AIJの破綻から厚生年金基金の資金不足がクローズアップされています。
更に破綻する基金も出てくる可能性がある上に、企業が負担に耐えきれず倒産する可能性も考えられます。
年金基金は私的年金ではあるが、厚生年金の一部を代行しているため、破綻した場合企業が代行納付分を国に支払わなければなりません。
同じ基金の企業が倒産でもすれば、さらにその負担分もかかってくるので、新たな倒産企業を産み出す負の連鎖になります。
この制度は厚労省の天下り先を作るために出来たような制度はないんですか?
その人達に入れ知恵されるのか、こんな時に必ず出てくるのが国への責任追及です。
自己責任を棚上げしておいて、基金の理事長が政治家などにお願いして。国からの救済を求めるのです。
あまりにも虫の良い話しではないでしょうか。
困れば何でも国が救ってくれるなんて、どこまで官僚の失敗を健全な国民が弁済しなくてはならないんですか!
少なくとも、お願いする前にそんな理事長や天下りの役人崩れの方々の私的財産を全て投入するくらいのことは考えなくてはなりません。
インタビューを見ていて一番笑えるのは、その理事長が終了後車に乗り込むのですが、なんと運転手付きの車なんですよ。
以前、銀行救済の時もそうでした、国民の税金を使って多くの金融マンを救いました。
しかし、彼等は自らの環境を節約をすることなく国民によって助けられたにも関わらず、今も温々と高給を取って、庶民よりも良い生活をしています。
『苦しむのは庶民ばかりなり!』
今度の消費税もそうですね。
国会議員の定数削減は何処に行ってしまったのですか。
自らを戒めることなく、国民に負担を強いる行為は正しいのでしょうか?
税金で収入を得ている人達が考えるから、国民の苦痛を無視した解決策が出てくるのでしょう。
悪代官は言います。
「足りなくなれば庶民から召し上げれば良い」
「ははぁ~、お代官さま・・・」(涙、涙)
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