2012年12月31日月曜日

一年間ありがとうございました

日本を潰しかけた民主党が去り、今後の安定につなげる可能性を秘めた自民党が復活した激動の一年も、あと2時間ほどで終わります。

今年一年間、読者の皆さんには大変お世話になりました。
来年も飽きませず宜しくお願いいたします。
出来る限りわかりやすい政治解説や毒舌に満ちたメッセージを残したいと思っております。

『感謝!』

来年はきっと良い年になります。

どうぞ良い年をお迎え下さい。

2012年12月27日木曜日

脱原発の意義?

予想通り、自民党が圧勝し今後の日本の行方を安倍内閣に託すことになりました。
経済成長を最優先に政策を立てていくとの事ですが、大きな問題が山積されています。
その中でも最大の問題は原発再稼働ではないでしょうか。

青森県の東通り原発の敷地内にある断層が『活断層』であるという評価結果がとりまとめられ、当分の間再稼働は難しいと思われます。
活断層なんて日本に無数にあり、学者の言うことを聞いていたらキリがありません。
地震が起きることを当てられない学者が何百年に一度のような大災害を考えているんです。
学者の飯の種(研究費の確保)に耳を傾けていたら何も出来ません。

もし全国の原発が調査によって再稼働が遅れ、現状が継続すれば日本経済は大変なことになると思われます。
一番の問題は円安に向かう中、原油価格が上がり電力料金が上昇することです。
以前から書いてるように、企業の空洞化を止め、日本国内で設備投資を伴った成長戦略を図っていくためには電力供給は欠かせません。
脱原発を唱える政党のように、ギリギリでも何とかなるなんて言うのは夢の話しで、現実社会では原発再稼働は欠かすことが出来ないのです。

余裕のある電力供給を他の代替エネルギーに頼るにはまだ5年以上はかかるでしょう。
そんなことをしていると日本経済はズタズタになります。
安倍政権には、国民に多少の犠牲をお願いし、早急な再稼働を実行させて戴きたい。

それでも原発反対を唱える政治家達に言いたい。

『いい加減に夢物語から目を覚ませ』

あなた方はそれだけを主眼に選挙を目指してきたけれど、選挙に負けたではないですか。
国民はそんなことよりも経済の復活を選んだのです。
環境の安全よりも、生活の安定を選んだのですよ。

原油が上がればガソリン価格も上昇するでしょう。
石油製品も上がることになります。
円安は輸入製品の価格上昇を生み出します。

輸出企業にはプラスに働きますが、そんなときに電力供給にブレーキをかけてどうするんですか!

橋下さん、嘉田さん、福島さん、志位さん、そして山口さん。
あなた方はどのように日本の将来を見ているのですか?

経済が失速して国民が苦しんでも、環境が安定する方が良いのでしょうか?
火力初善を増やすことで温室効果ガスが増えます。
京都議定書は何処に行ってしまったんですか?
その現実感のない政策に国民は嫌気がさしたのです。

小沢が初めて犯したミスは、原発で選挙に勝てると思ったことではないでしょうか。
嘉田さんと組んだ事が大敗という結果になってしまいました。
みらいの党は崩壊するでしょう。
結果的に即席政党は国民の支持を得られませんでした。

自民党に大きな期待を持っています。
安倍総理には、原発を早急に再稼働させ、まず経済を立て直し日本に活力を取り戻して戴きたい。
そうすれば国民が抱えている全ての問題が良い方向に進むのは間違いありません。




2012年12月16日日曜日

選挙ゲームで遊ぶ橋下徹

開票が始まった瞬間に、予想通り自民が圧勝しました。
単独過半数を突破する勢いで、民主党は惨敗しました。
第三極も惨敗状態で、特に未来・みんなは悲惨な状態です。
国民の意見が正常に繁栄された結果ではないでしょうか。

当然のことながら、50議席に届かない情勢の維新も惨敗と言えるでしょう。
そんな状況下に開票中のインタビューでも敗戦を認めず、強気を曲げない橋下市長には一言言いたい。

『橋下よ、政治を舐めるなよ!』

石原と何のために組んだんだよ。
単独維新の方が政治姿勢がはっきりと国民に伝わったのではないかと思います。
結局は橋下も多くの政治家と同じように政治ゲームに興じた一人なんです。

石原と組んだことと、維新の代表として橋下が立候補しなかった事が惨敗の原因でしょう。

その責任を感じないまま、未だに市長兼務で参議院に立候補出来るように規約を変えろなどとと言っています。
しかし、片手間に国会議員を兼務でやるなんて、それこそええ加減な事とは思いませんか?

果たして、そんな考えを国民が支持するのでしょうか。
そこまで国民もバカではありません。
今回の選挙結果が全てを物語っています。

所詮、橋下徹は地方の器でしかないのでしょう。
しっかり反省をしてゲーム感覚ではなく、政権を担う気なら真剣に国民の未来を考えて中央に出て下さい。

今の貴方を信用することは出来ません!

次のゲームの舞台は7月の参議院選挙だ。


2012年12月2日日曜日

橋下徹総理誕生のプロセス

今の世論の情勢では、どの政党も過半数を上回る事は出来ません。

第一党は自民党、野党のトップは民主党、次に第三極は日本維新が抜け出し、みんなの党、公明党、みらいの党が横並び、あとはドングリの背比べになるでしょう。

選挙後の政府は、自民・公明連合に日本維新、民主が歩み寄り、合意出来る政策は積極的に進め、決して反対材料を政局に使わない方向で4年間が動いていくと思われます。

合意出来ない政策は今より以上に徹底的に論議され、我々もやっと国会らしい動きを見る事が出来るでしょう。

これによって日本に活力を与える方向に動き、今回の選挙はプラスに働くと思われます。

太陽の党との合流で支持率が下落し、石原代表の発言などで、橋下の元来の理念が次々に薄れ、有権者の信頼を失いつつあります。

もし日本維新の会がより大きな議席を望むならば起死回生の手が月曜日か火曜日(公示日)に起きるかもしれません。

『橋下徹、総選挙に立候補する!』

この一手が残されています。
このサプライズが起きれば、日本維新の会の支持率が一気に上がり、躍進的な議席数の増加が見込まれます。

仮に維新が政権を担っても、誰も石原代表が指名した平沼総理大臣の姿なんか見たくないですよ。
この形になれば、自民党を中心とした連立政権が生まれることになるのではないでしょうか。

その場合には安倍晋三総理ではなく、橋下徹総理大臣になるのは間違いありません。
この形、そして今回の総選挙でなければ橋本総理誕生は難しくなるでしょうね。



2012年12月1日土曜日

ブレイクタイム 社民党 元祖発言 (こんなことで少しだけ楽しんで下さい)

社会党から党名変更して以来何も出来なかった社民党が、選挙が近づくにつれ「元祖格差是正、元祖脱原発、元祖護憲」をキャッチフレーズにはしゃいでいます。
でもその中で気になるのは、今年も原発推進派の知事候補者(新潟・福井・石川・京都など)を推薦していた事実をどう弁解するのかな?

彼女は普段あまり目立たない発言ばかりなのに、選挙があるたびに社民党代表として毎日のようにテレビに出て大騒ぎしています。
他の代表と違い浮いた存在に見えませんか。
彼女こそまさに政治家を職業として生きているOL政治家なのです。

そのための自社(社民党)PRのCMメッセージを喋っているのです。
元祖・・・なんて、どこかの老舗のお家騒動のようなもので、政治家が口にする言葉では無いと思いませんか?
恥ずかしくないんですかね!

『そのうち誰かが 【本家】 を言い出すのでは(笑)』

政権の取れない政党は、公約なんて実行する必要はないのです。
政権を取ってこそ初めて実行率を検証されますが、野党の公約に対しての検証はありません。
だから言いたい放題で、票に繋がるなら何を言っても良いんです。
当選して国会の中で適当にやってれば、毎年一億円程度の収入はあるんですからね。
最後は「私たちに政権を預からせて貰えれば・・・」と言い訳をすれば良いんですから楽なもんです。

福島もそうだけど、少数党の代表は誰一人自分が総理になるとは絶対に言いません。
政権を取れないことはみんな分かっているんですから。

そんな少数党には永遠に政権を担えるわけがない。
少数党の共通している問題点は人材不足なんです。
幹部数人は能力があるんだけど、後は寄せ集めというか烏合の衆なんです。

民主党の体たらくを視て下さい。
民主党ですら同じ人材を何回も大臣に登用ことは皆さんもご存じのこと。
政権を預かるのは不可能なんです。
今話題の第三極もあまり変わらないのではないでしょうか。

社民党生え抜きの福島瑞穂は自分が社会党の流れをくむ本流であると言いたいんでしょう。
やはり元祖の次に本家を名乗るのは彼女以外にいないでしょう。
こんな事は恥を恥とも思わないくそ度胸のある彼女にしか出来ませんよ。