通常国会が閉会しました。
最後のあがきで与野党の舌戦がありましたが、殆どが選挙を焦点に置いたアピールに他ならないシナリオ付きの行動でした。こんな茶番は今まで何回も見てきました。国民も今回は何事にも騙されず、冷静に国会議員を眺めていることでしょう。
今日から候補者は地元に帰り飛び回ることになります。選挙カーでの名前の連呼。理想論や虚偽の政策論争。有名人を加えてのパフォーマンス。繁華街での挨拶や握手。またまた定番の選挙活動が始まるのです。
こんな中、宮崎県知事が判断に困っている発言がありました。口蹄疫問題で選挙カーや応援団が県内を走り回り、折角防疫体制が出来ているのに、逆に拡大に繋がるのではないかという問題なんです。
筆者はこう考えます。口蹄疫問題は参議院選挙にとって神が与えたチャンスではないかと思うのです。
まず、宮崎県条例で選挙活動車両の通行及び移動規制をするのです。(即日施行)
いままで活動時間制限を設けるぐらい、候補者名と政党の連呼ばかりの選挙カー騒音公害が話題になってきました。それが一掃されるのは住民にとってはとても良いことです。これだけ注目されている問題ですから、この条例を施行しても、まさか極端な違反をする候補者はいないでしょう。
選挙活動を日本で初めての形態をとり全国にアピーるすべきだと思います。
指定会場や街頭での立ち会い演説会。
テレビやラジオでの政策論争。
新聞などでの自己PR。
徒歩や自転車を使っての選挙活動。
などなど、昔の選挙活動にメディア中心の活動を加えたものにするのです。
『名前の連呼はもう古い!』
騒音公害をもたらす名前の連呼は、うるさいだけで候補者の心が伝わってきません。この安易な選挙活動が、何も出来ない有名議員(タレント議員や**チルドレン、**ギャルズ)を生む元凶になっているのです。特に立ち会い演説会を増やすことは、候補者が何を考えているのか分からなかった選挙が、ある程度の知識を持っていないと立候補出来ない形態に変わります。
生半可な知識では立ち会い演説会に出ることは不可能でしょう。
当然ながら、投票も電子投票を可能にし、新しい選挙の形を模索するのです。
東国原知事、口蹄疫の苦難をバネにし、宮崎県を今後の選挙態勢のモデルケースにするのは如何でしょうか。
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