2011年4月11日月曜日

震災発生から1ヶ月

東日本大震災が起きてから早くも一ヶ月が経ちました。
死者行方不明者数が2万8千人近く、避難者数が15万人余りに及ぶ大災害です。
また、福島第2原発の被害も甚大で、避難指示圏内においては、瓦礫撤去や遺体の捜索は全く手付かずの状態が続いています。いつ家に帰れるのかすら分からないまま不安な面持ちで避難している人達に追い打ちをかけるように、、災害を受けてない家では空き巣狙いが横行し、政府の指示で着の身着のままで避難した家庭に物質的な被害が及ぶ最悪の事態となっています。

被災地では瓦礫の撤去も遺体の捜索と共に行われるため速度は遅いのですが、段々と道が開かれ電柱も立ち始め、復興への準備は着々と進みつつあります。
配給物資もかなり届きはするものの、地域に差があったりして全てが全員に行き渡るまで行かず、今後はどんな形で継続されていくのかが心配な状況です。
ライフラインが完全で無いため各家庭では調理が出来ず、配給も自然とパンやおにぎりなどの既製食品が多くなり、栄養の偏りが心配され、健康というの二次被害が心配です。
早くライフラインが復旧し仮設住宅も供給され、皆さんが取り敢えず普通の家庭生活に戻れるようになって欲しいものです。
支援は継続が最大の力です。へこたれずに10年計画で支援を続けないと地元は復興しないと思って下さい。我々も努力をしなければなりません。

さて、一千億を超える多額の義援金を被災者の手元に届ける作業も始まっていますが、災害によって機能を失っている自治体も多く、手元に届くにはかなりの日数を要する見込みです。
でもね、本来はこんな時に形に拘らず、政治家が働く場ではないのでしょうか。
機能を持っている自治体には役人主体で配分し、失っているところには政治家が党派に関わりなく体を使って届けるようにすればスムーズいくのではないでしょうか。
住民に選ばれた皆さんは名簿を持っていて、地元に帰れば殆どのご家庭に係わりがあるはずです。秘書の方々はよくご存じのはずです。

今まで我々国民には何をしているか分からなかった数百人もの政治家さん達にお願いします。特に地元の方々は是非こんな時に力を発揮して下さい。
今はスピードが必要な時です。衣食住の中でも特に住の確保が急務です。全国会議員が力を結集し、超法規で迅速に実現させて下さい。
今まであまりにも時間がかかりすぎてみんな疲れ切っています。
テレビでもボランティアの活躍ばかりが見えて政府を初めとする皆さん方は原発以外の場所には殆ど出てきません。

「こんな事でいいんですか?』

この一ヶ月間の対策を見て、政治家がいかに無能であるかがはっきりしたと思います。
民主党の政権交代が日本にとって不運の序章であった事は否めないのではないでしょうか。
皆さんはもう気付いていると思われます。
多くの日本人が民主党を選んだ事で、数々の政治的失策を招き、日本は傾き始めました。そして『東日本大震災』という最悪の不幸を招き頂点に達しました。

それでもなおかつ、政局ばかりの政治を続け、自分達の無能さに気が付いていない政府によってさらに悪化していくと思われます。
それは野党も同じ事で、緊急を要するこの時期に、民主党と同じように政局を考えながら行動しています。
政治家の皆さん。ちんたらとメディアで理論ばかりを述べてる場合ではありませんよ。
そんなことよりも、復旧対策と日本の将来を考えた政策を国民に示し、迅速に行動することがあなた方のお仕事なんです。

皆さんは、無能な政治家達が無作為な政策を発動することによる今後の借金地獄と、世界競争に勝てなくなった日本経済の衰退を想像しただけでも恐怖を感じませんか?

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