お盆も終わり、今日から正常に戻った方も多いと思います。
異常な暑さの中世界的に異変が起きています。ロシアでは大規模な山火事、グリーンランドの氷山の分離漂流、中国揚子江流域の豪雨、逆に南米では異常低温が見られます。
日本でも関東で38℃にもなる異常高温、世界を見てもロシアやモンゴルで30℃を越す高温が報告されています。
いろんな要因がありますが、地球温暖化に加え都市化による大気の変化がこの現象を起こす最大の原因と考えられます。今後も毎年この異常気象が通常気象になると思われます。
大阪は連日35℃を突破。40年前の気温を調べてみると、35℃を超える日は3日ほどで、33℃までの暑さでした。40年で3℃近く上昇したことになります。
日本国民がのんびりお盆を過ごし政治が空白中の日本に大きなニュースが入ってきました。予想はされていましたが、1968年以来世界2位を誇ってきたGDPが中国に逆転されました。
メディアでは人口の多い国が有利とかの言い訳も書かれていますが、資源を持たない日本が負けたことに大きな意味があります。オマケに円高が進行し、ドルが85円割れ、ユーロが110円割れの為替が更なる経済への足枷になってきました。
これらの現象は、日本企業の生産拠点が海外へ向かうことに拍車をかけるでしょう。
資源のない日本は今まで加工・製造で生きてきたのですが、その拠点がどんどん海外に向けられることで、仕事が減少することの雇用不安が浮上してきました。
<賃金の減少、消費の減退>とデフレスパイラルが加速される事が明らかで、、深刻なデフレ不況が見えてきました。
『日本の経済は今後急速に悪化します!』
そんな中、政府民主党は次期代表選手の選考ゲームに興じ、連日勉強会等の会合に明け暮れています。自民党時代の派閥争いそのものです。
日本国民をそっちのけでですよ!
日本の危機が目の前に迫ってきているのに、なんの政策もなく、ただ大変な事態とコメントするだけで、経済対策検討の声はあっても中小企業への緊急融資などの一時凌ぎばかりで、円高対策や雇用対策などの根本的な問題解決に向けての非常事態時の緊急対策の声は上がっていません。民主党にとっては代表選挙が終わらないと何も出来ないと言うことなんでしょう。
こんなことで、本当に日本は大丈夫なんでしょうか?
米国は今後ますます中国に傾倒し、日米の距離が遠くなりそうです。
中国や米国抜きでの経済は考えられないのですが・・・。
こうなったのも、数々の民主党政策の失敗であることを、民主党の皆さんに自覚して頂きたい。
いま、派閥争いをしている場合ではありません。こんなことをしていると国民は民主党から確実に離れていきますよ。
日本を壊さないためにも、手遅れにならないうちに経済対策に手を付ける必要があります。
頭の悪い人の集団である政治主導よりも頭の良い人の集団である官僚主導を、暫くは続ける方が得策だとは想いますが・・・。
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