連休が明け、最近の民主党を見ていると、政権交代前の自民党を彷彿させるような状況になっています。政府も攻守が変わっただけで何も変わっていません。以前自民党を攻めたてた質問を、そのまま逆に浴びせられる事態になっています。野党時代の民主党の方が遙かに魅力がありました。慣れない責任政党はやはり荷が重かったのかも知れません。まもなく支持率は20%を割ろうとしています。
基地問題も結論が出ず、言い訳合戦の様相を呈してきました。
小沢幹事長は政局だけを焦点に動いています。
その動きを受け、数多くのタレント候補の出馬が報道され出しました。岡崎友紀、岡部まり、桂きんし、池谷幸雄、谷亮子、中畑清、堀内恒夫などなどが名乗りを上げています。更につるの剛士まで迄もが出馬の噂が出ています。ヘキサゴンでおバカを晒したタレントに議員が出来るんでしょうか。
議員の器があるのかないのかは、皆さんが判断すればいいことなんですが、このタレント議員達はほとんどが比例代表なんです。おかしいと思いませんか?
票を集めればその党はタレント以外の多くの議員が当選します。彼らは集票係で当選して記者会見すればそれで仕事は終わりです。初登庁の映像でもメディアに映れば、六年間何もしなくても党とすれば充分メリットがあるのです。いや返って余計なことをして欲しくないんです。党の方針に賛成さえしてくれれば、少々議会を休んでもいいんです。
比例代表で出るということは、彼らは政治をやるのではなく広告塔としての単なる人気取りで、「私は片手間に議員をしますよ」ということを表明しているようなものなんです。
ちなみに比例代表とは非拘束名簿式比例代表選挙と言って、選挙では政党名もしくは個人名で投票し、政党名の投票者数とその政党の属する候補者への個人名での投票数を合計し、その投票数に応じて各政党への議席配分が決まる選挙方法なんです。その議席配分から個人名での投票数の多い順に当選者が決まる訳ですが、当然知名度話題性のあるタレントは有利でしょう。
うがった見方をすれば、これらのタレント議員は売れなくなったので就活のために出るのではないかとも思ってしまいます。島田洋七が再出馬という話まで聞くとますますそのような気がしてなりません。
政策よりも人気取りが優先なんて・・・。
『国民をバカにしていませんか?』
こんな人達に国を任せて良いのでしょうか?我々はまた政党の罠にはまって仕舞うのでしょうか。
今回の選挙は是非皆さんの正しい目で立候補者を見て下さい。
でも、他に選べる人がいないのなら、こんな人達でも賑やかな方が良いのかも知れませんね(笑)
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