基地移転問題は、遂に来るところに来たか。
徳之島の賛成派との話し合いの中で、三町合計で250億円にものぼる公債を始めとする金に関わる要望を突きつけ、平野官房長官は「承ります」と答え、事実上金の力で徳之島を買収しようとしています。沖縄県に優遇されていることを鹿児島県にも適用することや設備の充実などの金にまつわる話しが出された模様で、それをすべて受け入れると答えたんです。賛成派との話でこれだけの条件を突きつけられると言うことは、今後米国との合意が取れた場合、反対派との交渉の中で更に大きな保障問題に発展することは目に見えています。
またしても平野官房長官の勇み足か、或いは民主党の意地での暴走なのか、そんなことまでして基地問題を解決しようとするなら、徳之島の案をやめる方が良いのではないでしょうか。もし金だけを考えるのならば、沖縄にそのお金を差し上げ、今のままで行く方が安くつくのではないでしょうか。
しかしこの問題は尾を引きますよ。一度こんな餌を表に出せば、徳之島案を取り止めた場合必ず賛成派の人間が増殖し、徳之島案が再び大きく浮上してきます。過去の伊丹空港廃止の際騒音公害での反対派が、関空決定寺に存続賛成派に180度方向転換した様相になるでしょう。
要するにゴネ得なんです。過去のあらゆる保障問題でも、ギリギリまで交渉が続き大きなお金を使ってきたことでも分かります。
『結局、住民の要望はお金なのか?』
皆さんこんな事で基地問題を解決させて良いのでしょうか。
一方では事業仕分けといって無駄を削除に走りながら、片方で巨額な無駄遣いをやる。
政権交代時からちゃんとした形で基地問題を解決していたなら、こんな無駄遣いをする必要がなかったと思われるのに、政権交代の意地だけで国民に負担をかける事を民主党は行おうとしています。
頭の悪い無能政治家達の政治主導を論じ、頭脳集団である官僚を無視した結果であることは間違いありません。前政権で問題があった閣僚達ですが、良いところは利用していればこのような問題にはならなかったでしょう。口蹄疫問題もしかりです。
全く責任感のない閣僚。
内閣や民主党幹部に何も言えない民主党国会議員。
こんな事でやって行けるの?
日本の国はこんな人達にぶっ潰されるのではないでしょうか!
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