遂に煙草が値上げされました。110円から140円の大幅値上げです。
愛煙家の皆さんの中には、大量に在庫を持たれた方もいらっしゃると思いますが、これを機に煙草を止めようと決意された方も多いと思います。
医療機関に治療を求めたり、知人通しの集団心理で協力し合い禁煙に挑む方々。方法は様々ですが、なかなか止められないのが煙草なんです。
筆者は平成7年の年末に禁煙を決意し、意外と簡単に?止めることが出来ました。
あれから14年たちました。
禁煙して一番感じるのは、家中が綺麗になったことです。煙草のヤニがなくなることで嫌な匂いも消えました。いろんな家族サービスの中で最高のものだと思いませんか?
皆さんも努力して煙草を止め家族の心からの笑顔を感じて下さい。
では、本当に止めようと決意した方々に、私が実行した禁煙の極意をお教え致します。
決意をするときに、仲間と賭をしたり自分に何かの罰を与えたりしませんか?
こんなものは自分が我慢してその責任を負いさえすればまた煙草が吸えます。人間の意志なんて弱いもので、筆者も昔は何回も罰金を払いました。
つまり、自分に負担をかける事では煙草は止められないのです。
では、煙草を吸った場合何が起きれば煙草に手が出なくなるのでしょうか?
それは不可抗力なんです。
自分のせいで何か周りに不幸が起きてしまう。それも重大な取り返しが付かないことであればあるほど効果は絶大です。
あなたにも周りの人で恋人や家族のように愛情が深く、自分の命よりも大切な人がいると思います。誰にも話さず自分一人の秘密にして、大切な人の人生を禁煙に賭けてみるのです。
あなたの大切な人が不幸になるのを、あなたは我慢出来ますか?
筆者の場合を説明しましょう。
煙草を止め、もし出来なかったときに何が起こるかを想定しました。
その頃は小学生だった娘を材料にしました。
もし1本でも煙草を吸ったら、娘に不幸がのし掛かると思い込んだんです。
目の中に入れても痛くない娘の身に何かが起きるのは自分お命をもがれるよりも苦しいものです。まして自分のせいでそんなことが起きれば、いくら悔やんでも悔やみきれないでしょう。
交通事故で半身不随・強姦を受ける・非行で鑑別所へなどなど、最悪の事態を想像し、最悪は死亡まで考えました。自分が禁煙出来なければ何かが起きるかもしれない。そう思い込んだんです。
長い人生の中でいろんな事が起きます。その出来事が禁煙失敗にこじつけることはいくらでも出来ます。自分の不幸は我慢出来ても、娘の不幸は我慢出来ません。
この思い込みのお陰で筆者は禁煙に成功したんです。
『成功の鍵は本人の意識です』
始めてから何回も失敗した夢を見ました。目が覚める度に、あぁ夢で良かったと思ったものです。
最初の1ヶ月は地獄でしたが、これさえ乗り切れば何とかなります。
2ヶ月もすれば衣服や髪の毛に染みついた匂いが気になり出します。
そうなればしめたもので、パチンコ店など喫煙出来るところに15分も居れば、家に帰ってシャワーを浴び、頭を洗い、服を着替えたくなります。
勝負は6ヶ月だと思って下さい。その頃はおそらく禁煙に成功しています。
ただし、その後も思い込みは死ぬまで続けることを忘れないで下さい。その結果絶対煙草を吸わなくなります。
もしこれでも禁煙出来ない方は、医療機関に行くことをお勧めします。
大変役に立つ内容です。
返信削除思い込みで挑戦してみたいと思います。
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