2012年8月11日土曜日

銅メダルに感謝

男子サッカーが宿敵韓国に敗れメダルを逃した。
これは何となく予想が出来ていた。
準決勝終了後のインタビューで気になる発言があったからだ。

それは、同点後のボール処理でつまらないミス?を犯し逆転されるきっかけを作ったキーパーの権田選手の発言です。
自分のミスで負けた悔しさを述べた後、「・・・銅メダル でも・・・」という発言をしていた。
金・銀がメダルであって、銅メダルを軽視するような意味合いが込められていた。

メキシコオリンピック以来のメダルなんだよ。
銅メダルを取れるだけでも凄いことじゃないですか!
全員命をかけて銅メダルを取って欲しいものだ。
スペインに勝って自分たちの力に慢心したのであろう。実力以上の結果を求めてはいけないよ。
チーム全体が銅メダルを軽視したムードだったとしたらその時点で負けてしまっている。

『銅メダルは世界三位の証なんだよ』

柔道が最も良い例である。
全員が金メダル以外はメダルでない〕と洗脳されていたために、たった一つの金メダルで終わってしまった。今や日本は柔道王国ではない。
必要以上に力が入り、プレッシャーに勝てなかったのであろう。

日本選手は恵まれている。
大きな実力差があってもちょっと好成績をあげれば、すぐに世界で勝てるような報道をするメディアに持ち上げられ、人気だけでスポンサーに支援されるため、ハングリー精神に欠けるのである。
ゴルフの石川遼や横峯さくらが最も良い例である。
本人たちはいつも「世界とは差がない」と言っているし、メディアもいつもメジャーで優勝出来ると報道しているから成長しないのである。
世界との実力には大きな差がある。
ゴルフ界で世界に通用するのは宮里藍だけだよ。(最近は宮里美香も強くなった)

それ故にあらゆるスポーツで言えるのだが、パフォーマンスやアピールは派手にやるんだけど、結果の出せない日本人選手が増えている。
こんな人たちには、身内だけでなく応援してくれたみんなに感謝を語れ、謙虚な姿勢で試合に臨める選手たちが好成績を挙げている事実を認識して欲しいものだ。

頂点に立つまでは謙虚が基本だよ。

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