内閣府が有識者検討会を開き、南海トラフ地震の被害想定を大々的に発表した。
この地震予測には、毎回疑問を感じる。
東日本大震災後、何時起きるかも分からない地震予想をいろんな学者が、予想?、予測?、予言?を発表してきました。
以前からも災害に関する発表がありましたが当たった試しがありません。
地震は、台風や豪雨のような気象予報とは違い、地震は絶対に予測できません。
過去の例を見ても、予測した以外の地域に大きな震災が起きています。
今回もその可能性は充分にあります。
発表をしておきながら、想定出来る最大級の被害想定なので可能性は低いと言っています。
低いのなら可能性のある数字を発表すべきなのではないでしょうか。
以前にも書きましたが、これは研究者の立場と収入、研究する環境を守るために活動し、何の責任もない予言をするのでしょうね。
『学者は常識をもって研究発表をすべし!』
可能性は低いのにも関わらず、最大級の予測をしたためにとんでもない数字が発表されました。
これは国民に必要以上の不安を煽り、財政不足に嘆く自治体に余計な負担をかけることになります。
30メートルを超える津波なんて100%防げないんですよ。
高知、静岡、東京(島)の皆さん、どうするんですか。
そんな予測を出していったい、当該地では何が出来るんですか?
発表した国は責任をとれるんですか?
結局、「想定外の災害」の言葉を批判されないため、ちゃんと予測した「想定内の災害」とでも言いたいのでしょうか。
政府と学者たちの言い訳材料を発表したという事なんでしょう。
こんな災害が実際に起きれば、想定内でも想定外でも被害を防ぐことにあまり関係ないとは思いますがね。
ただでさえ何も出来ない無能な政府が、このような無責任な発表をすることに大きな疑問を感じます。
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