震災から二十日が経過し復興支援活動も活発化してきました。
もう既に何人もの芸能人が被災現地を訪れ、被災者の皆さんの心を癒しています。
国会議員に爪の垢を煎じて飲ませたいくらいです。
天皇一家も早い行動を見せ、被災者の心に入り込んでおられるます。
この事態に一番早く行動しなければならない議員先生方は一体何をしているんでしょうか。
有名人からの義援金も国内外から多額の寄付が届き、大きな力になろうとしています。
今の段階で、赤十字には400億円以上の義援金が集まっています。
芸能人の皆さん、これからあなた方に出来る役割は直接現地に出向き支援することです。
被災者の皆さんには、これから日に日に失望感や不安感が増幅していきます。
こんな閉塞菅の充満する空気に希望の光を与えるには、あなた方の力が必要なんです。
被災者の皆さんにいままで映像や雑誌を通して夢を与えてきたあなた方が、自分達の目の前に現れ心からの励ましを受ければどんなに勇気が出ることでしょう。
『芸能人の行動力と感謝の心を見せて下さい!』
阪神淡路大震災の時にも数多くの方々が応援に来られました。
しかし、今回の災害は規模も広さも全く違います。
何回訪問してもカバーしきれないくらいのエリアです。
根気よく時間を作り何回も慰問をして頂くことで、どれだけの人間が救われるかも知れません。
但し、気を付けなくてはいけないのが、売名行為としての慰問なんです。
神戸にも、大勢のスタッフと取材カメラマンを引き連れてやってきた有名人が何人もいました。
カメラの前で片付けを手伝ったり、焼きそばを焼いたり、プレゼントを配ったり、パフォーマンスの凄さは政治家のやることと似ています。
地元の話では、それもカメラが回っているときだけなんですよね。
『また来るね』と言いながら、1回来ただけでもう二度と来なかったそうです。
当然、翌日のメディアは、大々的に報道し、支援活動の様子がテレビ画面に映り、コメンテーターの賛辞の声があがりました。
善意の押し売り作戦が成功した瞬間です。
こんな偽善者の訪問は、現地にすれば逆に迷惑な話になります。
筆者がいつも言っているように、本当のボランティアは誰にも知られずに長期間に渡って、本当に必要なものや求めているものを届けることなんです。
常識範囲でなく必要以上に報道された瞬間に、ボランティアではなく売名行為になってしまう事も知って下さい。
別にお金を使う必要はありません。
歌手ならギターを、お笑いならギャグやネタを、何もない人は心をぶら下げて、現地に向かって下さい。
被災地が落ち着くまで根気よく何回も続けて下さい。
『みんながやっているからやらなくては乗り遅れる』と思い、意味もなく活動に参加するような心のない芸能人は訪問しない方が良いでしょう。
今日のニュースでも、ジャニーズ始めいろんな方々が支援プログラムをやるとの報道がありました。
話題造りだけにならないように願っております。
繰り返して言いますが、支援活動は継続しなければ意味がありません。
思いつきだけで豪華に派手にやるよりも、小さくても良いので長期に渡って続けられる方が意味もあり力もあることを忘れないで下さい。
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