2012年3月9日金曜日

経常収支の赤字 !!!

昨日今年1月分の経常収支が発表され、リーマンショック後の1月以来の赤字となりました。
その額過去最大の4373億円です。
今後はこの状況が続く可能性があります。

貿易収支の赤字は慢性的なものになりそうです。
原発停止によるエネルギー確保のため、火力発電が強化され原燃料の輸入量が減らなくなるためです。
ただ、今後は所得収支がも増加傾向にあるため楽観できるかも知れません。
しかし、将来的には近いうちに必ず通年で赤字になると思われます。

経常収支とは、貿易収支・サービス収支・所得収支・経常移転収支の合計から成っています。
今後、経常収支の赤字が続けば、国内の貯蓄が減っていきます。
もし、国内の投資家だけで国債を買い支えること(現在95%)が出来なくなり海外比率が増えれば、世界経済が悪化したときに国債が売られやすくなります。
国際が値下がりすれば金利が高くなり、最悪のケース信用を失ったギリシャのようになってしまう可能性があります。
おそらく円安の傾向が続き、今までと真逆の情勢になっていきます。
円高により空洞化などで力が失われている日本にとっては、耐えきれない情勢になるかも知れません。
将来には強烈なインフレも待ち受けています。

『もう建て前で意見を言っている場合ではありません!』

日本経済の根底を覆す事態にのんびり構えている場合ではないのです。
だからこそ、被災者に対する擁護と日本経済の再興を切り離して考えなくてはなりません。

税金で収入を得ている方々は、国民の気持ちを逆撫でしないように、世論を煽動し自分達の安定を図っています。
それを根拠に反対派は、自分の住居にかかわらず、全国に向けて激しく活動しています。
(アンケートで反対意見の多くは地域外という結果も報道されたいます)
メディアは相変わらず毎日のように地震の展望や原発再開反対のような安全論、芸能・スポーツのような気楽な話題で賑わっています。
メディアの責任として、もっとこの事態を知らせる必要があるのではないでしょうか。
報道しないから、日本中に全く危機感がないのです

国民の皆さんも反対意見ばかりに賛同するのではなく、総合的に日本の将来を真剣に考えて行動しましょう。
政治が、企業が、敏速に動けるように協力をし合いませんか?
日本の実力を世界に示しませんか?
今のままではどんどん失速するだけで、我々の生活はて安定しなくなります。
気が付いたときには手遅れかも知れません。

最後に泣くのは皆さん方なんですよ。
安全ばかりでは飯は食えませんよ。

みんな少しづつ我慢しようよ。
日本を強くしようよ。
皆さんの子ども達のために。

0 件のコメント:

コメントを投稿