2010年5月30日日曜日

社民党は何が出来たの?

社民党が連立離脱を決めるものと思われます。
つくづく政治とは非常識人の集まりだと感じました。
政権交代から8ヶ月。社民党は何が出来たのでしょうか。
一番際立つのは福島党首のパフォーマンスです。念願の大臣の椅子を手に入れ、メディアの前で言いたい放題。権力の魅力を充分に満喫出来たと思います。
しかし、もう二度とないでしょう。
華やかなパフォーマンスと同時に、社民党の無能さもさらけだしたからです。
日本を混乱させ、鳩山政権を危機に陥れただけの入閣でした。これも野党時代からの体制打破の精神から言えば、閣内から政権をぶっ潰したと考えれば、目的は達成出来たかも知れません。

『福島大臣だけが良い思いをしたのでは(嘲笑)』

民主党の小沢党首だけでなく、民社党の福島党首も独裁的な権力を世の中に示しました。
社会民主党は永遠に野党であり、社会党時代から政権を預かる能力がない政党なんです。
今回の混乱を見て、今後社民党と連携しようと思う政党はないでしょう。
これからのあがき具合をじっくり見たいと思います。
でも、恥知らずの図太い人達集団だから、我々が思うほど気にも止めずこれからも活動するのかも・・・。アホラシイな。

2010年5月29日土曜日

日米共同声明を受けて

従来の合意案に近い状態で日米共同声明が行われ、閣議決定で署名しない福島党首が罷免されました。当然のことである。それなら元々マニフェストにもなかったこの問題をいじらない方が遙かに良かったのではないでしょうか。従来の戻ったと言いましたが自民党案よりさらに悪くなっています。前政権の案を蹈襲していれば余計な時間を浪費せず終わったことでしょうが、社民党にそそのかされ県外移転などの余計な考えを持ったがために、巨額な無駄な経費を使うことになりました。今後の交渉に於いて、辺野古に対する更なる保証金がいることになるでしょう。更には地元の反対世論を拡大させてしまったことなどを考えれば完全な失策である。鳩山内閣の勉強不足でなんの根拠もない思いつきの基地移転案は数々の混乱を生み出し、この8ヶ月間民主党連立政権が理想論を追い続け、沖縄県民にに期待を持たせ続けた夢は、結局何も出来なかったんです。
唯一、国民が基地問題に目を向けたことが良い結果だったと言えるだけです。

その責任を取るべき福島党首は非を認めず、自分が正論を言っているようにメディアで喋り続け「これからも頑張ります」と再び責任の持てない言い訳をしています。社民党の言ってきたことはなんの根拠もない実現不可能な案なのです。なのに、民主党以上に沖縄県民の心を踏みにじる行為であることを党首自身が分かっていないんです。だって、実現出来るのなら党首自ら米国と話し合って決めて来なさいよ。
肝心な交渉は民主党任せで言いたいことの言い放題をしている福島瑞穂は卑怯な人間である。なんの責任も取らず堂々と理想論をを語っている。その神経の図太さは大したものである。恥を恥と思えない人間としては失格であろう。
そもそも政策が違うのに連立を組んだことが間違いであったのです。罷免された以上連立を解消するのが筋だと思うのですが、小沢幹事長は社民党に閣外協力を求め連立を維持するお願いをしているようです。選挙対策ばかりで国民の心は何処にも存在しません。
国民はこんな政治家達に操られ、皆さんが必死で働き納めた税金を食い物にされているのですよ。

民主党がやろうとしてきたことが殆ど満足に実現していません。
「コンクリートから人へ」
「高速道路は造らない」
「高速道路無料化」
「来年度は子ども手当満額支払う」
「事業仕分けで大きな無駄を無くす」
「辺野古はない、最低でも県外」
「腹案を持っている」
「沖縄基地から、初めて学んだ抑止力」
などなど、数えれば切りがないくらいの嘘つき発言が次々報道されてきました。
今後もいろんな言葉が聞かれると思うのですが、皆さん信じることが出来ますか?
民主党政権が起こした罪はかなり大きいのです。

『もうええ加減にして欲しいよ(涙)』
そろそろ遊びをやめて、ちゃんと政治をしましょうよ。
この数ヶ月国民を混乱に陥れ沖縄住民を裏切ってきたのに、誰一人責任すら取らない政府は異常です。失敗しても、約束を反故にしても、謝りさえすればそれで良いのでしょうか。
やはり今回の問題を国民に問うため、衆議院解散をし24年ぶりの衆参同日選挙をやるべきです。
それが国民に対する最大の謝り方です。

今回の基地問題ではアメリカが大人であったと思える。民主政権が辺野古を白紙と言った段階から多くを語らず任せっきりであった。腹の内は、抑止力の問題もある、環境アセスの問題もある、移転先地元同意もある。我々は13年も掛けて辺野古移転に結論付けたのに、政権が変わったからと言って簡単に代替え案が出せるわけがないと高をくくっていたのでしょう。結果は米国の言うとおりになりました。米国でも相手にされなかった鳩山総理は子ども扱いされたんです。

米国は民主党を政権能力に乏しい無能政党と思っています。
そんな政党に国を任せられるんでしょうか。皆さんよく考えて下さい。
メディアもいくら話題性があるからと言ってもこんないい加減な政党を持ち上げる必要はないと思う。報道を見ていて、社民党の主張が正論であるかのような報道をしている放送局もあって不愉快きわまりない。メディア報道のやり方一つで国民を洗脳してしまうこともあるんです。メディアによって、国が間違った方向へ進むこともあるんです。
今回はもっと厳しい責任の取り方を国民に示して欲しい

2010年5月25日火曜日

今後の基地最前線は?

いまや北朝鮮の脅威無しには基地問題は語れなくなってきた。
沖縄に基地を据えているのは、中国朝鮮半島に睨みをきかせるためだと思われる。先日、韓国の哨戒艦が北朝鮮のものと思われる魚雷に攻撃を受け沈没しました。
それに対して韓国は報復するわけでもなく、中国を通じて政治的に解決しようとしています。同盟国のアメリカも同じです。
北朝鮮には核よりも怖い細菌兵器を大量に持っているため、北朝鮮がどんな酷いことをしても、米国でさえも北朝鮮を攻めることは出来ないのである。金正日はそれを良い事に北朝鮮流の取引で時刻の経済危機を乗り切ろうとしている。哨戒艇の攻撃は北朝鮮流のアピールなんでしょう。

では、日本や韓国が北朝鮮から攻撃を受けた場合、世界はどのように動くのでしょうか?
韓国は軍隊使いあらゆる手段を持って防衛するでしょうし、場合によっては攻撃を仕掛けるかも知れません。国民の愛国心も強く挙国一致での対応が出来るでしょう。
日本は軍はなく自衛隊といってもサラリーマンばかり。国民の愛国心は低く北朝鮮の攻撃に対しては最新兵器での個億某以外には手が打てないでしょう。結局はアメリカ頼りなんです。
そのために基地を沖縄に置いて抑止力を効かせているのです。
与党は自分たちの党利党略のために国の重要事項を材料に選挙活動をしているだけで、なんの勉強もせず自分たちの票に繋がる事項を持ち上げてメディアに乗せ、大げさに騒ぐだけなんです。

有事の際に日本は一体何が出来るのでしょうか。偉そうに基地を語っている政治家には何も出来ないでしょう。ではどうすれば良いのでしょうか?
答えは有事を起こさないことなんです。それが日米同盟なんです。
いろんな理屈を言っても、国を守れなければ何もしていない事と同じなんです。多少の犠牲を払ってでも国民の理解を得て強行すべきなんです。その見返りに充分なcじもとへの保障をすればいいのです。基地のない国民に変わって犠牲を払ってくれているのですから同然です。
国民が怒るのはいろんな無駄遣いをしてきた国会銀や官僚に対してであって、国防にお金を使って文句を言う人はいません。いや文句を言わせないぐらいに愛国心を植え付けるべきなんです。

筆者は沖縄の移転問題についてはこのように考えます。
日本の最前線である対馬に基地の最前線を持って行くのが最良ではないかと思います。
対馬は韓国が領土と主張して返還を求めています。竹島を事実上失っている日本にとって、県外移転で抑止力を失えば対馬まで韓国に持って行かれるかも知れません。中国に対する尖閣諸島同様、日本は領土を守るためにもアメリカの力が必要なんです。
基地を対馬に持っていけば、韓国に対して領土を主張することになり一挙両得です。また北朝鮮を充分に威嚇出来る距離に基地が存在することで、北朝鮮に圧力を掛けられます。日韓米の共同戦線も簡単に張れます。

『一番気楽なのは政治を知らない国民と国会議員なんです』

日米同盟は、愛国心のない、軍隊のない、核を持たない、そんな日本にはなくてはならないアイテムなんです。経済力を失いつつある日本に於いてはもう財力で国を守ることは出来ません。
国会議員の先生方、政治で遊んでいないで、危機管理、財政再建、経済対策、なんかを真剣に考え早急にいろんな政策を打ち出して下さい。
中国と米国が急接近しているいま、日本の再興を早くやらないと日本不要論でも起これば大変な事になりますよ。

2010年5月23日日曜日

民主党始め与党三党は詐欺集団である

基地問題は現行案通りのまま、日米が大筋で合意をした模様である。筆者が書いた通りの結末が生まれることになりそうです。民主党の大失策である。
自民党が長年時間を掛けて米国と打ち合わせてきた基地問題を、思いつきだけで国民の人気取りに走った野党連合の暴走が、見事にぶっ潰すことになりました。テレビでは民主党のスピーカー達が言い訳を喋り続けています。この失態をどのように解決させるのでしょうか。
民主党は、連立野党や地元議員、さらに閣僚の独自発言などで党の意見が一本化されず、沖縄県民に都合の良い情報を先行させてしまった。そのため、鳩山総理が『県外移設』『5月末』『腹案』など裏付けのない発言で間をつなぐ結果になってしまったんです。
これらの国民を欺く行為の責任をどう取るのでしょうか。政権交代をテーマに、有権者に訴えてきたことの半分も実現出来ない民主党。嘘をついてまで出来なかった顛末は 《国民に謝るだけ》 で済まされて良いのでしょうか?言ったことの実現に向けて努力するという言い訳も信じることが出来ません。
社民党はどうでしょうか。党内部はバラバラで、幹部がメディアに発言して、それを福島党首が否定する構図が繰り返されています。『国外移設だが最低でも県外』と党の方針を強く示していました。しかし福島党首は、言った責任が果たせない場合連立を離脱するのかとの質問には明確な答えを出しません。逆に最近の発言は、連立を離脱すると県民に約束した県外移設が出来ないと訳の分からない発言が出る始末です。基地の存在価値抑止力の意味が全く勉強されていません。
国民新党はどうでしょう。地元選出の下地幹郎国対委員長は現行案なら議員を止めると言ってますが本当でしょうか。決定すればまたいろんな理屈を付け現状維持になるのではないでしょうか。
亀井静香党首はと言えば、鳩山邦夫氏が接近したり小沢幹事長に接近したりと忙しく、参議院選挙に向けて党利党略に走っています。
沖縄基地問題は、全く勉強の出来ていない無能な民主党議員によって壊され、沖縄の住民の心を踏みにじり、日本が対外的な信用を失い、米国と中国の繋がりをますます強める結果を産み出そうとしています。

『与党連合は無能な嘘つき集団である!』

政権交代は虚像の二大政党政治で、政治家達の遊び場と化しています。大きな問題が山積みなのに、各党は選挙一色で、日本がどうなろうが何が起ころうが、参院選が終わるまでは政治家には全く関係のない話しなのである。当選さえすれば、大した仕事をしなくても、一般国民の数倍の給料を手に出来るんだから必死になるのは当然のことであろう。
皆さんは720人余りもいる国会議員がみんな何をしているんだろうって考えたことありますか?
事業仕分けも注目されてますが国会議員のパフォーマンスに他なりません。

いま日本の苦境を救えるような政治家は何処にも見当たりません。
いるのは【政治屋】【芸能政治人】【サラリーマン政治人】ばかりです。
本物の政治家は一体何処にいるのでしょうか?

2010年5月21日金曜日

徳之島を買収

基地移転問題は、遂に来るところに来たか。
徳之島の賛成派との話し合いの中で、三町合計で250億円にものぼる公債を始めとする金に関わる要望を突きつけ、平野官房長官は「承ります」と答え、事実上金の力で徳之島を買収しようとしています。沖縄県に優遇されていることを鹿児島県にも適用することや設備の充実などの金にまつわる話しが出された模様で、それをすべて受け入れると答えたんです。賛成派との話でこれだけの条件を突きつけられると言うことは、今後米国との合意が取れた場合、反対派との交渉の中で更に大きな保障問題に発展することは目に見えています。
またしても平野官房長官の勇み足か、或いは民主党の意地での暴走なのか、そんなことまでして基地問題を解決しようとするなら、徳之島の案をやめる方が良いのではないでしょうか。もし金だけを考えるのならば、沖縄にそのお金を差し上げ、今のままで行く方が安くつくのではないでしょうか。
しかしこの問題は尾を引きますよ。一度こんな餌を表に出せば、徳之島案を取り止めた場合必ず賛成派の人間が増殖し、徳之島案が再び大きく浮上してきます。過去の伊丹空港廃止の際騒音公害での反対派が、関空決定寺に存続賛成派に180度方向転換した様相になるでしょう。
要するにゴネ得なんです。過去のあらゆる保障問題でも、ギリギリまで交渉が続き大きなお金を使ってきたことでも分かります。

『結局、住民の要望はお金なのか?』

皆さんこんな事で基地問題を解決させて良いのでしょうか。
一方では事業仕分けといって無駄を削除に走りながら、片方で巨額な無駄遣いをやる。
政権交代時からちゃんとした形で基地問題を解決していたなら、こんな無駄遣いをする必要がなかったと思われるのに、政権交代の意地だけで国民に負担をかける事を民主党は行おうとしています。
頭の悪い無能政治家達の政治主導を論じ、頭脳集団である官僚を無視した結果であることは間違いありません。前政権で問題があった閣僚達ですが、良いところは利用していればこのような問題にはならなかったでしょう。口蹄疫問題もしかりです。
全く責任感のない閣僚。
内閣や民主党幹部に何も言えない民主党国会議員。
こんな事でやって行けるの?
日本の国はこんな人達にぶっ潰されるのではないでしょうか!

2010年5月18日火曜日

テレビ番組が面白くない

一昨日のたかじんの番組で「テレビが面白くなくなった」というテーマでの討論がありました。
いろんなコメンテーターが自分勝手な発言をしていましたが、結局は自分たちの職場を守るような結論で有耶無耶に終わり、メディアを管理しているのは総務大臣であると、原口総務大臣に矛先を向け番組を終わらせた。

筆者はこう思う。テレビを面白くなくしてしまったのは、視聴者の参加をテレビから追い出し、芸能人同士の助け合いに走ったからであるのではないでしょうか。どの番組を見ても同じメンバーが顔を揃え、似たような安易な企画で時間を埋める。これでテレビが面白くなるわけがありません。
某売れっ子タレントの意向で圧力がかかり、力もないのにその奥さんや子どもが七光りだけで出てくるような現状が拍車をかけます。
そこに加えてナウンサーのレベル低下スポーツの低迷も足を引っ張る要因でしょう

今あるクイズ番組で一般視聴者が参加出来るのは朝日放送の「パネルクイズアタック25」と夏休みの「高校生クイズ」ぐらいではないでしょうか。
昔は「アップダウンクイズ」「ベルトクイズQ「&Q」「三枝の国盗りゲーム」など数多くの一般参加型のクイズ番組があり、「タイムショック」や「ミリオネア」も当初は一般参加型の番組であった。「史上最強のクイズ王決定戦」という超難問の特番クイズ番組もあり、全国の予選会を突破した頭の良い一般人がクイズ王になっていました。この頭脳は今芸能人が日本一の博識と豪語している人達よりも遙かに物知りで、今対戦すればおそらく太刀打ち出来ないでしょう。視聴者も夢を見ながら勉強したものです。最近の学力低下に、この一般参加型の番組が減少し、視聴者のクイズへの意欲を削いだことも原因の一つがあるのかも知れません。

一般参加型が消え、芸能人参加型に切り替わったのは、芸能人が増え過ぎたためではないかと思います。売れない芸人や仕事の減った芸能人を救うには、一般人をテレビから追い出すのが手っ取り早かったのでしょう。ギャラはどうなってるか知りませんが、身内でお金を取り合う相互扶助の精神がいやらしく思えます。
同じ顔ぶれが並ぶのも、お笑いでは吉本、音楽ではジャニーズやエイベックスのような力と影響力のある会社がテレビ界を牛耳るからそうなるのでしょう。

報道番組は分かりやすく面白くなっているので、今後テレビを面白くするためにはまず同じメンバー構成のバラエティーやクイズ番組を無くすことです。プロダクションの力関係もあるでしょうが、韓国のようにお金をかけたドラマやドキュメンタリーの作成にも力を入れるべきでしょう。そのためには下請け孫請けのような利益追求を止めることや人気だけで芸の力のないタレントを閉め出すことが重要になります。
そして、視聴者参加番組を復活させ、今まで天狗になっていたタレントの鼻をへし折ることが視聴者の鬱憤を晴らし、同じ顔ぶれをなくすことになります。
能力のある視聴者に夢とお金が回ると経済の活性にもなりますしね。
ただ、クイズの場合はインチキ無しにしないとね(笑)

最近目立つのは番組に出演した芸能人が、自分の店や自分の出演する舞台など、いろんな個人的なPRを平気で売り込みます。番組の私物化とでもいうのでしょうか、ある有名人に至ってはアルバイトを番組で募集していましたよ。呆れてしまいます。

『テレビの私物化で、副業が活況!』

本人やその家族に合うためにファンは店に出かけるのです。美味しいと言われるお店はごく僅かで、殆どが何処にでもある味、いやひどいかも知れません。知名度だけでお客を呼んでいるので、タレントの店は人気がなくなればつぶれるかも知れません。
チケットが売れないからテレビでPRする。本来は芸の力で呼ぶのですが、芸人が増えすぎてPRしないと興業がままならないのでしょうか?
いずれにしても、テレビに踊らされ、馬鹿を見るのはいつも善良な視聴者なんです。

2010年5月17日月曜日

能力不足の官房長官

平野官房長官がいろんな問題でする発言を聞いていて、頼り無いと思う方が殆どではないでしょうか。発言すればするほど問題が大きくなるような気がしてなりません。
宮崎牛口蹄疫問題でも現地入りしたのが発生から1ヶ月近くも経ってからなんです。国内にいたのに基地問題で頭が一杯なのか、外遊していた赤松農水大臣よりも更に遅く現地入りしたんです。その場での発言も的を射ていません。既に拡大をしているのに「拡大させないことが大切だ」とか、もう入ってきているのに「水際作戦が重要」だとか、訳の分からない発言が報道されています。赤松大臣も「打つ手がない」とあきらめ顔。ぜんぜん勉強しないまま現地に乗り込み、能力以上の発言をしようとして墓穴を掘っているんです。
民主党政権の欠点が如実に表れた結果で、旧政権だけでなく官僚までもコントロールし押さえつけようとした、専門家による注進のない政治主導がこのような事態を生んだのです。今後も素人内閣による政治主導は何か問題を起こすと思われます。
回避するには、民主党政治家の単独行動を押さえ、敵視している専門家、従来から政府の智恵袋である官僚との融和がポイントになるでしょう。連立も考え直さなくては・・・。

高支持率で発足した鳩山政権が支持されなくなった理由は沢山あると思います。
やはり一番の責任は鳩山総理大臣です。
小沢幹事長の突出した独裁政治や鐘の問題。
連立政権を組んだ国民新党や社民党の問題。
閣僚間の意見不一致の問題。
そしてこの官房長官の能力不足です。
特に官房長官の発言は一夜漬けなのか裏付けのないものが多く、いつも勉強中状態です。

『一年生議員とレベル一緒やないかい!』

官房長官はそもそもあらゆる問題を総理の陰から調整をし政権基盤を盤石にする役割が重要な仕事だと思うのですが、平野官房長官は逆に引っかき回しているように思えます。
総理が発言していないようなことをメディアに話したり、お節介な行動を取ってみたり、能力の無さを世の中に晒しています。
会話力にも問題があります。本人はちゃんと話しているつもりなんでしょうが、聞いてる方はいい加減で無責任な言動のように聞こえるのは筆者だけなんでしょうか?
決して賢くは見えませんよ、平野さん。
もう内閣で遊ぶのはやめてえや。

2010年5月16日日曜日

新型インフルエンザワクチンは・・・?

一昨日から風邪をひきダウンしていました。
風邪と言えば、新型インフルエンザはどうなったんでしょうね。
来年の二月には1億人分もの輸入ワクチンが用意されていて、かなり沢山のワクチンが余る事になります。国産ワクチンもかなり余っていて、昨年11月頃の大騒ぎが一転してしまいました。
今年はまた新型が流行るのでしょうか?もし別の型が流行したならば、新しいワクチンは何型を作るんでしょうか?
しかし、大騒ぎをしたわりにはそんなに流行しなかったようで、死亡者も従来型のものより少なかったようです。

グローバル化された社会の中で、人も動物もこのような感染症の危機に常に直面しています。
事実宮崎県では口蹄疫が流行していますが、これは中国や韓国と同じ型の口蹄疫で、おそらく輸入した何かに菌が付着していたのか、或いは人に付着して入ってきたのかも知れません。
あらゆるものの自給率の低い日本では、常に感染症に侵される危険があることを知っておいて下さい。入ってきた場合初期の段階で如何に食い止めるかが勝負になります。

過去には、ペスト・ハンセン病・これら・チフスなんかが脅威となっていました。これらは何とか沈静化し、日本ではほぼ根絶されています。
しかし、梅毒・麻疹・結核・インフルエンザ・エイズなどのようなものが蔓延中でありますし、温暖化の関係でマラリアが日本を襲うことも考えられます。SARS・エボラ失血熱のような劇症のある感染症もいつ日本に入ってくるか分かりません。

物事が発生してから考えるのではなく、ならないように手を打つことを考えなくてはいけません。
民主党があらゆ無駄を省こうという「事業仕分け」をやるのは悪いことではありませんが、科学技術に関するものを省くと、将来の危機に対する準備が出来なくなるかも知れません。
やはり、経済対策、財政再建を促進させ、富める国、強い国を作り上げることが望まれます。

『何でも安いから外国に頼るのは考えものです』

こういった問題の解決の一つには、自給率を上げ、出来るだけ国内生産で済ませることも大切でしょう。こういう所に税金を使って下さい。国民は暫く辛抱をして国に協力する心構えが必要です。
国民の意識向上が必要だと思います。
でも、今の日本人には無理な話かな・・・。

2010年5月13日木曜日

意味のない政倫審

小沢幹事長が政治倫理審査会に臨んで弁明をするという検討をし始めたニュースがありました。これはあくまでも参議院選挙への対策で、国民に説明責任をしていないという批判に対しての隠れ蓑に使おうとしている事は、勘の良い皆さんには分かりきったことだと思います。

筆者も政倫審は詳しくないので調べてみました。毎日新聞 2003年4月22日 東京夕刊によると、
ロッキード事件をきっかけに、政治家のカネにまつわる問題に対する国民の批判が高まったことから、政治倫理の確立を目指し、国会法を改正して85年12月の国会から衆参両院に設置された。同時に、国会議員が順守すべき政治倫理綱領と行為規範が定められた。
審査会は、委員らの申し出によって開催される。対象となった議員の行為や疑惑などが、政治倫理綱領や行為規範、その他の法令に著しく違反していないかどうかや、政治的、道義的責任の有無などについて審査。一定期間の登院自粛などを勧告することができる。
しかし、審査会は原則として非公開となっており、議事録などの内容も明らかにされない。さらに、予算委員会などでの証人喚問と違い、刑事責任は問われないため、議員の弁明は実際には形式的、儀礼的なものに過ぎないとの批判もある。
これまでに、自民党の額賀福志郎元防衛庁長官、山崎拓幹事長、加藤紘一元幹事長、田中真紀子前外相らが政治献金問題や秘書給与の流用疑惑などで審査の対象になった。政治倫理審査会は、自治体などでも条例によって独自に設置しているところがある。

と言うことなんですが、国民からすればそれをやったからといって説明責任を果たせたとは言いにくいんです。政倫審はただ単に国会の場で説明したに過ぎず、非公開だし嘘をついても偽証罪に問われない所だからなんですです。

まず政倫審で国会議員に説明し、それで納得出来なければ委員会や国会での証人喚問に繋げるわけですが、政倫審を公開しない限りどんな政治取引が行われたか国民には分からず、今までのような茶番劇を見せられることになります。

『小沢よ、それでは国民が納得しないよ』

おそらく取り敢えず形を作り参議院選挙を迎え、その後に検察の回答が出るような筋書きなんでしょう。参院選後は起訴され裁判になろうが、民主党が選挙に勝てば3年間は安泰だし、裁判なんてどうにでもなるとたかをくくっているのでしょう。
皆さん。ここまでなめられた態度を取る小沢幹事長に怒りを感じませんか?
筆者は検察が断固とした態度で選挙前起訴をすすることが、検察審議会の意見を受け、国民に対する説明責任に変わることではないかと思います。

2010年5月12日水曜日

タレント議員って政治が出来るの?

連休が明け、最近の民主党を見ていると、政権交代前の自民党を彷彿させるような状況になっています。政府も攻守が変わっただけで何も変わっていません。以前自民党を攻めたてた質問を、そのまま逆に浴びせられる事態になっています。野党時代の民主党の方が遙かに魅力がありました。慣れない責任政党はやはり荷が重かったのかも知れません。まもなく支持率は20%を割ろうとしています。
基地問題も結論が出ず、言い訳合戦の様相を呈してきました。
小沢幹事長は政局だけを焦点に動いています。

その動きを受け、数多くのタレント候補の出馬が報道され出しました。岡崎友紀、岡部まり、桂きんし、池谷幸雄、谷亮子、中畑清、堀内恒夫などなどが名乗りを上げています。更につるの剛士まで迄もが出馬の噂が出ています。ヘキサゴンでおバカを晒したタレントに議員が出来るんでしょうか。
議員の器があるのかないのかは、皆さんが判断すればいいことなんですが、このタレント議員達はほとんどが比例代表なんです。おかしいと思いませんか?
票を集めればその党はタレント以外の多くの議員が当選します。彼らは集票係で当選して記者会見すればそれで仕事は終わりです。初登庁の映像でもメディアに映れば、六年間何もしなくても党とすれば充分メリットがあるのです。いや返って余計なことをして欲しくないんです。党の方針に賛成さえしてくれれば、少々議会を休んでもいいんです。
比例代表で出るということは、彼らは政治をやるのではなく広告塔としての単なる人気取りで、「私は片手間に議員をしますよ」ということを表明しているようなものなんです。

ちなみに比例代表とは非拘束名簿式比例代表選挙と言って、選挙では政党名もしくは個人名で投票し、政党名の投票者数とその政党の属する候補者への個人名での投票数を合計し、その投票数に応じて各政党への議席配分が決まる選挙方法なんです。その議席配分から個人名での投票数の多い順に当選者が決まる訳ですが、当然知名度話題性のあるタレントは有利でしょう。

うがった見方をすれば、これらのタレント議員は売れなくなったので就活のために出るのではないかとも思ってしまいます。島田洋七が再出馬という話まで聞くとますますそのような気がしてなりません。
政策よりも人気取りが優先なんて・・・。

『国民をバカにしていませんか?』

こんな人達に国を任せて良いのでしょうか?我々はまた政党の罠にはまって仕舞うのでしょうか。
今回の選挙は是非皆さんの正しい目で立候補者を見て下さい。
でも、他に選べる人がいないのなら、こんな人達でも賑やかな方が良いのかも知れませんね(笑)

2010年5月10日月曜日

情けないスポーツ界

皆さん、情けないと思いませんか?
今日行われた女子プロゴルフで、いとも簡単にモーガン・プレッセルが優勝しました。彼女は火曜日に日本に着き、時差呆けもありコースもあまり知らない米国選手に負けるなんて情けないと思いませんか?同じようにメキシコの試合を終えて帰ってきた宮里藍が6位に入りました。さすがです。
今まででも、ふらっとやってきた外国選手に優勝をさらわれたり、優勝でなくてもいつも上位にいて賞金を持って帰られます。日本のレベルが低いことがよく分かりますね。
いつもワールドランキングが・・・と言われますが、レベルの低い日本で勝てば勝手に上位に上がっていき、実力以上の結果が出ます。
スポーツ紙では横峯さくらの記事ばかりが際立ち、勝てなかったことを皮肉る記事は殆どありません。ぬるま湯に浸かったゴルフ界。だから世界に通用する選手が出て来ないんです。

今まででも、樋口久子、岡本綾子、そして宮里藍、男子プロも青木功、丸山茂樹、今田竜二の三人ぐらいしか安定して活躍していないのです。石川遼が騒がれていますが、まだ本物かどうか分かりません。日本の試合では抜群の力を発揮するのですが、世界の舞台ではまだまだです。
日本では、以前尾崎将司でやったように、石川遼のに逢わせたコース設定をし上位に行きやすくするようです。作りあげヒーローで終わらなければいいのですが・・・。
とにかく宮里藍のように、世界の舞台で一度勝って下さい。でないとビッグマウスで終わってしまいます。

日本選手が弱い理由にはメディアが影響があると思います。世界レベルではないのに、世界に出て行けばメダルがが取れるような報道や負けても優勝者よりも大きく取り上げ、ヒーローやヒロインに仕立て上げる報道がぬるま湯状態を作っているんです。
失敗しても、再びレベルの低い日本で活躍すればまたチヤホヤする。だから力が付かないんです。

サッカー界を見て下さい。ワールドカップに出場出来るようになってから、開催年には毎回世界一の報道です。ブラジルに偶然勝ったら毎回勝つような報道をします。今回の南ア大会でもそれに近い報道があるでしょう。しかし、参加32カ国中、下から数えて5番目でワールドランキングが45位の日本が、オランダ(4位)・デンマーク(35位)・カメルーン(19位)の中で2位になり予選を突破するなんて、余程運が良くなければ無理な話です。ましてベスト4なんて可能性は限りなくゼロに近いでと思いませんか?
日本ほど数多くのスポーツが盛んな国はありません。国が豊かで平和であるからこそ出来ることで、そこに能力のある選手が分散しているのでなかなか世界レベルには達しないのでしょう。特にプロスポーツに於いては、世界に通用するのは野球ぐらいのものでしょう。

ビッグマウスも増えました。ボクシングの亀田なんかが代表格でしょう。でも、人気があればメディアは斬ることが出来ないんです。司会者やレポーターが年下の選手に敬語を使い、選手がタメ口を言うような常識では考えられ何ようなインタビューが映し出されます。
21歳にもなってあのレベルの発言しかできないスノボーの国母和宏が、全米の競技で優勝したら何も言えない日本のメディアの体質が、有名になればないをしても構わない風潮を作りました。

『狭い日本で天狗になるなよ!』

サッカーW大会は今日23人の選手が発表されます。興味津々ですが、きっと新聞紙上では期待感たっぷりの記事が舞い踊るのでしょう。記事に負けないよう頑張って下さい。
あらゆるスポーツで活躍する、井の中の蛙の日本人選手達よ(選手だけでなく監督やコーチもね)、目立つことばかり考えずに、もっと謙虚に実力を向上させて下さい。不言実行で世界に羽ばたく方がカッコいいと思うよ!

2010年5月7日金曜日

日本の財政危機

今日は経済のお話しからです。
ご存じの通り、ギリシャの財政危機から国債の格下げに始まり、スペイン・アイルランド・ポルトガルへの波及の可能性が世界経済を脅かせています。株式相場は世界的に下落し、日本への影響も避けられない見込みです。この問題は笑って見過ごせる問題ではなく、皆さんの生活にも大きく影響します。
日本は世界一の借金国であることはご承知の通りです。日本の銀行が安定している限りは、国債が紙切れになることはありません。国民の預金が国債を支えているからです。
しかし、今年度の予算で税収より国債発行高が上回りました。このまま景気が回復しなければ、毎年この状況が続くことになります。急速なる借金の増加が発生し、総額1100兆円なんかはあっと言う間に突破するでしょう。
もしも、1500兆円とも言われる国民の総資産を上回ることが起きれば大問題です。日銀が国債を買い取る (お札を刷って買うんです) 他には方法が見当たらなくなります。そうなれば日本はインフレに向けてまっしぐらに走り始めることでしょう。そこに日本国債の格下げでも起きれば更に収拾がつかなくなり、貨幣価値も低下し急速な円安も考えられ、日本経済も一気に冷え込みます。
これらの奈落の底に陥る日本経済は最悪のシナリオですが、皆さん恐怖を感じるでしょう。でも可能性はあるのです。

今回のギリシャ問題を重要視し、政府は早急に経済対策に拍車をかけないといけないのではないでしょうか。基地問題も大切なんですが、日本を豊かな国にしないと何も出来ないん事をよく考えて下さい。
世の中は、参議院選挙対策に焦点を絞り、すべての政治家が政局ばかりを考え人気取りに走っていますが、いまはそんなことより党派を超えた経済対策チームを作り、緊急政策を実施すべきであると筆者は考えます。いまなら方法論はいくらでも考えられます。今の内にやらないと手が打てなくなります。
政府がするべき事は、日本の現状をはっきりと示し、日本がどの方向に進んでいくのかを国民に示すことではないでしょうか。そうして国民の理解を得て、この数年は日本の富国安定に政治力を発揮することです。

『危機は目の前に迫っていますよ!』

民主党さん。というより小沢さん。のんびり政治ゲームで遊んでいると、大変な事態になるかも知れませんよ。
平和呆けした国民に危機感を持たせ、国民一丸となって国に協力する意識をいまのうちから持たせていかないと、急速な世界情勢の変化について行けないかも知れません。当然、政治家や公務員も意識改革をしなければ出来ないことなんですが・・・。
国民のお陰で生活が出来ている意識を常に持ち、公僕としての努めを果たしてくれることを心から期待しています。

2010年5月6日木曜日

鳩山総理は、政界の太鼓持ちだ。(ヨイショ)

普天間問題は、筆者も 4月26日 に取り上げ、大方の予想した通り、前政権案に修正を加えた程度の案であったことが判明した。結局、鳩山総理のKY振りが発揮された沖縄訪問は、アリバイ作りの言い訳行脚に過ぎなかったと言えるでしょう。
民主党時代には、選挙に勝つためには何でも利用するという考えで、あまり深く考えずに沖縄の基地問題を取り上げました。筆者がブログを始めた当初 4月20日 に書いたような、政権交代時における国際問題の扱い方を理解していなかったようで、どんなことでも改革出来ると思い込んでいました。そもそも10年近くかけてすり合わせてきた基地問題を、たった半年余りで解決出来ることを考える方がおかしいのですが、その理由が今回の会見で分かりました。基地問題の経緯を知らなかったのです。国外移設を論じアメリカと交渉するにつれ、ようやく、沖縄に海兵隊の基地が存在する必要性を感じたようです。鳩山総理は今になって、アジアに対する抑止力が日本にとって重要であるということを理解し、勉強不足であったことを認めました。

『学生なんかい! いまごろ勉強なんて』


今回の件で、総理の判断力や決断力の無さが浮き彫りになり、世界中から「日本は誰と相談すればいいのだろうか」と言われるぐらい、鳩山政権は政府の体をなしていないことが知れ渡ったうえに、日本の信用力は鳩山総理が行動すればするほど低下していくようである。
今まで何かと気を遣い養護してくれた同盟国である米国オバマ大統領も呆れていることでしょう。

普天間問題の詳しいことはメディアの記事に任せるとして、今こそ国民は危機感を持って欲しいと、筆者は思います。自由と平和に惚けてしまった日本国民は、政治家の口車に乗せられ、国が成長していく本筋を見失い、政局だけの政府と共に歩いてきました。世界が経済危機に陥ろうとしている時に、口先だけの政党を選んでしまい、政権を交代させたことを反省しなくてはなりません。
二大政党政治は与野党が均衡しているから機能するわけで、こんなに偏った状況では、自民党独裁から民主党独裁に政党交代をしただけで、何も変わらないのです。

民主党をまとめられない鳩山総理は、国内外のあらゆる問題において沖縄基地問題と同じような状況で、人の顔色を見ながら当たり障りのない答弁を繰り返し、自分では結論を出さず、最終的に閣僚でない小沢幹事長の意見で結論を出しているんです。
まるで国民と小沢の間を取り持つ 〈太鼓持ち〉 のようなヨイショばかりの総理大臣である。
こんな政府に日本を任せていて大丈夫なの?
いや、小沢民主党に国を牽引させていて、国民の生活が豊かになるのでしょうか?
事なかれ主義の日本国民が良識を問われる参議委員選挙は目の前です。

とは言え、誰を選んでもダメかも知れませんね。
どうすればいいんですかね、皆さん?????

2010年5月1日土曜日

福島党首の醜態

沖縄住人の苦しみを考えれば基地を県外移転しなくてはいけない。沖縄の住民の理解を得なければくい打ち桟橋でもダメ等々、福島党首は依然として早朝のテレビ番組で理想論ばかりを並べています。
この意見が理想を掲げた机上の理論であることは簡単に証明出来ますよ。だって、もし実現出来ない場合は連立を外れるのかという質問には、状況を考えて判断するという女々しい答えを繰り返し、出来なければ民主党は下野しますと言うような、党の命運をかけたような答えは出しません。
福島党首は大臣なんだから、普天間の問題ははテレビで声を荒げて喋るのではなく、社民党案の足元を固めた上で内閣で閣僚に向かって発言し、論議を積み重ねて実現出来る状況に持って行くべきではないだろうか。
総理大臣に意見を言うのも電話で行うような人が、誰が見ても実現出来ないような社民党案を、一般大衆に向かって喋るのは筋違いではないだろうか。ましてや、アメリカが難色を示す海外移設は、仮に裏付けがあるとしても実現不可能な提案で、これについても未だに夢を描いているんです
さすがに国民新党の亀井党首も最近では付かず離れずの賢い選択でいるため、社民党がかなり浮いた状況になっていると筆者は思います。

基地問題にここまで福島党首が拘るのは、自分の力を過剰評価したため手法を間違え、野党時代のままに発言して引くに引けなくなってしまったからではないでしょうか。(彼女も鳩山総理同様にKYなんです)
連立を離脱しないのは、政権の座に君臨することが楽しいからなんです。野党時代に無視されることが多かった自党の意見 (といっても殆どが自分で決めている意見でしょうが) を世の中が注目してくれる喜びなんでしょうね。しかし、政権に参加し政策を決める立場にあるかぎりは、野党時代の理想論を言うだけではなく、裏付けがあり実際に実現出来る案を内閣で充分に論議した上で、責任を持ってメディアに喋る事が大事なんです。
いま彼女があらゆるメディアで話していることは、世論を盛り上げて自分の意見を正論化する手法なんですね。これは野党だから通用する話しで、大臣がお喋りする話しではないんです。なんか負け犬の遠吠えみたいで、社民党が何も出来ない政党であることを世間に晒しているようなものである。おまけに連立に固守するために、いろんな理屈を付けて自衛隊の海外派遣まで容認し、民主党に尻尾を振っているんです。今後社会情勢が変われば、憲法9条改正まで同意して政権の座に居座るのではないかな。

『最近、笑顔がこわばってますよ!福島さん』

社民党連立離脱と引き替えに、命を賭けた責任のある発言をメディアでお喋りして下さい。夢物語はいくら喋っても単なる夢に過ぎません。自分の政策に議員辞職を宣言するぐらいの自信がなければ政治家の値打ちがなですよ。
福島さん!

民主党にも一言言いたい。テレビで発言するのを聞いていると、今までちゃんと勉強してきたのかどうか疑いたくなります。基地問題を語るには、日米合意の原点を認識しておかないといけません。自民党時代、危険な嘉手納基地の機能を移転させる必要に迫られ、沖縄全県で唯一受け入れが出来る名護市に移すことで合意にいた建ったんです。この時点では最良の選択であると思います。政権交代後、民主党が白紙撤回 (社民党に気を遣ったのか?) したことで基地問題を複雑にしてしまったんです。
おそらく鳩山首相を始め閣僚の皆さんは、日米合意の経緯を詳しく知らない上にこの問題を軽く見ていたのではないでしょうか。政府が決定すれば地元は何とかなると考えていたのでしょう。ところが、名護市では反対派の市長が当選し、沖縄や移転候補地では各地で住民運動が起きました。その結果問題が暗礁に乗り上げたのです。
国際問題に関しては、どんな場合でも前政権の約束事を踏襲した上で新たな提案をすることが、先進国の常識であると筆者は考えています。

鳩山総理沖縄訪問については連休明けにまた書こうと思っています。
明日からの連休はお休みを戴きます。(緊急の事態がない限りですが)
皆さんもどうぞ楽しいゴールデンウイークをお過ごし下さい。



沖縄全県が敵に回ってしまった状況で、鳩山総理はどのような腹案を国民に示すのだろうか。4日の沖縄訪問は鳩山政権の命運を賭ける日になりそうです。