2010年4月24日土曜日

事業仕分けより・・・?

事業仕分けが始まりました。マスコミはこの報道一色です。
第1弾のパフォーマンスが成功し支持率が上がった事に味を占め、参議院選挙を控えて第2弾をやる事になりました。今度は天下りのある独立行政法人を中心に行われています。
確かに公開でやる作業は目新しく画期的なことで、国民の評判は良いと思う。
しかし、こんなに大々的に報道しなくても、いくらでも無駄を無くす仕分け作業がは出来ます。この事業仕分けは、メディアと民主党が連携した筋書きのあるパフォーマンスとしか思えません。
だって、いろんな政策を鶴の一声で決める政党ですよ。議員に立法を認めないような政権が、こんなものを上層部だけで決めるのは簡単な話じゃないですか。批判を避けるために、書類審査の段階である程度決まっているものやそんなに論議をしなくても決まるようなものを、わざわざ裁判のように会議をする事で時間を掛け、国民対するアピール効果を高めているのです。つまり選挙対策をしている事に他ならないんです。

この仕分けでの一番の功績は、独立行政法人やお役所の人達が如何に無能であるかを国民が知ったことです。彼らの答弁を聞いていて、まともなお喋りが出来ない人の多いことに驚きました。とにかく常識が無く幼稚なんです。天下り天国の現実をしっかりと感じさせてくれました。

ここで一つお勉強です。独立行政法人とはどんなものか知ってますか?
それは、国が自ら実施する必要のない事業を、民間より効率よく効果的に行わせるものなんです。つまり、自立させることでコスト意識を持たせ、効率化をし透明性を高めるためなんですが、答弁を聞いているとこんなノー天気名な人達が事業をしていてうまくいくわけがない事が分かります。おそらく、民間の方がより以上に効率よく運営できるはずです。今存在する100余りの行政法人は、解散もしくは完全民営化するのが正解でしょうね。次の仕分けは特殊法人かな?

前回小沢幹事長が新人議員を飛ばした事への国民批判を受け、今回は90人程の新人が事前調査に参加しまhした。しかし、参加した感想は「勉強になります」「頑張ります」なんです。つまり、まだ政治の事は分からずお勉強中なんですね。そんな無知な人達も国会議員なんです。小沢幹事長が一年生議員を使わない理由がよく分かります。仕分けする側も仕分けされる側も同じようなレベルなんです。書類段階である程度答えの決まっている作業のためか、蓮舫議員のトーンも今回は低いように思います。今回の仕分けも期待するほどの成果は出ないんだろうね。支持率の向上もあまり期待出来ないでしょう。

『もっと他に無駄を無くすものがあるやろ!』

民主党さん、こんな事業仕分けよりもっと画期的に支持率を上げる方法がありますよ。
それは、議員の無駄遣いを無くすことなんです。
多くの国民が一番先にやって欲しいと思っている無駄の削減は、仕分け人でもあるあなた方国会議員の無駄遣いなんです。人員削減や報酬カット、政党助成金をなくすなど、正にいま仕分け人が事業法人に言っていることを自分たちに向けて厳しく言って欲しいのです。国会議員が姿勢を正すことで、もっと腐っている地方議員にも大きな影響を与えると思います。
これをやれば10%単位で支持率を持ち上げることが出来るでしょう。
いくら支持率が上がると聞いても、自分たちの首を絞めることはしないよね、民主党さん。

そのうち、議員仕分けが公開で行われることを期待します。
えっ、困った問題が・・・。仕分け人は誰がやるんやろ。
河村 たかし名古屋市長が適任かな(笑)

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