2011年2月21日月曜日

中東の飛び火が中国に・・・!

中東やアフリカ各地で反政府運動が拡大しています。リビア・バーレーン・イラン・イエメン・ジプチ・モーリタニア・モロッコなどでデモや政府との話し合いが行われています。その中で、リビアでは200人余りもの死者が出ました。
今後、エジプトやチュニジアのような政権交代が、各国で起きる可能性があります。

そして遂に、共産党一党支配の中国でも、「中国ジャスミン革命」と称したデモの呼びかけが初めてネットで流されました。
掲示板に書かれた内容は、「・・・指定場所に集まり、スローガンを叫ぶだけで良い。その瞬間から歴史が変わり始める・・・参加者は全て兄弟姉妹である。お互いに助け合おう・・・」と参加の呼びかけがあり、最後には「うまく行かなければ、毎週日曜日の14時に集まろう、継続こそが勝利だ!」とアピールしている。
その後にはスローガンを掲げている。
スローガンでは、食料・仕事・住居を必要とし、公平と正義を求め、一党独裁を終わらせ政治改革を求めている。そして「自由万歳 民主万歳」で締め括っている。
最後にはデモの拠点として、北京・上海・天津・南京・西安など13都市の指定場所と、指定されない都市でもメインの広場や繁華街に集まるように集会場所を示している。

『いよいよ中国にも改革の炎が・・・』

上海では、指定された場所に1000人近く(大半は観客)の人達が集まりましたが、公安当局により6名ほどが拘束される事態となりました。
サイトは政府によって直ぐに閲覧閉鎖され、今後もネット管理の強化をしていく模様です。
世界の目が中国に注がれる中、政府からのメッセージが国民を洗脳しきれるのかが焦点となります。
世界一の人口を誇りGDP世界第二の国です。開かれた政治を行い自由な国に移行する時期に来ているのではないでしょうか。
政府が勝つか、改革を求める市民が勝つか。
長い戦いが始まりました。
なかなか真実が報道されない中国ですが、今後毎週日曜日の午後2時が注目されることになります。

0 件のコメント:

コメントを投稿