先日開催されたGOP16はそれなりの成果をあげたものの法的義務がなく、米国や中国・インドの本格的な参加が見込めない結果に終わりました。
近年特に利己主義的な考え方が人類を支配し、世界中の大人から子どもに至るまでの考え方が過去のものから変化してきました。
この自分中心の考え方が地球の滅亡を早めることとなります。
世界中の一年間の平均気温のベスト10が、2000年以降の記録が締めることからも、温室効果ガスなどによる地球温暖化が進行し続けてていることがよく分かります。
このままでいくと、今後も温暖化の悪循環が繰り返され、異常気象が恒常化し、それによる食糧不足が発生するでしょう。また環境の悪化が生活環境を根本から変えてしまいます。
それらが、来年早々に70億人に達しようとする人類に大きな影響を及ぼそうとしています。
温暖化の進行は、人的なものだけではありません。発生は人類の産業革命かもしれません。しかしそれに加え、今後は自然界がそれを加速をさせることになります。
特にシベリアのツンドラの凍土解氷によるメタンガスの発生や各地の森林火災による温室効果ガスの発生などは、もう人類に止めることが出来ない現象でしょう。
環境と経済成長の考え方をもっと真剣に考えないと、日一日と人類が住めない環境が近づき、自らの手で滅亡を迎えることになるかもしれません。
このような大変な時期に、リーダーシップを取るべき世界中の政治家は、自分達の保身ばかりを考えているのが現状なんです。
日本に於いても同じ事が言えます。
国民不在のまま、数の力を信じ勢力闘争ばかりを考える民主党が、政策そっちのけで将来のビジョンがないまま政治ゲームに興じる姿を見る度に、日本が沈没するのではないかと不安を抱える国民も多くいることと思います。
最近の世論調査を見ても政治不信であることがはっきりと反映されています。
欲望の塊である彼らには現実が見えていないのです。
そんな政治家が地球環境を考える事なんて出来るわけがありません。
『人を慈しむ優しい心はもう過去のことなんでしょうか?』
自分達だけが生き残ることを考えず、地球規模で協力し合わなければ人類の未来がないことはみんな気付いているはずなんです。
しかし、それが出来ないのは名誉と欲ばかりのリーダーが主導権を取っているからなんです。各国には人種問題や宗教問題などそれぞれの事情があり、それらを画一に扱うことは不可能でしょう。
名誉や欲を捨て、人をいたわり思い遣る心をしっかりと持ったカリスマ的リーダーが出現しない限り、人類の未来はないものと思われます。
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