自民党は幹事長に石原伸晃、総務会長に小池百合子、石破茂政調会長(53)を再任する執行部人事を決めました。国対委員長にも逢沢一郎が就任し、党三役全員が50代に若返り、今後に期待が持てそうな陣容になりました。
振り返れば、小泉首相の後を安倍晋三が引き継いだのですが、本来ここでは麻生太郎につなぎその後に安部氏にバトンタッチしていれば、今回の民主党政権に移ることはなかったと筆者は思っています。
当時安部氏は自民党の次期のエースだった訳ですから、国民に浸透した小泉カラーを二年くらい麻生氏でワンクッション置き、その後に安部カラーにすればここまで支持率が低迷するjことはなかったと思います。民主党に全く力が無かったのですから。
もし自民党政権のままなら、今の総理大臣はおそらく石原氏か小池氏担っていたのではないでしょうか。
解散がなく3年後に衆参同日選挙になるなら、自民党は石原伸晃幹事長が総裁になり牽引していくことになるでしょう。
いずれにせよ人気実力を備えたエースである三氏が揃ったことで、民主党にはかなり大きな脅威になると思われます。
『民主党には論客はいても、政治家はいない』
本物の政治家が殆どいない野党的感覚の民主党にとって、与党的感覚の自民党に政治力で勝てない事になり、国会運営に大きな支障をもたらすと思われます。
代表選後、早急に腰の据わった組閣を行わないと、再び国会が空転し日本国が混乱するでしょう。世界からも見放された姿を国民が許すでしょうか?
鳩山・小沢・菅の三人だけしか代表になれない民主党が、良い方で歴史に残るか悪い方で歴史に残るかの正念場を迎えることになります。
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