日本は財政再建が今後一番のテーマであることは、G8、G20サミットで確認されています。そのためにも景気回復も必要条件になります。このことは多くの国民にも理解されていると思います。しかし、今やっていることをを見れば、政治家は本当に危機感を持っているのか、不信感を抱きます。国民の多くが賛成しない政策の施行は決定後でも中止するべきだと思う。
高速道路の無料化が始まりました。余り使わない道路ばかりなんですが、取り敢えずのスタートです。しかし、この無料化は良いことなんでしょうか?
高速道路は逃げ道がないので、車が集中した場合入り口出口で渋滞が起きていて、高速道路の意味を成さないのと、渋滞による温室効果ガスの排出が気になります。こんな事で流通コストを安くする効果を出すことが出来るのでしょうか?
無料化で利益を受けるのは車を使用している国民で、使わない人には税金の無駄遣いにしか思えない。あくまでも受益者負担が正しいのではないでしょうか。
年中無料にすることによって、鉄道会社やタクシーなど、従来から足になっていた企業の経営を弱体化させます。国民へのバラマキは景気を向上させることには繋がらないんです。
更に、今後の道路管理の経費や今も造り続けている道路(小沢道路)を含めた多額の借金返済は何処から弾き出すつもりなんでしょうか。疑問を感じます。
筆者は、一般有料道路は完全無料化を図り、高速道路については値引きをして有料が良いと思っています。完全ETC化を計り、人員削減の上必要な費用を料金として招集すべきです。ETCに関しては、受益者負担の原則から、便宜を図ったり公平化を目指す必要はありません。
それによって安定した道路行政をして頂きたい。
子ども手当も同じ事が言えるでしょう。将来の展望がなければ、最大の目的である出産率の向上に結びつきません。国民に直接払うのではなく、保育費や給食費、出産費用などの補助のため、該当機関に直接支払うべきでしょう。
選挙のためのばらまき手法では日本の国は良くなりません。
今回の施行は、前小沢民主党の政策は、約束事だからという意地だけで始まった感を否めません。この2つの政策は国民の半数以上が反対もしくはどちらでも良いと判断しています。
民主党というより小沢氏だけがこれから先も続けることに意欲を燃やしているんです。これは参議院選挙のための戯れ言なのかも知れませんが・・・。
小沢氏の目には国民の本心が映らないんでしょう。
『政治屋は選挙が職場で、国の将来なんてどうでもいいんだよ!』
選挙が終わり、9月の代表選挙で菅体制が確立すれば、小沢氏はおそらく離党し、新党に向かうと筆者は予測します。自分お思いのままの選挙が出来る環境を求めていくのではないでしょうか。それなら{選挙党}という名称は如何でしょうか。ぴったりだと思いますが・・・。
一方で600億円もかけた参議院の議員会館が完成しました。国民にいろんな負担をお願いしながら、自分達の環境の改善に巨額の費用を投じることは矛盾していませんか?
各党とも定数削減を言っているのにどうするのでしょうか。多くの議員は「国民のために大事な仕事をしているのだから」と建て前を言うことでしょう。まあ計画が数年前から始まっているので仕方のないことかも知れませんが、こんな豪華な部屋で仕事をするんだから、言うだけの力を発揮して欲しいものです。この先衆議院も負けずにとならないようにして頂きたい。
でも、私達もこんな豪華な部屋に住みたいなあ・・・・・・。夢だよね。
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