2012年12月27日木曜日

脱原発の意義?

予想通り、自民党が圧勝し今後の日本の行方を安倍内閣に託すことになりました。
経済成長を最優先に政策を立てていくとの事ですが、大きな問題が山積されています。
その中でも最大の問題は原発再稼働ではないでしょうか。

青森県の東通り原発の敷地内にある断層が『活断層』であるという評価結果がとりまとめられ、当分の間再稼働は難しいと思われます。
活断層なんて日本に無数にあり、学者の言うことを聞いていたらキリがありません。
地震が起きることを当てられない学者が何百年に一度のような大災害を考えているんです。
学者の飯の種(研究費の確保)に耳を傾けていたら何も出来ません。

もし全国の原発が調査によって再稼働が遅れ、現状が継続すれば日本経済は大変なことになると思われます。
一番の問題は円安に向かう中、原油価格が上がり電力料金が上昇することです。
以前から書いてるように、企業の空洞化を止め、日本国内で設備投資を伴った成長戦略を図っていくためには電力供給は欠かせません。
脱原発を唱える政党のように、ギリギリでも何とかなるなんて言うのは夢の話しで、現実社会では原発再稼働は欠かすことが出来ないのです。

余裕のある電力供給を他の代替エネルギーに頼るにはまだ5年以上はかかるでしょう。
そんなことをしていると日本経済はズタズタになります。
安倍政権には、国民に多少の犠牲をお願いし、早急な再稼働を実行させて戴きたい。

それでも原発反対を唱える政治家達に言いたい。

『いい加減に夢物語から目を覚ませ』

あなた方はそれだけを主眼に選挙を目指してきたけれど、選挙に負けたではないですか。
国民はそんなことよりも経済の復活を選んだのです。
環境の安全よりも、生活の安定を選んだのですよ。

原油が上がればガソリン価格も上昇するでしょう。
石油製品も上がることになります。
円安は輸入製品の価格上昇を生み出します。

輸出企業にはプラスに働きますが、そんなときに電力供給にブレーキをかけてどうするんですか!

橋下さん、嘉田さん、福島さん、志位さん、そして山口さん。
あなた方はどのように日本の将来を見ているのですか?

経済が失速して国民が苦しんでも、環境が安定する方が良いのでしょうか?
火力初善を増やすことで温室効果ガスが増えます。
京都議定書は何処に行ってしまったんですか?
その現実感のない政策に国民は嫌気がさしたのです。

小沢が初めて犯したミスは、原発で選挙に勝てると思ったことではないでしょうか。
嘉田さんと組んだ事が大敗という結果になってしまいました。
みらいの党は崩壊するでしょう。
結果的に即席政党は国民の支持を得られませんでした。

自民党に大きな期待を持っています。
安倍総理には、原発を早急に再稼働させ、まず経済を立て直し日本に活力を取り戻して戴きたい。
そうすれば国民が抱えている全ての問題が良い方向に進むのは間違いありません。




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