2011年12月27日火曜日

日本をぶち壊した民主党

消費税増税の決定により、民主党内部で離党や役職を辞したりの表明をする国会議員が続出し始めています。
マニフェストの殆どが実行出来ずに喘いでいる野田政権にとって、消費税増税は最後の砦だったのですが、いとも簡単にこれを決めたことは完全にマニフェストを放棄したことになります。

国民に嘘を言って成し得た政権交代が詐欺行為そのものであり、嘘を付いて成し得た多くの無能議員が温々と税金で所得を増やし、国民を苦しめようとしていることに違和感を感じます。

どんな形であれ、年に一億円ほどの費用が国会議員一人一人にかかっていて、詐欺行為で当選した国会議員は一人当たり4億円以上ものお金を税金から得ているのですよ。(4年間で総額1000億円以上にもなります)
この詐欺政党は何もしないまま日本を滅亡の方向に導こうとしています。

鳩山が、同意を取り付けていた辺野古をぶっ潰し、基地問題を悪化させました。今後大きな保障を支払うことになります。
菅が、判断ミスで福島をぶっ潰し、今後いくらお金がいるのか全く分かりません。
同じく菅が、頼まれもしないTPPに勝手に参加表明し野田に繋ぎました。日本農業をぶっ潰し、これによって更なる保障が必要になるでしょう。
そして、野田が消費税を含めた増税によって、日本経済をぶっ潰そうとしています。
この3人の総理によって、この2年間で日本は悪化の一途を辿りつつあります。

『ふざけんな!民主党!!!』

素人政治家集団である民主党は、もう政党の体を成していません。
無駄の排除を叫ぶなら、一番の無駄は、民主党国会議員ではないですか?

もはや政府は、自分達の保身を考えている場合ではありません。
このままでも次の選挙では大敗すると思います。
野田総理それなら国民のために尽くすべきです。
回りを無視して、独断でいろんな事を決めて行きなさい。

まず、国会議員・公務員の人員削減や賃金カット(民間並み賃金給付へ)や、議員年金も含めた日本全国の年金一元化から初めて見ませんか。
そうすれば国民は、多少の増税や住民サービスの低下も我慢してくれると思いますよ。
失敗を恐れず思い切った政策を立てて頂きたい。







2011年12月21日水曜日

橋下総理大臣誕生か

橋下徹は日本の総理大臣???

全ての政党が面会をのぞみ、全面協力を約束した。
ほんの少し前までは批判をしていた政党までが・・・・・・・。
府知事時代には挨拶すらせず無視した小沢までもが・・・・・・・。

『何なんだ!日本の政治家は・・・!!』

自分達の選挙を有利にするためだけに綺麗事を並べ、取り込みを図ろうとしている。
自分達の主義主張は何処に行ったんだろうか・・・・・・?
国民に目が向いているのだろうか・・・・・・?

そういえば八ッ場ダムが復活し、民主党のマニフェストがことごとくく覆され、政権交代をした政策の殆どが消えてしまっている。
支持した有権者の気持ちは今後何処に向かうのだろうか・・・?

金正日は死去したニュースの時も民主党らしさが出ている。
重大ニュースが発表されると報道されても決められた行動を止められない。
街頭演説をしている政治家がいた。
事務局のミスと主張した政治家がいた。
総理までもが街頭演説に向かおうとしてた。
北朝鮮の重大ニュースは金日成が死去したとき以来なので、充分な体制を整えておくべき事態であるはずなのにね。

日本の危機管理は全く機能しないことを、政府自ら証明したようなものである。

2011年12月19日月曜日

橋下新市長

橋下徹市長が誕生し、今日初登庁となりました。
マスコミが挙って取り上げ、国民の多くもも期待感に胸を躍らせています。
橋本市長の考えが国に繁栄されれば、日本は良くなると思い込んでいるようです。
とんでもない。
あまり過信しすぎるととんでもないことになるかも知れませんよ。

口から機関銃の如く飛び出す理想論だけで、これ程までにマスコミを使ってヒーローにのし上がった政治家は過去にいません。
実績も府に於いてはまだ改革中半で、結果を産みだしたわけではありません。
後を任せた松井知事も院政をひかれ、橋下は市長でもありながら、事実上の知事でもあるわけです。
それを証拠に、松井知事は単独でメディアに出てくることは殆どありませんし、我々も彼独自の政策を殆ど知りません。
橋下徹は政治家と言うより指導者と思えてなりません。
もし失敗した場合は身を引くことが責任を果たすことと思っているのでしょう。
命を賭けてとは言っても何の責任も取れないでしょう。

そんな未熟な政治家を信じなければならないような情勢を産み出したのは民主党です。
政権交代後何も出来ずにいる民主党こそ悪の根源なのです。

『日本人は進むべき道を見失っているのです』

今回の選挙は、他の政治家を選ぶことも出来ない中、少しでも期待が持てる人を選ぶしか、他に選択肢がなかったのです。
そこにつけ込んだ橋下発言は、住民の目いや国民の目には、まるで日本の救世主のように写ります。
橋下は時代にも恵まれたわけです。

彼は今日午後には東京に飛び、沢山の国政の大御所達と会談します。
橋本市長の考えに賛同する方々です。
彼等は、橋下が市長に当選するまではそれ程協力的ではなく、いやむしろ反対派に荷担していた方々なんです
しかしそれでも近付こうとするのは、当選後のマスコミを通じた口一杯の発言に、国政への脅威を感じたからなんしょう。
自分の保身のためだけの歩み寄りなんです。

私は反対勢力まで巻き込むこの事態から、国民を煽動し続け世界を恐怖に陥れたヒットラーを連想します
戦争は起きなでしょうが、日本を正しい方向に導くことが出来るか地獄に陥れるのかは、結果を見ないと分かりません。
ただ、マスコミが間違った扱いをすれば、誰も誤りに気が付かず取り返しの付かない方向に進むことも考えられます。

冷静なしっかりした目を我々は持つべきです。
橋下市長が正しく国民を幸せに導いてくれることを祈ります。

2011年11月28日月曜日

政治のカラクリ

大阪の選挙ショーが終わり、大方の予想通り維新の会が圧勝しました。
さて彼等は一体何をしてくれるのでしょうか。
理想的な夢物語や人気を煽るような公約を聞かされ、地元住民は期待感を持って政治を眺めていくことになります。

しかし、冷静に考えてみて下さい。
いままで地方や中央にかかわらず、革新的な形で公約やマニフェストを示し何も出来なかった政治家が数多くいます。
その度に彼等は役職を辞することだけで責任を取ってきました。
政治家を辞める方々はまだましなんですが、多くの政治家はそのまま政治家として温々と生活を続けています。


我々が提供した税金を、政治家も役人も自由に使い、損失を出そうと無駄に使おうと何の責任も感じていません。
いやむしろ、使わないと損であるかの如く、年度期末までに使い切ります。
足りなければ大きな借金をしてまでです!
余ればあらゆる方法で自分達のために、来年度に向けて蓄えます。

これが自分のお金なら、果たしてそのような無駄遣いをするでしょうか。


ミスを犯した政治家や役人には、解職のうえ、損金を支払って貰うべきです。
財産がなければ法的処分を取ってでも償わさせるべきではないですか?
公金を使うということはそれぐらいの責任があるのではないでしょうか。
使い放題に使い、失敗すれば 「はいさようなら」 で、あなた方は納得出来ますか?


『住民は政治家の責任の取り方を追究すべきです』


過去のには、私財をなげうって地元に貢献した政治家が数多くいます。
しかしここ最近では、私財を増やすことばかりを考えて活動政治家ばかりではないでしょうか。

特に公務員は、高い給料を取り、仕事を分業し、当然の権利の如く働く権利を主張しながらあまり働きません。
住民に仕えるのではなく、権力に従いながら働きます。
公僕なのに組合を作り、出来の悪い人でも簡単にはクビにできません。
そんな駄目役人に、住民は文句も言わず生活をしています。
公約を破った政治家や党(最近では民主党)に対してでも文句は言っても行動には移しません。
これで良いのですか?

橋下独裁政権は公約の通り住民を幸せにしてくれるのでしょうか?
給料の高い、仕事をしない、そんな公務員にメスを入れられるのでしょうか?
都構想を実現させることばかりに終始し、最後は今までの政治家の如く失敗に終わるんではないでしょうか。
その時にどんな責任を取るかが注目されるところです。
結局のところ、橋下氏は私財を擲つこともなく、辞めることでケジメを付け、芸能界で温々と生きていくことになるのでしょうね。

苦しむのは踊らされた住民だけなんです。
そんな時も馬鹿な住民は新しいリーダーを求めてまた苦しんでいくんでしょうね。


庶民が悪代官に税金を召し上げられる構図は昔から変わりませんから。



2011年11月20日日曜日

日本の力を見せつけよう

日本がTPP参加を表明したことで、中国が脅威を感じたのか、少し軟化した形でASEAN+3を早期に締結する意向を示し始めました。
おそらく、日・韓・中のFTA(自由貿易協定)が来年中半までには締結すると思われます。

アジアの経済圏はインドまで加えればとても大きいもので、ロシアの東部を含めれば充分に世界経済を牽引する力があります。
ユーロ圏の力が低下し、アメリカの景気回復もままならない状況の中、多くの資源を持つアジア大陸をバックに、経済力を武器に発展した日本のノウハウを前面に押し出せば必ず世界の中心となるでしょう。
中国・インドの成長も日本を切り離しては考えられないし、薄型テレビで日本を大きく引き離した韓国でも日本の部品がなければ成り立ちません。
アジア経済から日本を切り離して考える事は不可能なんです。
今後中国に不動産に始まるバブル崩壊が起きれば、世界経済はどん底に落ちる可能性があります。それまでにアジア経済圏を確立させる必要があります。

『今こそ日本が動く時です!』

日本がのおかれておいる立場は微妙で複雑なものになりますが、TPP参加表明後、急速に中国が軟化し日本に協力を求め歩み寄りつつあります。
今こそ日本はアジアの先進第一国として政治力を発揮し、中国と米国の仲裁国としての役割を担うべきではないしょうか。
経済大国日本はまだまだ健在です。
内部でゴタゴタしている民主党の采配は心配の種ですが、自分達の権力はしばらく横に置いて、頭の良い官僚の力を借りながら真剣に対応して頂きたいものです。

中国とあらゆるもので協力し合うことで、沖縄基地問題も縮小させることも可能だと思われます。
主導権を取られ不利な立場にある日本にとっては、仲裁国として力を発揮することがアメリカとの力関係改善の圧力となるでしょう。
結果がどうなるかは別として、今回のTPP参加表明が大きな契機になることは間違いありません。

2011年11月10日木曜日

TPP。相変わらずの民主党。

昨夜、五時間もかけて民主党の総会を開き、意見を纏められたのかと思うと、どちらとも取れる提言しか出せませんでした。
140人もの国会議員が雁首を揃えて考えた結果が次ぎjのようなものなんです。

『事実確認と国民への十分な情報提供を行い、同時に幅広い国民的議論が必要』
『自由貿易を推進、高いレベルの経済連携を推進していく』
要するに慎重な対応を強く求める内容なんです。

本当に大学を出た国会議員ですか?
何とも幼稚な提言ではないですか。
提言と良いながら賛否を両立させるような内容では、充分な提言とは言えません。
野田総理が参加の意向を示しているんだから、こんな時こそ党内一致で参加の意見を出すべきではなかったでしょうか。

『民主党の皆さんは、総理を担いで死ねないの?』

自分達が選んだ総理なんでしょう。連帯責任は当たり前じゃないですか。
いつまでも選挙を考えて発言するんじゃないよ!
どっちみち次の選挙では今よりも大きく人数を減らすのは間違いないんだから、もっと真剣に政治をしようよ。

そもそもTPP参加はアメリカから要請を受けたわけでもなく、菅総理が勝手に参加表明をしたもので、表明しなければこんな論議は必要なかったんです。
今までの自由貿易協定(FTA)で充分出会ったと思うんですが、なにを血迷ったか菅総理は参加表明をしました。
民主党内部でTPP参加を必要するかしないかを論議することもなく、アメリカへのゴマスリのために政治決断したわけです。

その問題を積み残したまま野田総理が引き継いだわけですから、今の状況では踏襲する他には道がないでしょう。
メディアでは野田総理の責任においてと書いていますが、筆写はそうは思いません。
民主党全員の責任に於いて参加すべきであると考えております。
参加してから日本に有利になるようにしかりとルール作りをして下さい。


菅元総理というのはどうしようもないね。
戦後最低の総理大臣だよね。

2011年11月4日金曜日

人に冷たい東京都民

震災の瓦礫処理を東京に持ち込んだら、3000件もの苦情電話があったらしい。
石原知事は「黙れと言えば良い・・・・」との発言です。
素晴らしい知事です。

日本人は国民が挙ってこの苦難を乗り切り、日本国を再興しなければならない。
そんな折りに勝手気ままな発言をする人の心が筆者には分かりません。
京都の五山送り火に始まり、各地で放射能の問題が挙げられています。
人体に影響のない程度のものばかりなんです。

『日本人の心が貧弱になりました!』

全国各地にあるゴミ問題でも、自分の家の近所にやってくると反対するのに、遠くの場合は反対住民を批判するような住民が多く見受けられます。
多少の犠牲を払ってでも国民が協力し合える《日本人の心》は一体何処に行ってしまったんでしょうか。
悲しくなってきます。

2011年11月1日火曜日

大阪ダブル選挙

10月お祭りやらプライベートやらで忙しくたっぷりと休暇を戴きました。

11月に入り、いよいよ橋本元知事と平松市長の戦いが始まりました。
橋本の考え方は間違ってはいないのですが、あまりにもパフォーマンスが多く、逆に本当に出来るんかいと思いたくなります。
全てが計算され尽くした戦略です。

ただ、橋本の独裁に気を付ける必要を感じます。
なぜなら、大阪維新の会のメンバーの演説と橋本の演説には、かなり大きな差があるし、特に質疑応対には無知すら感じられる部分があります。

『松井一郎は橋下徹の単なるダミーに過ぎない!』


維新の会の幹事長ではあるが、知事になっても橋下の顔色を伺いながらの活動になるでしょう。
松井に対しては橋下が院政を引くことは間違いないからです。
倉田薫が勝ったとしても、橋下に対抗出来る力はなく、最終的には橋下に従うことになってしまいます。
どちらが勝っても時間が早いか遅いかの違いだけで、両者共に知事になっても大きな差はありません。

要するに、今回のダブル選挙は、橋下徹が市長に成れるか成ないかの戦いです。
もし負けても松井さえ勝てば、府の方針は橋下の指示の元に動くのでなんの問題もありません。
この場合橋下は公人でないので思いっきりメディアを利用した活動が出来ます。
視聴率を考えるメディアには、橋下が引っ張りだこになるのは目に見えています。
かえって負けた方が橋下は大きな力を発揮出来るかも知れません。

大阪を舞台にした政治ゲームの幕開けです。
彼ら政治家の目には、一般住民の姿が映っているのでしょうか・・・?

2011年10月6日木曜日

情けない河内長野

河内長野市で、橋の橋脚が福島で制作された物で、放射能の心配があるがらという理由で工事が中断されているニュースがテレビで流れました。
住民からの苦情で工事が中断されたようです。

情けないね。

ほんの一部の心ない人だと思うんだけど、その意見が通るなんて、日本人の心から優しさが消えてしまったんでしょうか?
役人もあまりにも保身しすぎですよ。

これを作った工場の周りにも多くの人が住んでいるんですよ。
これじゃ鉢呂元大臣よりも酷いよ。
福島県が放射能だらけのような対応はいけません。
コンクリートに放射能が染みこむわけはないでしょう。

『河内長野の人達は馬鹿じゃないの?』 

放射能を計測しなくても微量な事は想像出来ます。
そんな事よりも、あまりにも市民の心が冷たすぎるよ。
多くの人達が福島を救おうと頑張っているのにね。

五山の送り火の薪や名古屋の花火も、心ない人達の意見で福島産の物は取りやめになりました。
いい加減にして欲しいね。
橋本知事も一般的な答弁をするのでなく、そんな人達に一括して欲しかったよ。
「そんな馬鹿なことは言うな。みんなで福島を守ろう」ってね。

自分の事ばかり考えるよりも多くの被災者の気持ちを考えて行動しようよ。

2011年10月1日土曜日

定数削減は何処に行ったの

第三次補正予算案がほぼ決まり復興増税の方針が決まりました
結局は国民負担に全てを頼る方向付けになったのです。

しかし、国民はこれで納得しているのでしょうか。
国家公務員給与の削減は何処に行ったのでしょうか?
昨日野田内閣と国会に提出された人事院勧告では、0.23%の減額であるとの報道がありました。
政府が7.8%と言っているのに大きな開きがあります。
この動向にも注目されます。

歳出削減にはあまり触れず、国民にばかり負担を強いるやり方には納得出来ません。
復興という大義名分に名を借り、国民の矛先をまやかし、公務員給与の削減を実行出来ない民主党のやり口には疑問を感じます。
まさに江戸時代の悪代官の手法ではないですか。

『野田総理もペテン師である!』

綺麗事を言って国民をまやかし、自分達の身を守る事が正しいことなんですか?
詐欺マニフェストを掲げて政権交代を叫んだ民主党は鳩山・菅・野田と三代続けてのペテン師総理を産みました。事業仕分け、公共事業縮小、高速道路無料化、子ども手当、沖縄基地移転、隠し財産の掘り出しなど、マニフェストで訴えた事項を何一つ満足に実行出来ませんでした。

国民が増税に納得するためには、公務員給与削減の他にも国会議員の定数削減などを行うことを条件とすべきではないでしょうか。
口先だけでなく、実行時期を定めた公約を取り付けるべきです。

国民だけが傷むのではなく、今まで間違った国の運営に対しての責任を取る姿勢を見せなければ、今後も悪代官政治が延々と続けられる事になります。


今回簡単に容認すれば、何年か先に財政不足に陥った場合も、悪代官は国民に次の負担を言ってきますよ
国民もしっかりと政治に目を向け、民主党のやり口を見届けるべきです。

2011年9月24日土曜日

台風16号の暴風は予測出来た

京都五山の送り火に続き、日進市の花火大会で福島産の花火を打ち上げる予定だった80発の福島産花火が取りやめになりました。
市民の声に揺り動かされた市の判断であった。
一体どれ程の市民が反対したのであろうか?
インターネットの声でも打ち上げ前の反対が20件ほどだったのに、中止決定後には3000件を越す批判意見が寄せられている。
その実態を見る限り、市はほんの僅かな市民?の声に結論を出したことになる。
復興をテーマに行う事業なんだから、どのような声が上がっても打ち上げるのが正しい選択ではなかったでしょうか。

『責任者は保身ばかり考えるな!』

実行した後の放射能の数字上昇を過敏に気にしすぎた判断なんだろう。その際、誰が責任を取るのかが気になったのではないですか?
放射能が降ってきても良いじゃないですか。
福島に全てを押しつけるような器の小さい考え方はもうやめようよ。
市長が被災者との連帯意識を持てば、市民には説明し納得させる事が出来るレベルでしょう。
国民が力を合わせ風評被害をなくす努力をしなければ日本の復活はありませんよ。

放射能よりも、このようなリーダーシップすら持てない市長がいることの法が問題ではないでしょうか?
鉢呂大臣が辞任したけど、言葉ではなく態度で示した日進市の市長も同じように辞任すべきでしょう。

保身と言えば、今の日本には何でも安全側に物事を考える人(保身)があまりにも多すぎる。
今回の台風16号においても、天気図を見た段階で、台風の進行東側にある東京方面に強い風が吹くことは私でも予測出来た。
しかし、名古屋市の洪水で100万規模の避難指示が出た事態を見てビビってしまったのでしょう。
多くの気象予報士が風よりも豪雨に対す津注意を中心に報道されました。
素直に強風を中心とした注意喚起をしていれば、大量の帰宅難民者を出すことがなかったのではないかと思われる。
おそらく皆さんは外れたときの批判が恐かったのであろう。

国民を牽引する立場にある政治家やメディアは、強い気持ちを持って失敗を恐れず、真のリーダーシップを発揮して欲しい。

2011年9月12日月曜日

枝野氏が経産大臣・・・?

前回書いた民主党の綻びがまた一つ。
鉢呂大臣はたった9日で辞任する事になってしまいました。
まだ野田総理が施政方針演説すら述べていないのに、早くも大臣資格者が出てしまいました。

そういえば、前松本復興大臣も威圧的失言で辞めましたよね。
この人も9日ぐらいの短命大臣でしたね。
民主党の政治家というのは本当に常識がないんですね。
こんなことを言ったらどうなるかという状況判断すらも出kないんですね。
責任ある立場に立つことが名誉であって有頂天になって自分を見失うのかな?
民主党だけでなく政治家の大半が同じようなレベルの人たちですよね。

今度失言するのはいったい誰なんでしょうね。
党内批判をしている山岡氏や平野氏なんて危ないんじゃないの(笑)

『えっ!鉢呂の後は、枝野だって!!』

民主党も人材がないんだね。
しばらく休みたいと言っていた枝野前官房長官が急遽大臣をやるんだもんね。

ちょっと待てよ!枝野と言えば、菅内閣時に失敗を繰り返し、原発問題では被害を軽視していた張本人の一人じゃないの?
他にも事業仕分けでも思ったような成果を上げられませんでした。
失敗をした人がまたやるというのは・・・。それで良いのかな・・・?

こんな事を繰り返していると野田政権も持たないのではないのかなあ。

2011年9月9日金曜日

リーダーシップ

野田総理が就任してから一週間がたちました。
私はどんな方かあまり知らなかったので黙って成り行きを見てきました。
回りに気を遣い、党内を纏め、野党に理解を求める、安全運転の内閣を立ち上げました。
本当に民主党には人材がいませんね。
でも国会を纏めるには、それなりに力を発揮することが出来る内閣だとは思えます。

野田総理jにはこの緊急時にリーダーとして勤める能力があるのでしょうか?
総理の運営を見ていると、確かに敵は少ないが、リーダーとしての求心力に少し乏しい感があります。
一週間経ってじわじわと民主党のマイナス点でもあるほころびが少しづつ見え始めてきました。
一川防衛大臣の素人発言を皮切りに、各所で独断発言、連絡不一致発言など、纏まらない民主党が徐々に見え始めています。
果たして野田総理にリーダーシップは取れるのでしょうか?

『真のリーダーシップとは!」

いまリーダーシップに必要なのは実行力です。
各方面にいちいち同意を求めるのではなく、政府で決定した物を即時実行させる力なのです。
緊急時には様々な問題があります
細かいことを時間をかけて話し合うのではなく、有無を言わさず行動させることなのです。

民主主義の原理なんて平和時に当てはめることであって、緊急時には通用しません。
鳩山にも、菅にも、その能力は全くありませんでした。
自分を守ることで精一杯だったんです。

野田総理には勇気を持ってスピード感のある政治を行って頂きたい。

2011年8月25日木曜日

尖閣諸島!侵略される日本

民主党が政権を取り、政権争いをしている間に、韓国が竹島を、ロシアが北方四島を、中国が尖閣諸島を我が物にしようと行動を激化しています。
今回の代表戦の最中、中国が再び食指を向け始めました。

前回の漁船衝突事故の際も、前原への警告のような作為的行動だったと思いますが、今回も前原への圧力も兼ねた行動だと思われます。
それに対して何も言えない日本です。
中国でも韓国でも、国旗や写真まで燃やし抗議するのに・・・。

『国土を失っても民主党は怒らないのか』

日本は攻められても抗議をせず「遺憾です・・・」の言葉を発する事が多く、国際社会では弱腰と思われています。
民主党は政権を取って以来、外交らしい外交を殆どやっていません
米国基地問題の失敗、北朝鮮政策の失敗、そして経済力の減退による国力の低下が主な原因だと思われます。
経済を武器に尊哀感を示し生きてきた日本は、経済力を失うと何も言えなくなるのでしょうか。
こんな時こそ政治家が力を発揮すべき時きでしょう。

民主党は国民不在の政治をするだけでなく、日本国土まで失う最悪の政党です。

2011年8月24日水曜日

民主党の切り札、前原誠司

前原誠司氏が立候補を表明しました。
筆者は前原氏の立候補は今の時期ではないと考えていました。
一年余りの寿命しかない総理の椅子にしがみつくのは,、前原ではなく他の候補者で良いのではないでしょうか。
この構図は、安倍晋三氏が小泉首相の後を受けて総理になったときの自民党の状況に似ているからです。

理由は違えど、安部氏はその当時小泉の後の人材としてはピカ一の存在でした。
国民の支持も高く将来の自民党を背負う政治家と期待されていました。
小泉引退の後は、エースの次にエースを投入するのではなく、麻生太郎氏のような出たがり政治家で良かったわけです。
結果は皆さんのご存じの通り、1年ごとにいろんな理由で総理が替わり、民主党の台頭を許し政権を渡す結果となりました。
もしも、安部・福田・麻生の順番が麻生・福田・安部の順番であったら、政権交代時にここまでの大差が付くようなことはなかったと思います。

『切り札は危機の際に使うものです』

民主党は、鳩山・菅の両総理で自滅したようなもので、今回の選挙は野党と協調出来小沢と妥協出来る人なら誰がやっても良かったのです。
その時に前原氏を起用することが民主党を守る切り札だったのではなかったでしょうか。
そうでなければ、次の総選挙で民主党は大敗するかも知れません。
最小限の敗戦で政権を担える政党を守るためには、前原氏は重要な存在なのです。
残念ながら民主党の中に他の人材は見当たりません。

前原出馬で選挙の焦点は、前原誠司 vs 小沢一郎の候補者 となりました。
小沢が勝てば民主党は守れるかも知れません。(短命首相で良い訳ですから)
もし、前原が総理になればもう失敗は許されません。次の選挙で勝つも負けるも前原次第ということになります。(党首のまま選挙を迎えるのが民主党に必要だからです)
野党の出方も気になりますが、経済も、金融も、国際情勢も、とても難しい局面を迎えています。
野党の調整、官僚のコントロールが総理の手腕として最も重要になります。

筆者は、前原氏が負けて、まずは与野党協力の下で日本の立て直しを図り、復興が一段落したところで総選挙を行うのが、日本の将来にとって最良であると考えています。
その際の党首が、前原氏と石原氏である事が将来に向けて一番安定した形であるからです。

そのためにも前原氏が勝った場合は、充分に手腕を発揮して転けないように願うばかりである。



2011年8月19日金曜日

次の総理は誰?混迷の日本

お盆休みの間に、菅総理が辞任の方向に進み、政局は次期総理が誰になるのかに焦点が定まりました。
まあ誰がなっても1年の寿命で総選挙を迎えることになるのであまり期待は出来ないでしょう。
メディアでは、野田佳彦、海江田万里、馬淵澄夫、樽床伸二、小沢鋭仁、鹿野道彦、松野頼久、そして前原誠司の各氏が立候補予定になっています。
このうち、鹿野・前原両氏は出馬しないと思われます。
争点は増税とマニフェスト堅持が中心となります。

マニフェストを堅持する小沢・鳩山グループからは、松野・海江田両氏が取り沙汰されていますが、筆者はどちらが出ても国会を牽引し野党との協調を円滑に運営することは難しいと思います。
樽床氏は、前回の選挙同様、ただ単に目立ちたいだけなんでしょう。
そうなれば実質の選挙は、増税路線の野田氏に対し、反対派の馬淵・小沢の両氏の対決となるのではないかと思われます。

政治家は選挙を迎えると目を輝かせ張り切ります。
立候補予定の皆さんは、口を揃えて「国民の理解を訴える・・・」と言ってますが、何を馬鹿なことを言ってるんですか。
どれだけの国民が立候補者に投票出来ると思っているんですか。
この選挙は民主党のマスターベーションみたいなもの物で、国民に向かってそんな偉そうな建て前は通用しません。

『真の国民の声を聞く選挙は、総選挙だけなんです!』

もう民主党の支持率は自民党以下になっているんですよ。
民主党に力が無いことを自覚しなさい!

そんなところから《大連立》が模索されていますが、もう既にその時機を逸しています。
やるなら震災直後に暫定内閣を作れば最も効果があったと思われます。
今更、何をやっても心から政府を支援する国民はいません。
早い時期に総選挙を行い、国民と国際車記の信頼を取り戻すべきです。

こんな中、喜ばしいことが報道されました。
北海道知事が泊原発の再開を容認し運転が再開されたことです。
経済界にとっては明るい話題となりました。
ようやく、日本の将来を考えて貰える政治家が出てきたのではないかと期待しております。
まあ、すぐに裏切られますがね。

全国の知事もこれを見習い、目先だけでなく10年先の日本の事を考えて下さい。

2011年8月5日金曜日

公約がすべて実行されなかった

子ども手当が来年には廃止になり、児童手当が復活しそうです。
民主党の公約が次々と破棄されていきます。
高速道路無料化、ガソリン税の撤廃なんて、もう既に終わってしまいました。
基地の県外移転、事業仕分けによる埋蔵金の発掘なんて、殆ど何も出来ないまま経過してしまいました。
結果論ですが、ダム計画の見直しをやめていなければ、揚水発電や水力発電に活用出来たと思われます。

『結局、民主党はで何も出来なかった!!』

民主党が残した功績はただ一つ。これまで無関心であった国民の政治への意識が改善されたことだけである。

つくづく民主党は変な党である。
鳩山由紀夫は、基地問題の大失態を引き金に政権交代に失敗し総理失格で失脚しました。
しかし、政界に固執し、自らか発した政界引退を撤回し、いつの間にか民主党執行部にまで力を及ぼそうとしている。鳩山は海江田経産相にまで辞任を促している。
議員をやめると言うことを守れないような議員がですよ。おかしいでしょう。

小沢一郎もそうだ。
しばらく沈黙を保っていた彼が、総理に退任を促そうとしている。それは、以前鳩山にそそのかされ一緒に失脚した腹癒せかも知れません。
もし退任しなければ、政権党からの不信任決議案提出も辞さない構えです。
前代未聞の話ではないでしょうか。
もう民主党は崩壊しています。

菅さんはあらゆる手を使って総理の椅子にしがみつこうとしています。北朝鮮までも利用しようとしていますが、
無理だよ!
そんな勝手なことを許せば日本はぶっ壊れてしまいます。

貴方が総理をしている限り外交は全く機能しないよ。半年先に誰がリーダーシップを取っているかすら分からない国とはまともに話をしてくれないでしょう。、
国際社会はそんなリーダーを信用するはずがないもの。


根本的な問題が動き出す前に何とか手を打たなくては・・・・・・・・。

2011年7月30日土曜日

政治家は、金持ちのお遊び!

福島県に続き宮城県も出荷停止になりました。岩手県も検討に入ったと報道されました。
汚染牛は全国に出荷されており、全頭検査を通ったものだけが販売される方向に向かいます。
汚染牛は国が買い上げ、その費用は東電に請求すると言っています。

牛だけでもこの騒ぎなんだから、野菜や米のような作物も国が負担して保障し、東電に請求。
更には、汚染された土地の購入、非難した企業の保障や住民の生活保障、漁業補償などなど、数え上げたら切りが無いくらいの問題が全て国費に委ねられる事になります
何でもかんでも国が負担。
国であれ、東電であれ、最終的には国民の税金負担になることは間違いない事実です。

現に10兆円規模の増税が決められました。
何回も書いていますが、電力不足に税負担や円高などが加われば、優良企業(納税額の多い企業)は日本から逃げ出すことは必至です。
国庫への法人税収入が減れば、ますます一般国民の負担を強いられることになるでしょう

『経済の発展なくして、災害復旧はあり得ない』

10年後を見据えれば日本は真っ暗である。
海外へ逃げ出すこともできない一般国民に、菅さんは死ねというのでしょうか

所詮金持ちのお遊びが政治家なんです。
一般国民の気持ちなんて考えたこともない人たちばかりなんですよ。
そんな人たちに国を任せたから、現状が生まれたのです。

もう、私たちには何もできないでしょう。
単一民族なのに一致団結をすることの出来ない、世界一弱い国民が日本人なんです

2011年7月26日火曜日

国会は政局一辺倒

被災者や国民そっちのけで、国会は政局一辺倒の様相です。

与党内部からの菅批判は止まりません。閣僚の殆どが心から菅総理を支持していないと思われますし、多くの政治家は菅総理の早期退任を求めています。
民主党はすでに崩壊していると言っても良い状態です。

反対に野党の追及は小さくなり、このまま菅総理を居座らせ次の選挙に向かいたい、と方針転換しました。
まさに国民不在の中、与野党共に次の政権の絵を描き、それに向けて国会ドラマを演じています。
補正予算が通るのはは当然の事で、菅総理の力でも、野党の協力でもありません。
八月末までは政局を睨んだ筋書き通りの国会運営が続くでしょう。

筆者はこんな人達に給料を払っていることが腹立たしくてなりません。
こんな時に、なでしこジャパンの国民栄誉賞検討の話が湧き上がってきました。

『菅さん、国民の希望まで政局に使わないでよ!』

なでしこジャパンの活躍は国民に光を投じました。国民栄誉賞は当然の事かも知れません。
でも、今でなくても、ロンドンオリンピックの後でも良いのではないでしょうか。
1年先を待てない理由は、菅内閣支持率アップ以外には考えられません。

先週、心ない批判に苦しんだ宮里藍がエビアンマスターズで優勝したことも明るい話題でした。
次の全英女子オープンが楽しみになりました。世界水泳も始まっていますし、オリンピック迄スポーツ界では大きな大会が目白押しです。
みんな海外で活躍する日本人を応援しましょう。
頑張っている人達から元気を貰って原発のストレスではなく、国民の心にあるストレスを解消しましょう。
ストレスからくる批判はすべて政治家に向けましょうよ。

政治家を信頼出来ない今は、我々が頑張って生きてゆく他には道がありません。
新しいリーダーシップをもった政治家を迎えることが出来るまではね。

2011年7月25日月曜日

日本国民のお気楽三昧

何の変化もない情勢に、バカバカしくてしばらく静観を決め込んでいました。
しかし、微力でも何かを訴えていかなければならないと思いこれからも投稿を続けます。

日本経済は確実に政治家の愚策で取り返しの付かない方向に向かっています。
もう誰も止められないかも知れrない。
現象がすぐに出れば良いんだが、じわじわと悪化していく状況には、専門家も政治家も国民も、誰も気が付かないであろう。
こんな状況も知らず遊び回るお気楽な国民にも責任がある事には間違いない。

メディアにおいては生活に困らない評論家・ニュースキャスター・芸能人たちが勝手気ままなことを言って、さも国民のために議論しているような番組がかなり増えました
彼等の私腹を肥やすための番組と言えるでしょう。
その証拠に、彼等は何を言っても、間違ったことに対して責任を取る必要が無いうえに、いろんな言い訳が出来るような発言しかしていません。
勝手なことを言うのだからまとめることも出来ません。

そんな番組を見て国民は安心出来るのでしょうか。
誰も自ら行動しようとしないと言うことは、諦めているのか意見を持っていないからでしょう。
おそらく自分達の生活が危うくなってきた頃に気が付き大慌てをするのでしょう。
急激な生活の変革もこの頃に始まり、経済悪化がさらに加速することになると思われます。

もし、この予測が当たれば、自分達の家族の事しか考えない国民の自業自得と言わざるを得ないでしょう。
そうなれば政治家もメディアの関係者も言い訳行脚に走り回り、新しい考えを示し国民に訴えかけるような番組が増えます。
しかし国民はリーダーシップのない政府や何の責任も取らないお金持ちのご託には誰も耳を貸さないかも知れません。

『今のうちに何とかしないと・・・』

同じように責任感のない人達がまた、「三年以内にマグニチュード8クラスの余震が東北地方を襲う」と言い出しました。
スマトラの実態を当てはめているらしいが、果たして同じ事が日本にも起こるのでしょうか?
阪神大震災や東日本大震災を当てられなかった人達が、今後の地震を予測出来るとは思えません。
この地震予知は、東日本大震災で大失態を演じた各地震予知の関連組織が自分達の保身のために発表されたとしか思えません。
もし、来なければ幸いで、来れば当たるという失敗のない占いである。


法律で研究予算が守られている地震予知は限界だと言えます。
大学や気象庁などで研究は続けるとして、もう国民を惑わせる口先だけの適当な予測発表は止めた方が良いと思う。
だって来る事が分かっても、人間には巨大地震の前には為す術がないんだから、予測が直前ではなくせめて数時間前に確実なものを貰えなくては逃げられないよ。

政治家・役人は能が無い、国民の弱者はお気楽、金持ちは更なる銭儲け。
何もかもが狂った、リーダーシップのいない国では、限界が来るのは当然である。

2011年7月8日金曜日

日本の将来???

まあ酷いもんだ。今回の九州電力やらせメール問題は開いた口がふさがりません。
福島原発の情報隠しに始まる数々の失態は、独占企業に胡座をかいた電力各社の企業体質と言えます。国営に近い民間企業の殆どが同じような体質であると言っても過言ではありません。
一般国民には到底理解の出来ない考え方と言えます。
原発問題においては政府の中途半端さ、もっと厳しく言えば菅総理のワンマンプレイががこのような事態を招いたと筆者は思っています。
全ては菅総理が独断で(自分の人気取りのために)浜岡原発の停止を決めたことが発端なんです。
全ての原発の安全基準が浜岡との比較になってしまいました。

当然このような不安定な時期には短期的にいろんな問題が発生します。
反対派は重箱の隅を突くような攻撃をしてくるのは目に見えていました。
報道も批判ばかりで解決策は全く論じられません。
しかし、これらの問題に時間をかけ過ぎれば、いよいよ日本は沈没することになります。
物事に完璧はありません。
10年先に国際社会の中で、日本がどの位置にいるかが全ての答えなんです。

『経済復興を軸に国民生活を守りましょう!』

多少の問題は積み残してでも今の苦境を切り抜けないと、将来に遺恨を残します。
指導者も国民も、目先の問題を問うのではなく、将来の日本を見据えた考え方に切り替えることは出来ませんか?
沖縄の基地問題での経験を行かしましょうよ。

その経験とは、長い時間をかけて地元の了解を取り付け、アメリカも納得していた基地問題を、甘い餌で国民を釣り上げ政権を取った民主党が、深い考えもなくすべて撤回してしまった事です。
多くの国民は基地問題を初め、数々の失敗を続ける民主党に失望したことでしょう。
民主党を選んでしまった自分達を責め、反省し続けたと思います。

今回の問題も別のところで論議し原発と切り離さないと取り返しの付かない事になります。
このまま時間が経過し結論が先延ばしになれば、大型の空洞化を促進し(もう既に始まっています)、日本経済は失速してしまいます。
日本経済が混迷すれば、復興どころではなくなります。
国力が疲弊すれば、失業者が溢れ、賃金水準が下落します。
購買力が減退し、最終的には出口の見えないデフレ不況に入ると思われます。
国も自治体も財政が悪化し、増税が加速されるでしょう。
国民意識がマイナス指向になり、治安が乱れモラルも失われ、住みにくい国になります。

こんな世の中になる前に、早く企業を活性化させ、災害復興と共に経済を成長させなければなりません。
細かいことは気にせず、原発を早急に再開させ、企業に存分に日本国内で仕事をして頂き、安心出来る生活を目指そうではありませんか
安全は10年先までにエネルギーの転換をさせれば良いことではないでしょうか?
目先の細かいことは取り敢えず水に流し、経済復興を第一義に政策を進めて欲しい。
それに国民も納得すべきだと思います。

過去の災害でも、経済復興が牽引になりました。
民主党は国民を間違った方向に導こうとしています。
皆さん、よく考えて下さい。

2011年6月30日木曜日

今度は知事が日本を潰す

各電力会社の株主総会で、原発は必要である事が支持されました。
総会前に海江田万里経済産相の発言が波紋を呼び、その影響がどのように出るか心配されましたが、一応の結果が出たものと思われます。
電力会社は5年以内に、どんな方法でも良いので代替エネルギーの計画を実行し、その時点での原発停止を約束し、住民の理解を得て下さい。


その海江田経産相と佐賀県知事との話し合いの中、玄海原発再開が容認されたとの報道がありました。海江田氏の言っていることは正論で、日本の将来を考えた発言です。
筆者はこの古川康知事の英断に拍手を送りたい。
それに対し、その他の地区の知事並びに近隣知事の考えが変わらないことに憤りを感じます。
民主党によって消費税は10%に方向付けられ、日本経済がますます圧迫されることとなる社会情勢を見ても、この知事達は何も感じないのでしょうか。


今まで言い続けてきたように復興はまず経済復興が先なんです
それによる税金の増収がない限り何も出来ないのです。
そのためにも原発の再開は絶対条件なんです。


『みんな目先だけの人気取りはやめろ!』


坂本龍馬が、薩摩と長州をまとめるために言ったのは、
「目先の小さな事はどうでも良いやないか。将来の日本の事を考えてくれ」
大きなビジョンを掲げ、薩長連合を組み上げ、明治維新に向かわせる切っ掛けを作りました。


知事の皆さん方は住民の支持や保身のような小さな事を考えるのではなく、将来の日本を考えませんか?
このままあなた方の考えを通せば、暗黒の日本がやってきます
皆さん想像出来ていますか?
他人事のように思っているのではないですか?
来てからでは遅いんです。
立地県の知事の皆さん。回りの声を気にするのではなく原発再開を容認し、歴史に名を残す政治家になりましょう。


既に沖縄基地問題で皆さんは貴重な経験しています。
急な変革は問題を生むだけで何の解決にもならないんです。
民主党が身をもって我々国民に教えてくれました
今回の原発もこれと同じ事が言えます。
急に全てを止めても歪みが生じるだけで根本的な解決が出来ません。


原発で電力を確保し経済を活性化させ、被災地区の復興を中心とした日本のビジョンを組み立てるのが、政治家の仕事ではないでしょうか。

2011年6月22日水曜日

橋本知事は老人を殺すかも・・・

昨日の関西電力との話し合いの後の橋本知事のコメントに驚きを隠せません。

「電力に赤信号が点れば、クーラーを切れば良い。使用電力の半分はクーラーなんだから・・・」

今はまだ暑くないからこんな発言が口を突くのではないでしょうか。
八月の35度を超すような炎天下で、現実に赤信号が点りクーラーを切った時に、もし熱中症で死亡事故でも起きれば、橋本知事は責任を取れるのですか?
思いつきではなく、そんな事をちゃんと考えて発言しているのでしょうか?

暑い最中にどれだけの人がクーラーを切って協力して貰えると思っているのでしょうか。
確実に使用電力が減るという、そんな確証はあるのですか?
こんな時に、真っ正直に協力するのは、分別のあるお年寄が多いでしょう。
しかし、熱中症に一番弱いのもお年寄りなんですです。

『お年寄りを殺すつもりですか!』

住民の安全を考えるべき知事が、原発周辺の安全ばかり考え、府民の安全を述べないのは可笑しくありませんか?
お年寄りや幼児のいる家庭では、クーラーを切りたくても切れません。
そんな時に電力不足による大停電でも起きれば必ず悲劇が起きます。
弱者を守れない知事の考えには賛同しかねます。

ただでさえ、最近の知事は考えが偏り、おかしくなっています。
批判する事が正論であるかの如く思えるような発言が増えています。
これらは支持率を睨んだ発言である事は間違いないと思われます。

筆者は以前維新の会のことを民主党に似ていると書きました。
橋本知事は民主党と同じように、現実味のないパフォーマンス中心の平凡な政治家に成り下がったのではないでしょうか。
府民の生活を第一に考えていた知事はどこに行ってしまったのでしょうか。

原発問題を考える際、経済の回復なくして住民の将来はないことを忘れないで下さい。

2011年6月19日日曜日

原発保有県知事も先を読めず・・・

海江田万里経済産相が方針を示した原発再稼働要請は、原発保有知事達からは真っ向から批判し、受け入れる状況では無いことが新聞に書かれていました。
当然、住民が賛成しないことは予想がつきます。

しかし、政治家達の馬鹿さ加減には、筆者は呆れてしまいます。
右へ倣えの解答もつまらないし、政治家というのは支持率だけで物事を判断する事がよく分かるアンケートでした。
一人ぐらい、日本の将来を考え原発を再稼働させると言う知事が現れても良いのではないかと思います。5年後原発停止でも良いじゃないですか。

何度も書きますが、原発再稼働が出来なければ次のようなデメリットがあります。
節電により製造業が影響を受け、生産減による経済の縮小が生まれます。
産業が海外にシフトし、雇用情勢が悪化します。
節電ムードは消費欲を減退させ、販売に影響を及ぼします。
電力会社の収入源は、原発被災者の賠償資金源を小さくし、結局は政府補填が増え増税に繋がります。
まだまだ挙げれば切りがないほど、原発停止の悪影響が考えられます。
日本は未曾有の大災害の後に、未曾有の大不況に向かって突き進んでいます。

では、良い点はなんでしょうか。
それはただ一つ、原発保有の地元に安全が約束されることだけではないでしょうか。
ここで、判断を誤れば取り返しのつかない地獄に、日本国は落ち込んでしまいます

『政治家のレベルは地方も同じだ』

知事からは最大の武器である「安全確認」という、地元に説明出来る根拠を示して欲しいとの言葉が出るばかりです。自分達の保身が一番で、住民生活の安定なんて何も考えていない。
いや、考えていたとしても恐くて言えないのが実情でしょう。
日本中の学校の教師が、保身のための機嫌取りばかりで保護者に物が言えず、多くのモンスターペアレンツを作り増殖させているのと同じ事なんです。

冒頭で書いたように、一人ぐらい日本の将来を考えた発言は出ないのですか?
住民の反対を押し切ってでも再稼働を推進し、日本経済を救えば歴史に残る政治家になれます。日本のリーダーシップを取って、ヒーローになりませんか?
5年後廃止を宣言し、同じ敷地内や同地区に原発に変わる発電設備を作り上げ、その後に停止に向かわせる事で地元同意は取れるのではないでしょうか。
原発を完全停止させるのに数十年かかるそうです。地元に新たな発電施設が出来ることで、地元の雇用も経済も守れるのではないでしょうか?

知事の仕事は地元の生活を守ることではないでしょうか。
他の地域に新しい発電設備が出来れば原発だけが地元に残り、原発と共にその地区も終わってしまうことになります。
他より先を制する事で守れることもあると思いますが、如何でしょうか。

2011年6月16日木曜日

復興は国際社会の信用復活から

開き直りの菅総理である。
相手の弱みにつけ込んで、民主党の生きることだけを考えている。
人間失格だけでなく、悪魔の菅総理になりつつある。

国際社会からは見放され、国民からは総スカン的な状況にあります。
国民の視点は原発・復興にあり、支持率向上のためにはその両方を中心に国民の機嫌を取る必要があります。原発廃止や仮設住宅を急ぐ、生活支援を進めるなんて言っておけば、馬鹿な国民は民主党を支持するだろうと言うことなんです。
菅総理は補正予算を餌に、国会会期延長を野党に問いかけています。野党も、反対すれば国民に批判されそうな環境になっていて、反対も出来ない雰囲気です。
それによって、延長国会の中で民主党のマニフェストを実行しようとしています。
全ては国民のためと言いますが、被災地とそうでない地区が平等に扱われるようなマニフェストの法案を通す事は、全ての国民に公平なものではありません。しかし野党にはそれを止める力はありません。
図太い菅総理にまんまと乗せられ、国会は進もうとしています。

『日本を潰す、民主党!』


政局中心の国会がさらに加速し、菅直人体制がまだまだ継続します。
それは国民をますます苦しめることになることは、国民自身ですらも気が付いていないんです

原発問題も廃止方向に進んでいます。それは筆者も賛成なんですが、今まで何回も言ってるように、経済が失速しないように諮ることを忘れてはいけません
節電は重要です。しかし、今後の復興のためにも原発を何台かは再開させ、節電しなくて良いギリギリの体制を作るべきです。

復興が景気を押し上げると多くの経済評論家は言っています。
確かに国内だけを見ればそう言えるでしょう。
しかし、アメリカを見て下さい。この数ヶ月経済が停滞或いは下降しつつあります。主な原因の一つに日本からの部品が入ってこないことも挙げられています。
このままで進めば、日本以外の国へのシフトが加速することになります。
日本には大きな痛手となります。工場を復興させても売り先がないのです。

日本の生産は国内だけでなく海外需要を満たすことにあります。
ただでさえ津波により生産力が低下しているのに節電などで生産力が伸びなければ、国際社会からはさらに信用を無くしてしまいます。
そうなれば、資源と市場のない日本経済は失速し、不況は慢性化してしまいます。
失われた市場は簡単には戻りません。
節電を取りやめ生産力のアップを図ることが将来の日本に最も重要なことなのです。
総理が今やるべき事は国内よりも国際社会の信用を取り戻すことです。
国内は他の人に任せて、海外を中心に復興を進めるべきです。

政府は、どんなに国民の批判を受けようと、日本の将来のためにあらゆる手段を強行に取るべきです。
それが本物のリーダーシップで、歴史の中で優秀な総理大臣と言われれば良いのです。
このまま推移すれば菅総理は、現状でも歴史上でも歴史上最悪の総理大臣と呼ばれることになるのではないでしょうか。

日本国のために早くインターナショナルなリーダーを立てて下さい。

2011年6月11日土曜日

もっと怒れ!日本国民

政府の無能振りは今まで何回も書いてきました。
一向に動かない国会。
政局に揺れ動く政治家。
その結果空前の不況の基盤を着々と築いていってます。

もう我慢の限界に近くありませんか?
早くスピード感ある政府に組み替えなければなりません。
民主党の絵に描いた餅のマニフェストは崩壊しています。

『国民よ怒れ!!』


高度経済成長時から仕事を得る目的で政治家を甘やかすからこんな事になったんです。
職業政治家がほとんどだから、彼等にとっては自分の生活が第一で、国民の生活なんて余り考えていません。

見ていなさい。
震災復旧原発問題、節電が景気の悪化と財政の悪化を招きます。
これから出てくる政策は、国民から金を巻き上げる政策ばかりになります。
このまま国民が黙っていれば、政治家に都合の良い、国民を苦しめる政策が次々と決まることになるでしょう。
企業も保たなくなります。

増税、年期カット、物価高、リストラ、賃金カット等が次々とやってきます。
同時に社会秩序も保てなくなるでしょう。
犯罪の増加、浮浪者の増加、非社会的人間の増加し暗黒社会になります。
治安が維持出来なくなり、失業者が増え、預金が無くなり、自殺者が増えます。
能なし政治家に任せているとそんな世の中が目の前にやってきます。

日本人は今の現状にもっと怒り、デモをやらなければなりません。
日本人が行動しないから、菅総理も温々と政府を維持出来るのです。
政府がミスをすれば、その内閣に関わった人の資材を没収するくらいの国民意識があれば、もっと責任を持った賢い政治家が生まれてきます。

日本人よ、もっと怒りましょう!!!

2011年6月10日金曜日

菅直人 人間失格

菅総理大臣は国会で八月まで総理大臣を続けることを仄めかしました。
ここまでノー天気な人間は見たことがありません。
戦後最悪の総理大臣です。

自分が総理でいることに多くの問題があることに気が付かないんですから驚きです。
辞めていく総理(閣僚も)とはどの国も話し相手にしない。(国際社会から信用されない)
総理を続けることで野党が協力しないので国会が空転する。(何も決められない国会)
国会空転と電力不足を背景に景気が回復しない。(景気の減速後退)

挙げていけば切りが無いくらい問題があり、良いところは何もありません

人間失格だ!』

ほとんどの国民が菅総理が言ってることを信用しないし、正しいことをしているとは思っていない
そんな総理なのに、国会議員の誰一人、この苦境の日本を守るために 【俺が総理をやる】 とは言わないんです。
この国はどうなっているの?

メディアも警鐘は鳴らすものの日本の危機を実感として思っていないのか、最悪のシナリオを言わない。早急に手を打たないと立ち直れない問題が山のようにあります。
政治の困窮が、経済をも、生活をも、環境をも、文化をも、破壊します。
そして、国民が壊れてしまいます。

これらを引き起こすのが、菅を代表とする国会議員全国数万人の議員達なんです。
国民の代表である皆さんが国民を守れず、誰一人責任すらも取ろうとしません。
被災地で苦しんでいる人を尻目に、皆さんは美味しいものを食べ、温かいベッドでぐっすり眠っているんです。

復旧するまで国会を南三陸町に移して、避難所で一緒に生活をしてごらんなさい
そうすれば、先生方は自分の生活を良くするために最大の力と努力をするでしょう。
南三陸町は一ヶ月も経たないうちに復旧してしまうのではないでしょうか。
その後に、原発20km圏内に国会を移せば如何でしょうか?

国民も気楽なもので、これだけの問題を抱えているのに、デモの一つも起きないんです。
文句も言わず黙々と生きている国民は、ある意味日本人として評価出来るかも知れません。
こんな事態でも、国民は気楽にAKBの総選挙に興味を持ち、大騒ぎをしているんです。

2011年6月6日月曜日

日本経済失速、大不況の到来

一連のドタバタ茶番劇も落ち着きを見せ、今後の注目点は菅総理の退陣に絞られてきました。
この茶番の間国会は空転をし続け、何のための政治家達なのかを改めて国民に考えさせる事となりました。そういう意味ではとても良かったかも知れません。

しかし、未だにテレビに映っているのは政局ばかりで、原子力や被災者への対策が具体的に国民に見えません。この点からも、菅総理も男らしく今月中に退陣を宣言する方が、あらゆる点においてメリットがあるのではないでしょうか。そして、現政府の仕事を続けながら政治空白を避けて次の内閣への移行を平行で進めて戴きたい。同時に国際社会への説明を行い日本の信用力の確保も忘れないで下さい。

菅総理退陣の後は誰がリーダーになるかが興味のあるところです。
やはり一番手は前原誠司氏ではないでしょうか。前回外国人献金のようなつまらない問題で辞任しましたが、名前の通りの誠実さと物事をはっきり言う爽やかさと実行力が国民の人気に繋がっています。
仙石氏は年配でもあり陰がありそうで、野田氏では知名度不足から単なる首のすげ替えになるように思われます。
与野党とも暫定的な大連立を匂わせています。しかし、馴れ合いによる茶番劇が再び心配されるので、もしやるのなら国民にそうならない事を示すべきです。
大連立は復興対策用の非常態勢とし、これこそある程度の収束を見たとき、来年の秋頃には解散総選挙で国民の信を問うと宣言すれば可能ではないでしょうか。(以前筆者が臨時政府の提言したのと同じ事です)
そうなれば、自民党からの首相も考えられます。谷垣氏や石破氏なども候補に出てくるでしょう。

筆者が独善的な考えを示しますと。

『前原総理に、石破副総理、蓮舫官房長官』

国民に行動力と安心感を伝えられる政府はこの三人を中心に展開すべきだと思います。
この際、面子だけで金魚の糞のような、社民党や国民新党など小政党は放っておけば良いでしょう。公明党は暴走を防ぐために入閣させるべきです。
民社・自民・公明の大連立で実行力のある分かりやすいスピード感ある政府を作り、同時に官僚が力を発揮政治家に協力し、役所の方々が本来の仕事をする事で日本を救って下さい。

ここで、現状を考えてみましょう。
今後、震災復興や節電需要など日本経済は製造業中心に回復することは間違いありません。
さらに、自然エネルギーへの発電の移行や、ある程度落ち着いてくればレジャーへの国民意識も高まり日本経済に貢献するものと思われます。
しかし、これらの足枷になるのは、原子力発電停止による節電なんです。

そのためにも新政府には原子力発電の取り敢えずの再会をお願いしたい。
いろんな不安もあるでしょうが、日本経済が復興しなければ日本経済は失速し大不況へと向かうことになります。それは原子力発電所のある地元においても例外ではありません

景気が良くならない限り、自然エネルギーへの転換も財政難から難しくなる可能性もあるでしょう。

地元の皆さん、あなた方が協力しない限り確実に不況に陥ります。皆さんのエゴを捨て去り将来の原子力撤廃と現状の原発の安全に対する取り組みとを引き替えに、5年間だけ原子力発電の再開に同意をして貰えないでしょうか。
でないとあなた方は『自らの手で自分達の首を絞める』ことになりますよ。
この夏節電による生産性の減退は、日本経済が数年分出遅れてしまうことに繋がります。
地元の方々も含めた生活の安全は経済復興が出来なければ実現出来ません。

地元の方々に質問致します。
広大な原発の跡地に自然エネルギーの基地を作り、同時に数十年かかる原発に呈し処理を加えれば、地元の皆さんの雇用も減少せず、国民から感謝されます。
しかし、同意せず停止状態に進めれば、国民の非難を受け対立も大きくなり、おまけに経済の後退から大失業時代を迎えることになるかも知れません。
どっちが得かよく考えて下さい。

2011年6月3日金曜日

鳩山の策略

少し面白い見方をしてみましょう。
今回の茶番劇が、自らの派閥ですらもう誰もついてこないかも知れないほど求心力が低下した鳩山前総理が、自分が作り上げた民主党を守るために仕掛けたのではないでしょうか。
自分が再び注目されるために、政局を動かす事が出来れば求心力もが戻るのではないかと思っても不思議ではありません。
もう、誰もが終わった政治家と思っている宇宙人なんですから。

永田町の情勢は菅降ろしに傾き、小沢氏までもが不信任賛成方向に動いていました。
鳩山は民主党を守るための一計を案じ、それに乗ったのが菅総理なんです。
内閣不信任案は1回の国会に1度しか出せません。鳩山は国会を延長させることで民主党の安定を図ることが出来ると踏んだのです。
そのために、菅総理は党首討論直前に国会を延長させることを明言しました。その結果、否決されればもう菅総理の退陣までは不信任案は出せなくなります。
また、直前の鳩・菅会談の合意、そしてその後の代議士会での退陣発言、直後に鳩山が会談内容に添って菅体制支持を表明したことから一気に情勢は逆転したのです。
あまりにも直前のため、自民・公明も不信任案提出を取り下げることが出来なくなりました。
ここまではシナリオ通りで、鳩山は上手くやったと思ったことでしょう。
菅総理が辞めた後、再び自分の活躍の場がやってくると思ったことでしょう。

しかし、思惑は見事に打ち消されてしまいました。
否決後の菅総理の記者会見で退陣時期をはっきりと発言しませんでした。逆に側近には「私は辞めない」と言っているくらいです。
菅総理にとって鳩山の提案は笑いが止まらないほど嬉しかったことでしょう。
鳩山は完全に菅総理に裏切られました。

『小沢さん、あんたも騙されたんよ!』

小沢は自分の派閥を纏めることに自信があり、鳩山の協力を得られれば可決出来る自信がありました。それによって民主党の再編が出来ると思っていたはずです。仮に否決されたとしても惜敗であれば同じ結果を産んだことでしょう。
ところが、鳩山に力がなく相談も無いままワンマンプレーに走ったため行き場を失いました。
そのために、本人始めグループの本会議欠席の他に選択の道がありませんでした。

鳩山は最悪の政治家です。「嘘はいけません」と言いながら貴方が一番の嘘つきでしょう。
鳩山だけでなく、民主党は独断的な政治家の集まりです。みんなバラバラに行動するために何も決まりません。
菅総理はその代表格で、思いついたことはすぐに発言してしまい後で繕うような子どものような頭の持ち主です。いくつもの無責任発言がそれを物語っています。
延命されたことで、今後も同じ事が繰り返されることになるでしょう。
民主党に新しい指導者が生まれなければ菅総理がノラリクラリと三年間総理を続けるかも知れません。原子力収束の目処がいつ着くのか分からないのですからね。

2011年5月31日火曜日

値上げラッシュ:国民不在の政治

商品先物相場の高騰を受けて値上げが始まりました。
小麦粉・食用油・コーヒーなどが家庭の食卓を直撃します。商品先物相場では大豆やトウモロコシなども上昇しているので今後の動向が気になります。
また、原油の高騰を受け、タイヤ・原油サーチャージなども値上げとなります。
これらが引き金となり、今後は値上げラッシュが国民を襲うことになります。
注目すべきは、電気やガスが値上げされることも発表されたことです。ただでさえ原発の問題で夏場の電力不足が心配されているのに、どこまで国民に負担をかけるのでしょうか。
これらによる日本経済の失速が懸念されます。

前回も書いた様に、原発地区の住民も、原発を止めることは日本経済に大きな影響を与え、最後は自分達の身に降りかかってくることを理解して頂き、期限付き廃棄、自然エネルギー転換の方向で納得し、原発を動かして頂きたい。節電ではなく電力を使うことで値上げをしなくても良くなります。
住民エゴは一時中断して、日本の将来、ひいては日本の未来のために努力出来ませんか?
このままで行けば国民の非難は原発現地の住民に向かいますよ。

そんな状況をどう見ているのか、政治はどんどんと混迷を深め、今週末までには内閣不信任案が提出される事になりそうな状況なんです。次の総理を誰がやるのかすら分からないままですよ(驚きですね)
国民が被災地支援を積極的にやっているのに、一部の国会議員を除き、殆どの国会議員は現地に向かっていません。福島原発内部には誰も行っていないと言って過言ではないでしょう。
苦しんでいる被災者を横目に、永田町では相変わらずの政局主体論ばかりを論じ、政治ゲームで遊んでいます。テレビのニュース番組ではここぞとばかり弱小野党が力も無いのに大きなビジョンを叫んでいます。

『政局よりも与野党協力の災害復興でしょう』

民主党はもっと深刻で、もう既に国民の不信任を受けて終わった小沢・鳩山なんかが、政界離脱を翻して、「もう一度私達が・・・」と造反を盾に復権を狙っています。
酷い話じゃないですか。
『老兵は去るのみ』『次の選挙には出ない』と言った言葉は何処に行ったの?

被災者が苦しんでいるのに、環境や設備の整った東京で戯れ言を言っている与野党議員の皆さん方。
そんな暇があるなら現地に飛んでボランティア活動をする方がよっぽど国民の支持を得ますよ。
特に解散の心配も無い参議院の皆さんはどんどん現地に飛び、常に被災者の声を聞きながら政治活動をしなさいよ。参議院不要論まであるくらいの力の無い議員さん達なんですからね。

総理の首をすげ替えてもなんの変化も起きません。与野党の政治家が党派を超えた協力が出来る体制を作れるかが日本の将来を決めます。
いずれにせよ来月初めの党首討論では、谷垣さんも批判ばかりして内閣不信任案提出の土台を築くのではなく、逆にスピードのある災害復興や失速気味の日本経済を立て直すプランを菅さんと共にやるぐらいの建設的な討論をやって頂きたいものです。


菅総理を辞めさせるのではなく、保身的・独裁的な内閣の権限を取り除き、与野党で民主的な協議の出来る基盤を作ることが重要だと、筆者は思います。

2011年5月21日土曜日

原発停止の波紋:自分勝手な地元住民

福島原発事故は全く先が見えない状況が続いています。
そんな中、浜岡原発の完全停止が政府により決められ実行されました。
今日のニュースでは、福島原発1~4号機の廃炉が決められ、4・5号機と第2原発も再開が見込めない状況です。計画中の原発も全てが中止になります。

ここまでは仕方のないことですが、いま噂されているのは日本中の原発が1年以内に停止するのではないかという問題です。
日本の場合、電気系統が1年、蒸気タービンは2年に1度の検査が義務付けられています。
すなわち、1年に1回は検査のために停止している訳なんです。

日本には17カ所、55基の原発があり、地震の影響などで25基が停止中となっています。
定期検査中の原発も数基有り、地元の反発などからその再開が危ぶまれています。
残りの原発も1年以内に定期検査に入り、再稼働には地元同意が必要なことから、全ての原発が一時停止する事になるかも知れないこという心配が噂されているわけです。

いま検査の為に停止中の原発を再稼働出来なければ、夏場を控えて電力不足に陥ることは必至の状況で、日本経済にも深刻な影響を及ぼすことになります。
地元の不安はよく分かりますが、あなた方の地域も電力不足になりますよ。

『地元のエゴによる原発停止はやめようよ!』

滅多に起きない災害のために地元の安全を考えることに異論はありません。
しかし、だからといってみんなが停止を訴えれば日本はどうなりますか?
安全を確認出来れば再開を認めるなんて、地元の首長は叫んでいますが、安全なんて何で計るのでしょうか?

よく考えてみて下さい。
今まで共存してきて、目先のことで停止をさせるなんて事は浅はかな考えだとは思えませんか?
原発お恩恵による街造りによって、市や町は潤ってきたはずなんです。
交付金や税金の減免、原発関連の事業、就職面など、かなりの優遇があったはずです。
それらに答えるためにも、将来にわたって安全面の整備と、代替えの発電整備の進行と共に計画的に原発を廃止していく事を条件に、地元は再稼働に同意するべきです。

今日本が置かれている状況を考えてみて下さい。
地元の方が反発をし続ければ、中小企業は潰れ、大企業は海外にシフトをしていき、国内産業は衰退への道を歩むことになるでしょう。

ここは日本国民として、地元は日本の為に多少の犠牲は払ってください。
それでも嫌だというならば、私達の税金から優遇を受けている全ての優遇を返上すべきです
原発は止め補助金は貰うなんて、沖縄の基地問題と同じ住民のエゴではないでしょうか。
地元の政治家達は人気取りのためにいろいろ騒ぎますが、将来展望の持てない無能な政治家達です。
皆さん方の、日本国民としての冷静な対応をお願いしたいものです。

今は災害の復旧と日本経済の立て直しが最優先課題です。

2011年5月11日水曜日

復興は、日本経済の復興が第一です。

ゴールデンウィークの間お休みを戴き、今日から復活致します。
この間、いろんな問題がさらに拡大され、政府の無策が浮き彫りになりました。
菅総理は相変わらず保身の行動を取っていて、日本国の将来を考えた政策を出しているとは到底思えない発言を繰り返しています。

先週、突然発表された「浜岡原発の停止」には驚いた方も多いと思います。
多くの人は素晴らしい決断であると評価していると思います。
しかし、これによって被る被害についての検証はされておらず、他地区からの応援によって中部電力は夏期を乗り切れると発言しています。

菅総理は人気取りのため、根拠の無い、いい加減な政策を発表したのです。

『嘘つき菅は健在です』

浜岡原発の停止は、各原発の即時停止に繋がるものなのです。
それによって沖縄を除く各地区の電力事情は、この夏には逼迫したものになるのは目に見えています。
関西電力を例に取ってみれば、もし美浜原発の点検中の2基を再開する事が出来なければ、すぐに時期の来る残りの定期点検をする事が出来ません。それも止めた際には電力不足に陥ってしまいます。このような問題は各地とも同じ条件なのです。
このような原発事情で、一体どのようにして中部電力を応援するのでしょうか?
一旦止めた原発を再開するには住民同意が必要となります。
住民の意思を尊重し、各原発を停止方向に向かわせるなら、全国規模で節電を実施しないといけなくなるし、電気料金の値上げにも繋がります。

復興の基本は、経済復興なんです。
地元がいくら復興されても、景気が悪くなり物価が上昇すれば生活が出来なくなります。
電力不足による工場の操短は経済の縮小に繋がるんです。
他にもいろんな経済への影響があり、電気無くして経済復興はあり得ません。

菅総理は与野党共に、国民へ充分に説明し、この数年は国民一丸となった日本復興に協力を得られるように声明を出すべきです。
福島と浜岡原発以外は安全工事を推進することと将来的には縮小させる政策で理解を戴き、この数年は運転しするべきです。

菅さん、保身のために自分の人気取りに走れば、日本は完全に失速することを忘れないで下さい。

2011年4月27日水曜日

原発避難地区に新しい発電を

原発に変わる発電としては、火力・水力の他に、風力・潮力・太陽光・揚水等の方法があります。
しかし、それぞれに短所もあって、必ずしも有効とは言えません。
どの場合も大容量の蓄電池を必要とします。

そこで、いま新しいクリーン発電方法として、コンパインドサイクル発電が注目されています。
この聞き慣れない発電方法は都市ガス、天然ガス、軽油などを燃料としたガスタービンエンジンで発電をする方式なんです。
この発電の利点は、発電したガスタービンの排気から熱を回収し蒸気タービンを動かし、二重に発電をするので、原発よりも熱効率が良いと言われています。

『もうこれ以上、原発を作ってはいけません』

福島第二原発事故によって20km圏内は住めなくなり、住民は避難生活を続けています。
今後ここに戻ってくる可能性は非常に低く、多くの住民は他地区に移り住むものと思われます。
このエリアには住居以外に酪農や農業に使用されていた広大な土地があります。
安全が確認されれば住居には人が戻るかも知れませんが、農地は再生が難しいのではないでしょうか。

そこでこの空いた土地を利用し、原発に頼らない新しい発電用地として使用すべきだと思います。前出の全ての発電方式を全てこの場所に展開するのです。
土地所有の被災者には賃借料を払うことと、優先雇用を約束することで土地確保は何とかなると思います。
同時にエコに関する研究所も開設し新しいエコタウンとして世界にアピールしていけば、原発に変わる海外戦略も生まれるのではないでしょうか。

今から準備をし、福島第二原発の安全と周辺放射能の数値低下が確認されたら、早急に取り込むべきではないかと思います。

2011年4月22日金曜日

有名人のボランティアとは?

石原軍団炊き出しが終わりました。まるでお祭り騒ぎのような一週間でした。
1カ所に留まってこんなお祭り騒ぎをするよりも、もっと多くの場所に出かけ元気を伝えるような活動が出来たはずなんですがね。被災地は石巻周辺だけではないんですよ。
石原軍団は阪神大震災の時のように、もうこれで被災地には行かないんですかね。

だいたい、今まで被災地に向かった有名人は、石巻や気仙沼、陸前高田のような有名で人数の多い避難所が中心で、あまり報道のされない所には行きません。つまり阪神大震災同様に、報道されやすい場所に行き、目立つ活動をするのが一番の目的だからです。
きっと有名人の皆さんの中にも、報道されない活動をしている方々も沢山おられることと思います。
私達が知り得ないこんな方々はボランティア精神を貫いておられ、真の活動をしていることに心から敬意を表します。

売名行為的な慰問を避けるためには、いちいち予告をせず現地を訪れ、報道陣は避け活動していくことが重要です。さらに、長期に渡って現地の復興が見えるまで続けていくことです。

『真のボランティアは、継続が最も価値のある行動です』

石原軍団もこれで終わってしまえば、単なる売名行為に過ぎず、自己満足の世界で自己評価をしているだけになります。
心からの訪問をする気があるのなら、別にみんな揃って行く必要はなく一人だけでもいいんです。根気よく、あまり人の行かない被災地に行き、皆さんに元気を分けて欲しいものです。

一方、一向に顔の見えない政治家達は、相変わらず物資溢れる東京で復興に向けての机上の理論を戦わせています。相変わらず本部を作り、能力に欠ける名ばかりの委員を組織し、問題に対処しようとしています。
菅総理は今までも同じ方式の本部や会議の組織を20近くも立ち上げ対策を練ってきました。それらがどんな力を発揮しているか私達には分かりませんが、何だか柱の無いものばかりでバラバラに動いているようにしか見えません。
菅総理は委員会を作っただけで、達成感を感じているのではないでしょうか。そうでないとこんなにもたくさんの組織を作る理由がありません。それらが結果を産まなくても、自分は仕事をしたと満足しているのでしょう。
行動と結果が伴わない保身のための組織は早く解散させ、残った組織も、支持系統が一本のピラミッド型の組織に組み替えて下さい。

筆者が言ったように、震災直後に災害対策用の臨時政府を立ちあげ、与野党が協力し合える組織を作っていればこんな事態にはならず、与野党の地元選出議員を実行委員長に組織し配下に官僚を加えていれば、対策速度も速かったことでしょう。
せっかく吹いた、菅総理への追い風が、災害対策の失態によって逆風に変わってしまいました。
流れに乗れないことは政治家としての能力も疑います。

お友達の力を借り自分で何事も解決しようとしても、それ程の知識もないため、全てが後手見回ってしまう現象を見ていて、官僚を始め周りの人々を有効に動かせない人なんだなあと思いました。
結局、菅直人は総理大臣の器ではなかったと言うことです。

その一方で、民間ボランティアの目覚ましい活躍が報道されています。
皆さん政治家の何十人分もの働きをしていますよ。
復興は民間の力に頼る方が早いかも知れません。
もう論じるだけの対策は止めましょう。政治家みんなが現地に向かい、被災者の声を聞き、体で感じて下さい。
でも、予告訪問や大名行列だけはやめて下さいね!

2011年4月18日月曜日

小沢一郎!情けない(怒)

いったい何を考えているんだ!
小沢一郎よ、あなたも政治家でしょ。
菅総理を批判すると言うことは、天に唾を吐くようなものである。
そんなことも解らないのか!!!

人を批判するのは自分がそれだけの仕事をしてきて初めて言えることで、震災後これと言って何もしてこなかった小沢一郎が人を批判する事は出来ない。ましてや、自分の仲間ではないですか。
菅首相もミスは沢山ありますが、この事態の中で他に選択肢がないだけなんです。
小沢グループが率先して菅総理を応援することで、あなた方が光り民主党が支持されるんではないですか?
最近ではもう民主党を捨てたような発言が続きますね、小沢さん。

『小沢一郎に政治家としての資質はあるのか?』

【選挙屋】小沢一郎にとっては政局が一番の興味であって、震災を受け困っている人なんて何の興味もなく眼中にはないのです。見えているのは『票』だけなんです。
それらを取り巻く政治家達も五十歩百歩であろう。
いま野党ですらも政局を中心に活動出来ない状況であるのに、よくも「菅降ろし」のような挑発的行動を取れたものです。
被災者を馬鹿にするのも程々にしないと天罰が下りますよ。

市長選や市議選の統一地方選挙後半戦が終われば、小沢グループから今までより以上の活発な発言が飛び出してくることは間違いありません。
少しくらいは被災者に向かった発言をするとは予想しますが、それでも彼らの頭の中は政局一辺倒になっているのは間違いありません。
被災者がどれだけの『票』を持っているかによって価値観が変わるので、今後被災者への活動を行ったとしても、『票』のあるところだけを重点的にやっていくのではないかと思われます。

国民はじっくりと彼らのやることをよく見て評価することを忘れないで下さい。
もう口先だけの政治家に、二度と騙されてはいけませんよ!

2011年4月15日金曜日

復興構想会議

一ヶ月も経ってようやく今後の軸となり得る『復興構想会議』が立ち上がりました。
筆者が以前から言っているように、本来は震災直後から非常事態を宣言し、目処が立つまで災害対策臨時政府を設立し、連絡会議を一本化すべきであったんです。
震災は不人気菅総理にとっては追い風となったのですが、スタートを間違い、打つ手打つ手が後手に回り、折角のチャンスを自らの手で潰してしまいました。
連絡会議のようなものが10以上も出来、発表もそれぞれバラバラとなり、菅総理は窮地に追い込まれました。
その後もなかなかリーダーシップが発揮出来ないままここに至りました。

折角出来たこの会議に対し、野党の協力を得られず、民主党内部も非協力体制のように見受けられます。発足会議でも原発問題を中心に紛糾しました。
果たして『復興構想会議』は機能するのでしょうか?

『菅さんもう何をしても信用されないんじゃないの?』

小沢氏もかなり強い口調で批判をしています。
でもね、結果論を論じて批判するばかりで、今後どうすれば良いのか全く分かりません。
挙げ句の果てに、後半の統一地方選挙を睨んで、「今は私が出る時でない・・・」と政局を睨んだ考えを示していました。同時に自民党に近付き歩み寄りの施政を見せていました。
随分ずるい政治家ですよね。
自分に都合の良い事しかやらず、誰がやっても上手くやっていける場面まで活動せず、手柄だけを横取りして次の選挙の材料にしようとしています。こんな卑怯な政治家は次の選挙で落とすべきです。
とはいっても、地元での圧倒的な権力で再選し、また温々と政治家を続けるのでしょうね。

いずれにせよ、早く指示系統を一本化し、全ての責任を国が負う体制を作らないと、何も実現出来なくなり、最終的には被災者が苦しむ結果になります。
国民を助けられない政治家は、政治家ではない。

2011年4月12日火曜日

大阪維新の会

大阪維新の会が府議会選で大勝しました。
選挙前からの予想通りの結果となったわけです。
これって何かに似ていませんか?

知事になってから、強烈にズバズバ発言する橋本構想がメディアに注目され、平松大阪市長や井戸兵庫県知事との対決など話題作りには事欠きませんでした。民主党の政権交代も追い風になり、時が経つにつれ現職の府会議員が維新の会に鞍替え始めました。
河村たかし愛知県知事との連係もあり、選挙が近付くにつれ維新の会でなければ当選出来ないようなムードがメディアによって作り上げられて行き、逆に原口一博にまで地域主権を植え付け『佐賀維新の会』『日本維新の会』立ち上げるるに至りました。

何に似ているかもう分かりましたね。
そうです。政権交代時に民主党がメディアに押され国民に絶対的支持を得た状況と良く似ていませんか?
立候補者本人の政治家としての力量とは関係なく、橋本人気だけで大量の得票数を得て、府議選においては落選者がたった3人という大勝利でした。
数の原理で当選した皆さんは果たしてどの程度の力が発揮出来るのでしょうか。

東日本大震災が無ければ、橋本知事の施政も順調に前に進んだことでしょう。
しかし、震災での液状化現象からWTCへの移転も見直しを余儀なくされ、昨日は大阪・堺の市議会選で過半数を取れない敗北から『都構想』を一旦白紙に戻す発表がありました。
つまり、橋本構想の多くは国からお金を引き出し、地方分権を確立することが軸になっているんです。その原資でもある国が震災によって財政破綻するかも知れない現状では、多くのマニフェストが実現しなくなります。
まるで民主党が今に至る歴史を繰り返していくような筋書きではないですか。

『橋本ファンクラブ議員で政治が出来るの?』

橋本構想ではなく、選挙に当選するために維新の会に賛同した議員が大半だと思います。
そんな議員達に不正を委ねた住民が、民主党同様騙されることがないように祈りたいものです。

WTCが使えないことに対し、橋本知事は「WTCは火の見櫓のようなもので、他の安全な場所に司令基地を作れば良い・・・」などと弁明していました。
筆者が今までにも皆さんにお話しした、伊丹空港の第二首都構想が現実味が出てきたと思いませんか?

いずれにせよ、議員報酬や議員定数削減のようなもの以外は、大幅にマニフェストを変更しなければならなくなりました。
減税や府民サービスなんてとても出来る状況ではありません。結局は震災を理由に弁明を続けていく事になるのでしょう。

今後は、マスコミの申し子である橋本知事がどのような構想を修正し立ち上げていくのかが注目されるところです。

2011年4月11日月曜日

震災発生から1ヶ月

東日本大震災が起きてから早くも一ヶ月が経ちました。
死者行方不明者数が2万8千人近く、避難者数が15万人余りに及ぶ大災害です。
また、福島第2原発の被害も甚大で、避難指示圏内においては、瓦礫撤去や遺体の捜索は全く手付かずの状態が続いています。いつ家に帰れるのかすら分からないまま不安な面持ちで避難している人達に追い打ちをかけるように、、災害を受けてない家では空き巣狙いが横行し、政府の指示で着の身着のままで避難した家庭に物質的な被害が及ぶ最悪の事態となっています。

被災地では瓦礫の撤去も遺体の捜索と共に行われるため速度は遅いのですが、段々と道が開かれ電柱も立ち始め、復興への準備は着々と進みつつあります。
配給物資もかなり届きはするものの、地域に差があったりして全てが全員に行き渡るまで行かず、今後はどんな形で継続されていくのかが心配な状況です。
ライフラインが完全で無いため各家庭では調理が出来ず、配給も自然とパンやおにぎりなどの既製食品が多くなり、栄養の偏りが心配され、健康というの二次被害が心配です。
早くライフラインが復旧し仮設住宅も供給され、皆さんが取り敢えず普通の家庭生活に戻れるようになって欲しいものです。
支援は継続が最大の力です。へこたれずに10年計画で支援を続けないと地元は復興しないと思って下さい。我々も努力をしなければなりません。

さて、一千億を超える多額の義援金を被災者の手元に届ける作業も始まっていますが、災害によって機能を失っている自治体も多く、手元に届くにはかなりの日数を要する見込みです。
でもね、本来はこんな時に形に拘らず、政治家が働く場ではないのでしょうか。
機能を持っている自治体には役人主体で配分し、失っているところには政治家が党派に関わりなく体を使って届けるようにすればスムーズいくのではないでしょうか。
住民に選ばれた皆さんは名簿を持っていて、地元に帰れば殆どのご家庭に係わりがあるはずです。秘書の方々はよくご存じのはずです。

今まで我々国民には何をしているか分からなかった数百人もの政治家さん達にお願いします。特に地元の方々は是非こんな時に力を発揮して下さい。
今はスピードが必要な時です。衣食住の中でも特に住の確保が急務です。全国会議員が力を結集し、超法規で迅速に実現させて下さい。
今まであまりにも時間がかかりすぎてみんな疲れ切っています。
テレビでもボランティアの活躍ばかりが見えて政府を初めとする皆さん方は原発以外の場所には殆ど出てきません。

「こんな事でいいんですか?』

この一ヶ月間の対策を見て、政治家がいかに無能であるかがはっきりしたと思います。
民主党の政権交代が日本にとって不運の序章であった事は否めないのではないでしょうか。
皆さんはもう気付いていると思われます。
多くの日本人が民主党を選んだ事で、数々の政治的失策を招き、日本は傾き始めました。そして『東日本大震災』という最悪の不幸を招き頂点に達しました。

それでもなおかつ、政局ばかりの政治を続け、自分達の無能さに気が付いていない政府によってさらに悪化していくと思われます。
それは野党も同じ事で、緊急を要するこの時期に、民主党と同じように政局を考えながら行動しています。
政治家の皆さん。ちんたらとメディアで理論ばかりを述べてる場合ではありませんよ。
そんなことよりも、復旧対策と日本の将来を考えた政策を国民に示し、迅速に行動することがあなた方のお仕事なんです。

皆さんは、無能な政治家達が無作為な政策を発動することによる今後の借金地獄と、世界競争に勝てなくなった日本経済の衰退を想像しただけでも恐怖を感じませんか?

2011年4月5日火曜日

東日本の農業・漁業は壊滅する

菅総理がやっと重い腰を上げ被災地の陸前高田市を訪問しました。
歴代総理が災害の際に三日以内に訪問しているのに対して、何とも遅い22日目の訪問です。それもたった20分の滞在でした。
政権を取る前は庶民の目線であったはずなのに、上から目線の総理に被災者側からは不満の声が上がっていました。
例えば、訪問先の清掃を指示したり、被災者の心を気遣わない、KYジョークを飛ばしたり、依然として菅総理は事態の重要性にまだ気が付いていないとしか言えないでしょう。

原発問題も、低レベルの汚染水一万トン余りを海に流し出しました。
高濃度の汚染水が垂れ流しになり、その原因が分からず水を止められないということから、この手段に踏み切ったわけです。
国民への説明は、いつものように拡散され人体に影響ないとの報道ですが、影響がない訳はないでしょう。
放流する1万トンの汚染量は、高濃度の汚染水のたった10リットル分にすぎないから、低レベルを放流し、空いたタンクに高濃度の水を詰め詰め込み、今の垂れ流しを止めるという報道でした。
ただ、垂れ流しの原因が未だに解明されておらず、この処置で解決する保障もありません。
いずれにせよ、垂れ流しを止める他に解決策がないようです。

と言うことは、今までずっと垂れ流されてきた高濃度汚染水がどれだけ海を汚してきたか想像すら出来ない状態になっていると言うことです。そして今後もその状況が続くことになります。
日本は陸上だけでなく、海上汚染の第一歩を踏み出してしまいました。
これによって、農産物だけでなく、全国レベルで海産物までも風評被害を受けることになります。
世界に与える汚染保障の問題まで及ぶかも知れません。

国民がこの事態を知ったのは結果論であって、東電の記者会見で知りました。東電と政府の打ち合わせだけで決定したようです。
こんな大問題なのに、東電からの発表があっただけで依然として政府からは何の会見もありません。
こんな場合、少なくとも政府の関係者を交えてコメントすべきであろうし、枝野官房長官の正式な発表があるべきです。
菅総理は土下座をしてでも国民にお詫びをする必要があります。

そんなことすら出来ないような何の牽引力もない菅直人を、いつまで総理大臣の座に座らせておくのでしょうか。
プライドの高い菅直人よ、今は対面よりも国民のことを考えて行動するべきなのに、一体いつまで馬鹿なことをやっているのですか。多くの国民が無能な貴方に失望しているのに。

『いつまでも総理にしがみつかないで政界から去りなさい!

そもそも、日本の科学技術は世界一と自負していた奢りが今回の事態を招くことになりました。
蓮舫に「二番じゃダメなんですか」と言わせたほど、政府は日本の技術を信頼していたのでしょう。
米・仏からの技術支援を断ったのもその慢心の表れです。
その結果、全ての初動対策がすべて後手に回り、新しい問題も発生し、対策遅れの悪循環が始まりました。

以前筆者がブログに書いたように、臨時政権をすぐに立ち上げ、非常事態を宣言し、日本の英知を結束した上で、超法規的な対処をすべきだったのです。
政府も各省庁何をしたら良いのか分からない迷走状態になっていると思います。
菅直人ではダメだと分かった今、政治家が出来ることは、牽引力となるリーダーを早く決めることだと思います。
司令塔はたった一人でいいんです。そしてその一人だけが超法規的な行動に対する権限を持つことです。法律を無視した行動が取れないまま事態を進めていけば、取り返しの付かない事態に行き着くのは間違いないと思います。
それでは日本は崩壊してしまいます。

こんな事態でも、政治家は政局を中心として考えを巡らせています。そんな馬鹿げた考えを取っ払って、早くリーダーを決めないと、今後この国は何処に向かって走っていくのか、その道標すら見失ってしまいます。
プライドも権力も全て捨て去って、国民の目線で働く事が政治家に嫁せられた使命ではないでしょうか。
国民に選ばれたはずの政治家達は、責任を取れない弱腰政治家ばかりで、命を張るような本物の政治家は一人もいないんでしょう。
誰か命を賭けて働くリーダーとしてに立候補しませんか?

皆さん非常事態であることを理解してください。
そして、全ての責任が政治家全員にあることも認識して下さい。
あなた方の無責任行動が今の状況を招いたんですよ!

日本の将来がとても不安です。

2011年3月31日木曜日

企業への提案

被災地では生活基盤の全てを無くしています。
被害を受けていない国民は、義援金や物資の支援などの物質援助と、応援メッセージで元気を出して貰える心の支援を、みんなが出来る範囲でやっていると思います。
心ある人は現地に出向いてボランティア活動をしています。
全国民、いや全世界が被災者の支援に向けて活動しています。

しかし、現実に目を向ければ、生活が出来ない人々が被災地には溢れているんです。
生活のもっとも重要な働く場所がないんです。
各自治体は無償で生活出来出来る場所の提供をしています。
同時に生活支援もすると言ってますが、震災前でも就職難であった日本経済の中で、被災者の仕事を捜すことは並大抵ではありません。復興対策で生まれる仕事を優先的に与えるか、避難地の企業の奮闘に期待するくらいしか思い当たりません。
住む場所を提供する支援は有り難いことですが、仕事とワンセットで考えないと、一年後の退去時に難民が増えることになります。
また将来を絶望し、自殺をする人も増えると思います。

『避難者生活支援は働く場所を提供する事が最も重要です』

筆者は多くの飲食チェーン店を展開している企業に一つの提案をさせて頂きたいと思います。
皆さんの会社は、被害地域にも多くの店舗があったと思います。
被害を受けていない日本中の都市に、現地の店舗をそのまま移転し営業させるのです。
大阪に『牛丼の店 石巻店』があっても良いじゃないですか。
お客様も支援の意味も込めて食べに来てくれるでしょう。
従業員は全員被災者から募集します。
もう現地での生活を望んでいない若者も沢山います。その家族共々受け入れれば最高です。

住居は一年間自治体が提供する住宅に住んで貰い、退去時に企業規定の住居に住んで貰うようにすれば如何でしょうか。
企業が支え、本人が懸命に働けば生活も安定するでしょう。
国民の意識が支援に向いている今なら、このような事業プランは成り立つと思います。
職場、生活拠点の提供、売上の一部を義援金として寄付すれば、企業の社会貢献としては素晴らしいものとなります。

全国に10社が各50店舗を展開すれば、各店舗5名平均として2500人もの家族が支援を受けられます。それによって1万人近い被災者の方々が救われるのです。
このアイデアは如何でしょうか。

同じように、飲食以外の企業の方々も、それぞれの自治体の生活支援に合わせて働く場所を提供するように考えていく必要があります。
義援金を出すよりも仕事場を与える事の方が大きな支援ではないでしょうか。

2011年3月30日水曜日

芸能人の皆さんへ

震災から二十日が経過し復興支援活動も活発化してきました。
もう既に何人もの芸能人が被災現地を訪れ、被災者の皆さんの心を癒しています。
国会議員に爪の垢を煎じて飲ませたいくらいです。
天皇一家も早い行動を見せ、被災者の心に入り込んでおられるます。
この事態に一番早く行動しなければならない議員先生方は一体何をしているんでしょうか。

有名人からの義援金も国内外から多額の寄付が届き、大きな力になろうとしています。
今の段階で、赤十字には400億円以上の義援金が集まっています。
芸能人の皆さん、これからあなた方に出来る役割は直接現地に出向き支援することです。
被災者の皆さんには、これから日に日に失望感や不安感が増幅していきます。
こんな閉塞菅の充満する空気に希望の光を与えるには、あなた方の力が必要なんです。
被災者の皆さんにいままで映像や雑誌を通して夢を与えてきたあなた方が、自分達の目の前に現れ心からの励ましを受ければどんなに勇気が出ることでしょう。

『芸能人の行動力と感謝の心を見せて下さい!』

阪神淡路大震災の時にも数多くの方々が応援に来られました。
しかし、今回の災害は規模も広さも全く違います。
何回訪問してもカバーしきれないくらいのエリアです。
根気よく時間を作り何回も慰問をして頂くことで、どれだけの人間が救われるかも知れません。

但し、気を付けなくてはいけないのが、売名行為としての慰問なんです。
神戸にも、大勢のスタッフと取材カメラマンを引き連れてやってきた有名人が何人もいました。
カメラの前で片付けを手伝ったり、焼きそばを焼いたり、プレゼントを配ったり、パフォーマンスの凄さは政治家のやることと似ています。
地元の話では、それもカメラが回っているときだけなんですよね。
『また来るね』と言いながら、1回来ただけでもう二度と来なかったそうです。
当然、翌日のメディアは、大々的に報道し、支援活動の様子がテレビ画面に映り、コメンテーターの賛辞の声があがりました。
善意の押し売り作戦が成功した瞬間です。

こんな偽善者の訪問は、現地にすれば逆に迷惑な話になります。
筆者がいつも言っているように、本当のボランティアは誰にも知られずに長期間に渡って、本当に必要なものや求めているものを届けることなんです。
常識範囲でなく必要以上に報道された瞬間に、ボランティアではなく売名行為になってしまう事も知って下さい。
別にお金を使う必要はありません。
歌手ならギターを、お笑いならギャグやネタを、何もない人は心をぶら下げて、現地に向かって下さい。
被災地が落ち着くまで根気よく何回も続けて下さい。
『みんながやっているからやらなくては乗り遅れる』と思い、意味もなく活動に参加するような心のない芸能人は訪問しない方が良いでしょう。
今日のニュースでも、ジャニーズ始めいろんな方々が支援プログラムをやるとの報道がありました。
話題造りだけにならないように願っております。

繰り返して言いますが、支援活動は継続しなければ意味がありません。
思いつきだけで豪華に派手にやるよりも、小さくても良いので長期に渡って続けられる方が意味もあり力もあることを忘れないで下さい。

2011年3月29日火曜日

政官民一体で知恵を絞ろう

各地で放射能汚染の数字が出て住民は不安を抱えながら生活しています。
しかし、この数字の発表には問題があります。
一番大きな問題は、地元住民の気持ちをまったく考えていないことです。
報道で良く聞く二通りの答えがそれを物語っています。
「規制値のの〇〇倍の・・・。規制値は安全を考慮した値で・・・」
「ただちに健康に影響はありませんが、念のため飲んだり食べたりしないで・・・」
食べて大丈夫なら発表しなければ良いじゃないですか。
こんな発表では国民は過剰反応をおこし、放射線が低下しても安全という意識を持たず、今後のために自分達の身を守る行動に出ます。
行政は責任問題を考え保身のために発表するのでしょうが、何の解決策を持たないまま発表するのは、世間の混乱を招くだけで何の意味もありません。
政治のトップが国民の見えないところにいて何が出来るのですか。
安全なら国民の目の前で水を飲み野菜を食べるような、身をもって行動する姿勢を示すべきではないですかる

これらは全て菅総理の決断力の無さが招いていることなんです。
何かをやろうとすれば、法律の壁が障害となり、政府に伺いを立てれば解答が帰ってこない。
緊急を要する現場の悲鳴なのに、時間ばかりが経過していきます。
放射能の問題も、総理は他人任せで、政府、原子力安全保安院、東京電力の連係がまったく出来ていません。現地住民は何を信じて良いのか分からないまま動いています。

こんな大災害時には、阪神大震災の村山総理が「責任は私が取るので思うように判断をしてくれ」と言ったように、菅総理が「全責任は私が取る。法律よりも現場に即した行動を」と宣言するべきなんです。総理一人がいくら頑張っても回りが動かなければ何も出来ません。
言い換えれば、総理は責任と決断をするだけの飾り物と言っても良いでしょう。
信頼出来る人達を回りに置けば簡単なことです。
先日ブログに書いた様に、断定政府のような別機関を作り、総責任者は総理で、指揮判断は野党や官僚も含めた組織にし、迅速に行動出出来るようにしなければなりません。

『菅総理逃げるな!毎日カメラの前に出てきなさい』

枝野ばかりを出すのではなく、自信が国民に安心を与えるのが真のリーダーシップではないですか?
いつものように勉強のために原発を視察に行くような総理なんですよ。(この段階でもう総理としての資質に問われますがね)早く責任ある態度を国民に見せ付けるべきです。
政治生命と自分の命を賭けた歴史に残る行動をして下さいよ。

政府内ではもう既に、原発問題だけでなく被災者対策などにおいても、擦り付け合いをやっているようではないですか。
政治主導で物事を運び、官僚の反発を喰らった影響がこの非常時に出てきたんです。
原発問題も悪化の一途を辿り、冷やす問題よりも汚染水の除去が緊急の問題になってきました。
解決までの道のりがどんどん先へと伸びていきます。

楽観的に事態を考えている場合ではありません。
もし太平洋を汚染したなら、国際的な問題にまで発展し、被害を受けた海外の漁業保障や医療保障までも背負うことになりかねません。
そうなれば日本は壊滅的な打撃を受けるでしょう。

今回の責任は全て民主党、そして最高責任者である菅総理にあることを認めなさい。
いまや民主党の事を考えている場合ではありませんよ。
被災地のことは全て現地主導で、少々の法律違反があっても臨機応変に対応させることして、国はまず原発の処理だけを考えるべきです。
政官民一体となって迅速に事の解決に当たらないと日本の国は百年先まで汚染されたままになりかねません。

もうのんびり構えている場面ではありません。民主党政府は非を認め頭を下げ、早急に官僚のラインを健全化させ、日本国が持っている全知全能を発揮出来る手段を講じて下さい。
子ども手当問題や高速道路なんか後でも良いじゃないですか。
いまは、福島原発の解決が最重要課題で、これを安全に短期間で解決出来なければ日本の将来はないと言っていいでしょう。

菅総理を初め国会議員全員は、今すぐに現地に飛び現場の人間と共に放射線を浴び危機感を持ちなさい。
政治家としての姿勢を示して下さい。

安全な場所で高みの見物をして責任のない命令ばかりしているようでは、私達もそろそろ国外脱出を考えなくてはならない状況になるかも知れません。

2011年3月28日月曜日

善意? お仕事?

昨日、《FNS音楽特別番組「上を向いて歩こう」うたでひとつになろう日本》が放送されました。
28組ものアーティストがメッセージと共に、被災者に元気を与えようと心を込めて歌っていました。
心のこもった番組でした。

国内外のタレントから多額の義援金が寄せられています。
今までにお世話になったファンのためにお返しをするのは人間として当たり前のことなんですが、近年そんな心がどこかに消えていました。
今回の震災で、まだみんなの心の中にそんな気持ちが残っていたことに喜びを感じます。

それぞれの義援金額はメディアの報道でご存じだと思います。
今日報道されたビッグアーティストであるスマップも総額4億円余りを寄付したと聞きました。
しかし、その中で意外な報道があり、放送関係者とプロダクションに疑問を感じました。
それは、前出のFNS音楽特別番組の司会したギャラを全額寄付したという報道です。

『こんな時にでもビジネスをやっているの?』

司会者にギャラがあるということを皆さんは知っていましたか?
と言うことは、出演者にもギャラが支払われているということになります。
筆者は、この音楽会は参加者の好意であって、全員がノーギャラで参加していると思っていました。
なんか、チャリティーと言いながら相変わらず商売をやっているんだと思うと、参加者のメッセージも嘘くさくなり、台本のある演技のように思えてきました。
こんな偽チャリティー番組は興覚めです。
(9時30分頃の放送でノーギャラと言ってましたが、このような問い合わせがあったからなんでしょうか、疑わしいものです)
以前にも書きましたが、年に一回行われている「24時間放送」もいろんなところでギャラが発生しています。100kmマラソンなんかは代表的なものです。
笑顔の中に仕事だからという気持ちが入っているなら、彼らは偽善者としか言いようがありません。
だって、出演者のギャラが寄付に入ってくれば、総額があんなに少ないわけがありません。
国民の善意の寄付を奪い取って、演技をしているタレントは温々と収入を得ているのです。
きっと、放送局と芸能事務所との間で決められているのでしょう。
フジテレビさん是非今回の音楽祭の決算についてちゃんとした公表して頂きたいと思います。

今後チャリティー番組をやるときには、必ず出演料の有無や、それぞれのギャラを公表するようにすれば、こんな疑問は生まれません。
我々素人には芸能界の裏事情は分からないので、我々の善意の心と同様に、参加タレントの心が純粋なものである事を示して欲しいと思います。

2011年3月25日金曜日

災害対策暫定内閣の設立を

東日本大震災発生から2週間が過ぎ、届け出があっただけで死者行方不明者が2万7千人を超えています。
まだ調査の出来ていない地区も多く、今後2万人程度増える可能性があります。
原発問題も良い方向には向いてはいますが、まだまだ道が険しく長期化の様相を示しています。
各地の汚染も心配の材料です。

阪神淡路大震災当時とは、震災規模も社会経済の環境も違います。
24万人を超える避難生活者の支援(生活支援、経済支援など)も困難を極めそうです。
交通アクセスや街の再開発など、災害復興事業は想像出来ないほどの破壊規模となっています。
これらの復興事業の後にやってくるであろう不況の波が、今後の日本を押しつぶす可能性があります。
災害というテーマで先送りにされていますが、国や自治体の財政再建や日本経済の立て直しが今後の重要課題となるであろうし、これが出来なければ日本国内に多くの難民を抱えることになってしまいます。

そんなことが予測されるのにもかかわらず、未だに政府内はバラバラで行き当たりばったりの動きのように見えます。
菅総理が判断を誤ったのは、震災直後に小沢氏や野党を取り込むことが出来なかったことです。
こんな未曾有の災害の場合、通常の手法では何の役にも立たないんです。
そんな事すら、勉強不足で知らなかったんでしょう。
方法論はいくつもあったはずなんですが、おそらくこの災害を起爆剤に民主党支持の復活を賭け、手柄を独り占めしようと思ったのではないでしょうか。
筆者も直後は追い風が吹いたと思いました。しかし、菅総理のその後の判断に誤りがあり、決断力の弱さに失望しました。もう民主党の支持率向上は不可能に思われます。

『臨時政府を設立し、野党・民間を中心に組閣すべきであった』

野党を抵抗なく政府に参加させるには、現内閣を災害関連以外の国政に集中させ、臨時政府を国の最高機関に据え、災害対策を中心に連合内閣を作るのが一番良い方法ではなかったでしょうか。
内閣は、与野党の国会議員、専門知識のある民間人、経済に精通した財界人などで組閣します。
そうすれば官僚を中心とした役人部隊が充分能力を発揮出来る体制を築き上げることが出来るでしょう。
菅総理が谷垣自民党代表に入閣を求めましたが、現民主党内閣に入るわけがありません。
臨時内閣が最高の手段であったと思います。

現状を見て下さい。
税金から高給を貰っている数百人もの国会議員は何もせずに見詰めているだけではないですか。
何をやっているのか国民には分かりません。
民主党にしても、枝野幹事長が顔を見せるだけで、他の人達は何をしているか分かりません。
特に被災地が地盤である小沢氏の動きがまったく見えないのも不気味ではあります。

菅総理の采配では、おそらく日本は復興出来ません。
このままで行けば来年の今頃には、地獄の日本経済が見えてくるでしょう。
菅総理にはもう恥も外聞もないはずです。
まだ遅くはありません。
自分の能力不足をはっきりと国民にお詫びし、野党代表や小沢氏にもお詫びをし、国のために災害対策暫定内閣の設立を宣言し、無条件での参加を呼びかけるのです。
今までのように上から目線ではなく、へりくだった形で呼びかけて下さい。
野党も小沢氏も、この呼びかけを断ることは出来ないでしょうし、条件を付けることも出来ません。
国民の目がそれをさせないでしょう。

是が上手く機能すれば急速で全物事が前進していくと思われます。
但し、無知な政治家が今までのように口先だけで権力だけをひけらかすような事をすれば逆行してしまいます。
スコップを持って一緒に活動すくらいの気持ちで、国民の目線に添って働かなければなりません。
数百人の政治家が国に命を捧げるつもりで活動すれば、前途に光明を見いだせるのではないでしょうか。

国会議員の皆さん! あなた方は試されているんですよ!

2011年3月23日水曜日

メディアのやるべき事

ACジャパンのCMが繰り返し画面に出てくるのには、皆さんもきっと飽き飽きしていると思います。
もう少し何とかならないものでしょうか。
このACのGMは、日本国民に向かって支援の心を伝えるための物だと思います。
しかし何回も繰り返すことで、視聴者の心には逆効果が生まれているのではないでしょうか。
CMが流れる時は、チャンネルを切り替える切っ掛けになったり、トイレに行く時間帯になったりしています。
今や見たくないコマーシャルのトップになろうとしているんです。

それならこの時間を利用して、ファンに支えられている、芸能・スポーツ・お笑いなどの有名人著名人の皆様に、被災地への心のこもった支援メッセージを一言ずつ戴き、それを流すべきではないでしょうか。
こんな時期だからこそ、ノーギャラで協力を得られるのではないでしょうか。200人や300人くらいはすぐに集まると思いますよ。
被災者は元気をいっぱい貰えると思います。
有名人にとっても、お返しをしたいのに出来ないストレスを解消することが出来、充実感を持って今後のボランティア活動が出来るのではないでしょうか。

『有名人はファンに恩返しをする時です』

メディアのやるべき事は一般人の我々に出来ない事をする事なのです。
心のこもったメッセージは、今繰り返し流しているつまらないものより遙かに大きな効果があるCMになります。
同時に、連絡の取れない被災者の方々からの顔や伝言を流す、逆パターンのCMも効果があるでしょう。
いまやるべき事は、国民に勇気と希望を与える放送です。

2011年3月19日土曜日

ノー天気の小沢・鳩山。この災害時に!

今、家に帰ってきて、ニュースを見て驚いたことがあるので一言書きます。

〈菅直人首相が19日午前に行った民主党代表経験者との会談では、小沢一郎元代表、鳩山由紀夫前首相から、東日本大震災をめぐる政府の対応に注文が相次いだ〉 時事通信の記事です。

こんな緊急時にまるで他人事のように批判する事しか出来ないこの二人を見て幻滅しました。
批判ばかりでこれからどうするのか何も提言して今ない。

『まるで対岸の火事を見ているような発言だ』

この二人のノー天気さには吐きけをもよおします。その国民不在の発言には醜ささえ感じます。
今は総理を批判するときではなく、知恵を出し合って復興を促進すべき時でしょう。
あなた方は自分が何をすれば良いのか全く分かっていないのではないですか?
それなら教えましょう。
権力だけは持っているんですから、政府に迷惑をかけないように配慮しながら、自分が持つ能力を充分に発揮しながら、人的システムが上手く機能するように裏から総理を支えるのがあなた方の政治家としての仕事でしょう。
政局を重視し、そんなことは出来ないと言うなら、あなた方は政治家としては最低の人間です。
自分を磨くために現地に飛んで被災者の皆さんのお手伝いをしなさい。
コップに水を入れて、高齢者の皆さんに飲ませてあげなさい
そうやって心を磨き、国民に信頼される政治家として一からやり直すべきでしょう。

民主党にはこんなレベルの政治家しかいないんだから、ダメになるのは仕方がない。



【呆れた記事の続き】
〈小沢氏は、震災からの復旧・復興について「ぜひ全力を挙げてほしい」と要請。福島第1原発の事故対応についても「全力というより、総力を挙げてもらいたい」と求めた。
鳩山氏は「必ずしも正確な情報が伝わっていない。風評被害も含め、(福島県などで)不安感が広がっている」と、政府の情報開示は不十分だと指摘した。東京電力についても「想定外のときにどうするかという発想が足りなかったのではないか。想定外だから仕方ないという話ではない」と厳しく批判した。〉

災害へのリーダーシップ

震災後一週間が過ぎました。
災害地への復興は着々と進んでいます。
しかし、この間に皆さんが考えなくてはならない大きな問題が発生しました。
災害地ではなく、その周辺の被害を受けていない都市での問題です。
ご承知の通り、コンビニやスーパーで生活必需品が姿を消し、弱者の生活が脅かされていることです。
風評や情報不足で不安を抱えた住民が買い占めていることや、品物が棚から消えることでで心配になり普段より多めに購入する事からこの現象が起こっているのでしょう。
遠く離れた関西でも影響があるくらいの大問題です。

こんな時に必要なのはより強いリーダーシップなんです。
菅総理はこの一週間、メディアに顔を出したのは、原発や被災者への記者会見だけで、その他の事については閣僚に任せきりの状況です。
今振り返れば、良いか悪いかは別として、小泉元首相はリ大きな声ではっきりと自信を持って国民に訴え続け、我々をしっかりと牽引してきました。
この元気に引っ張られて日本も国民も活気づいていたと思います。

菅さんを見て下さい。
ずっと神妙で暗い顔を続け、集まってきた確実な情報や体制造りの報告ばかりをしてきました。
この自信のない態度が不安感を増幅させてきているんです。

『何処にリーダーシップがあるんですか!』

歴代のアメリカ大統領を見て下さい。
過去に大災害があったときでも敏速に対応し、テレビ画面の前で自信を持って堂々と自分の意見を言い国民を牽引し、問題を解決してきたでしょう。
政治体制が違うとしても、毎日朝一番には必ず国民に対するメッセージを、テレビ・ラジオを通して発するくらいのリーダーシップは必要なんじゃないですか。
当然記者会見をするのではなく、国民へのメッセージを出すだけですから質問は一切ないので、自分の意見も伝えやすいじゃないですか。
対策に対して記者会見で質疑をするから、重箱の隅を突くような記者達に対し言葉を選んでミスのないように発言せざるを得ないのです。
メディアも余計なことまでも逐一報道したり、アナウンサーやコメンテーターもそれらを誇大に意見を述べることは避ける必要があります。
政府と国民のお互いの信頼が全てを解決します。

買い占めに対しても
『品物は充分に供給出来ます。被災者のことを考えお互いに分かち合いましょう。担当は○○○○大臣が責任を持ってやります。安心して私の指示に従って下さい・・・』
このぐらいのことを言えないものですか?
あらゆる分野に対しこのようなコメントを震災直後から出し続ければ、どれ程国民の信頼を得られたことか分かりません。

国民に元気を与えられない政治家達が今の窮状を作り上げているのです。
これは全国の地方自治体の首長にも言えることです。
理屈や根拠を付けてコメントを続けるよりも、そんなものはなくても責任を持ったリーダーシップで自信のある発言をし、国民に元気と勇気を与えて下さい。
計画停電の際でも、文句を言わず大きな犯罪も起こさずに従ってきた日本人です。
的確な命令を出せば必ず協力を得られると思います。

今からでも遅くありません。
菅総理、自分の言葉で国民に活力を与えて下さい。本当のリーダーシップを示して下さい。

2011年3月17日木曜日

経済も緊急事態

円相場が一時86円台(米市場)を付けました。
これは、市場参加者が少なく流動性がない中、災害準備に備えた企業や保険会社のドルの換金売りが出るとの思惑から、投機筋の円買いが加速されました。同時に円の投げ売りも加わり歴史的な円高を記録しました。
今後、日銀や政府の対策が出ないと更なる円高も考えられます。
流動性が少ないのも、その対応を見極めたいことが大きな要因だと思われます。

政府も、災害対策中心に考えるのは仕方がありませんが、日銀に全てを任せ為替市場を正常化させるための日欧米協調介入を実施させる必要があります。
未曾有の大災害には予測出来ないことが山積みになりますが、それをこなすのが総理大臣の仕事です。出来ないでは済みません。

『菅総理!国民の命がかかっています。命を賭して全ての対策に当たって下さい』

官僚、役人、自治体の首長、専門家、海外からの支援ブレイン、警察、自衛隊など、全ての英知と能力を結集させ、確実で早急な対応をお願いしたい。

それはそうと、メディアに出てくる閣僚以外の政治家はいったい何をしているのでしょうかね。
住民の声を政府に届ける、従来型の政治活動をやっているんでしょうか。
なんかあれほど指示改革を国民に訴えていた政治家が昔の事のように感じます。
そんなことをしているような役に立たない国会議員は、現場に出れば権力をひけらかせるだけの邪魔な人材になるので、今のまま動かない方がみんなのためになると思います。
災害地元の議員権力に訴えるのではなく、災害地域全体に役に立つ活動をして貰いたいものです。本気で何をやるか、政治家としての手腕を発揮する重要な場面です。
今までのような小手先の活動では、支持者は離れていくことになります。あなた方も試されているんですよ。

大災害で苦しんでいる皆さん。心からお見舞い申し上げます。
阪神大震災の時同様に、もうすぐあらゆる方向から救済の手が伸びてきます。
希望を持って頑張って下さい。
早急な復興と皆様のご無事を、心よりお祈り申し上げます。
こんな事しか言えず、画面を見て涙を流すしか出来ない自分の無力さに、大きな苛立ちを覚えます。
私達も出来ることを一所懸命に考えたいと思います。

余談ですが、今日のヘリからの放水を見ていて、以前北京オリンピックの時に中国が人工的に雨を降ら他と思うんですが、原発の場所に雨を降らせる方が水量も多いと思うのですが・・・?
無理なんですかね。素人の独り言です。

2011年3月15日火曜日

今問われる政治家の姿勢

この災害が経済にもたらす損失は数十兆円にもなるだろうと言われています。
近年少し経済が戻りつつあった日本経済は根本から崩されてしまいました。
復活までは想像も付かないくらいの長期になると思われます。

こんな時にキッチリとした復興プランを立てるのが政治家や官僚なんです。
今のところ災害対策に躍起になるばかりで何の手も打てない状況になっています。これは無理のないことですが、少なくとも裏方では官僚に対し各省庁の能力をフルに生かして、今後の長期プランの組み立てを指示しなくてはなりません。出来ていれば良いのですが・・・。
それぞれの省庁が役割を最大限果たさなければ、この未曾有の大災害を乗り切れません。

確かに大震災を契機に与野党一体となる体制で災害対策に当たることになりました。しかし、まだまだ菅総理の独り相撲の様相は否めません。
東京電力に向かって「テレビで爆発が映っているのに一時間も官邸に何の連絡もない」と怒っている姿を見てもよくわかるとおもいます。あまりにも回りが思うように動かないのでイライラしている姿ではないでしょうか。この状況は官僚の怠慢で、政権交代時から政治主導を断行してきた歪みが現れているのではないかと思われます。記者会見でも、まだまだお役人的な発言が目に付きます。

原子力発電所問題の件では、枝野官房長官が軸になって説明するのではなく、その場所には官僚か東電の担当者が出て話すべきだと思います。総理も官房長官も、人に聞いた話を懸命に話されますが不安感は拭えません。結局テレビのコメンテーターの解説で、我々は余計な不安感を募るばかりです。
適切な説明をし、国民の不安感を払うことが記者会見の目的だと思えるのですが如何でしょうか。

この爆発事故は日本経済の将来を占う大きな問題であることは間違いありません。
4基ともすべて爆発しましたが、この段階で止めることが出来、今後何も起こらなければ、世界に日本の技術を示せるのではないかと推察します。
世界最大級の地震と7mを越す大津波に遭っても、この程度で収まったのは素晴らしい技術で、世界充分アピール出来ると思いませんか。

今日本は試されています。国民一丸となってこの試練に立ち向かわなくてはなりません。
菅総理であろうと、小沢一郎であろうと、或いは自民党でも、みんなの党でも誰でもいいんです。
国民の希望の日を消さないように、強烈な牽引力を持って突き進める人が先頭に立つことを望みます。

『国民に指針を示せ!』

関西に居る私達は阪神大震災を経験し、災害地の状況はなんとなく分かります。
しかし、今回は大津波が加わり、数倍以上の広域災害であり、死亡行方不明者が1万人を超える大災害なんです。
私達は何をすれば良いのでしょうか?
募金をするか、テレビを眺めて涙を流す他には何も出来ません。
こんな事で良いのでしょうか。

政治家の皆さんはこんな時でも政局やパフォーマンスを考えていることでしょう。
そんなことを考える暇があれば、あらゆる叡智を集めて、我々に指針を示して下さい。
橋本さん、河村さん、まったく姿を見せませんが何を考えていますか?

地元が災害に遭っている小沢氏や造反組も姿を見せません。なんとなく不気味に感じます。
おそらくこんな場面では、小沢氏は菅総理より頼りになる存在ではないかと思われます。
菅総理に協力して陣頭指揮に立つくらいの心のゆとりはないのでしょうか?
皆さんはやはり政治ゲームに興じて、政局を考えパフォーマンスだけを演じる、国民不在の政治家だったのですか?

2011年3月14日月曜日

被災者の希望を!芸能人の皆さんへ

三日目の朝を迎え、東日本大震災の傷跡が深部まで報道されるようになりました。
未曾有の大震災!その大きさに身も震えるばかりの衝撃を受けました。
3000人を超える死者・行方不明者、数えられない負傷者。まだデータのない自治体も有り、最終的には死者不明者が1万人を超える可能性があります。
青森県から茨城県の太平洋側前数百キロに渡り、全面に大津波が押し寄せたのです。
湾になっている所ほど強烈に、最大5Kmの所まで潰されているわけです。
まだ被災地に入っていけないところも数多くあります。
アクセスが繋がれば、被害者の数は今後も増え続けることになります。

いま地元では何から手を付けて良いのか分からない絶望状態になっていると思われます。
何の言葉もかけられませんが、何の慰めにもなりませんが

『絶対に希望を捨てないで下さい」

私達に何が出来るのか。
阪神大震災の時も同じ思いで毎日を過ごしました。
結局、現地に出かけても何も出来ず、知人の援助程度しか活動出来ませんでした。
今回も遠隔地のため実質支援は難しいと思えます。

こんな時、絶対に活躍して欲しいのは、芸能人・スポーツ界・その他有名人の皆さんです。
日頃からお世話になっている皆さんにお返しの出来るときです。
あなた方の活動は、被災者に希望をもたらします。
有名であればあるほどその力は絶大です。世界各地から数多くのコメントが届いてますが。
コメントを出すだけでなく、現地に行って思いっきり活動して下さい。
災害に背を向けず、口先だけでなく、あなた方の心を見せて下さい。
被災者と一緒に歌を歌い、演劇を見せ、笑わせ、身体を動かして下さい。
被災者の荒んだ心を開かせる力を、あなた方芸能人は持っているのです。
あなた方との握手、対話が被災者に希望の光を灯します。
大きな事を考えず、出来るところから素早く行動して下さい。

私達も出来ることから始めましょう。
まず出来ることは募金や節電でしょう。
小さな事が集まれば大きな力になります。
また、市町村とも協力し、やれることを考えましょう。
可能な方は、ボランティアに参加して下さい。

こんな時こそ、近年失われている日本人本来の心を取り戻しましょう。

2011年3月12日土曜日

大予言再び

日本最大の大地震が発生しました。奇しくも2月5日の大予言が当たりました。ただ、東南海地震は外れ、関東から東北沖での発生でした。
しかし、余震後の震源地が南下し、長野や神奈川でもM6以上の地震が発生しています。
思い出すのは2004年のスマトラ沖の大地震の時、震源地が南北方向に多数発生した記憶があります。今回の地震が東南海地震を起こす引き金になるかも知れません。

『東南海地震には再び警戒して下さい』

災害の地域は過去最大規模、死者・行方不明者が1000人以上で負傷者は予想出来ない状況です。
阪神大震災に匹敵する大地震となりました。

被害を受けられた方には心よりお見舞い申し上げます。

こんなに大きな津波は初めて見ました。
防波堤を乗り越えてやってくる津波に度肝を抜かれ、地震や津波への備えが世界一であろうと思われる日本でも、自然の驚異には人工物は無力であることがよく分かりました。
また阪神大震災の時にも発生しましたが、地震後の火災の激しさにも驚かされます。
明るくなるにつれて被害状況がどんどん明らかになり、拡大が予想されます。
世界各国からは温かい支援の手が差し伸べられ、日本は受け入れる方針です。

菅総理は全てのスケジュールを中止し、自らを本部長とした緊急災害対策本部を立ち上げ全力で対応する姿勢を見せています。
しかし、こんな災害の中、余りメディアに取り上げられないのは、弱体化した政権の所為でしょうか。
筆者の目にも頼りなく映ります。
ここで力を発揮し起死回生の活躍をしないと、菅政権は息の根が止められると思われます。
また政局から見れば、野党各党の動きにも注目されるところです。
経済への影響も心配です。被害が判明しないと何とも言えませんが、横ばいの景気が下方に向かうのは間違いないと思われます。
ここでも民主党が試されることになります。

被害が最小限になることを心よりお祈りしたいと思います。

2011年3月10日木曜日

民主党議員の責任の無さに呆れる

またしても民主党の失態。先月27日、韓国で土肥隆一衆議院議員が竹島の領有権破棄文書に署名した事が発覚しました。
土肥議員は菅総理の側近でもあり、いくらキリスト教議員の交流であったとしても、議員バッジを付けて参加している以上責任ある日本の代表と韓国側に取られても仕方ありません。
会場には日本の国旗が一本もなく、土井氏も韓国民族衣装を着て韓国の国旗を持って舞台に上がっています。
これが日本の国会議員?それも与党の衆議院議員ですか・・・?
信じられない事態です。

『土肥議員は売国奴だ!即刻議員辞職をさせるべき』

事件発覚後、本人は「迂闊だった」と弁明。菅総理は簡単なコメントを残しただけで立ち去りました。総理は余程ショックだったのかも知れません。「みんなが次々と自分を裏切っていく。誰も信じることが出来ない」なんて思ってるのでは・・・?
もう総理が安心して仕事を任せられる議員は、菅グループの中何人もいない状態になったのではないでしょうか。

こんな民主党をすぐに解散に追い込めない野党も問題です。共産党と社民党が子ども手当のつなぎ予算に参政の方向を示し(裏でどんな取引があったか分かりません)、国民生活を混乱させてはいけないという大義名分をアピールしました。おそらく次の政局を睨んでのことでしょう。
総選挙をすれば民主党の大敗は分かっているのだが、もし政権を取れずに選挙が終わればどんな連合与党が出来るか、各野党共に持っている不安感でしょう。
予算成立前に解散し選挙で破れ、さらに連合にも入れず野党のままでいた場合、再び新しい政権下で予算審議から始めなくてはなりませんが、発言力も弱くなり今後の復活も厳しくなります。
それで各党とも強行に動けないのです。
特に自民党は、一向に自民党の支持率が上がらないことに不安を感じています。さらに全国の選挙区に擁立する人材がまだ整っていないのです。だから政権を追い詰めてもなかなか不信任案を出せず、民主党が自滅するまでのらりくらりとやっているのが実態なんでしょう。

政府は政局一色の運営をしています。
共産党と民主党の協力が今後どうなるのか。公明党も国民に関わる重要法案は協力するかも知れません。
全てが解散総選挙への布石です。

国民の生活より議員生活の安定を目指す政治家達!
こんなんで日本は大丈夫?

2011年3月7日月曜日

自民党も無知の集まりか!

前原外務大臣が辞任しました。
民主党を批判する筆者なんですが、この件だけは自民党に同意しかねます。つまらない献金問題を厳しく攻めこんだ自民党に異議を申し上げたい。
世界の外相は3~4年くらいは続けています。要は対外的信頼を維持するためなんです。
自民党は日本の置かれている国際的な立場を無視して政局に走りました。
確かに献金を受けた事実は外務大臣として良くないことでしょう。勿論前原氏の脇の甘さは否めません。
しかし、国会で取り上げ表面化させるまでに与野党で話し合いが出来たはずです。もっと国際的な見地を持って対処して欲しかった。菅内閣を攻めるには他の道がいくらでもあったはずです。

外務大臣の役割はとても大きいののです。献金25万円と国際的信用とどちらが大きいのでしょうか。
総理大臣を変えても外務大臣は留任をさせるくらいの気持ちを持つぐらいのグローバルな考えが政治家にはないのでしょうか。
僅か6ヶ月で外務大臣が替わってしまうなんて、この影響には計り知れないものがあります。

西からはロシア・中国が攻め込み、東の同盟国アメリカの信頼を失う。中東や北アフリカの混乱で、石油が高騰、さらには世界的な需要増と投機マネーで小麦やコーヒー、綿花などが高騰し、国民生活に影響を及ぼし始めている。
今月から来月にかけて重要な国際会議が開かれるが、外相がコロコロ変わる国は発言力が弱くなるってしまいます。言ったことが信頼出来ないのだから仕方がないでしょう。

『無知な自民党は、菅内閣を潰す政局の事しか頭にない』

政治家はどの党も同じなんですね。国民生活がどうなろうと、自民党が生きる道があればそれで良いと考え政局に走り、国民には自分の事は自分で守りなさいと言うことなんでしょうか?
メディアも気楽にバラエティーやドラマ中心のお気楽番組を続け、政治討論までバラエティー化されてしまい、お笑い芸人がのさばる体たらくです。
政治家も同じような顔ぶれが出てきて馴れ合いのパフォーマンスでの弁論大会。
誰が一番視聴率の取れる話し方をするのか、まるで政治家を辞めた後の就職活動(評論家という仕事)をやっているみたいです。

そんな番組を見ている国民も、政治家達に向かって何の行動も起こさず、そんな政治家をのさばらせているんです。
政治家が何をしても国民は文句一つ言わない言わない。適当に餌を撒いておけば馬鹿な国民は私達に一票を入れてくれろる。政策が失敗すれば謝れば良い。
そう考えて作ったマニフェストがいま崩壊寸前で、国民が選んだ政府が日本を潰そうとしている事を忘れないで頂きたい。
国民もこんな嘘だらけの政府に対して、せめて国会の前で、若者を中心にデモや座り込みくらいやっても良いのではないでしょうか。
政治家の勝手ではなく、国民の力で解散総選挙を意思表示すべきではないでしょうか。

2011年2月28日月曜日

痛快な出来事

1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言われます。正月が来たなと思っていたら、あっと言う間にもう3月になります。
リビアを中心とするアラブ諸国の問題、ニュージーランドの地震、日本では民主党の体たらくと大きなニュースがある中で、昨日爽やかなニュースがありました。無名の市民ランナー?川内選手が東京マラソンで3位に入賞し世界陸上の切符を手に入れました。
各スポーツではオリンピッククラスの選手は、アマチュア競技と言ってもプロに近い形で練習をしています。陸上の実業団も同じようなものでしょう。そんなエリート選手を押さえて見事にメダルを獲得しました。実に痛快な話ではないですか。
心からおめでとうとお祝いの言葉を贈ります。

もう一つ、京大入試で不正が発覚というニュースが流れました。詳しい概要はメディアを見て頂きたい。
この事件で興味があるのは、いったいどのようにして問題を知恵袋に送ったのかである。
メールで問題を送る方法。送られた文章や数字があまりにも正確で、これだけの操作を試験場でやるのは難しい。
では携帯で写真を撮り送信する方法。問題を取るには少し話さないといけないので、不審な動きなしには撮影出来ないであろう。
CCDカメラで撮影し無線で送信する方法。眼鏡型であろうがペンシル型であろうが、電源の問題もありカメラに割と太いケーブルが付いてくる。これが目に付かないはずはない。

『不正は悪いことではあるが、なかなか大したもんだ!』

いくら考えても答えが見つからない。
可能性として残っているのは、試験管がサボっていたか、共謀していたとしか思えない。

でも、早稲田・同志社・立教大学でも同じハンドルネームで不正をしているわけだから、この4カ所を受験している生徒を捜せば、案外簡単に犯人は見つかるのではないだろうか。
そして、この手品の種明かしを聞かせて欲しいものだ。

もし、受験生に化けた人間の悪ふざけであるなら、さらに痛快な出来事である。

2011年2月21日月曜日

中東の飛び火が中国に・・・!

中東やアフリカ各地で反政府運動が拡大しています。リビア・バーレーン・イラン・イエメン・ジプチ・モーリタニア・モロッコなどでデモや政府との話し合いが行われています。その中で、リビアでは200人余りもの死者が出ました。
今後、エジプトやチュニジアのような政権交代が、各国で起きる可能性があります。

そして遂に、共産党一党支配の中国でも、「中国ジャスミン革命」と称したデモの呼びかけが初めてネットで流されました。
掲示板に書かれた内容は、「・・・指定場所に集まり、スローガンを叫ぶだけで良い。その瞬間から歴史が変わり始める・・・参加者は全て兄弟姉妹である。お互いに助け合おう・・・」と参加の呼びかけがあり、最後には「うまく行かなければ、毎週日曜日の14時に集まろう、継続こそが勝利だ!」とアピールしている。
その後にはスローガンを掲げている。
スローガンでは、食料・仕事・住居を必要とし、公平と正義を求め、一党独裁を終わらせ政治改革を求めている。そして「自由万歳 民主万歳」で締め括っている。
最後にはデモの拠点として、北京・上海・天津・南京・西安など13都市の指定場所と、指定されない都市でもメインの広場や繁華街に集まるように集会場所を示している。

『いよいよ中国にも改革の炎が・・・』

上海では、指定された場所に1000人近く(大半は観客)の人達が集まりましたが、公安当局により6名ほどが拘束される事態となりました。
サイトは政府によって直ぐに閲覧閉鎖され、今後もネット管理の強化をしていく模様です。
世界の目が中国に注がれる中、政府からのメッセージが国民を洗脳しきれるのかが焦点となります。
世界一の人口を誇りGDP世界第二の国です。開かれた政治を行い自由な国に移行する時期に来ているのではないでしょうか。
政府が勝つか、改革を求める市民が勝つか。
長い戦いが始まりました。
なかなか真実が報道されない中国ですが、今後毎週日曜日の午後2時が注目されることになります。

2011年2月19日土曜日

「維新の会」は正論?

鳩山がまたまた失言をし馬鹿をさらけだしています。なんなの、この鳩山っていう人は。嘘つき、いい加減、お坊ちゃまがそのまま政治家になったような世間知らずです。
民主党のお荷物お坊ちゃま問題に小沢問題を加えて、窮地に追い込まれている民主党をさらに追い詰めるように、小沢支持議員16人の会派離脱を宣言する党内造反が発生した。予算関連法案までぶっ潰す考えまでちらつかせている。
自分の党内すらコントロール出来ない民主党に、果たして国を任せられるのでしょうか。
そもそも与党の政治家は最低でも予算と関連法案を通し実現させ、国民生活を守る義務があります。
それを自分達の勝手で国会を混乱させ決める事が出来なければ、政治家としての仕事を放棄したに等しい行為です。国民生活を守れない政府は即刻衆議院を解散し国民に信を問うべきではないでしょうか。
総選挙になった場合は、おそらくどの政党も過半数を超える第一党にはなれないと思います。

一方地方では、日本中に「維新の会」が出来て、原口までもが「日本維新の会」を設立し、そのリーダーになる意思表示をした。これは全国の「維新の会」を小沢の受け皿にする構想を持ち、いま話題のパフォーマンスに便乗した事は明白で、再び国民を騙し税金を自分達の思い通りに使おうとしています。
その都度その都度、都合の良いパフォーマンスをする原口らしい考え方です。
鳩山を支持する議員達も「東京維新の会」を設立し、原口に乗っかり次の選挙を戦いやすくしようと考えています。各地の首長達も中央へのパイプとしての連携は歓迎の意向を示しています。
これらの動きは、菅を打倒し小沢・鳩山路線を復活させる土台造りが着々と進んでいると言っていいでしょう。解散総選挙がなければ、原口総理も目の前かも知れませんね。

大阪・名古屋・新潟などを始めとして、「都」や「州」の構想を打ち上げることや「維新の会」に同調し連携を強めることが全国的にブームとなっています。「維新の会」を支持しないと選挙に勝てないと思っている地方政治家(理念のない職業政治家)も数多く居ます。国会議員の中にも、そんな風に考えている無能な職業政治家は少なくありません。

『これらの理想論は、全て選挙のためのパフォーマンスに他ならない』

中身をよく読んでみれば理想は高いのですが、自分達の地方ばかりを考えた構想で、日本全体の安定や発展なんかは何も考えていません。長期的な展望よりも目先の利点ばかりを掲げています。
この構想は国民の支持を得るために、新しい事を考え主張し注目させるためのパフォーマンスです。
国民は騙されてはいけないと思います。
今まで、支持を得るため改革を唱えた多くの政治家達に、国民はことごとく騙されてきました。
これらのパフォーマンスを信じれば、同じ轍を踏む可能性がありますよ。
皆さん、上辺だけでなく中身をよく知って下さい。

理想論を論じる政治家の皆さん。
あなた方はまず我々の生活を守る政策を実現させ、その上で新しい構想を示す事が筋道ではないでしょうか?
テレビでは、橋本、原口、河村など、従来からメディアに出てきている数々の論客が、政治家ではなく評論家として新構想を正当化しようと熱弁をふるっています。
彼ら論客達も、早急に実現出来る経済や生活の安定した社会造りをまず示し、その政策を論ずるよりも実行させるべきではないでしょうか?
いろんな政治家がいろんな理想論を言い支持を得ようとしていますが、彼らはもし失敗しても誰も責任を取る事はしないでしょう。政治家を辞めるぐらいが、彼らの出来る精一杯のお詫びではないでしょうか。
私費を投じてまで責任を取ることもなく 「あとのことはまた次の人が・・・」 と、自分達はその後も温々と生きていくのです。
大資産家の鳩山だって、訳の分からないお金がいくらでも入ってくる小沢だって、何の責任も取らずに総理や幹事長を辞めただけで、未だに陰の実力者として政治ゲームを楽しみ、チャンスがあればまた表舞台にと狙っています。政治家は儲かる魅力のある仕事だからなのです。
結局、失敗の責任は全て国民が負うのです。

周辺の国家の脅威に晒されている日本にはのんびりと、夢の議論を戦わしている余裕はないと思いますが・・・。
何も決められない新構想ばかり討論する悪徳政治家が、政治を牛耳っていていいのかな・・・?

2011年2月15日火曜日

小沢は早く離党すべき

小沢一郎が党員資格停止処分を受けます。
本人が起訴され、元秘書3人が裁判中なんだから、当然の事ではないでしょうか。
国民から見れば、起訴されるような人物がのうのうと政治の舞台で生きていけることが我慢出来ないのです。
疑わしきは罰せずの原則から行けば無罪であるかも知れません。しかし、それで小沢は国民から拍手で迎えられるのでしょうか。
国民に対してなんの弁明もないまま政治家としての仕事もせず、、国会議員として毎年数千万、間接的な物を含めれば億単位の収入を、我々の税金から受け取っています。
仕事もいったい何をしているか分かりません。(まあ、多くの国会議員がそうですが)
機会がある度にあちらこちらで自分の弁明のための講演会を開いていますが、最近は民主党批判が目に付きます。そこまで批判する民主党に残る理由は何処にあるのでしょうか?
国民を納得させ支持を得ようと思うなら、小沢は早急に離党し国民が納得する新しい考えを示すべきです。選挙をやればその答えが出ますが、小沢には自信がないと思われます。離党出来ないのはそれが一番の理由でしょう。

今回の処分に対して、小沢支持派が猛反発をしています。何故ここまで小沢を守りに行くのか私には理解が出来ません。(裏で何かがあるとしか思えないのです)
本来なら、この軽い処分に感謝すべきなのではないでしょうか?
小沢支持の数十人はこの段階で国民とは次元の違うレベルで物事を考えているのでしょう。

『ここでも、《国民》という言葉が軽々しく使われています』

彼らの何の心もない《国民》という言葉には反吐が出ます。
いったい小沢をどれだけの国民が支持しているのですか?
支持しているのは、何かの利権や金銭に関わる人達ばかりではないですか?
小沢と関わりのない国民はかなり冷ややかな目で見ています。
無罪であったとしても、その世論を説得出来るのでしょうか。

民主党は愛知県で1議席を失い、社民党の協力も難しく、小沢派が造反を起こせば、国会では予算関連法案も含め何の審議も通過せず空転します。
衆院解散に追い込まれる事は必至です。
その際小沢陣営にいったい何人の候補者が居るのでしょう

理屈ばかりの国会議員にはもう飽き飽きしています。
国民がスッキリ納得するには、解散総選挙をする事ではないと思いますが・・・。

2011年2月8日火曜日

大相撲八百長事件

大阪場所(本場所)や地方巡業が中止になり、問題が解決するまで開催しないとの方針が出ました。
しかし、煮え切らない発言が次々と飛び出しています。
14人の疑惑力士の調査に関しても手ぬるい状況です。

解決には今までの常識による正攻法では駄目です。
まず、携帯を落としたや壊れたの発言をする疑惑力士には厳しい処分が必要でしょう。
この期に及んで、携帯の所在をごまかすような力士は八百長をるやっていると決めつければいいでしょう。それに対して疑惑力士が携帯紛失に関しての証拠を付けた弁明をする事が出来れば無罪であるというふうに、逆手法をするべきではないでしょうか。
今回は(疑わしきは罰せず)のような手ぬるい考えではいけません。

そもそも厳しい相撲社会の中で生き抜いていくためにはハングリー精神が必要なんです
日本人は恵まれすぎてその気持ちが失せ、上位をモンゴルやロシアなど外人力士に奪われてしまっているんです。
部屋が仲良し家族になり、力士がサラリーマン力士になる。そんな環境で強くなれるわけがありません。
安定収入のためには強くなることが一番なんですが、中途半端な力士には他の活路が浮かんでしまいます。

『だから八百長をするんです』

十両と幕下の収入較差が激しいんです。その厳しさが上を見て這い上がるハングリー精神に繋がるのです。
幕下以下の賃金を上げないと可愛そうと言う人もいますが、それでは力士は強くなりません。
この較差がサラリーマン力士にとっては励みとならす、安定収入の死活問題と考え、彼らは八百長に走った模様です。親方も厳しくすれば所属力士が減るため、生活環境を良くして甘やかすことが、ぬるま湯の温床を作ってしまったんですね。
今までも、大関陥落、幕内陥落、十両陥落などにはつきものであった勝敗の貸し借りが金銭売買される事になってしまいました。

日本相撲協会は疑惑力士全員を解雇し、公益法人を辞退するべきである。
もっと厳しく言えば、引退後に親方としてのんびり生きている親方も、弟子管理能力のない親方には角界から去ってもらうようにするべきです。
当然のことながら、はっきり判明した八百長力士の親方は解雇すべきです。
あらゆる厳しい処理をした上で国民の納得を得れば、その後は民間に興行権を委託し、新しい法人として最出発すればいいでしょう。
場合によっては、プロレスと同じようにショーとして相撲興行を行い、見ていて楽しいものに切り替えていく事も選択肢ではないかと思われます。
ショーなら八百長も有りですから何の問題もありません。

相撲協会を、二つか三つにに分解し、それぞれが興業を行い、シーズンごとに代表による対抗戦を行いチャンピオンを決めるような方法も楽しいのではないでしょうか。

2011年2月5日土曜日

大予言! 新燃岳噴火~東南海地震

新燃岳の噴火が止まりません。
宮崎県や鹿児島県の皆さん大変心配のことと思います。
1637年に新燃岳が噴火して以来、50年から100年ぐらいの周期で大噴火を繰り返してきました。なんかこの周期、何かに似ていませんか?
そう東南海地震なんです。
長い間起きる起きると言われながらまだ発生していない、関東、東海、南海の大地震なんです。
過去に、1361年・1418年・1605年・1707年・1854年・1944年、東海と南海の連動型地震が発生してきました。(1946年には南海地震が発生しています)
すべて、マグニチュード8以上の大型地震なんです。
阪神大震災は活断層によるもので突発的なものなんですが、これらの地震はプレートの歪みによる地震なんです。
フィリピン海プレート(海側)がユーラシアプレート(大陸側)に潜り込んでいき、引きずり込まれたユーラシア大陸の先端が歪みの限界点に達すると跳ね上がり地震を起こすんです。
だから定期的に発生するのです。

おそらく火山の噴火と地震との関連は科学的には何もないと思います。
でも、新燃岳の地下深いところでは、きっと何かの地殻変動が起こっていて地下のプレートに何らかの圧力が加わっているのではないだろうかと筆者は信じています。
火山の噴火が連鎖的に大地震に繋がるのではないかと素人考えをしています。
そこで、大予言です。

『今年、東南海地震が発生します』

関東から関西にかけては大被害を被る事になるでしょう。
そんなアホな、とお思いでしょうが、そこが大予言なんです。
起きないことを心から祈りながら、不吉な予感を拭えないのは私だけかも知れません。

ところで、宮崎と言えば東国原前知事なんですが、辞めたとたんに、鳥インフルエンザ、そして今回の噴火が発生しました。
大問題からうまく逃げ出すことが出来た本当に運の良い方です。
今日のニュースで、どうやら東京都知事に立候補することを決意したようです。
実にバカバカしい。
宮崎の田舎でで観光大使を4年間やって実績を作ったから、今度は東京?
それも本音は、衆議院に出るには、選挙がまだないから、目先の都知事選という理由です。
まさに政治ゴロとでも言うのでしょうか、芸能界の延長線上で政治を考えているようです。
宮崎の時は、営業マンとして人気取りに徹していれば何とかなりました。
(みんなは知事として立派だったと言いますがね)
しかし、国政や都政は遊び半分では出来ません。

いったい東京で何をやるの?
どんな理念を保って中央政治をやるの?
彼に政治的手腕があるようには、筆者にはとても思えません。

東京都民の選択に注目したいと思います。
民主党を選び政権交代をさせた国民の失敗を思い出して下さい。
その轍を踏まないようにお願いしたいものです。
職業政治家は当選することだけが目標なんですから。
失敗すれば芸能界復帰という逃げ道のある方に政治を任せられますか?

2011年2月1日火曜日

小沢強制起訴

小沢氏が強制起訴されました。
これは民意によるもので、国民の不信感がある以上当然の事だと思います。
本人は「無罪を確信している」といっているが、裁判は長くなり、その間の政治の混迷が予想されます。
小沢の処分問題も長期化しそうな様相となっています。

民主党の執行部は直ぐに期限付きの離党勧告を出し、受け入れられなければ除名をすべきでしょう。
国民の気持ちを納得させるにはそれぐらいの強硬手段が必要です。
いま、手ぬるいことをやっているとまた国会が政局中心の討論の場になってしまいます。
日本の将来を考えた政治をやって欲しいのになかなか出来ません。
民主党幹部、いや菅総理の決断がいま必要です。

それよりも、小沢支持派の民主党の言葉に違和感を感じました。
「もし無罪だったら責任が取れるのでしょうか?」
なんて、時間のかかる裁判結果の話をやっているんです。

『無罪ならば国民が責任を取ります』

そんなに小沢が好きなら、一緒に離党して新しい政党を作ればいいじゃないですか。
小沢が間違ったことをしていないのなら国民が支持しますよ。
小沢無罪の責任は、国民が支持をし、あたらしい政党が再び政権を取ることを支援するでしょう。
しかし、本人も小沢支持の政治家の皆さんも、きっと国民に信頼を得る自信がないんですよね。
だから、いつまでも民主党にくっついているんですよ。

小沢が離党したら、一体何人がついて行くんでしょうか?
きっと多くの方がいろんな理由を付けて残ると思いますよ。
「民主党内部にいて小沢さんを支援します」なんてね(大笑)
森ゆうこさん、如何ですか?
あれだけの発言をし続けたんですから、一番先にくっついていくんでしょうね。

でも、小沢支持の政治家も不信感一杯で、政治家としての自信も気概もないんですよ。
情勢を見ながら発言し、くっついているだけなんです。
小沢が新政党を作って流れが変われば飛び込むんでしょうけれどね。
みんな優柔不断な政治家ばかりなんです。

国民がしっかりしないとこの国は何処に向かうのか分かりませんよ。

2011年1月26日水曜日

凶悪犯に人権はない

昨日、秋葉原無差別殺傷事件の裁判が開かれました。
事件当時の責任能力の有無が問われています。
弁護側は、加藤被告が心神耗弱など精神的な異常であったと主張する方針のようです。
今までもこんなたぐいの事件では、いつも精神状態を問われます。
でも皆さん考えてみて下さい。
今まででも弁護側が責任能力を問い、精神異常を武器に無罪や減刑を勝ち取った犯罪者が数多くいます。
おかしくはないですか?
いつも思うのですが、殺人を起こす時点ではみんな異常なんですよ。もし、責任判断能力が正常なら殺人が出来るわけないでしょう。
こんな事を思うのは私だけなんでしょうか?
冤罪も考えられない明らかな事件で加藤被告が減刑になれば、国民からブーイングが出るのは必至です。
それにもかかわらず弁護側は被告を守るために、必ず人権を主張し戦います。
事件後に謝罪や反省の言葉が示されれば、被告の人権を高らかに叫びます。
それでいいのでしょうか!

『明らかな凶悪犯には人権はありません』

謝罪や反省が出来ると言うことは、その被告は正常な考えを持っていることになります。
そんな被告人でも事件当時は精神異常で判断能力が出来ないから無罪というならば、過去の犯罪者は全てが無罪になります。なぜなら正常な神経で殺人は犯せませんからね。
今回も加藤被告から謝罪反省文が出ています。よって、彼は正常な人間と判断出来ます。
弁護側も心神耗弱は取り上げず即結審し、上告もせずに終わらせるべきです。
それでこそ弁護士も正常な人間です。
こんなものは単なる税金の無駄遣いに他ならない。
冤罪も考えられないのだから、死刑執行も直ぐに行われるべきです。

ここで一番考えなければならないのが、被害者家族の気持ちです。
死刑で満足出来るのでしょうか。
何回殺しても飽き足らないくらいの心情ではないのでしょうか。
筆者は昨年も何回か刑罰について書きました。
死刑と無期懲役に大きな差があるので、被害者家族の気持ちを考えれば死刑を選択せざるを得ないのです。やはり、終身刑や刑の合算を制定すべきです。この事件では4つの罪が問われています。これを全て合わせれば少なくとも50年以上にはなるでしょう。
さらに、強制労働のシステムも早急に制定すべきです。
もう一度言います。
冤罪も考えられない凶悪犯には人権はありません。
従って、強制労働をさせても人権を侵害したことにはならないのです。
死ぬまで生きながら罪を反省することで、きっと死刑を選択するよりも、被害者家族の溜飲は下がるのではないでしょうか。

2011年1月22日土曜日

夢・・・・

若者の就職率の低下が大きな社会問題となってきました。
これによる自殺者の増加も懸念されるところです。
報道されているように、民主政権の能力の無さがこの結果を産んだのかも知れません。

しかし、若者の側にも多くの問題があるのではないでしょうか。
大企業指向で中小企業には興味を示さない。仕事が楽で収入の多い安定した仕事を探し、厳しく、汚く、体力を使うような仕事には見向きもしません。
新規採用というのは、まだ社会を十分に知らず能力もない若者を雇うのですから、企業は彼らの将来を買って採用します。だから、自分の能力を充分にアピール出来る若者が採用されるのです。
就職を希望する皆さんには、
自分の能力を企業にアピール出来る人がどのくらいいるでしょうか?
自分に向いた仕事を理解して就職活動しているのでしょうか?

就職率の低下が焦りを呼ぶのか、彼らの就職活動は、自分の能力にあった職場選びではなく就職することだけが目標となっているような気がします。
就職を希望する若者には、就職した職場に力を尽くすことが二の次になっていないでしょうか?
企業が求めるのは、会社に対して役に立つ人材であって、就職することを目標としている学生には用がないのです。
果たして、彼らは世の中に役に立つ人間としてのスキルを磨いてきたのでしょうか?

最近、《大きな夢》を持っている若者や子ども達が少なくなってきています。いやみんな『夢』を持ってはいるんです。
親に話しても先生に話しても、理想論よりも現実論と『夢』を否定されてしまうことや、経済の後退と共に生きていくことが大変な未来を考えると、『夢』を持てなくなってしまうんでしょう。
《大きな夢》が現実論に即した《小さな夢》になってしまいます。

『実現させることが出来ないから 夢 なんです』

実現出来るものは『夢』ではなくて『目標』なんです。
『目標』というのは能力によって違いますが、真剣に考え努力すれば『夢』の半分ぐらいまで実現させることが出来ます。つまり能力のスキルアップが出来るのです。
『夢』が小さくなれば、当然『目標』も小さくなり、スキルアップも小さくなります。
そんなことでは企業の求めるような、役に立つ人間になれるわけがありません。
みんな《大きな夢》を持ちましょうよ。

例えば、[アラビアのお姫様になりたい]という夢を持ったとしましょう。
誰に話したとしてもお伽噺に過ぎないと一笑されるでしょうし、親なんかは子どもの将来を心配し、もっと現実を見なさいと説教を受ける事になるでしょう。
この『夢』を実現させようようと思えば、まずアラビア語が出来なくてはなりません。
次に、アラビアに留学するか、王様に出会えるような職場に就職しなければなりません。
外務省、通訳、商社、航空会社などが考えられます。
当然語学力以外にも勉強することが沢山あります。
他にもいろいろありますが、例に挙げたこんな『目標』を達成出来るだけでも、スキルは充分に上がるし、これだけの能力を身につければ、就職の心配なんてする必要もないでしょう。
この時点で夢は破れたとしても、人間としては成功したことになるのではないでしょうか。

子どもに夢を持たせ大きく成長させることは親の仕事でもあります。
どんな小さな夢でも、大切に育て上げることで大きな人間になるのではないでしょうか。
同じような事が学校教育にも言えると思います。
そんな世の中を作るのが政治家であり、公僕たる役人なんです。
政局や内紛ばかり話題にするのではなく、ちゃんとした政治をやりましょうよ。
政治家の皆さん。

2011年1月14日金曜日

最後の大博打

管政権は最後の大博打に打って出ました。
問責決議の二人を更迭し、与謝野馨氏を経済財政相に招き入れることになりました。
常識では考えられない事態である与謝野氏を入閣させるということは、いないんですよねぇ民主党には、人材が・・・。
他のポストも横滑りで埋め、郵政しかできない国民新党もそのままです。
このような閣僚レベルで国の舵取りをしている事に不安を感じます。
今回の大博打は解散が近付いたことを予見させてくれます。
失敗すれば方向は一つしかないからです。
本来なら小沢を離党勧告し小沢グループを排除してからの与謝野入閣が筋道だと思います。
それをしなかったのは、菅総理自身が最期の挑戦だと思っているからなんです。

民主党は、自民党がやってきたものを全てぶっ潰す事えお公約として政権交代をし、あらゆるものを民主党なりに精一杯行ってきましたが、これも限界となりました。
決定的な対策もなく、その結果多くのものが自民党時代の模倣となってしまいました。
それなら、政筆者が言ってきたように、権交代時に踏襲すべきものは引き継いでいればアメリカとのゴタゴタは半減し、国内の経済もここまで落ち込むことはなく、米国や欧州並みの復興を見せていたと思われます。
党内にも爆弾を抱え、過去にいろんなものを壊してきた小沢一郎が今度は民主党を崩壊させる事になるのでしょう。

相変わらずの国民不在政治が行われ、凶悪犯罪が増加した日本で、年末に心温まるお話しがありました。
タイガーマスク現象です。クリスマス以降、伊達直人を名乗る施設への寄付が相次いでいるんです。既に300カ所以上に広がっています。
メディアでも大きく取り上げられて、解説者にも賛美のコメントが多いのですが、「寄付に対して免税できるようにすべきだ」そのために「NPO法人でも作って簡単に寄付行為ができるようにすればよい」とかのような予想通りの意見を言う方々も多くいました。児童養護施設からは、「子ども達のためには誰が寄付したか判る方がいい」という意見もありました。
各地でタイガーマスク探しが始まっているんです。

『でもね、誰か分からないから素晴らしいんです』

売名行為もない本物の心からの寄付は、この話題を純粋なものにしてくれるんです。
今回メディアで大きく取り扱われた事からこの連鎖現象となりました。
この善意の輪が、民主党のように単なるブームで終わって欲しくはないですね。
ただ、これまでに多くの方々が同じ寄付行為を長期にわたって続けておられることを忘れないで頂きたい。

政治家は選挙のために形振り構わず売名行為をします。
だから醜いんです。
末期を迎えた民主党はもう限界なんで、早期解散の上スッキリした体制を作って頂きたい。
方針の違う政治家が人数合わせのためだけにくっついている姿は醜いものです。
早急に国民の顔がはっきりと見える政治をやって頂きたい。

2011年1月3日月曜日

日本を変える暫定内閣

A Happy New Year

新年明けましておめでとうございます。


年が変わっても、民主党は相変わらずの勢力争いを続けています。
元旦には両陣営共に新年会を開き、自分と与する同士の数読みが行われました。
今年も、全く国民不在この上なく、軽々しく国民のためにと言って欲しくない状況が続きます。
彼らは、自分を支持する選挙権のある人達を国民と呼びます。
つまり、次の選挙で自分の陣営に投票してくれそうな国民のために政治を行っているのです。
相変わらずの泥仕合に、本当の国民は飽き飽きしています。
小沢一郎のような出来事はクリーンな政治を目指す民主党にとっては迷惑なことでしょうが、こんな政治家は過去に何人もいて珍しいことではありません。
そんなことよりも、ちゃんと政治を行うことの方が重要なんです。

菅総理大臣も早急に決断しなければなりません。

いまさら、何をしても国民に支持されることはないでしょう。
党内も驚き、世の中が驚くようなサプライズな決断が必要です。
そのためには、まずここまで民主党をかき回した小沢一郎を離党させ、問責決議の出ている仙谷由人と馬淵澄夫を辞任させればいいじゃないですか。
小沢一郎に金魚の糞のようにくっついて行く、谷亮子を代表するような議員は出て行ってもらえばいい。
さらに、理論ばかりで実行力のない国民新党を切り捨てる必要があります。
基地問題に障害となる社民党も必要ないでしょう。
数の原理による政治はもう必要ありません。
その上で、与野党の垣根を取り払った能力ある超党派の大連合を目指すべきです。


日本の窮地を救うための内閣を作るのです。期間を決めた暫定的な内閣です。
日本に起きてる末期的な症状は、もう政治家が政局で遊んでいる場合ではありません。
与野党とも一時休戦し、利害を捨て事に当たるべきです。
テレビにばかり出て、選挙を見据えた理論を述べるだけで実現性のない、例えば原口一博のような理想論者はいりません。
それぞれの分野に精通した有能な人材が、役人と共に諸問題の解決に当たるのです。
民間も加えた能力ある暫定内閣が未来の日本を成長させる政策を立案し、政治家と役人が一体となって行動して、国民に安心感をもたらせて頂きたい。

『国民に夢を与え希望を持たせることが、日本を再生させる方程式です』

どうしても政局に拘りたい政治家は、日本を良い方向に向けてから政治ゲームを再開させればいいでしょう。
国民も、ここに参加出来ないような無能な政治家は、世の中から排除するくらいの心意気が必要でしょう。
もう選挙に向けた口先だけの政治家を当選させてはいけません。

卯年は大きく飛び跳ねる年です。
政治家の皆さん国民を驚かせるような斬新な行動を見せて下さい。
そうでなければ、昨年と同じような閉塞感を拭えない日本がそこにあるでしょう。
そして、民主党によって日本は潰されてしまいます。
この責任は野党にも、そして国民にもあることを忘れないでください。


今年も自分の意見を率直に書いていきますのでよろしくお願い致します。
多くの人とお話が出来るといいですね。
ご意見お待ちしています。