世話になって処理し、核心を有耶無耶にしてきました。その甘い体質がいつまでも消えず、今回の大規模な賭博事件に繋がったと思われます。ただでさえ馬鹿集団と言われるくらい学のない人物が中心の相撲協会ですが、協会自体の指導能力も疑問視されてきました。今回は徹底的に解決しないといけないでしょう。
名前を早く公表し、処分を迅速に行うことが国民に対する謝罪だと思います。
当然ながら名古屋場所は興業を取りやめるべきでしょう。いくら損失が出ようとも、断固たる態度で立ち向かわないと、力士達も自覚しないでしょう。
70名ほどいる関取は、最低でも年収1500万以上あります。朝青龍が辞めるときに巨額な慰労退職金を払うことが話題になりました。
そんな高額な収入を得られるのもファンの力が合ってのことなんです。

スポーツマンは有名になれば、より身辺を綺麗にし青少年に胸を張れる生き方をしなければなりません。子ども達に夢を与えることが最大の義務ではないでしょうか。サッカー選手が子どもの手を引いて入場する姿を見れば分かるでしょう。
芸能人、スポーツ界、芸術などで活躍する方々。うぬぼれずに初心を忘れないように。
あなた方は、ファンやメディアの力があって有名になり高収入を得られるようになったんですよ。(政治家にも共通するところはありますよね)

『勘違いしないで、あなた一人の力じゃないんだよ!」

ダウンタウンの浜田が以前海外へ行った家族旅行の取材でマジ切れした映像が大々的に報じられたことがあります、その後の会見で僕たちにもプライベートがあると怒っていました。他にも多くの有名人が同じようなトラブルを起こしています。
でも怒ってはいけないんです。これらは有名税なんです。有名税を払う方々にはプライベートを主張する事は出来ないと筆者は思います。
もし、プライベートを守りたいなら、例えば山口百恵のように一線から撤退し一般的な生活をした上で、、一般の人達よりも身綺麗な生活をして、今までの応援に対して感謝をし、ボランティアや社会貢献で今までお世話になった方々にお返しをするのが、人としての道ではないでしょうか。
有名人はファンの皆様のおかげで名誉と高収入を得られることを、常に忘れないで下さい。

皆さん。角界の大掃除をじっくりと見ましょう

2010年6月17日木曜日

新しいシステムの選挙戦

通常国会が閉会しました。
最後のあがきで与野党の舌戦がありましたが、殆どが選挙を焦点に置いたアピールに他ならないシナリオ付きの行動でした。こんな茶番は今まで何回も見てきました。国民も今回は何事にも騙されず、冷静に国会議員を眺めていることでしょう。
今日から候補者は地元に帰り飛び回ることになります。選挙カーでの名前の連呼。理想論や虚偽の政策論争。有名人を加えてのパフォーマンス。繁華街での挨拶や握手。またまた定番の選挙活動が始まるのです。

こんな中、宮崎県知事が判断に困っている発言がありました。口蹄疫問題で選挙カーや応援団が県内を走り回り、折角防疫体制が出来ているのに、逆に拡大に繋がるのではないかという問題なんです。
筆者はこう考えます。口蹄疫問題は参議院選挙にとって神が与えたチャンスではないかと思うのです。
まず、宮崎県条例で選挙活動車両の通行及び移動規制をするのです。(即日施行)
いままで活動時間制限を設けるぐらい、候補者名と政党の連呼ばかりの選挙カー騒音公害が話題になってきました。それが一掃されるのは住民にとってはとても良いことです。これだけ注目されている問題ですから、この条例を施行しても、まさか極端な違反をする候補者はいないでしょう。
選挙活動を日本で初めての形態をとり全国にアピーるすべきだと思います。

指定会場や街頭での立ち会い演説会。
テレビやラジオでの政策論争。
新聞などでの自己PR。
徒歩や自転車を使っての選挙活動。

などなど、昔の選挙活動にメディア中心の活動を加えたものにするのです。

『名前の連呼はもう古い!』

騒音公害をもたらす名前の連呼は、うるさいだけで候補者の心が伝わってきません。この安易な選挙活動が、何も出来ない有名議員(タレント議員や**チルドレン、**ギャルズ)を生む元凶になっているのです。特に立ち会い演説会を増やすことは、候補者が何を考えているのか分からなかった選挙が、ある程度の知識を持っていないと立候補出来ない形態に変わります。
生半可な知識では立ち会い演説会に出ることは不可能でしょう。

当然ながら、投票も電子投票を可能にし、新しい選挙の形を模索するのです。
東国原知事、口蹄疫の苦難をバネにし、宮崎県を今後の選挙態勢のモデルケースにするのは如何でしょうか。

2010年6月15日火曜日

見所ある菅総理

日本がカメルーンに勝ちました。夢を繋いでくれたことに感謝します。ここで有頂天になってオランダに勝つようなことは思わないこと。デンマーク戦に全てを賭けると同時に、カメルーンがデンマークに勝ってもらうことを心から祈ります。

菅総理が質疑応答に答え、鳩山・小沢政権の間違いを正し、筆者が以前から書いていることを次々と表明してくれました。小泉首相以来久し振りに期待出来る総理が誕生しました。
総理がこれを確実に実行し、総理の言う超党派のスーパープロジェクトチームを結成し、経済や税制を立て直すことが出来るなら、次の参議院選挙後の基盤は固まり、長期政権が可能かも知れません。
そのためには、参院選は過半数に到達しない方が良いと思う。
超党派のチームを加えた出来菅体制がしっかりすれば、衆議院の力だけで充分政権は維持出来るし、強行採決のような国民批判を受ける行為もしなくなるでしょう。
9月の民主党代表選挙も、いくら小沢が頑張ったところで、もし逆転すればまた総理の首のすげ替えなんだから、民主党が挙って菅総理を支持する事になるだろでしょう。
これを乗り越えれば、菅総理は日本を救う人物になるかも知れません。
小沢はこの秋には離党を表明する可能性が高いと思われる。国民も小沢のやり方を知っているので、どんな行動を起こしてもついて行く人は限定されるでしょう。これからも陰の力を駆使し暗躍することは間違いありませんっが・・・。

『民主党は政権交代以来やっと正しい道を見つけたかも』

参議院選挙で勝利し、過半数をオーバーするなら、国民新党の連携を断ち切るべきです。油性改革以外なんの政策ビジョンも見えないからです。
多少国民の犠牲を払ってでも、5年先の日本見据えを緊急に対策を講じ、思い切った政策を打ち出して頂きたい。
期待を裏切らずに活躍して頂きたい。

2010年6月12日土曜日

ワールドカップ始まるが・・・

ワールドカップ南アフリカ大会が始まりました。
初戦、南アフリカがベスト16の常連であるメキシコに、あわや勝利かと思わせる善戦で引き分けました。ランキング83位のチームが17位に引き分けたんです。
2日目の韓国(47位)はギリシャ(12位)に先制点を取り善戦しています。
日本(45位)は、14日にカメルーン(19位)、19日にオランダ(4位)、24日にデンマーク(35位)のスケジュールで戦います。メディアは常に予選突破の報道を続けているが、ジンバブエ(110位)と引き分けた日本は果たして1勝でも出来るんでしょうか?
監督や選手達は「得点は本番までとっておく」と負け惜しみのコメントをしています。ここ数試合で僅か1点しか取れないチームが、ランキング上位のチームにどのようにして点を取るのでしょうか?引き分けさえも無理かもしれません。
ワールドカップではいつもベスト4を目標に掲げ、メディアには優勝の二文字が踊ることもありました。現実を知って下さい。世界との差はかなり大きいんです。

ちなみに他スポーツの世界ランキング(団体競技)を書き出してみましょう。

野球 = 3位
卓球 = 男子5位 ・ 女子4位
カーリング = 女子9位
バレーボール = 男子12位 ・ 女子7位
ラグビー = 13位
バスケットボール=男子32位 ・ 女子14位
アイスホッケー = 21位

先日世界卓球選手権は男女ともに銅メダルを取りました。日頃から余り騒がれず、コツコツと力を付けてきた努力が結果に結びついています。見ていた人はとても感動したと思います。
一般的に派手にPRするものほど勝てないんです。
ジャニーズ事務所のタレントで人気を煽るバレーボールが代表格ですが、おそらくあらゆるスポーツの中で、一番ビッグマウスなのはサッカーではないでしょうか?
いままでサッカーはメディアとファンのお陰で守られ、他のスポーツに比べ使えるお金も沢山あります。しかし、成績はパッとしません。ワールドカップ地元開催のベスト16以外は予選敗退なんです。日本では人気先行のスポーツは甘やかされて全てダメになってます。
以前にも書いたゴルフの世界も、日本では有力選手がなかなか育たないんです。

『メディアが選手を弱くしてるんです』

弱くてもチヤホヤするから選手が甘えてしまうんですよ。
国のために戦う責任感と精神力が必要でしょう。
(書いている間に韓国が追加点を加えました。ギリシャに勝つかも?)
折角南アフリカまで行ったのだから、せめて1勝して、夢を持たせて下さいよ。
余り期待していませんが。
(22時18分 韓国が勝ちました。強い。日本が韓国に勝てないはずです)

2010年6月11日金曜日

財政再建への道

亀井代表が辞任しました。筆者の目には不可解な行動としか映りませんでした。
選挙に対してのパフォーマンスなら、閣内に留まり「よし分かった」と度量を見せる方が遙かに票に繋がります。辞任するなら社民党のように連立離脱をするべきではないでしょうか。国民新党は郵政票が軸になるため、法案を通さなくてはなりません。国民新党の命なんです。威圧感のある亀井代表が閣内に居てこそ可能なんですがね。自見幹事長に首をすげ替えて、古いやり方で固めているようですが大丈夫でしょうか?そもそも、この郵政改革法案は、亀井静香が自民離党を決断した宿敵小泉に対する意地で、連立の条件に上げたものです。国民の多くは、他に急ぐ政策が沢山あるのでどうでも良いと思っていますよ

この法案を成立させて一番怖いのは、国債の安定引受先が出来るjことです。根本的な財政改革を先送りにして安易な政策を講じていると、将来にはデフレ脱却を飛び越して、ハイパーインフレを迎えることになるかも知れません。
まず第一に、菅内閣では真剣に経済対策と財政再建を考えて頂かなくてはなりません。しかし残念ながら、菅内閣の中、いや民主党には財政再建を健全に行える知識の持ち主は居ません。というより、全ての国会議員を眺めても殆どいないと言っていいでしょう。
先日の総理の会見で、幸いなことに(筆者が以前書いた様に)官僚の活用を表明したことは、菅総理が正しい目を持って政権に当たっていると実感しました。
政治主導の緩和は最も重要なことで、菅総理にとって良い意味での官僚の有効活用は大切な財産になります。無能な政治家達より遙かに役に立つことでしょう。

日本のの進むべき道を見据えて、この難しい将来に向けてのビジョンを現実化するためには、かなりの知識を持った人達の協力が必要だと思います。
首相を中心に有能政治家・日銀・官僚・財界人・学者・有識者など、最高のスタッフで構成され、あらゆる圧力に屈しないスーパー経済プロジェクトチームが必要です。いまいるような単なる総理のブレインやご意見番ではなく、ある程度の権限を持ち必要なことに対してはすぐに発動出来るような独立した機関でなくてはなりません。世界の変化はスピードが速く、面倒な手続きを待っていては手遅れになる場合もあります。権限の範囲は話し合って決めるとして、これから日本に降りかかるあらゆる難局を切り開くため、スーパーチーム作りを是非考えて頂きたいと思います。
そうしないと5年先には財政にほころびが見え始めることを、筆者は断言します

『財政再建こそが一番大切な政策なんです!』

皆さん、国民不在で政策よりも政局を考えるような政党は必要がないと思いませんか?連立を組んで、社民党や国民新党、小沢民主党が何を考えていたかよく分かったはずです。
参議院選挙では、バラマキやパフォーマンスに騙されないように、国民一人一人がよく考て投票することを期待します。政治ゲームに興じる政治屋、目立ちたいだけの芸能候補者を排除し、出来るだけ多くの本物の政治家を選んで国会に送りましょう。
でも、今度の立候補予定者にそんな人物がいるのかな・・・?

2010年6月8日火曜日

議員や公務員の給料・退職金

我々庶民と議員公務員の給料ってどのくらい違うのでしょうか?
それぞれ差があるのですが、大まかなことを調べました。
国会議員の年種はボーナスを含めて約3000万円、立法調査費や文書交通費が約2000万円、公設秘書費用約2000万円で、直接費だけで約7000万円となります。(退職金はありませんが年金があります)
知事の平均所得は1800万円程度、退職金平均が4500万円程度。市長の給料は、政令指定都市で平均2000万円、退職金が5000万円程度。一般市長で1500万円程度。
県会議員で約1600万円、市会議員で900円程度でしょうか。
国家公務員局長クラスで2300万円程度、一般は680万円程度。
地方公務員が約700万円(財政によりかなりの差があります)
局長以上の天下り(具体的な仕事もしない?理事長や理事)がもらえる給料が1500万円以上(多い人は2500万円)、数年勤務の退職金1000万円以上(多い人は5000万円)も有るんですよ。
我々の年収が500万円程度から考えると、税金で雇われている人の給料が如何に高いか分かると思います。
でも、働いている人はこの所得が当たり前(まだ少ない)と思っているんです。庶民とは感覚のズレがかなりあります。この感覚でものを考えるから世間知らずと言われるのでしょう。大金持ちのお坊ちゃん政治家には庶民が理解出来ないのでしょう。
この税金の無駄遣いが(特に天下り)事業仕分けで改善されると思っていたのにあまり効果がありませんでした。鳩山・小沢体制の欠点がここでも見受けられます。

『皆さんは国民に雇われているんですよ!』

現場光一郎政調会長は、「消費税、税制の抜本改革の議論をするからには、仮に削減効果が少なくとも象徴的な意味で、国会議員の定数削減は真っ先に実現しないといけない」との発言がありました。実現するなら自らを戒めることはとても嬉しいことです。
いままで自分達の環境を守るための法案を議会にかけることはある程度タブー視されていました。公務員の削減も同じ状況といって良いでしょう。
定数を削減する地方自治体があっても、賃金や経費負担が上昇し、結局議員の環境を守ることになっただけのことが多かった。予算枠が変わらず無駄を削減するところまではなかなか行きませんでした。
今回この考えがマニフェストに書かれ実現し財政改善に寄与することを心から願います。

2010年6月7日月曜日

菅内閣の安定には

菅内閣がいよいよスタートします。小沢脱却路線が明確になった布陣だと思います。これで「金と政治」に関しては良い方向に進むと期待されるところです。
他に期待出来るのは、デフレ脱却に向けての経済対策や財政再建でしょう。これにはかなりの力を発揮して貰えると思います。
他にも問題山積でかなりの人材を投入し是に当たらなければ短期の解決は難しいでしょう。そのためには選挙対策としての事業仕分け(官僚の敵対心をあおる)をいったん休止し、連立に振り回されることもなく、政治主導というつまらない線引きをするのもなく、官僚の力にも頼りながら一致協力の下に、いま置かれている国難を乗り切るべきである

基地問題については、徹底的に鳩山政権の非を認め、今回だけは地元に協力を戴くようにお願いするほかには道がありません。
社民党に踊らされ「最低でも県外」なんて、無能さをさらけだした鳩山政権を少しでも肯定すれば地元は納得しません。まずは徹底的に非を認めることです
この問題は、十年先の基地のあり方を話し合うべきで、今すぐの解決はかなり危険な行為なのです。それを間違えた事が躓きの始まりなんです。筆者が以前から言っている、新政権は前政権の約束事を蹈襲することが大切なのです。
自民党時代の日米合意の状態に戻ったことは、遠回りになりますが合意出来る範囲に戻ったいうことだと思います。ただ、反対世論が大きくなりまとめることが難しいだけなのです。この問題が解決しなければ、日本は外交や経済面に於いても大きな影響を受け、日本が沈没してしまうような危機も想定出来ます。そういった問題を理解して頂き国のために協力を要請するべきです。その見返りに税金の緩和、雇用問題を含め、沖縄経済を最優先で回復させるようにすればよい。一時凌ぎに徳之島に巨額の金を使うよりも、その金を沖縄につぎ込む方が遙かに効果がある。基地問題についてはいまから十年先を目標に米国と協議をすることで沖縄に納得してもらえるのではないでしょうか。もし、他県から優遇に対する反対意見が出るのなら、その県に移設するお願いをすれば新しい移設先が決まるでしょう。おそらく沖縄を考えればそんな反論も出来ないと思います。なによりも一番大切なことは、基地問題を全国民が考えることなんですから。

『斬新な政策と長期安定内閣を期待します』

二十年後の日本を考えたとき、人口問題がすべてを決める事になるでしょう。しかし、出生率の向上にはかなり時間を有します。いま出来ることは、外国労働者や移民問題も法律を緩和し、若い働き手を増やし日本経済を活性化させる事でしょう。その間にいろんな優遇を決め、若者の結婚を促進し、若い人口を増やす努力をするべきです。富国を目指すためには若者の力なくして何も語れません。
菅直人新総理大臣は、早急に将来が見える国にするビジョンを立ち上げ、それに向かって突き進む長期政権を樹立すべきである。

2010年6月4日金曜日

新政権への期待

いよいよ首のすげ替えの日です。おそらく菅総理大臣が誕生します。ある意味では経済対策に力が入る事で、現実論を語る総理の誕生は国民に有り難い話しだと思います。

しかし、目の前に迫った基地問題をどのように米国と話すのかが重要な課題です。
民主党は取り返しの付かない失態を起こしました。その舵取りをした責任者はいったん県外と言いながら、勉強不足を理由に従来案に戻しました。その間に基地反対派が力を持ち、政権交代以前よりも住民感情を悪化させました。日米が13年間かかってやってきた合意をいとも簡単に崩されたのです。8月までにとうてい出来ないことを米国と約束し、次の責任者にバトンタッチなんです。
この問題をどのように解決するのでしょうか?
「コンクリートから人へ」の多くの政策が結果を出せず、事業仕分けからも思い通りのお金を産み出すことは出来ず、天下りを押さえるような具体的な施策も作れませんでした。
責任を取って総理を辞めるのは当然のことであるし、次期選挙に出馬しないのは当たり前、いや今すぐ辞めることが民主党にとっても大きな力になるんだけどね。
しかしこんな事態になっても日本国民は大人しいというか、これだけのことをされても抗議行動一つせずに黙って見ているんだから、まだまだゆとりがあるんだね。
小沢さんも今後の選挙には出馬しないくらいの責任を取って欲しいが、選挙好きの無理かな?
その前に離党してしまうかもね。結局責任感がないんだね。小沢さんこそ政治が遊び場なんですよ。

『菅さんには強烈な牽引力を期待する!』

9月の代表選挙に小沢さんは勝負を掛けると噂されていますが、そうなれば菅さんが敗れた場合には、たった3ヶ月の総理が誕生することになります。
やはり、菅代表が民主党の顔であるという看板で<解散総選挙>をやるのが最も正しい道ではないかと思います。
仮にここで民主党が敗れても、選挙無しでゴタゴタするよりは遙かにましな結果を生むでしょうし、国民の信のもとに自信を持って政権運営に当たることが出来ると思われます。
当然、小沢グループが支持されない場合は、一年生議員の多くが落選するでしょう。それが怖くて小沢さんが選挙出来ないんでしょう。
是非、この国会での解散をして頂きたい。国民はそんな菅さんに期待するんですよ。

2010年6月3日木曜日

衆参ダブル選挙が信頼復活への早道

明日の民主党代表選挙は今日立候補した菅直人副総理以外には考えられません。他にも立候補者が出るかも知れませんが、国民に対する馴れ合い政治をやっていないというアピール以外にはありません。すべて参議院選挙のための布石がいまから始まっているのです。民主党の中で菅副総理以外に国を引っ張っていける人材はないでしょう。
それ程の人物でも鳩山総理が失った国民の信頼を取り戻すことは難しいでしょう。スッキリとスタートするためには、就任組閣後すぐに国会解散をし、この内閣で国を引っ張っていくことを国民に問い信頼を得る他には道がないと筆者は思います。

新しい内閣を選挙によって国民に選択してもらうわけです。
そのためには、仕事がちゃんと出来る組閣をしなけれrばなりません。人気取りでなく、国民が納得出来る内閣を作り、絶対ないと思われているダブル選挙によって国民の信を問い、盤石の舞台を作り上げないといけません。
参議院選挙だけで信を問うという甘い考えではすぐに民主党支持率は下がります。もし参議院選挙で負けるようなことでもあれば、すぐに国会が機能しなくなります。
他の政党が政権を取っても同じ事なんです。もう政治ゲームで遊ぶのは辞め、真剣に国を考えましょう。そのためにも国会解散をし菅直人氏に総理になって戴き長期政権を続け国を立て直しいて欲しい。

『国民信頼復活の特効薬はサプライズです』

思い切ったことの出来る総理のイメージが必要なんです。
安定的な政権のためには、学者や有識者を含めた総理直轄のブレーンとして据えること、官僚の指導を真摯に受けることが、今後の重要課題である日本経済の立て直しには絶対必要でしょう。
連立ではなく、人物中心の党派を超えた政権参加があっても良いとも思います。

とにかく、あらゆるリミットが目の前に迫っています。
綺麗事でなく本物の政治家として頑張って戴きたい。
民主党が国民の信を問わず今のまま進めば、必ず日本は崩壊します。
(崩壊については近々のブログでお話しします)

2010年6月2日水曜日

小鳩が共に切腹

選挙対策のために、鳩山総理と小沢幹事長が遂に辞任となりました。
鳩山は表明した後のカメラに映った不気味な笑顔。やっぱりお金持ちのお坊ちゃんなんだよ。
辞めたからといって生活に困るわけでなく余裕の笑みなんです。
小沢は相変わらずむっつり顔。自分が招いた結末とは決して思っていません。逆に被害者と思っていることでしょう。
彼らはこの9ヶ月間、一体何が出来たのでしょうか。
世の中をかき回しただけでなんの成果も上げられないままの退任劇です。
日本国は世界からの信用を失い、頼みのアメリカは頭上を飛び越して中国に傾倒しています。工業製品は韓国や台湾、中国に持って行かれ、国内産業は徐々に衰退しつつあります。

そんな状況にも関わらず鳩山は、未だに選挙における国民の判断が間違っていなかった国民の暮らしが良くなったと言い切っています。世界の首長と話し合ってきた実績を語ってますが、指導力のない総理では本気で話を聞いてくれたかどうかは分かりません。おそらく外交儀礼上の会談だったでしょう。
国民に向かってのメッセージが十年先のビジョンであり伝わらなかったと言いますが、国民に命の大切さをいくら訴えても、生きるための根本はやはり経済です。理想論ではありません。
支持率が落ち国民が民主党を信用しなくなったのは、経済対策が何も出来ずに、やってることは国民へのバラマキ政策や基地問題のような生産性の生まないことばかりだったからなんです。
民主党が政治主導を打ち出し官僚を信用しなかった結果、官僚が言うことを聞かなくなった事に誰も気が付かなかったです。そのことは小沢が一番よく分かっていたはずなのにどうして出来なかったのでしょうか?
業務的に答える官僚ばかりになり、肝心なことは質問しない限り教えてくれなくなりました。民主党は裸の王様状態になりました。自民党時代の官僚は「転ばぬ先の杖」を与えてくれ、無能な政治家でも大臣をやって行けたのです。この官僚の姿勢、つまり政治指導が今回の基地問題の失態に至ったのです。
小鳩は官僚によって潰されたといって過言でないと筆者は思います。

『鳩山・小沢は官僚にしっぺ返しを食らった!』

今後誰が総理をやっても、政治主導で国を動かそうと言うのならまず無理でしょう。官僚は日本最高の頭脳集団です。彼らに勝とうと思えば一夜漬けのような勉強ではとうてい無理です。無能な政治家が政治主導で官僚を排除して国政を行えるはずがありません。
今後総理には、少なくとも官僚を自分の味方に出来る政治家がなるべきです。
無駄を追求することは結構なことです。しかし何もかも裸にして官僚無視の政治主導は民主党の奢りであったとしか思えません。

こんな事態を招いたからには、やはり国民の信を問うための国会解散をするべきだと思うのですが、政権交代をしたばかりの民主党は負けるのが決まっている勝負はしないでしょうね。
結局は自民党がいままでやってきたような首のすげ替えで、菅氏か仙石氏辺りで決まるんでしょう。おや、このやり方は民主党が随分批判していたんですよね(笑)

2010年6月1日火曜日

子ども手当の無駄

子ども手当てが支給されます。
批判の多い子ども手当ですが、どうして保護者に直接渡すのでしょうか?
テレビをご覧になって事務手続きの繁雑さを痛感された方も多いでしょう。子ども手当を渡すために多くの人達が業務に携わり、多額の経費が必要になることが想像出来ます。果たして支給効果はあるのでしょうか?
テレビのインタビューを聞いていても、車のローンや携帯の支払いに充てる人がいて、子ども手当が子どもの為に使われない人も多くいます。手当が子どものいる人だけの生活補助と名目が変わっています。
こんな事なら、給食費や授業料に直接補助をする方が目的がはっきりし、遙かに経費がかからず自治体への負担も少ないのではないでしょうか。
先程のようなような考え方の人達のの中には、給食費や保育費、授業料を払っていない人達がいるかも知れません。そんな人達は子ども手当てが支給されても決して払わないと思います。真面目にする人ほど馬鹿を見るような不公平な政策はやめた方が良いと思う。
事業仕分けでさかんに無駄を叫んだ民主党が、子ども手当では大きな無駄を支払っているんです。民主党は人の無駄にはよく気が付くが、自分達がやっている無駄には気が付かないんですね。

『子ども手当の支給方法が無駄の塊やろ!』


子ども手当をなぜ直接保護者に支給するのかが最近ようやく分かりました。
それは、現金が票に化けるからなんです。いくら子どものために使っても現実味がなく、いったん現金の顔を保護者に見せないと、参議院選挙で民主票にならないからです。
2兆円ものバラマキ政策が票にならないとやった意味がないからなんですよ。
民主党は国民生活よりも選挙が大事なことがよく分かるでしょう。

政治家は選挙のために仕事をしているんです。

2010年5月30日日曜日

社民党は何が出来たの?

社民党が連立離脱を決めるものと思われます。
つくづく政治とは非常識人の集まりだと感じました。
政権交代から8ヶ月。社民党は何が出来たのでしょうか。
一番際立つのは福島党首のパフォーマンスです。念願の大臣の椅子を手に入れ、メディアの前で言いたい放題。権力の魅力を充分に満喫出来たと思います。
しかし、もう二度とないでしょう。
華やかなパフォーマンスと同時に、社民党の無能さもさらけだしたからです。
日本を混乱させ、鳩山政権を危機に陥れただけの入閣でした。これも野党時代からの体制打破の精神から言えば、閣内から政権をぶっ潰したと考えれば、目的は達成出来たかも知れません。

『福島大臣だけが良い思いをしたのでは(嘲笑)』

民主党の小沢党首だけでなく、民社党の福島党首も独裁的な権力を世の中に示しました。
社会民主党は永遠に野党であり、社会党時代から政権を預かる能力がない政党なんです。
今回の混乱を見て、今後社民党と連携しようと思う政党はないでしょう。
これからのあがき具合をじっくり見たいと思います。
でも、恥知らずの図太い人達集団だから、我々が思うほど気にも止めずこれからも活動するのかも・・・。アホラシイな。

2010年5月29日土曜日

日米共同声明を受けて

従来の合意案に近い状態で日米共同声明が行われ、閣議決定で署名しない福島党首が罷免されました。当然のことである。それなら元々マニフェストにもなかったこの問題をいじらない方が遙かに良かったのではないでしょうか。従来の戻ったと言いましたが自民党案よりさらに悪くなっています。前政権の案を蹈襲していれば余計な時間を浪費せず終わったことでしょうが、社民党にそそのかされ県外移転などの余計な考えを持ったがために、巨額な無駄な経費を使うことになりました。今後の交渉に於いて、辺野古に対する更なる保証金がいることになるでしょう。更には地元の反対世論を拡大させてしまったことなどを考えれば完全な失策である。鳩山内閣の勉強不足でなんの根拠もない思いつきの基地移転案は数々の混乱を生み出し、この8ヶ月間民主党連立政権が理想論を追い続け、沖縄県民にに期待を持たせ続けた夢は、結局何も出来なかったんです。
唯一、国民が基地問題に目を向けたことが良い結果だったと言えるだけです。

その責任を取るべき福島党首は非を認めず、自分が正論を言っているようにメディアで喋り続け「これからも頑張ります」と再び責任の持てない言い訳をしています。社民党の言ってきたことはなんの根拠もない実現不可能な案なのです。なのに、民主党以上に沖縄県民の心を踏みにじる行為であることを党首自身が分かっていないんです。だって、実現出来るのなら党首自ら米国と話し合って決めて来なさいよ。
肝心な交渉は民主党任せで言いたいことの言い放題をしている福島瑞穂は卑怯な人間である。なんの責任も取らず堂々と理想論をを語っている。その神経の図太さは大したものである。恥を恥と思えない人間としては失格であろう。
そもそも政策が違うのに連立を組んだことが間違いであったのです。罷免された以上連立を解消するのが筋だと思うのですが、小沢幹事長は社民党に閣外協力を求め連立を維持するお願いをしているようです。選挙対策ばかりで国民の心は何処にも存在しません。
国民はこんな政治家達に操られ、皆さんが必死で働き納めた税金を食い物にされているのですよ。

民主党がやろうとしてきたことが殆ど満足に実現していません。
「コンクリートから人へ」
「高速道路は造らない」
「高速道路無料化」
「来年度は子ども手当満額支払う」
「事業仕分けで大きな無駄を無くす」
「辺野古はない、最低でも県外」
「腹案を持っている」
「沖縄基地から、初めて学んだ抑止力」
などなど、数えれば切りがないくらいの嘘つき発言が次々報道されてきました。
今後もいろんな言葉が聞かれると思うのですが、皆さん信じることが出来ますか?
民主党政権が起こした罪はかなり大きいのです。

『もうええ加減にして欲しいよ(涙)』
そろそろ遊びをやめて、ちゃんと政治をしましょうよ。
この数ヶ月国民を混乱に陥れ沖縄住民を裏切ってきたのに、誰一人責任すら取らない政府は異常です。失敗しても、約束を反故にしても、謝りさえすればそれで良いのでしょうか。
やはり今回の問題を国民に問うため、衆議院解散をし24年ぶりの衆参同日選挙をやるべきです。
それが国民に対する最大の謝り方です。

今回の基地問題ではアメリカが大人であったと思える。民主政権が辺野古を白紙と言った段階から多くを語らず任せっきりであった。腹の内は、抑止力の問題もある、環境アセスの問題もある、移転先地元同意もある。我々は13年も掛けて辺野古移転に結論付けたのに、政権が変わったからと言って簡単に代替え案が出せるわけがないと高をくくっていたのでしょう。結果は米国の言うとおりになりました。米国でも相手にされなかった鳩山総理は子ども扱いされたんです。

米国は民主党を政権能力に乏しい無能政党と思っています。
そんな政党に国を任せられるんでしょうか。皆さんよく考えて下さい。
メディアもいくら話題性があるからと言ってもこんないい加減な政党を持ち上げる必要はないと思う。報道を見ていて、社民党の主張が正論であるかのような報道をしている放送局もあって不愉快きわまりない。メディア報道のやり方一つで国民を洗脳してしまうこともあるんです。メディアによって、国が間違った方向へ進むこともあるんです。
今回はもっと厳しい責任の取り方を国民に示して欲しい

2010年5月25日火曜日

今後の基地最前線は?

いまや北朝鮮の脅威無しには基地問題は語れなくなってきた。
沖縄に基地を据えているのは、中国朝鮮半島に睨みをきかせるためだと思われる。先日、韓国の哨戒艦が北朝鮮のものと思われる魚雷に攻撃を受け沈没しました。
それに対して韓国は報復するわけでもなく、中国を通じて政治的に解決しようとしています。同盟国のアメリカも同じです。
北朝鮮には核よりも怖い細菌兵器を大量に持っているため、北朝鮮がどんな酷いことをしても、米国でさえも北朝鮮を攻めることは出来ないのである。金正日はそれを良い事に北朝鮮流の取引で時刻の経済危機を乗り切ろうとしている。哨戒艇の攻撃は北朝鮮流のアピールなんでしょう。

では、日本や韓国が北朝鮮から攻撃を受けた場合、世界はどのように動くのでしょうか?
韓国は軍隊使いあらゆる手段を持って防衛するでしょうし、場合によっては攻撃を仕掛けるかも知れません。国民の愛国心も強く挙国一致での対応が出来るでしょう。
日本は軍はなく自衛隊といってもサラリーマンばかり。国民の愛国心は低く北朝鮮の攻撃に対しては最新兵器での個億某以外には手が打てないでしょう。結局はアメリカ頼りなんです。
そのために基地を沖縄に置いて抑止力を効かせているのです。
与党は自分たちの党利党略のために国の重要事項を材料に選挙活動をしているだけで、なんの勉強もせず自分たちの票に繋がる事項を持ち上げてメディアに乗せ、大げさに騒ぐだけなんです。

有事の際に日本は一体何が出来るのでしょうか。偉そうに基地を語っている政治家には何も出来ないでしょう。ではどうすれば良いのでしょうか?
答えは有事を起こさないことなんです。それが日米同盟なんです。
いろんな理屈を言っても、国を守れなければ何もしていない事と同じなんです。多少の犠牲を払ってでも国民の理解を得て強行すべきなんです。その見返りに充分なcじもとへの保障をすればいいのです。基地のない国民に変わって犠牲を払ってくれているのですから同然です。
国民が怒るのはいろんな無駄遣いをしてきた国会銀や官僚に対してであって、国防にお金を使って文句を言う人はいません。いや文句を言わせないぐらいに愛国心を植え付けるべきなんです。

筆者は沖縄の移転問題についてはこのように考えます。
日本の最前線である対馬に基地の最前線を持って行くのが最良ではないかと思います。
対馬は韓国が領土と主張して返還を求めています。竹島を事実上失っている日本にとって、県外移転で抑止力を失えば対馬まで韓国に持って行かれるかも知れません。中国に対する尖閣諸島同様、日本は領土を守るためにもアメリカの力が必要なんです。
基地を対馬に持っていけば、韓国に対して領土を主張することになり一挙両得です。また北朝鮮を充分に威嚇出来る距離に基地が存在することで、北朝鮮に圧力を掛けられます。日韓米の共同戦線も簡単に張れます。

『一番気楽なのは政治を知らない国民と国会議員なんです』

日米同盟は、愛国心のない、軍隊のない、核を持たない、そんな日本にはなくてはならないアイテムなんです。経済力を失いつつある日本に於いてはもう財力で国を守ることは出来ません。
国会議員の先生方、政治で遊んでいないで、危機管理、財政再建、経済対策、なんかを真剣に考え早急にいろんな政策を打ち出して下さい。
中国と米国が急接近しているいま、日本の再興を早くやらないと日本不要論でも起これば大変な事になりますよ。

2010年5月23日日曜日

民主党始め与党三党は詐欺集団である

基地問題は現行案通りのまま、日米が大筋で合意をした模様である。筆者が書いた通りの結末が生まれることになりそうです。民主党の大失策である。
自民党が長年時間を掛けて米国と打ち合わせてきた基地問題を、思いつきだけで国民の人気取りに走った野党連合の暴走が、見事にぶっ潰すことになりました。テレビでは民主党のスピーカー達が言い訳を喋り続けています。この失態をどのように解決させるのでしょうか。
民主党は、連立野党や地元議員、さらに閣僚の独自発言などで党の意見が一本化されず、沖縄県民に都合の良い情報を先行させてしまった。そのため、鳩山総理が『県外移設』『5月末』『腹案』など裏付けのない発言で間をつなぐ結果になってしまったんです。
これらの国民を欺く行為の責任をどう取るのでしょうか。政権交代をテーマに、有権者に訴えてきたことの半分も実現出来ない民主党。嘘をついてまで出来なかった顛末は 《国民に謝るだけ》 で済まされて良いのでしょうか?言ったことの実現に向けて努力するという言い訳も信じることが出来ません。
社民党はどうでしょうか。党内部はバラバラで、幹部がメディアに発言して、それを福島党首が否定する構図が繰り返されています。『国外移設だが最低でも県外』と党の方針を強く示していました。しかし福島党首は、言った責任が果たせない場合連立を離脱するのかとの質問には明確な答えを出しません。逆に最近の発言は、連立を離脱すると県民に約束した県外移設が出来ないと訳の分からない発言が出る始末です。基地の存在価値抑止力の意味が全く勉強されていません。
国民新党はどうでしょう。地元選出の下地幹郎国対委員長は現行案なら議員を止めると言ってますが本当でしょうか。決定すればまたいろんな理屈を付け現状維持になるのではないでしょうか。
亀井静香党首はと言えば、鳩山邦夫氏が接近したり小沢幹事長に接近したりと忙しく、参議院選挙に向けて党利党略に走っています。
沖縄基地問題は、全く勉強の出来ていない無能な民主党議員によって壊され、沖縄の住民の心を踏みにじり、日本が対外的な信用を失い、米国と中国の繋がりをますます強める結果を産み出そうとしています。

『与党連合は無能な嘘つき集団である!』

政権交代は虚像の二大政党政治で、政治家達の遊び場と化しています。大きな問題が山積みなのに、各党は選挙一色で、日本がどうなろうが何が起ころうが、参院選が終わるまでは政治家には全く関係のない話しなのである。当選さえすれば、大した仕事をしなくても、一般国民の数倍の給料を手に出来るんだから必死になるのは当然のことであろう。
皆さんは720人余りもいる国会議員がみんな何をしているんだろうって考えたことありますか?
事業仕分けも注目されてますが国会議員のパフォーマンスに他なりません。

いま日本の苦境を救えるような政治家は何処にも見当たりません。
いるのは【政治屋】【芸能政治人】【サラリーマン政治人】ばかりです。
本物の政治家は一体何処にいるのでしょうか?

2010年5月21日金曜日

徳之島を買収

基地移転問題は、遂に来るところに来たか。
徳之島の賛成派との話し合いの中で、三町合計で250億円にものぼる公債を始めとする金に関わる要望を突きつけ、平野官房長官は「承ります」と答え、事実上金の力で徳之島を買収しようとしています。沖縄県に優遇されていることを鹿児島県にも適用することや設備の充実などの金にまつわる話しが出された模様で、それをすべて受け入れると答えたんです。賛成派との話でこれだけの条件を突きつけられると言うことは、今後米国との合意が取れた場合、反対派との交渉の中で更に大きな保障問題に発展することは目に見えています。
またしても平野官房長官の勇み足か、或いは民主党の意地での暴走なのか、そんなことまでして基地問題を解決しようとするなら、徳之島の案をやめる方が良いのではないでしょうか。もし金だけを考えるのならば、沖縄にそのお金を差し上げ、今のままで行く方が安くつくのではないでしょうか。
しかしこの問題は尾を引きますよ。一度こんな餌を表に出せば、徳之島案を取り止めた場合必ず賛成派の人間が増殖し、徳之島案が再び大きく浮上してきます。過去の伊丹空港廃止の際騒音公害での反対派が、関空決定寺に存続賛成派に180度方向転換した様相になるでしょう。
要するにゴネ得なんです。過去のあらゆる保障問題でも、ギリギリまで交渉が続き大きなお金を使ってきたことでも分かります。

『結局、住民の要望はお金なのか?』

皆さんこんな事で基地問題を解決させて良いのでしょうか。
一方では事業仕分けといって無駄を削除に走りながら、片方で巨額な無駄遣いをやる。
政権交代時からちゃんとした形で基地問題を解決していたなら、こんな無駄遣いをする必要がなかったと思われるのに、政権交代の意地だけで国民に負担をかける事を民主党は行おうとしています。
頭の悪い無能政治家達の政治主導を論じ、頭脳集団である官僚を無視した結果であることは間違いありません。前政権で問題があった閣僚達ですが、良いところは利用していればこのような問題にはならなかったでしょう。口蹄疫問題もしかりです。
全く責任感のない閣僚。
内閣や民主党幹部に何も言えない民主党国会議員。
こんな事でやって行けるの?
日本の国はこんな人達にぶっ潰されるのではないでしょうか!

2010年5月18日火曜日

テレビ番組が面白くない

一昨日のたかじんの番組で「テレビが面白くなくなった」というテーマでの討論がありました。
いろんなコメンテーターが自分勝手な発言をしていましたが、結局は自分たちの職場を守るような結論で有耶無耶に終わり、メディアを管理しているのは総務大臣であると、原口総務大臣に矛先を向け番組を終わらせた。

筆者はこう思う。テレビを面白くなくしてしまったのは、視聴者の参加をテレビから追い出し、芸能人同士の助け合いに走ったからであるのではないでしょうか。どの番組を見ても同じメンバーが顔を揃え、似たような安易な企画で時間を埋める。これでテレビが面白くなるわけがありません。
某売れっ子タレントの意向で圧力がかかり、力もないのにその奥さんや子どもが七光りだけで出てくるような現状が拍車をかけます。
そこに加えてナウンサーのレベル低下スポーツの低迷も足を引っ張る要因でしょう

今あるクイズ番組で一般視聴者が参加出来るのは朝日放送の「パネルクイズアタック25」と夏休みの「高校生クイズ」ぐらいではないでしょうか。
昔は「アップダウンクイズ」「ベルトクイズQ「&Q」「三枝の国盗りゲーム」など数多くの一般参加型のクイズ番組があり、「タイムショック」や「ミリオネア」も当初は一般参加型の番組であった。「史上最強のクイズ王決定戦」という超難問の特番クイズ番組もあり、全国の予選会を突破した頭の良い一般人がクイズ王になっていました。この頭脳は今芸能人が日本一の博識と豪語している人達よりも遙かに物知りで、今対戦すればおそらく太刀打ち出来ないでしょう。視聴者も夢を見ながら勉強したものです。最近の学力低下に、この一般参加型の番組が減少し、視聴者のクイズへの意欲を削いだことも原因の一つがあるのかも知れません。

一般参加型が消え、芸能人参加型に切り替わったのは、芸能人が増え過ぎたためではないかと思います。売れない芸人や仕事の減った芸能人を救うには、一般人をテレビから追い出すのが手っ取り早かったのでしょう。ギャラはどうなってるか知りませんが、身内でお金を取り合う相互扶助の精神がいやらしく思えます。
同じ顔ぶれが並ぶのも、お笑いでは吉本、音楽ではジャニーズやエイベックスのような力と影響力のある会社がテレビ界を牛耳るからそうなるのでしょう。

報道番組は分かりやすく面白くなっているので、今後テレビを面白くするためにはまず同じメンバー構成のバラエティーやクイズ番組を無くすことです。プロダクションの力関係もあるでしょうが、韓国のようにお金をかけたドラマやドキュメンタリーの作成にも力を入れるべきでしょう。そのためには下請け孫請けのような利益追求を止めることや人気だけで芸の力のないタレントを閉め出すことが重要になります。
そして、視聴者参加番組を復活させ、今まで天狗になっていたタレントの鼻をへし折ることが視聴者の鬱憤を晴らし、同じ顔ぶれをなくすことになります。
能力のある視聴者に夢とお金が回ると経済の活性にもなりますしね。
ただ、クイズの場合はインチキ無しにしないとね(笑)

最近目立つのは番組に出演した芸能人が、自分の店や自分の出演する舞台など、いろんな個人的なPRを平気で売り込みます。番組の私物化とでもいうのでしょうか、ある有名人に至ってはアルバイトを番組で募集していましたよ。呆れてしまいます。

『テレビの私物化で、副業が活況!』

本人やその家族に合うためにファンは店に出かけるのです。美味しいと言われるお店はごく僅かで、殆どが何処にでもある味、いやひどいかも知れません。知名度だけでお客を呼んでいるので、タレントの店は人気がなくなればつぶれるかも知れません。
チケットが売れないからテレビでPRする。本来は芸の力で呼ぶのですが、芸人が増えすぎてPRしないと興業がままならないのでしょうか?
いずれにしても、テレビに踊らされ、馬鹿を見るのはいつも善良な視聴者なんです。

2010年5月17日月曜日

能力不足の官房長官

平野官房長官がいろんな問題でする発言を聞いていて、頼り無いと思う方が殆どではないでしょうか。発言すればするほど問題が大きくなるような気がしてなりません。
宮崎牛口蹄疫問題でも現地入りしたのが発生から1ヶ月近くも経ってからなんです。国内にいたのに基地問題で頭が一杯なのか、外遊していた赤松農水大臣よりも更に遅く現地入りしたんです。その場での発言も的を射ていません。既に拡大をしているのに「拡大させないことが大切だ」とか、もう入ってきているのに「水際作戦が重要」だとか、訳の分からない発言が報道されています。赤松大臣も「打つ手がない」とあきらめ顔。ぜんぜん勉強しないまま現地に乗り込み、能力以上の発言をしようとして墓穴を掘っているんです。
民主党政権の欠点が如実に表れた結果で、旧政権だけでなく官僚までもコントロールし押さえつけようとした、専門家による注進のない政治主導がこのような事態を生んだのです。今後も素人内閣による政治主導は何か問題を起こすと思われます。
回避するには、民主党政治家の単独行動を押さえ、敵視している専門家、従来から政府の智恵袋である官僚との融和がポイントになるでしょう。連立も考え直さなくては・・・。

高支持率で発足した鳩山政権が支持されなくなった理由は沢山あると思います。
やはり一番の責任は鳩山総理大臣です。
小沢幹事長の突出した独裁政治や鐘の問題。
連立政権を組んだ国民新党や社民党の問題。
閣僚間の意見不一致の問題。
そしてこの官房長官の能力不足です。
特に官房長官の発言は一夜漬けなのか裏付けのないものが多く、いつも勉強中状態です。

『一年生議員とレベル一緒やないかい!』

官房長官はそもそもあらゆる問題を総理の陰から調整をし政権基盤を盤石にする役割が重要な仕事だと思うのですが、平野官房長官は逆に引っかき回しているように思えます。
総理が発言していないようなことをメディアに話したり、お節介な行動を取ってみたり、能力の無さを世の中に晒しています。
会話力にも問題があります。本人はちゃんと話しているつもりなんでしょうが、聞いてる方はいい加減で無責任な言動のように聞こえるのは筆者だけなんでしょうか?
決して賢くは見えませんよ、平野さん。
もう内閣で遊ぶのはやめてえや。

2010年5月16日日曜日

新型インフルエンザワクチンは・・・?

一昨日から風邪をひきダウンしていました。
風邪と言えば、新型インフルエンザはどうなったんでしょうね。
来年の二月には1億人分もの輸入ワクチンが用意されていて、かなり沢山のワクチンが余る事になります。国産ワクチンもかなり余っていて、昨年11月頃の大騒ぎが一転してしまいました。
今年はまた新型が流行るのでしょうか?もし別の型が流行したならば、新しいワクチンは何型を作るんでしょうか?
しかし、大騒ぎをしたわりにはそんなに流行しなかったようで、死亡者も従来型のものより少なかったようです。

グローバル化された社会の中で、人も動物もこのような感染症の危機に常に直面しています。
事実宮崎県では口蹄疫が流行していますが、これは中国や韓国と同じ型の口蹄疫で、おそらく輸入した何かに菌が付着していたのか、或いは人に付着して入ってきたのかも知れません。
あらゆるものの自給率の低い日本では、常に感染症に侵される危険があることを知っておいて下さい。入ってきた場合初期の段階で如何に食い止めるかが勝負になります。

過去には、ペスト・ハンセン病・これら・チフスなんかが脅威となっていました。これらは何とか沈静化し、日本ではほぼ根絶されています。
しかし、梅毒・麻疹・結核・インフルエンザ・エイズなどのようなものが蔓延中でありますし、温暖化の関係でマラリアが日本を襲うことも考えられます。SARS・エボラ失血熱のような劇症のある感染症もいつ日本に入ってくるか分かりません。

物事が発生してから考えるのではなく、ならないように手を打つことを考えなくてはいけません。
民主党があらゆ無駄を省こうという「事業仕分け」をやるのは悪いことではありませんが、科学技術に関するものを省くと、将来の危機に対する準備が出来なくなるかも知れません。
やはり、経済対策、財政再建を促進させ、富める国、強い国を作り上げることが望まれます。

『何でも安いから外国に頼るのは考えものです』

こういった問題の解決の一つには、自給率を上げ、出来るだけ国内生産で済ませることも大切でしょう。こういう所に税金を使って下さい。国民は暫く辛抱をして国に協力する心構えが必要です。
国民の意識向上が必要だと思います。
でも、今の日本人には無理な話かな・・・。

2010年5月13日木曜日

意味のない政倫審

小沢幹事長が政治倫理審査会に臨んで弁明をするという検討をし始めたニュースがありました。これはあくまでも参議院選挙への対策で、国民に説明責任をしていないという批判に対しての隠れ蓑に使おうとしている事は、勘の良い皆さんには分かりきったことだと思います。

筆者も政倫審は詳しくないので調べてみました。毎日新聞 2003年4月22日 東京夕刊によると、
ロッキード事件をきっかけに、政治家のカネにまつわる問題に対する国民の批判が高まったことから、政治倫理の確立を目指し、国会法を改正して85年12月の国会から衆参両院に設置された。同時に、国会議員が順守すべき政治倫理綱領と行為規範が定められた。
審査会は、委員らの申し出によって開催される。対象となった議員の行為や疑惑などが、政治倫理綱領や行為規範、その他の法令に著しく違反していないかどうかや、政治的、道義的責任の有無などについて審査。一定期間の登院自粛などを勧告することができる。
しかし、審査会は原則として非公開となっており、議事録などの内容も明らかにされない。さらに、予算委員会などでの証人喚問と違い、刑事責任は問われないため、議員の弁明は実際には形式的、儀礼的なものに過ぎないとの批判もある。
これまでに、自民党の額賀福志郎元防衛庁長官、山崎拓幹事長、加藤紘一元幹事長、田中真紀子前外相らが政治献金問題や秘書給与の流用疑惑などで審査の対象になった。政治倫理審査会は、自治体などでも条例によって独自に設置しているところがある。

と言うことなんですが、国民からすればそれをやったからといって説明責任を果たせたとは言いにくいんです。政倫審はただ単に国会の場で説明したに過ぎず、非公開だし嘘をついても偽証罪に問われない所だからなんですです。

まず政倫審で国会議員に説明し、それで納得出来なければ委員会や国会での証人喚問に繋げるわけですが、政倫審を公開しない限りどんな政治取引が行われたか国民には分からず、今までのような茶番劇を見せられることになります。

『小沢よ、それでは国民が納得しないよ』

おそらく取り敢えず形を作り参議院選挙を迎え、その後に検察の回答が出るような筋書きなんでしょう。参院選後は起訴され裁判になろうが、民主党が選挙に勝てば3年間は安泰だし、裁判なんてどうにでもなるとたかをくくっているのでしょう。
皆さん。ここまでなめられた態度を取る小沢幹事長に怒りを感じませんか?
筆者は検察が断固とした態度で選挙前起訴をすすることが、検察審議会の意見を受け、国民に対する説明責任に変わることではないかと思います。

2010年5月12日水曜日

タレント議員って政治が出来るの?

連休が明け、最近の民主党を見ていると、政権交代前の自民党を彷彿させるような状況になっています。政府も攻守が変わっただけで何も変わっていません。以前自民党を攻めたてた質問を、そのまま逆に浴びせられる事態になっています。野党時代の民主党の方が遙かに魅力がありました。慣れない責任政党はやはり荷が重かったのかも知れません。まもなく支持率は20%を割ろうとしています。
基地問題も結論が出ず、言い訳合戦の様相を呈してきました。
小沢幹事長は政局だけを焦点に動いています。

その動きを受け、数多くのタレント候補の出馬が報道され出しました。岡崎友紀、岡部まり、桂きんし、池谷幸雄、谷亮子、中畑清、堀内恒夫などなどが名乗りを上げています。更につるの剛士まで迄もが出馬の噂が出ています。ヘキサゴンでおバカを晒したタレントに議員が出来るんでしょうか。
議員の器があるのかないのかは、皆さんが判断すればいいことなんですが、このタレント議員達はほとんどが比例代表なんです。おかしいと思いませんか?
票を集めればその党はタレント以外の多くの議員が当選します。彼らは集票係で当選して記者会見すればそれで仕事は終わりです。初登庁の映像でもメディアに映れば、六年間何もしなくても党とすれば充分メリットがあるのです。いや返って余計なことをして欲しくないんです。党の方針に賛成さえしてくれれば、少々議会を休んでもいいんです。
比例代表で出るということは、彼らは政治をやるのではなく広告塔としての単なる人気取りで、「私は片手間に議員をしますよ」ということを表明しているようなものなんです。

ちなみに比例代表とは非拘束名簿式比例代表選挙と言って、選挙では政党名もしくは個人名で投票し、政党名の投票者数とその政党の属する候補者への個人名での投票数を合計し、その投票数に応じて各政党への議席配分が決まる選挙方法なんです。その議席配分から個人名での投票数の多い順に当選者が決まる訳ですが、当然知名度話題性のあるタレントは有利でしょう。

うがった見方をすれば、これらのタレント議員は売れなくなったので就活のために出るのではないかとも思ってしまいます。島田洋七が再出馬という話まで聞くとますますそのような気がしてなりません。
政策よりも人気取りが優先なんて・・・。

『国民をバカにしていませんか?』

こんな人達に国を任せて良いのでしょうか?我々はまた政党の罠にはまって仕舞うのでしょうか。
今回の選挙は是非皆さんの正しい目で立候補者を見て下さい。
でも、他に選べる人がいないのなら、こんな人達でも賑やかな方が良いのかも知れませんね(笑)

2010年5月10日月曜日

情けないスポーツ界

皆さん、情けないと思いませんか?
今日行われた女子プロゴルフで、いとも簡単にモーガン・プレッセルが優勝しました。彼女は火曜日に日本に着き、時差呆けもありコースもあまり知らない米国選手に負けるなんて情けないと思いませんか?同じようにメキシコの試合を終えて帰ってきた宮里藍が6位に入りました。さすがです。
今まででも、ふらっとやってきた外国選手に優勝をさらわれたり、優勝でなくてもいつも上位にいて賞金を持って帰られます。日本のレベルが低いことがよく分かりますね。
いつもワールドランキングが・・・と言われますが、レベルの低い日本で勝てば勝手に上位に上がっていき、実力以上の結果が出ます。
スポーツ紙では横峯さくらの記事ばかりが際立ち、勝てなかったことを皮肉る記事は殆どありません。ぬるま湯に浸かったゴルフ界。だから世界に通用する選手が出て来ないんです。

今まででも、樋口久子、岡本綾子、そして宮里藍、男子プロも青木功、丸山茂樹、今田竜二の三人ぐらいしか安定して活躍していないのです。石川遼が騒がれていますが、まだ本物かどうか分かりません。日本の試合では抜群の力を発揮するのですが、世界の舞台ではまだまだです。
日本では、以前尾崎将司でやったように、石川遼のに逢わせたコース設定をし上位に行きやすくするようです。作りあげヒーローで終わらなければいいのですが・・・。
とにかく宮里藍のように、世界の舞台で一度勝って下さい。でないとビッグマウスで終わってしまいます。

日本選手が弱い理由にはメディアが影響があると思います。世界レベルではないのに、世界に出て行けばメダルがが取れるような報道や負けても優勝者よりも大きく取り上げ、ヒーローやヒロインに仕立て上げる報道がぬるま湯状態を作っているんです。
失敗しても、再びレベルの低い日本で活躍すればまたチヤホヤする。だから力が付かないんです。

サッカー界を見て下さい。ワールドカップに出場出来るようになってから、開催年には毎回世界一の報道です。ブラジルに偶然勝ったら毎回勝つような報道をします。今回の南ア大会でもそれに近い報道があるでしょう。しかし、参加32カ国中、下から数えて5番目でワールドランキングが45位の日本が、オランダ(4位)・デンマーク(35位)・カメルーン(19位)の中で2位になり予選を突破するなんて、余程運が良くなければ無理な話です。ましてベスト4なんて可能性は限りなくゼロに近いでと思いませんか?
日本ほど数多くのスポーツが盛んな国はありません。国が豊かで平和であるからこそ出来ることで、そこに能力のある選手が分散しているのでなかなか世界レベルには達しないのでしょう。特にプロスポーツに於いては、世界に通用するのは野球ぐらいのものでしょう。

ビッグマウスも増えました。ボクシングの亀田なんかが代表格でしょう。でも、人気があればメディアは斬ることが出来ないんです。司会者やレポーターが年下の選手に敬語を使い、選手がタメ口を言うような常識では考えられ何ようなインタビューが映し出されます。
21歳にもなってあのレベルの発言しかできないスノボーの国母和宏が、全米の競技で優勝したら何も言えない日本のメディアの体質が、有名になればないをしても構わない風潮を作りました。

『狭い日本で天狗になるなよ!』

サッカーW大会は今日23人の選手が発表されます。興味津々ですが、きっと新聞紙上では期待感たっぷりの記事が舞い踊るのでしょう。記事に負けないよう頑張って下さい。
あらゆるスポーツで活躍する、井の中の蛙の日本人選手達よ(選手だけでなく監督やコーチもね)、目立つことばかり考えずに、もっと謙虚に実力を向上させて下さい。不言実行で世界に羽ばたく方がカッコいいと思うよ!

2010年5月7日金曜日

日本の財政危機

今日は経済のお話しからです。
ご存じの通り、ギリシャの財政危機から国債の格下げに始まり、スペイン・アイルランド・ポルトガルへの波及の可能性が世界経済を脅かせています。株式相場は世界的に下落し、日本への影響も避けられない見込みです。この問題は笑って見過ごせる問題ではなく、皆さんの生活にも大きく影響します。
日本は世界一の借金国であることはご承知の通りです。日本の銀行が安定している限りは、国債が紙切れになることはありません。国民の預金が国債を支えているからです。
しかし、今年度の予算で税収より国債発行高が上回りました。このまま景気が回復しなければ、毎年この状況が続くことになります。急速なる借金の増加が発生し、総額1100兆円なんかはあっと言う間に突破するでしょう。
もしも、1500兆円とも言われる国民の総資産を上回ることが起きれば大問題です。日銀が国債を買い取る (お札を刷って買うんです) 他には方法が見当たらなくなります。そうなれば日本はインフレに向けてまっしぐらに走り始めることでしょう。そこに日本国債の格下げでも起きれば更に収拾がつかなくなり、貨幣価値も低下し急速な円安も考えられ、日本経済も一気に冷え込みます。
これらの奈落の底に陥る日本経済は最悪のシナリオですが、皆さん恐怖を感じるでしょう。でも可能性はあるのです。

今回のギリシャ問題を重要視し、政府は早急に経済対策に拍車をかけないといけないのではないでしょうか。基地問題も大切なんですが、日本を豊かな国にしないと何も出来ないん事をよく考えて下さい。
世の中は、参議院選挙対策に焦点を絞り、すべての政治家が政局ばかりを考え人気取りに走っていますが、いまはそんなことより党派を超えた経済対策チームを作り、緊急政策を実施すべきであると筆者は考えます。いまなら方法論はいくらでも考えられます。今の内にやらないと手が打てなくなります。
政府がするべき事は、日本の現状をはっきりと示し、日本がどの方向に進んでいくのかを国民に示すことではないでしょうか。そうして国民の理解を得て、この数年は日本の富国安定に政治力を発揮することです。

『危機は目の前に迫っていますよ!』

民主党さん。というより小沢さん。のんびり政治ゲームで遊んでいると、大変な事態になるかも知れませんよ。
平和呆けした国民に危機感を持たせ、国民一丸となって国に協力する意識をいまのうちから持たせていかないと、急速な世界情勢の変化について行けないかも知れません。当然、政治家や公務員も意識改革をしなければ出来ないことなんですが・・・。
国民のお陰で生活が出来ている意識を常に持ち、公僕としての努めを果たしてくれることを心から期待しています。