皆さんゴールデンウィークはどこかにお出かけですか?
何処に出かけても混むので、筆者はテレビでも見ながらのんびりと過ごしたいと思っています。
テレビと言えば、最近のアナウンサーは随分と変わったなあと思います。
特に女子アナには綺麗なだけのアナウンサーが増えました。そんな彼女たちはアナウンサーの基本が出来ていないんです。アナウンサーは一般視聴者の前で喋るわけですから、正しい構文で標準語が喋れなくてはいけません。しかし番組の中では、「メチャ凄い」「ぜんぜん美味しい」「微妙」などのような若者ことばが平然と使われているんです。言葉の使い方を知らな、常識がない、原稿があってもトチるなど、見ていて腹立たしくなるアナウンサーが増えました。
NHKも視聴率の関係でもあって見やすい番組を目指しているのか、徐々に時代に合わせた言葉遣いをするようになってきました。まだ民放まで崩れてはいないが、きっと近い将来同じレベルになるのでしょう。こんな事では日本語は崩壊してしまいます。正しい日本語を視聴者に伝えるという使命のかけらも、若手のアナウンサーにはないのでしょうか。時々クイズ番組にもく出てきますが、知識の無さを暴露し、自分たちが如何に未熟なアナウンサーかということを世間に晒しています。視聴者に顔を覚えてもらって売れれば良いぐらいのことしか考えていないのでしょう。
メディアは国民の国語の教科書なんです。将来を担う子ども達も見ているんです。是非正しい日本語や特権階級でもあるアナウンサーが素晴らしい知識の伝道者である事を示して下さい。
同じようなことが、レポーターやコメンテーターにも言えます。
レポーターには人に聞いたような浅い知識を披露したり、自分でも調査せずに、まるで自分がやったように他人の調査の原稿を読み上げたり、適当な人が多いんです。コメンテーターもズバリ発言しなくてはいけない場面であっても、次の出演への影響を考えているのか、奥歯に物の挟まったような言い回しをする人もいます。
ニュースは国民の社会の教科書なんです。メディアはともすれば国民を洗脳し、心をコントロールしてしまうことがあります。戦時中の報道を思い出して下さい。民主主義の世の中になり自由に発言出来ようになったのだから、歯に衣を着せない正しい発言を期待します。
番組構成も酷いものです。バラエティーが中心になり、お笑い芸人が出ていない番組は殆どありません。こうしないと視聴率が落ちるのは視聴者の知識レベルが下がったからでしょうか。
クイズ番組も酷いものです。以前は考えられなかった馬鹿を競い合わせるような番組があります。バラエティーだからと思えばそれで良いのですが、若者に勉強しなくてもいい屁理屈や言い訳を言わせる材料になっている事が腹立たしく思います。
逆に、頭の良い方のクイズ番組では、以前のような一般人参加が殆どなくなり、いつも決まった頭の良いとされてる芸能人が知識を競い合うような同じパターンの番組が増えました。一般参加で残っているのは、アタック25だけではないでしょうか。
どちらも場合も仕事の少ない芸能界の身内が賞金を分け合っている助け合い番組で、つくづく芸能人が増えたんだなあと思います。芸能人中心の番組だから、ひょっとしたら台本があったり、ヤラセなのではないかとも思ってしまいます。余りにもレベルの低い馬鹿は演技としか思えないし、芸能人でいくら頭が良くても、日本レベルでは上の下くらいでしょう。
世の中は景気が悪いんだから、高額賞金に視聴者がが参加出来る活気溢れるクイズ番組を復活させては如何でしょうか。
『こんなに平和呆けしていても大丈夫なの?』
メディアは日本がいろんな危機に直面しつつあることを正しく報道して戴きたい。バラエティー中心の番組構成が、国民意識を鈍化させていることを自覚して下さい。アナウンサーやキャスターが芸能人化して、ニュースや解説番組がバラエティー化している状況は、馬鹿な国民を平和呆けさせているんですよ。
国民に将来の危機感を植え付け、考えさせる番組を期待します。
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