水泳競技も終わり、オリンピックは半分が経過しました。
予想できる結果、意外な結果に一喜一憂し、オリンピックの醍醐味を味あわせてくれます。
各競技で選手たちは数多くのメダルを取ってくれ、国民を楽しませてくれています。
メダルを取れなくてもやり遂げた充実感のある笑顔にはオリンピックの神髄が感じられ、我々に大きな感動をもたらせてくれます。
きっと被災者の皆様方も、勇気と希望そして元気を貰えたのではないかと思います。
しかし、喜びに沸くメダリストの中に、ただ一つ否定的な競技があります。
それは柔道です。
「金でなければ、銀も銅も価値がない・・・」
選手たちはこのような類いの言葉を必ずと言っていいほど喋ります。
『お前たち、国民に対して失礼じゃないか?!』
あなた方は我々の税金を使って国際舞台に出て戦っているのではないのか!
国民に感謝を表すためにも、もっと素直に喜んでいいのではないのか?
柔道連盟の卑劣さが感じられとても気分が悪い。
金をノルマにして選手を発憤させているとは思うのだが、その責任の押しつけが悪い結果を生んでいることに連盟は気がつかないのだろか。
ほかの競技を見てください。
銅メダルでも大喜びする素直な心を見てください。
競技参加選手が一丸となって戦っている姿を見てください。
メダルを取れなくても、生き生きしているでしょう。
実に爽やかです。
それがオリンピックなんですよ!
我々はそれを見たいんです。それが選手たちの国民への感謝なんです。
それに引き替え、柔道は金でなければみんな暗い!
どこにオリンピック精神があるんでしょうか?
お礼も身内に対してだけで我々には何も響いてこない。
勝てなかった責任を感じ、男子選手ですら泣く姿もあります。
実に見苦しい!
連盟は柔道がお家芸であった頃の郷愁に浸っしがみついているとしか思えません。
その驕りが今日の結果を生んでいます。
選手への洗脳はもうやめましょう。
銅でも喜べる環境作りが、必ず金メダルに結びつくと思います。
篠原監督をはじめ連盟の役員の皆さん。
大いに反省しなさい。
0 件のコメント:
コメントを投稿