2010年5月10日月曜日

情けないスポーツ界

皆さん、情けないと思いませんか?
今日行われた女子プロゴルフで、いとも簡単にモーガン・プレッセルが優勝しました。彼女は火曜日に日本に着き、時差呆けもありコースもあまり知らない米国選手に負けるなんて情けないと思いませんか?同じようにメキシコの試合を終えて帰ってきた宮里藍が6位に入りました。さすがです。
今まででも、ふらっとやってきた外国選手に優勝をさらわれたり、優勝でなくてもいつも上位にいて賞金を持って帰られます。日本のレベルが低いことがよく分かりますね。
いつもワールドランキングが・・・と言われますが、レベルの低い日本で勝てば勝手に上位に上がっていき、実力以上の結果が出ます。
スポーツ紙では横峯さくらの記事ばかりが際立ち、勝てなかったことを皮肉る記事は殆どありません。ぬるま湯に浸かったゴルフ界。だから世界に通用する選手が出て来ないんです。

今まででも、樋口久子、岡本綾子、そして宮里藍、男子プロも青木功、丸山茂樹、今田竜二の三人ぐらいしか安定して活躍していないのです。石川遼が騒がれていますが、まだ本物かどうか分かりません。日本の試合では抜群の力を発揮するのですが、世界の舞台ではまだまだです。
日本では、以前尾崎将司でやったように、石川遼のに逢わせたコース設定をし上位に行きやすくするようです。作りあげヒーローで終わらなければいいのですが・・・。
とにかく宮里藍のように、世界の舞台で一度勝って下さい。でないとビッグマウスで終わってしまいます。

日本選手が弱い理由にはメディアが影響があると思います。世界レベルではないのに、世界に出て行けばメダルがが取れるような報道や負けても優勝者よりも大きく取り上げ、ヒーローやヒロインに仕立て上げる報道がぬるま湯状態を作っているんです。
失敗しても、再びレベルの低い日本で活躍すればまたチヤホヤする。だから力が付かないんです。

サッカー界を見て下さい。ワールドカップに出場出来るようになってから、開催年には毎回世界一の報道です。ブラジルに偶然勝ったら毎回勝つような報道をします。今回の南ア大会でもそれに近い報道があるでしょう。しかし、参加32カ国中、下から数えて5番目でワールドランキングが45位の日本が、オランダ(4位)・デンマーク(35位)・カメルーン(19位)の中で2位になり予選を突破するなんて、余程運が良くなければ無理な話です。ましてベスト4なんて可能性は限りなくゼロに近いでと思いませんか?
日本ほど数多くのスポーツが盛んな国はありません。国が豊かで平和であるからこそ出来ることで、そこに能力のある選手が分散しているのでなかなか世界レベルには達しないのでしょう。特にプロスポーツに於いては、世界に通用するのは野球ぐらいのものでしょう。

ビッグマウスも増えました。ボクシングの亀田なんかが代表格でしょう。でも、人気があればメディアは斬ることが出来ないんです。司会者やレポーターが年下の選手に敬語を使い、選手がタメ口を言うような常識では考えられ何ようなインタビューが映し出されます。
21歳にもなってあのレベルの発言しかできないスノボーの国母和宏が、全米の競技で優勝したら何も言えない日本のメディアの体質が、有名になればないをしても構わない風潮を作りました。

『狭い日本で天狗になるなよ!』

サッカーW大会は今日23人の選手が発表されます。興味津々ですが、きっと新聞紙上では期待感たっぷりの記事が舞い踊るのでしょう。記事に負けないよう頑張って下さい。
あらゆるスポーツで活躍する、井の中の蛙の日本人選手達よ(選手だけでなく監督やコーチもね)、目立つことばかり考えずに、もっと謙虚に実力を向上させて下さい。不言実行で世界に羽ばたく方がカッコいいと思うよ!

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