2011年4月27日水曜日

原発避難地区に新しい発電を

原発に変わる発電としては、火力・水力の他に、風力・潮力・太陽光・揚水等の方法があります。
しかし、それぞれに短所もあって、必ずしも有効とは言えません。
どの場合も大容量の蓄電池を必要とします。

そこで、いま新しいクリーン発電方法として、コンパインドサイクル発電が注目されています。
この聞き慣れない発電方法は都市ガス、天然ガス、軽油などを燃料としたガスタービンエンジンで発電をする方式なんです。
この発電の利点は、発電したガスタービンの排気から熱を回収し蒸気タービンを動かし、二重に発電をするので、原発よりも熱効率が良いと言われています。

『もうこれ以上、原発を作ってはいけません』

福島第二原発事故によって20km圏内は住めなくなり、住民は避難生活を続けています。
今後ここに戻ってくる可能性は非常に低く、多くの住民は他地区に移り住むものと思われます。
このエリアには住居以外に酪農や農業に使用されていた広大な土地があります。
安全が確認されれば住居には人が戻るかも知れませんが、農地は再生が難しいのではないでしょうか。

そこでこの空いた土地を利用し、原発に頼らない新しい発電用地として使用すべきだと思います。前出の全ての発電方式を全てこの場所に展開するのです。
土地所有の被災者には賃借料を払うことと、優先雇用を約束することで土地確保は何とかなると思います。
同時にエコに関する研究所も開設し新しいエコタウンとして世界にアピールしていけば、原発に変わる海外戦略も生まれるのではないでしょうか。

今から準備をし、福島第二原発の安全と周辺放射能の数値低下が確認されたら、早急に取り込むべきではないかと思います。

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