参議委選挙も次の日曜日が投票日です。各党の代表が全国を行脚し支持を訴えています。テレビでもこの状況を報じています。先日は党首討論会も開かれました。
ここで皆さん考えて下さい。多くの政党が「国民のために・・・」と叫んでいますが本当にそうなのでしょうか?選挙の時だけの詭弁ではないのでしょうか。今まで何回も騙されてきました。
この叫んでいる人達も全員が国民の税金や支援によって生活している人達なんです。今大声で叫んでいるのは、商売で言えば○○○○党という商品をPRし、<生活資金を我々に下さい、そのお返しに生活を守ります>とアピールしているのです。誰を選んでもその人が力を発揮する訳ではなく、数の原理による政党が税金の使い道を決めるのです。
目先に騙されずに自分の思いを投票して下さい。
今回の選挙は論点がはっきりせず、おそらく小政党は何も出来ないと思います。
事実連立を組んでいた社民党は、根拠のない夢(基地移転)をぶつけ、結局福島大臣の自己満足だけで何も出来ないまま与党から離れました。だのに今回も<社民党に任せれば消費税も止められるし基地も移転します>と嘘の連呼を叫んでいます。与党時代に力を発揮出来なかったのに、どうやってマニフェストを実現するのでしょう。
現在与党である国民新党も、郵政一本で民主党の批判に明け暮れています。では、どうして連立を離脱しないのか不思議で仕方ありません。
共産党は相変わらずの体制批判で、国民に好かれる話しの連呼です。
公明党、みんなの党、新党改革、立ち上がれ日本などは、中道というか当たり障りのない意見で国民の支持を得ようとしています。
つまりこれらの小党は連携を組まない限り何も出来ないし、論点が見えないから国民が喜ぶような事ばかりを言う他には方法がないのです。
『野党の皆さん。根拠のない政策を喋るのは辛いでしょうね(笑)』
自民党と民主党が言ってることは余り大きな差がありません。
例えば、国会議員の定数削減は時期こそ違え1割余りの削減。公務員人件費削減についても2割削減。その他、消費税、地方分権、経済対策などもそんなに大きな差があるとは思えません。鳩山で失敗した基地問題も最近では余り大きな差はありません。
それでは選挙後に何が起こるのでしょうか。
筆者は部分的な大連立が自民党民主党間に生まれると予想します。
しかしこれが起きた時には、一歩間違えれば国民にとっては不利で、両党が悪代官になることも考えられます。
菅総理も、選挙までに国民の気持ちを測りながら演説をしているようで、喋る度に発言が変わりすぎます。
G20では日本の役割が<財政再建よりも経済対策>と世界が望んでいるのでそれに添った日本国を築いて下さい。今日報道されていた、関東と関西に2大ハブ空港を整備する話しはその先駆けとして良い考えではないでしょうか。
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